安曇野パーマカルチャー塾 4月26,27日晴れ
写真をクリックすると大きな画像になります。
14:00/14:30 オリエンテーション
14:45/16:00
講義 パーマカルチャーの倫理と基礎
設楽さんのパーマカルチャーの倫理と基礎の講義 いつも思うのは設楽さんの哲学的な人生観などが聞く人を魅了します。
16:00/16:15
休憩
16:30/18:00
講義 コンポストトイレの設計と展開図の作成
3班に分かれてコンポストトイレの設計を考えました。いろんな考えがでてとても楽しい一時で時間があっという間に過ぎてしまいました。
森の子にコンポストトイレが誕生
コンポストトイレってなに! 臼井健二
パーマカルチャーという言葉を知っていますか。パーマカルチャーとは「持続可能な農的くらしのデザイン」オーストラリアのビルモリスンが提唱して体系づけた21世記型の生活の知恵です。
便利さの上で今まで専業分業化されてきた知恵を 融合統合して持続可能な暮らしをしていこうという考えです。
屎尿も畑に返してあげれば無駄もなく処理にお金も時間も必要ありません。農業 エネルギー 建築 等関連性の中で再構築しようという考えです。
トイレなどもただ水に流してしまうのでなく 屎尿も発酵させて畑に還元します。水分と大便を分離して好嫌気発酵をすることにより より早く発酵が進みます。臭いも落ち葉や木挽き糠で覆うことによって臭わない快適なトイレが実現します。森の子は森の中で落ち葉もいっぱいあります。林の中で用足しをするのが1番気持ちがいいのですが大人はちょっと気になります。コンポストトイレができれば森の木々や紅葉を見ながら森と一体となれます。
森の子に21世記型のトイレが実現します。わーい ワイ。
シャロムではパーマカルチャーの講座を年間を通じてやっていますがこのコンポストトイレを建築実習と言うことで実習生が作ります。
使えるようになるのは秋ですがきっと素敵なトイレが森の中に実現すると思います。乞うご期待!
構造は便槽を大きなポリバケツ(漬け物桶)の下に落ち葉を敷き排泄物の上には落ち葉や木挽き糠をかけていきます。バケツの下には穴があいていて水分が分離されます。8分目くらいになったら新しいものと取り替え蓋をして発酵を待ちます。最後には畑に還元されて飼料となります。持続可能な農的くらしの一環として森の子も一緒に歩みます。
18:00/20:30
風呂・夕食
20:30/22:00
農業指導
山梨の長坂で専業農家として自然農を実践されている三井さんにスライドを交えながら解説いただきました。
三井さんは大学時代山岳部にいた山屋さん。シャロムの壁に掛けてある写真がk2であるとすぐわかるような山好きな方です。家が農家だったことから家を継ぎ農業を始めたけれど農薬などで体をこわし有機農法に転換 その後川口さんの自然農と出逢いトラクターも手放し自然農1本で生活している全国でも数少ない自然農農家です。草刈りや鍬の使い方身のこなしなどを見ていると無理がなくリズミカルな姿は舞いを舞っているようです。 山梨長坂では 自然農の中心的な存在として後進の指導などをしつつ自然農に取り組んでいます。
7:30/ 8:30 観察実習
50p四方の中にどんな生物が住んでいるか 林の状況を観察しました。
小動物を分類して点数で林の自然度を測ります。
林の土を振るって虫等を分類します。下の写真の大きな幼虫はカブトムシの幼虫です。
林の中には 葉っぱの下にはたくさんの生物がいることに驚きました。そして葉っぱと土の臭いがいい匂いがするのに驚きました。葉っぱも微生物や細菌に分解され小動物が住める環境を提供しているのだなと納得しました。自然度は40でした。
8:30/ 9:30 朝食
9:30/10:30 農実習 種の直まき
10:30/10:45
休憩
10:45/12:00
農実習 種まき
畝たての仕方
畑の畝の作り方の指導を受ける。まず草を刈ってどけておき 畝の溝をスコップで掘り少し真ん中が高いくらいのアーチ型にし 掘りとった土は砕いておく。これは自然農を始めるときに最初だけ行う作業です。作物を作るところと通路を別にして踏み固めないようにします。またモグラの進入を防ぎます。湿ったところでは畝を高く 乾燥しているところでは低くします。
刈った草などを畝の上に置き土が裸にならないように敷く。この事により微生物や小動物が住める環境を保全します。耕してしまうことは微生物や小動物に取っては環境破壊 住めない世界が生まれます。
人参大根などは草の部分を鍬で削り種を下ろしてやる。鎌などでたたいて土を覆うか けずったはじの土を寄せてやる。草に負けないように最初の頃は除草が必要。
雨の降った後なので水もやらずにレタスを移植しました。鋸がまで筋を入れる様に土を掘りレタスを移植 土をのせて表土を草で覆い完了です。乾燥しているときは野菜の苗は穴に水をやりしばらくしてから移植をして刈り取った草を寄せておきます。
ギシギシ等の宿根草は抜いて土を払えば衰えて枯れてしまいます。もちださず処理ができます。
苗床の作り方 まず草を刈って表土を削ります。鍬で根切りをして鍬で押さえます。貴重な種は点蒔きをします。 筋蒔き バラ蒔きなどをして 表土でない土をかけて手で押さえます。押さえることにより地中から水分が上がってくるので水を撒く必要がありません。
表土を草で覆い完成です。種を付けていない草であまり葉の広くないものを使います。草は土を保温保湿し 鳥害なども防ぎます。
ジャガイモは小さいものはそのまま穴を掘って植えます。大きなものは芽の沢山あるへその部分を切り取って半分にします。芽が沢山あると小さないもが沢山できます。芽が出てから芽かきをして2本くらいに残すと大きないもができます。
曼陀羅ガーデンには表土を裸にしないためにエン麦を蒔きました。各自 自分の畑に種を蒔き午前中の作業は終了です。
12:00/13:00
昼食
ピザとカレーの昼食です。ガーデンで採ってきた水菜をのせて旬の味を味わいました。
13:00/15:30
建築実習 コンポストトイレの設計
議論百出の3班の検討結果の発表 それぞれユニークなトイレのデザインや考え方が紹介されました。
1班は夢があるトイレで2つの便そうを作り 小と大で分ける考え 2班は男性用のトイレを作り手洗いが小用に流れるような構造で雨水を生かすデザインです。3班は和式型で大 小を便器で分離清潔度重視の設計になりました。この各班の考えをまとめて次回までに図面にすることになりました。
15:30/16:00
ふりかえりと次回の確認
今回の参加者です。もう2回目となると和気藹々 仲間意識が育って意志の疎通も生まれて楽しいムードです。仲間内で地域通貨とメーリングリストを立ち上げることになりました。
以下 石井仁美さんレポート
先日は大変お世話になりました。
学んだことをすぐに取り入れる、臼井さんの姿勢に学ぶことは多いです。
私も色々言い訳せず、やりたいことをささっとしよう!と思っています。
といいつつ、昨日の夜で終わらず、レポート今日になってしまいましたが・・・。
本当に素敵な場所で、大好きになりました。
次回も、楽しみにしています。
それでは、また。
どうぞお元気で。
皆様と、畑の野菜たちにもよろしく。
石井仁美
設楽さんのお話 “パーマカルチャーの目指すものは森”
3つの倫理
1.
地球に対する配慮
地球とは、非常に多くの生命が存在する場所。
地球の特徴 “循環”“恒常性”“成長→安定”“重層7層”
自分を含める生命が生きることのできる場所を守っていこう。強めていこう。
2.
人に対する配慮・・・人間が幸せになること
・
精神的な存在
・
肉体的な存在
・
社会的な存在
人間も進化し続けてきたのか?
〜 設楽さんはこう思う 〜
環境に適した種の人間が世界に広がっていったのでは。
タンザニアは世界でもっとも多様な地域のひとつ。だから多様な人間を生み出したのではないだろうか?
人間は確立した最終の種ではない。
多様性について、遺伝子的に感じるところがある。
〜設楽さんの一言〜
タンザニアに行くと、ここだと思う。
精神とは何か?
参加者より、意識、考え方、思い、など。
目には見えないもの。
何かわからないけど、方向性を決めている(判断力を与えてくれる)何かがある。
それが精神だ。
人間は目に見えないものに作用、決定されている。
人間は、これを共通して持っている。
〜設楽さんの一言〜
人間はどこかで完璧な環境を見たのではないか?だから、今が完璧だと思えない。
社会=文化
参加者から、一緒に生きていく、組織を支えあう、コミュミケーション、共通認識、表現の場との意見。
バタイユ “人は過剰な存在である”
人間はシステムの中だけで生きられない。
自然が与えてくれるもの異常を求める。
ブリコラー “あるものでやって行く”
先住民族の文化のあり方。
ポトラッチ 集まった富を分け与えて、フラットな状態に戻す。
バタイユ “人は芸術な人であるべきである”
あるものでやっていく中で精神性の豊かな文化をつくっていく。
3つ全てが満足するとき人は幸せになれる。
3.
余剰物の分配=経済の原点
自然は人間の労力の1.2倍返してくれる。
0.2余る → 市=経済がおこった
“この原点を考えた、新しい経済を考えていこう!”
現在の経済は、
16世紀以来の資本主義
得た利益を生産財にまわす。
→周辺国の資源を中核国や準周辺国に売る。
→あらゆる富は中核国に集中。
でも、周辺国がなくなっていった。
多国籍企業は自分の国に利益を持って帰るので、生産国に何も残らない。
これに対して、パーマカルチャーは
現在の金は、交換、富の蓄積、投棄の3つの主義が混ざっていることが問題。
自然界のものは抱え込むと減っていく。
地域通貨は、交換手段だけに注目。ウェルブルグの地域通貨
地産地消の考え方。
パーマカルチャーは農業だけじゃない。
経済とか含めた大きなシステム。
色々なものが融合しながら生きていく仕組み。
お金にとらわれない暮らしは、みんなが幸せになれる。
今までは瓦を縦に積んでいた。
今からは横に積んでいこう。そしたら、一番面積が広い。
コンポストトイレの設計
《目的》 住む場所は自分で作れる
家は、安住の地である。
人間の必要な行為ができる場である。
→ライフスタイルと密接な家になる。
三井さんのスライドトーク
< 三井さんのひとこと >
話すことが苦手なので、気持ちを入れて話したいと思います。
1人で10人養う、1割農家だったらいい。
野菜は肥料の味がする。
自然農は虫も敵としない。虫の性質を知ると大丈夫。
森のような畑を作る。
Q自然農って大変なの?
なるべく地面に近いところでやるから、必死でやる人にとっては、自然農は大変かも。
腰の使い方、緊張を取ったり、膝をついたりする。
Qパーマカルチャーと自然農の関係
自分の好みの問題。
自然農は選択肢の一つで、違うと思えば他のことをすればいい
作った人と食べる人が近い関係。
機会がなくてもすっとできる。
土とのふれあいが大切で、やっていくうちに欲しいもの、知りたいことが出てくる。
以下 竹内ユウイチさんレポート
今回も心地よい週末を楽しむ事が出来ました。
自然にも恵まれ、人にも恵まれ、美味しいゴハンにも恵まれてお腹いっぱいです。
有り難うございました。
今の自分の生活では忘れがちな五感を(六感も)心地よく回転させる事ができる貴重な場になってきました。心身共に充足させて頂きました。
ありがとうございます。次回もよろしくお願いします。
さて、第2回PC塾、2日目のまとめをしました。
簡単にまとめたものですが、お送りします。
良く分からない箇所もあると思います、すみません。。。
自分でもどう文章にしたら良いのか分からないのです。
不躾ですが、少しアドバイスやコメントを頂けたら嬉しいです。
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朝
--- 土壌の生き物調査
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シャロムヒュッテ横の雑木林の中で5人1組になって土壌生物の調査。50cm四方の正方形をひもで区画して、最初はまだ腐敗していない落ち葉だけをビニール袋の中に詰める。思ったよりもこの層は厚くて大きな袋がいっぱいになってしまった。
すでにこの段階でも最上層のものから下層に向かって行くと木の葉も腐敗(分解)されていくのが良く分かる。どこで地表と落ち葉の境界を引いていいものか分からないが、とりあえず土らしいところから10cmほどの深さまで削り取り、別のビニール袋の上に集める。それから全員が少しずつの土を掴んでは、食べちゃうんじゃないかと思うくらいの勢いで顔に近付けては地中の生物を探すもなかなか見当たらない。
徐々に目が慣れてきた頃から1mmにも満たないダニやら甲虫の幼虫などが現れてきた。
梅崎さんから頂いた『土壌動物調査票』に各種の土壌動物のリストと点数が書かれているので、名も知らない物体が出てくる度にルーペを使って手のひらに乗った虫と、調査票を交互に睨んでは奇声、歓声、ため息があちこちから聞こえてくる。
何も知らない通りすがりの人が見たら、アヤシイ団体だと通報しているに違いない。グループCの虫博士、理子さんは虫に呼ばれてるのか続々発見してみんなを驚かす。虫を好きな目とそうでない目、好きな心とそうでない心同じものを見ていても全然違うように見えるのだと改めて思う。
設楽さんの講義でも話題になった、精神(見えないもの)と目(物質、見えるもの)は確実にリンクしあって働いているのだと思う。
同じ土を掘り返していても虫を見えるのは見えないアンテナを張っている方だから。
最後に3グループで発見した調査結果を発表してみると、数メートル離れているだけでも種類のばらつきがあって、結局は沢山の種類の生物を確認。
この森の自然度は42点ということになった。とにかく森の中でのアヤシイ団体の埋蔵『虫』探しは100点満点だった。感謝、梅ちゃん。
午前
--- 農業実習(自然農、畝作り、種まき)---
三井さんの指導のもとに草刈りから。朝の宝探しゲーム以来、全員がどうしてもまず虫に目がいってしまうのが面白い。森の土に比べて臼井さんの自然農の畑はパワフルで驚かされる。土中に生き物がひしめき合って早めのゴールデンウイーク?点数にしたらきっと200点以上?一部の人は血の気が引いてしまうほどだったけど。ただ畑が活気に満ちた元気な若者だとしたら、森の土も背筋を伸ばして座っている凛とした老人のように感じられた。匂いも全く違うし、きっと食べたら全然味なんか違うだろう。
点数だけでは甲乙つけられない。草を刈った後になだらかな丘のような畝を作り、刈った草を元の所へ戻す。持ち出さず、持ち込まず。苗床で育っていた小さなレタスやサンチュを移植して植え付けていく。ノコギリ鎌で押すようにしてマルチに穴をあけ、株間を考えながら進む。畑での三井さんの立ち振舞いも自然で美しかった。体の力が抜けていて、それでいて力強い。見ていると流れるように作業が進むのだが、実際に自分で体を動かすと油の足りないロボットのようだった。
その畝の隣の小さな区画の表土を鍬で剥がして苗床を作る。
自然農の耕さない土地は地表近くの草を剥がしてしまえば地中深くに種が残っている事はないので、苗の間から野菜以外の草が生えにくい。
種を丁寧に撒いた後に軽く土を振って鍬で押さえる。これによって水分が地中から上がってくる。
芽吹いた野菜の種が息苦しくない程度に草を振る。
太い茎や大きな葉はまだ赤ちゃんのような苗には大きな障害になるので細めのものを選んでやる。
そして種が付いていないものを。どこに何を撒いたのか忘れないように仕切りを付けて、名札も立てておくと良い。
自然農の畑からパーマカルチャーの農園に戻り、みんな自分の畑をいろんな顔で眺める。
曼陀羅状に作った畑はむき出しの土で日焼けして痛々しい。
早く緑になれと思う。
その畑の作物のレイアウトは小田さんが考えて下さったので、とりあえずじゃがいもとトウモロコシを埋めた。
内側の輪にはえん麦をばらまいてからノコギリ鎌で軽く表土を引っ掻いて種を沈める。鍬で土と種を落ち着かせて終了。
後は各自自分の畑に戻り種をまいたり、菜の花を摘んだり、ニヤニヤ眺めたりして昼ゴハンの時間でもなかなか腰が上がらない。
畑仕事も女性が戦陣切って始め、食事も気にしないで地べたに寄り添ったまま離れない。
なかなか頼もしい。男性陣は出端を挫かれた模様なり。
午後
--- 建築実習(コンポストトイレの設計)---
ここでもランダムに3つのグループに分け、前回の宿題だったトイレの設計をそれぞれ持ち合って、まとめ上げる作業になった。
ただ各自トイレに対する想いは熱く、真剣に語り過ぎて、なかなかカタチにならない。
全員の願いを叶えることのできる夢のトイレを作ろうとしたら大変な事になりそうだ。各々いろいろな要求があるので三日三晩ぶっ続けで話しても足りないくらいの勢いだったが、いつの間にか時間ギリギリ。なんとか班内でまとめて代表者によるプレゼンテーション。さすが建築家の方が2人もいるのでみんなの言葉が絵になり、形になるのも早かった。
一班は大小便座を横に並べどちらかを選択して使用するタイプ。二班は大小混同する簡易タイプの他に男性用の小便器を別の所に設ける。
三班は和式便器の前後に落とし口を設けて分離するタイプとまた見事に多様なアイデアが各班から出てきて面白い。
全ての案にも長所有り短所有りでなかなか決定しにくく、各アイデアの折衷案を模索。決定的に別れる和式派、洋式派の多数決をしたところ洋式の方が多かったので、そちらに決定。大まかな路線が決まった所で建築家のお二人(余川さん、宮本さん)に具体的な設計を次回までにお願いする事に。
それにしてもトイレ一つにこれだけいろいろなプランが出てくる事に感心した。
「多様性」ー
人間も多様であるから生きて行けるのだと思う。
どれだけ優秀なクローンが沢山いても、優秀でなくても(どこを指してそう言うのか分からないが)多様な人間の集合体の方が強く、美しく、健康なのではないだろうか。
有機的に出来ている人間が機械的な考えや行動をする事で矛盾が生じるのではないだろうか。
トイレ談議の最中に人間はパーマカルチャー的であると思う。逆にパーマカルチャーは人間的だと、そして自然の姿だと思えた。
以上
2003年4月28日
竹内ユウイチ
コンポストトイレ資料
舎爐夢(シャロム)ヒュッテの臼井健二です。
コンポストトイレの件 幼稚園森の子のお母さん達と検討をしました。
まず建物はなるべく小さなもの 子供が利用でき安心なこと 簡易型でOK
以上の点をふまえて 大小共用型とし使えそうなものを当たってみました。
スペースに限りがあり森の中に大きな建物を控えたい。
便槽はぼかし飼料専用容器を使ってみたいと思います。すこし小さいですがその分交換には誰でもできます。
この容器は下に網があり水分が分離できます。また蛇口が付いており値段は1800円です。
この容器を3個ほど用意します。
便器はポータブルの簡易トイレを利用します。値段は5000円 子供の小用大便も可能です。
ふたも付いており清潔です。
検討ください。これにより建物はかなりシンプルで利用しやすくなります。
皆さん意見をお寄せ下さい。
>
どうも、ユウイチです。
>
> トイレの設計案についてです。
>
> ぼくも臼井さんや実際に使用される方々の提案に添って
> このコンポストトイレを製作するのが良いと思います。
> 建築実習という始めての建物を作ってみるという所で考えても
> 作る事を楽しむ(学ぶ)事や、完成させて使用してみる事も
> 大事なのではないでしょうか?
そうですね。
> ただ前回の安曇野でのトイレ談議はこれからみなさんが自身で
> それを作るときに大いに役立つものだったと思っています。
まさにその通りです。
> そして、何よりも楽しい意見の交換会だったと思います。
> 三人寄れば文殊の知恵ですが、十数人集まれば大日さんレベル?
> たとえどんな結果(カタチ)になったとしても
> 楽しいプロセスになりそうですね。どきどきワクワクしてます。
私は完成することよりも過程の方が大事だと思っています。トイレ談義は楽し
かったです。
何時かは夢のトイレを作ってみたいです。来年あたりはメタンガスのトイレにも
挑戦してみたいです。
>
> 追伸:ML形式で活発な意見交換が出来れば、月一回の短い時間も
> 焦らないで済むかもしれませんね。顔を合わせたから出来る会話も
> あるでしょうけど。。。
はいその通りです。これからが楽しみです。田舎も都会も 東京も安曇野もない
時代 メイナク族で言う ひとつを実感します。
メイナクには幸せという言葉や自然という言葉がありません。言葉はひとつのも
のを分けるもの 彼らの原理は ひとつ 田舎も都会も 東京も安曇野もない時
代 現代テクノロジーは人を結ぶ事を可能にしました。人間も捨てたものではあ
りません。
分析的考えから 総括的な考えに至るのがパーマカルチャーです。そう ひとつ
です。仲間がひとつ それが幸せと言うことでしょう。これから畑に行って来ま
す。
ではまた
5月5日
パーマカルチャーの圃場の様子をおしらせします。
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パーマカルチャーの圃場の様子です。 |
ハーブがだいぶ緑になってきました。 |
菜の花の真っ盛りです。 |
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小松菜の間に小松菜の芽が出ています。 |
曼陀羅ガーデンの通路にはエン麦とクローバーが芽を出しています。 |
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5月8日
畑の様子です。
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きうりの苗が定植を待っています。 |
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白菜 キャベツ |
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小松菜 |
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キャベツの苗 |
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大根がゴボウの中で花を付けています。 |
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キャベツ ブロッコリーの苗 |
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サヤエンドウが花を付けています。 |
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葉物野菜を蒔いた圃場の様子です。 |
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植え替えたレタスがそろそろ食べ頃です。 |
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タイヤの中に蒔いたジャガイモが芽を出しています。 |
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曼陀羅ガーデンの様子です。 |
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草生栽培のレタス |
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小松菜も大きくなってきました。 |
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エン麦が芽を出してきています。 |
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ゴボウ |
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ライ麦もそろそろ穂を付けます。
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パーマカルチャーでは良く草屋根を目にします。断熱と家を建てた分減った緑を再生しようという試みです。
シャロムでもルーフトップガーデンに挑戦です。
ルーフトップガーデンをレストラン前の屋根に作り始めました。
照り返しが暑さを感じるので断熱の意味も込めて草屋根を作ることにしました。
BeGood
Cafe安曇野での作業の段取りもかねて途中まで完成しました。 |
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まず1.3寸の胴縁を屋根のまわりに打ち付けます。 |
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水回りのトラブルを避ける意味でビニールを敷き コーキングで接着します。ビニールの上に寒れいしゃを敷いて土が流れないようにします。 |
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胴縁 ビニール 寒れーしゃを水切り 唐草で押さえ釘で横を止めます。唐草は胴縁を押さえられるように作ったものです。 |
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唐草を折り曲げて端を処理をします。 |
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写真は端の部分です。 |
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屋根に土をのせます。 |
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半分ほど土を乗せました。
この上にむしろを敷いてもう1度土をかけ種を蒔こうと思っています。その後雨水を循環するようなシステムにしようと思っています。太陽パネルとポンプを上手く使えるといいですね。種まきが終わってから考えます。 |
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皆様
コンポストトイレについてですが、以下のようなことを基本にして、具体的な形は
宮本さんと余川さんに考えていただくということにしたいと思うのですが、如何でしょ
うか。(宮本さん余川さん宜しいでしょうか)
1.基本的なサイズは幼稚園児が使う事を基本として決める。
−縦横は心−心で900×900の正方形とする
−高さは独立基礎部分で150ほど上げてそれから土台を回して(柱同士をつなぐ)
それから1800で桁。その上に屋根がのる。
−屋根に関してはあの場所だとすると切妻とする
−入り口のドアや窓など建具については余川さんと宮本さんのアイデアに任す
2.システムについては臼井さんから提案のあったEM堆肥バケツを用いたものにする。
−洋式トイレとする
−小水と大便を分けるのではなく、一緒にしてしたから水分を抜く方式
−出てきた水分はホースでタンクに導いて薄めて使う
−基本的なシステム構造は前にお渡しした基本形と同じとする
3.雨水は簡易式の手洗いタンク(市販のもの)に導き使用する
4.細部のおしゃれな工夫(本棚や花を置く台など)については次回にもう一度検討
する。
以上です。
他に意見のある方はお寄せください。
設楽
小田詩世さんの所のコンポストトイレです。まさに芸術品 茶室を彷彿とさせます。
5月12日〜13日
ルーフトップガーデンとストロベールハウスの基礎作り
ストロベールハウスの基礎作りを始めました。基礎部分の土砂が出たのでルーフトップガーデンに乗せ剥いだ野シバを屋根におきました。
基礎部分を掘り下げて型枠を組み立てます。型枠間に15センチのセバを入れ型枠を組みました。
型枠にセメントを流し入れて外枠が完成です。始めて2日目です。
5月14日
型枠をはずしてセメントを流し入れるために土を平にしてビニールを敷いて鉄筋をくみました。
午後には生コンを手配 1.5立平の生コンを流し入れました。
畑の様子です。曼陀羅ガーデンのエン麦が見事に育っています。
5月18日
完成した基礎部分です。これに丸い部分が基礎に加わります。
5月20日
パーマカルチャーガーデンの様子です。
タイヤガーデンではジャガイモやいちごが花を付けています。チンゲンサイ 山東菜 小松菜
ジャガイモ 春菊 大根 インゲン ズッキーニ 二十日大根が草成栽培されています。
ジャガイモとリーフレタス 人参 小松菜 じゃがいもとレタス 通路のエン麦とクローバーの刈り取ったものを敷き草として利用します。
ズッキーニ インゲン キャベツ マーガレットがが花を付けエデンの園の様相です。
曼陀羅ガーデンと北アルプスの山並み
通路のエン麦を刈り終えた圃場 収穫
5月21日
お昼に食卓を囲んでいたときに 昔はヤギもニワトリも アヒルもいた話になってニワトリくらい飼ってもいいんじゃないという提案を受けて チキントラクタードームを作ることになりました。
以前からあったフレームを使って作ることにしました。ちょうどストロベールの基礎のアンカーボルトがフレームを曲げるのに役立ちました。
まわりに金網を張り 結束線で結び 入り口部分を作って上部はホワイトシートをはって完成です。
所要時間3時間。
畑に運んでみんなで記念写真です。
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