2003年度 安曇野パーマカルチャー塾
2003年6月28(土)〜29日(日)
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第4回 一日目 6月28日(土)
自然農法センター
http://www.janis.or.jp/users/infrc/
シャロムヒュッテを離れ、車で財団法人自然農法国際研究開発センターを訪問。スタッフの中河原さんの説明のもと 農場を見て回る。当センターは育種部門で70アール、松本で1町2反。栽培部門で畑6反、田8反と広大な敷地を擁する。 中河原さんは、育種を中心に仕事をされており、「自然を活かすのが目標で、環境をできるだけ汚すのを控える努力をしています。また、現在の農業は自然を破壊しており、種自身の力を引き出すようにしていかなくてはいけない」との話でした。
最初に小麦と野菜(トマト等)を交互に栽培している農場を見学。(育種用畑)
小麦を植えることにより、小麦収穫後麦わらを土に混ぜて肥料にできるとの事。麦わらの様に火をつけたら燃えるものは、エネルギーが多く堆肥のもとになる。小麦のゾーンと野菜のゾーンを交互に入れ替える事により、堆肥なしで育てる事ができる。 また、トマトの話があり、野菜は栄養が多すぎると害虫などが出やすい。そして、植物は芽と根が関係が深い。根を働かせるには、芽を多く残せば根が働くようになる。もし、肥料が多いときは、芽欠きをすることにより、根を働かさないようにして、肥料の吸収を抑えるように調整をしたらよいとの事でした。トマトは肥料の影響が大きい。
※植物を栽培する時は、植物の状況によって判断する。(顔を見る)
植物のやる気をおこさせるように、判断していくことが必要!
畑では、なるべく耕起しない方がよい。ミミズなどの地下の動物によくないし、堆肥を消化させるとの事。
中川原さんは、鎌と植林クワだけで畑を管理しているとの事。通路の草が成長している時は、野菜の成長が悪いので、草を深く刈ってやるとの事でした。野菜と草の状況を見て、草の刈り方も変えていきます。
育種用畑では、その他にサニーレタス、チシャ、玉レタス、メロン、ニンジン、真綿などが栽培されていました。
栽培用畑の見学
キャベツの間にライ麦とクローバーを植え、ライ麦とクローバーを堆肥にする。交互に場所を移動させる。
落花生は土の土壌をよくする。
トマトの連続2段摘心(?)当農場の研究
木が強い場合、押さえる効果あり。
畑の比較(同じ作物を違う方法で栽培)
1)耕起と不耕起
・耕起している畑 ⇒ 育ちは良い。肥料が必要になる。
・耕起していない畑 ⇒ 土壌が良い。病気になりにくい。
2)化学肥料と有機肥料・草生のみ(ボカシ)
・化学肥料 ⇒ 育ちが良い。緑が濃い(硝酸が多い。発ガン性)
・有機肥料、草生 ⇒ 育ちは落ちるが、虫が少ない。病気に強い。
自然に育った場所の見学
地面においただけで育っていく。
かぼちゃ、ピーマン、キュウリ、ナス、スイカ等が元気に育っている。
ヤロビー ロシアで研究された農法で、低温などのストレスを与えると種が強くなる。
早い時期に芽を出す。
農場センターでの感想
中河原さんが、とても現在の仕事を楽しんでされているのを感じました。また、野菜の状況を見て、きめ細やかに作業を変えていくのは、長年の経験が必要だと思います。実際にいろいろと経験をしながら、学んでいく事が多いような気がします。 また、耕起、不耕起、化学肥料、有機肥料の畑を比較できたのは、それぞれの特徴が分かり易く、自然農法センターに来て良かったと思いました。
○パーマカルチャーガーデン 農実習
・各自の畑の雑草取り 皆 黙々と作業をする。(とりあえず、自分の畑の作業が終らないと、共同農園の作業に移れる様子では無い・・・)
私の畑は、雑草の生育が良いのか、かなり成長した雑草に覆われいる。野菜と雑草の区別が分かりにくく、小田さんに聞きながら雑草を刈り取る。
にんにくが収穫時期だという事で、にんにくを抜き取ると、よくお店で見かけるにんにくがしっかりできていました。また、インゲンも小さいけど出来ていました。摘み取る方が、さらに実を増やすと設楽さんに聞いて、また勉強になりました。
大豆、カボチャ、インゲン、オクラ、チシャ、レタスが順調に育っています。
・共同農園の雑草取り
共同農園の方もかなり雑草に覆われていましたが、皆ですればいっきに綺麗になります。その後、モチキビを3cm単位に分けて植えていきます。
最後に、じゃがいもを収穫。茎を引っ張るとズルズルとじゃがいもが出てきます。2ケ月足らずで、こんなに出来るとは関心です。小田さんから、3日ぐらい天気が続いた時に収穫をする方が、味が良いですよとの事でした。
○シャロムタイム
臼井さんが、美しい安曇野のスライドを上映しながら説明。
写真に出ている山で一番高い山(常念岳)を当てたら、宿泊2割引になるのは大いに受けました。
次に、シャロムのホームページの紹介がありましたが、本当に充実したホームページだと思いますし、実際それをこなしている臼井さんはウルトラマンだと思います。(注
自前 サーバーの名前がウルトラマンです。)
宿泊の皆さんと共に
宿泊者の写真を毎日アップさせる宿泊施設は無いでしょう・・・
○講義−システムのデザイン
・散逸構造理論 プリコジーヌ(物理学者)
閉鎖系の社会
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循環しているように見えるが、だんだん劣化していき、エネルギーがたまる。
エネルギーの劣化⇒エントロピー高くなる
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閉鎖系の社会
・
システム環境
ブラックボックス
・ネガティブフィードバックとポジティブフィードバック
ネガティブフィードバック−秩序のある状況を保つ状態(その場合でもエネルギーは
低下)
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革命 |
例)エアコンの温度設定
エアコンを24度に設定し、現在の室内温度(インプット)が30度の場合、
当初エアコンから出てくる空気(アウトプット)は28度になるが、徐々に24度になるように調整がされていく。
ポジティブフィードバック−新しい環境に変化させる
秩序が保てない状況になる時がある ⇒高エントロピー時代
熱が高くなる
例えば、石油が無くなる。 独裁政治。
その結果、秩序が保てなくなり、革命が起こる。
時代は、ネガティブとポジティブの変化により、全く違うステージに変化していく
・パーマカルチャーのシステム
※循環を常に考える
※サブシステム−システムは多くのサブシステムから成り立っている
ホメオスタチス(恒常性を保つ)
自然の場合、全体をひとつのものでコントロールしているわけではない
※パーマカルチャーで考える、循環させる必要のある要素(何を循環させるか)
1)
水
2)
エネルギー
3)
栄養分
4)
情報エネルギー
※現状は循環をしていない ⇒その場所でストックしていない
@1回しか使っていない
A質の低下
※水の場合、ストックと質が大事
いかにストックを増やすか
質を保つ(最初に入った状態を維持)
2)エネルギー
※
再生にどれだけかかるかを考える(時間、コスト等)
※
使うエネルギーに見合う、生産装置を作る
そのような観点からみると、バイオマス、ガス
太陽光がこれからのエネルギーの主になる
バイオガス −嫌気性発酵(酸素がないもの)
有機物が嫌気性発酵により、液肥とメタンになる
バイオマス −マキ、炭などの材料になるもの
柳、麻、ケナフ、ユーカリ等
成長の早いものを植える(ぜひ、植えて下さい)
3)栄養分
生態系の循環
※栄養分は、完全に循環させる必要あり
以上で、時間が11時になり今日の講義は終了。非常にタイトなスケジュールのため
みなさんお疲れです。
情報の循環は、宿題になりました。
レポート 佐伯 卓生
第4回 2日目 6月30日(日) レポート
○観察実習 森歩きの楽しみ方 AM7:00〜
いつも軽快なトークで皆を和ませてくれる梅ちゃんこと 梅崎靖志さんの指導のもと まずは軽〜く体操から・・・
そしてネイチャーゲーム・私の木スタート。 ルールは簡単。
二人一組になり一人がハチマキで目隠しをし、もう一人が誘導係。
誘導係に導かれながら、森に入り、ある一本の木へ(これは誘導係が選択)。
その木を目隠しされたまま五感で感じたら、 再びスタート位置に目隠しの状態のまま戻り、 今度は目隠しをはずして、森へ。
果たして自分の木を見つけられるかな?というゲームです。
これをそれぞれのペア同士交互に行いました。
誘導係はわざと行きと帰りと少し違う道を通ったり、まっすぐ目的の木には むかわなかったり・・・少し工夫します。
なかなか発見できなかった人、手で触れさえせずに自分の木を特定できた人や ワンワン美和ちゃんのように道すがらの匂いの違いでルートまで特定してしまう つわものまでと結果は様々でした。
目を閉じると、自然とその他の感覚が研ぎ澄まされ、例えば足の裏の感覚で そこがどんな場所なのか、土の硬い・柔らかい、砂利道、落ち葉、凹凸などを 感じ、風や人の気配を感じ、いろいろな香りがし、足音や鳥の鳴き声など いつもより多くの音が聞こえだし、視覚以外の多くの情報が入ってきます。
普段は視覚が一番の情報源、その視覚を閉じることでその他の感覚が鋭くなることを実感できました。
実際に木を触ってみても、大きさ・形はもちろん手触りがそれぞれの木ごとにまったく異なるのは驚きでした。
ゲーム終了後は参加者が集まり、感想を述べ合い、盛り上がりました。
「普段は木に抱きつくことなどないので、この際だからと思いっきり やってみました。」と手を真っ黒くしている人。
「(パートナーが)いとおしいものを触るように木に触れる姿が美しかった。」
「こどもの頃から(親が)この子の木と決めて、そういう出会いがあったら ファンタスティックね。」
「(ゲーム中は目隠し状態のパートナーを誘導するわけだが) 普段からそうした相手を気遣う姿勢が大切。」
「パートナーを自分の目と信頼して、楽しんだ。」
「自分の中で自分の木に対するイメージが絵に描けるくらいできて 遠くからでもすぐに(自分の木が)わかった。」
「視覚以外からの情報を楽しめた。」 etc・・・
今後のものの感じ方が変わっていくかもしれません。
貴重な体験をさせてくれた梅ちゃんありがとう。
(定番のビュッフェスタイルの美味しい朝食の後は・・・)全ての野菜が舎爐夢ヒュッテ畑からの収穫物でした。いやはや贅沢です。
○農実習 草刈等 AM9時〜
植物に対するその繊細な接し方から愛情の深さが感じられる 小田詩世さん指導のもと畑の整備。・・・と
まずは昨日一日目の続き、それぞれの塾生担当の畑の整備から・・・ これが終わらないと・・・はじまりません。
1ヶ月間の植物たちの生長は著しく、収穫の喜びをかみ締める瞬間でした。
中には去年植えられていたであろう植物の種に覆われる畑があったり、 トマトなどは挿し木をしておけば、そこから新しい目が出、実を結ぶと聞き 植物たちの逞しさを実感する瞬間でもありました。
メンバーの畑の様子です。どれが自分の畑かなーーー
いくら時間があっても足りない各々の担当畑の作業、ずいぶんと畑らしくなり、それぞれの個性もでてきているような・・・
後ろ髪ひかれつつも 次は曼荼羅ガーデンの整備へ
肥料が多すぎ!?のせいかこちらも背丈にせまろうかというほどの勢いで 雑草に覆われている。
(自分達のプランに合わないものは雑草なんて、本当は失礼ですね。)
人力パワー団結させ、地面際から草を刈っていく。
あっという間に虫達のお家は全滅。逃げ場を求めておびただしい数の虫達が動き出すのが確認できる。ごめんね〜。
本来ならば(頻繁に畑の作業が出来るのならば)一度に全ての草を刈って しまうのではなく、虫達の住家として例えば一列おきに残しておく等の方が 望ましいということの意味がはっきり理解できる光景でした。
曼荼羅の内側から順に黒大豆、小豆、カタキビと種まき。
数粒ずつ30センチほどの間隔毎に埋めていく。
詩世さんがいつも仰っていることだが、とにかく最初が肝心!!
愛情を込めて、丁寧に!!するとあとが楽!!収穫を待つのみ!!
塾生皆で心をこめて作業。思わず軍手をはずして緻密に作業。
現在梅雨時期で土がかなり湿っている為、種の上に土を薄めにかける。
種を植えたあとに草をかける時もかけ過ぎには注意が必要。
こまめにチェックして成長の邪魔になりそうな草を除けられればいいが我々はなにせ次は一ヵ月後。大きすぎない草を緑肥として薄めにしいた。
太陽の恵みを浴びながらの作業。すごい汗。当然水分補給も欠かせない ところだが、設楽さん曰く「水だと1リットルとか飲み干してしまうが、 ミニトマトなんかだと3個も食べたら乾きは癒えてしまう。不思議だね。」
「ふ〜ん。」と話を聞きながら、畑に生えてきた自然の恵み・豆を試食。
その水水しさ、甘さに感動。どこからともなく「塩〜」「ビール〜」の声。
蝶が舞い、太陽がやさしく照らし、緑や土の匂いをかぎながら一杯始まったら 一日中そこにいて、話も尽きないだろうな〜。
さて作業続行。
4月に曼荼羅の一番外側に植えていたジャガイモたちが 天闘武志魂もといテントウムシダマシという虫の被害が大きいということで 収穫することに。なるほど葉っぱは虫食いだらけ、葉の裏にはびっしり黄色い 魂たちがくっついている。 彼らは同種の作物に移っていく危険性があるので ・・・植物たちからすれば、我々人間のほうが強大な害虫なのだろうが。
ジャガイモは土の中から次々と出てくる。注意深く掘らないと取り残してしまいそうだが、そうして土に残ったものたちがまた芽を出すと聞き、またまた 感心してしまう。ジャガイモのあとにはきゅうりを蒔くことに。
種を5〜6粒ずつ円形に並べ植える。あとで間引く予定。
うり科は嫌光性なので土は少し厚めにかぶせる。次回は味噌持参決定!?
以前に蒔いたインゲン用に支柱を立てたのだが、なんとびっくり!
インゲンなどつる性の植物にはそれぞれ巻き方の向きが存在するそう。
植物達の世界の奥深さを感じつつ作業終了。
○建築実習 コンポストトイレの基礎作り AM10:45〜
基礎作りはシャロムの臼井さんがリード。
建築は土台があって、その先に成り立つもの。
建物が永くもつためにはどうしたらいいのか?
それにはまずきちんとした基礎を作ることが大切。
ということでまずは 現在建築中のストローベイルハウスの基礎を見ながら手順の説明。
水平器や水遣りや三角形の頂点から錘を吊るし角度が90度に なるようにする方法等水平のとり方の説明も。
人間の目で見ても、けっこういける!?
ピサの斜塔ならぬシャロムのコンポスト斜塔の完成も近い!?
実際にコンポストトイレを建築する現場に場所を移し、実習は続く。
今回は建物の大きさやまわりの状態から判断して 独立基礎を作ることに決定。家の重さを点で支えることになるわけだから
しっかりとしたものを作らねば・・・
霜柱によってあがってしまうのを防ぐために50cmほどは地中へ基礎を いれる必要があるとのこと。(東京なら20〜30cm程度 だそうです。)
まずは場所の決定。レベルをとり、作業するために外枠の設置。
杭を四ヶ所おおよそ正方形になるように地面に打つ。
その杭にオートレベルで高さをとり、そこにぬき(横板)を打ちつける。
出来た外枠の全ての面からトイレの大きさに合わせて水糸(紐)をはり、その交点が90度に交わるようにし、実際の建物の場所
が決定する。
次に水糸の交点の下に基礎用の穴を掘るために目印をし、一旦作業しやすくするために、水糸(紐)をはずす。
農実習が時間おしてしまったせいもあり、ここまでは臼井さんが 解説つきでテキパキと仕事をこなしていく。
その流れるような動きに一同・・・ さあここから再び人力を集結させる時。
塾生が交代で基礎用の穴掘り。水糸の交点に穴の中心がくるように 気を使いながら作業。
外枠の水平面から穴の深さが一定になるようにするため (設置場所が少し傾斜している。)土地が高い側ほど深く穴を掘る
必要が生じる。時折外枠に棒を渡し、そこからの穴の深さ、 位置を測りながら作業は続く。
ここまでが基本だから、この一連の作業ができれば基礎はどこにでも作れるはず。この独立基礎はベランダなどを作るときには便 利とのこと
臼井さんからは 「あまり神経質になりすぎずに、全体を俯瞰する必要がある。でも要所は細心の注意を払うことも必要。」との言 葉。
バランス感覚が重要なのかな。
穴掘りが終わると、次は底に石をひき踏み固める。
本来ならば、その上からステコンをうち平らにしてボイド管を立てるのだが今回はそこは省略です。電動カッターにて切断したボイド 管を石の上に 直に立て、石と土を戻しボイド管を固定する。
あとはコンクリートを流し、はごいたを設置して基礎の完成。
なんですが時間がないため、臼井さんが行っておいてくれるとのこと。
もう一度紐を張りなおし、ボイド管の中心と水糸の交点が合っているかを確認。すると少しのズレがあることが判明。
誰もがもう一度やり直しかと思った瞬間、おもむろに臼井さん登場。
突然ボイド管を蹴りはじめた。何度か蹴るうちに・・・
「これで大丈夫でしょう。」とちょっと斜めになった気もしないではないが ボイド管の位置がずれ、中心が紐の交点へ・・・。凄 い!!
再び管の周りを踏み固め直して完成です。
私もいつか基礎を蹴れる男になりたいと思いました。(笑)
それからもうひとつ、どうやってそのボイド管の中に同じ高さでコンクリートを流し込むのか、疑問でしたが、臼井さんは張った紐か ら一定の高さをとり、ボイド管の外側に印をつけ、そこに外側から釘を打ったのでした。
なるほどこれで一目瞭然、はっきりと目印ができたわけです。
これには一同感心しきり、これぞ現場の知恵。お見事でした。
(待ってましたの昼食はカレーライスとピザ。中にはビール片手の人も・・・
先程の取れたてジャガイモを石釜にいれて火を入れ、皆でいただく。
塩とバターと・・・これは格別でした。自然の恵みに感謝。)
裏の林では桑の実がたわわに実っています。昼食後の自然の恵みのデザートタイムです。
13:00/15:30 建築実習 材の刻み
いつも頼りになるパーマカルチャー伝道士・設楽さん指導のもと 資材置き場から前回切り出した材を運び出し実習が始まる。
皆、各自のうけもった材の刻みを完成させるべく、黙々と作業をすすめている。その姿は塾の第一回目、初めての建築実習で基本 的な道具の使い方から指導を受けていた時とは明らかに違って見えた。
私たちは前回参加出来なかったため、まずは鑿のかつらをとることから 始めていたが、思うようにはかどらず、苦戦。
周りでも寸法を誤って切り出された材の存在が発覚するアクシデントもあったが、ほぞを短くすることで乗り切る工夫をし、解決。
ほぞ穴を開ける機械の操作説明も行われたが、ドリルで四角い穴が開いていく様が不思議であった。
実習時間はあっという間に過ぎ去ってしまい、私自身は結局ほとんど 進展がないまま次回に持ち越しとなってしまった。改めて 大工さんや はじめ職人といわれる人たちの技術のすごさを感じる。
材を片付け、掃除して本日の作業は終了〜。
○ふりかえりと次回の確認
塾生ひとりひとり一番印象的だったことなど簡単に感想を述べ合う。
当然ですが皆、印象に残る部分や感じ方は違うので、納得したり、 感心したり、思い出させてくれたり、様々です。
そうした様々な個性がこうして集まって、同じ目標にむかって作業することを通してお互いを知り合い、刺激し合い、成長していけ たら・・・こんな素敵な出会いが出来たことに改めて感謝できるこの時間が私はとても好きです。
全員で記念写真です。
今回も素敵な時間をすごせました。ありがとうございました。 以上 中村 嘉郎
番外編
梅ちゃんが木登りのデモンストレーション ひとみさんも挑戦です。2枚目の写真はひとみさんです。
みんなで眺めながら勇姿に賞賛の声しきりでした。お尻しか写ってないのが残念です。
舎爐夢(シャロム)ヒュッテの臼井健二です。
お疲れさまでした。
皆さん無事家に着かれたでしょうか。
今回もいい時間を持たせていただけたことに感謝します。
有り難うございました。またたくさんの刺激を戴けました。
ホームページに写真をアップしました。
アクセスください。
レポートができましたらレポート共々アップしたいと思います。
レポートよろしくお願いいたします。
感想などお寄せ下さい。
皆様
ありがとうございました。
おかげさまで、今回もすっごく楽しかったです。
臼井さんはいい刺激をもらうっておっしゃったけど、いつもすぐにホームページ更新
したり、色んなこと実行される臼井さんから私はとってもいい刺激をいただいていま
す。
ありがとうございます。
つべこべ言い訳せず、やりたいことさっとやらなきゃですよね。
さっき、コンクリート打ちのページ見ようとして、シャロムのホームページ開いたら
私がちょうど28万人目でした!
ひとみ
舎爐夢(シャロム)ヒュッテの臼井健二です。
ひとみさん有難うございます。
28万人目ですか。パーマカルチャー人口増加とともにシャロムへのアクセスも
増えているのでしょう。
アダルトページでなくて28万件はすごいですね。
皆さんに感謝です。有難うございます。
中村さんのレポート素晴らしいですね。にやにやしながら読んでいてとても幸せ
な気分になりました。
いやはや 素晴らしい こんな素晴らしいレポートを書ける人がパーマカル
チャー塾にいるんですね。
これをシャロムのページにアップすればまたアクセス数が増しますネ。
本当に素晴らしいレポートです。有難うございます。感謝です。
早速アップします。
舎爐夢(シャロム)ヒュッテの臼井健二です。
佐伯さんレポート有り難うございました。
もう立派なレポートで図がふんだんに使われわかりやすいレポートに仕上がって
いました。
ホントーにみなさん素敵ですね。
でもあまり頑張りすぎないようにお願いします。
畑には種を3粒蒔きます。一つは大地に 一つは鳥に 一つは人間が そう30
%くらいのできで充分だと思えれば負担になりません。
あくまでも仕事が優先で良いかと思います。
皆さんあんまり頑張りすぎないでください。
お願いします。もう皆さんは150点です。
まあ程々に 持続可能 これが大事です。
ではまた レポートアップしました。
レポートとHPを拝見しました。
素晴らしいの一言です。
中村さん、佐伯さん、そして臼井さん、感激しました。
皆さんの気持ちの暖かさと、そして真摯さが伝わってきました。
毎回のレポート、忙しい中、良くここまで出来ると。
臼井さん30%と言いながらいつも150%は臼井さんでしょう。
皆がそれに刺激されているのだと思います。嫌々ながらでないところに無理はないと
思います。
もう半分が過ぎたのですが、何かこのまま終わってしまうのがもったいないような。
何か考えませんか。
設楽
パーマカルチャーガーデンの様子です。
キーホール タイヤガーデンの様子です。ズキーニ スイカ 等が大きくなっています。
曼陀羅ガーデンの大豆 インゲン トウモロコシ カボチャ
フダンソウ 人参が小さな芽を出しています。
第3段のズッキーニが芽を出しています。インゲンキュウリ トマトなどが育っています。
絹さや インゲン キュウリトマトなどが支柱に絡まっています。スパイラルロックガーデンの池では稲がだいぶ大きくなってきました。ハーブが花を付けています。
キュウリ トマトが大きくなってきました。
7月1日
コンポストトイレのコンクリートを打ちました。予定では水糸から11センチ下がりでしたが21センチに変更10センチ低くしました。 ほんの少しだったけれど生コンを軽トラックで買ってきて0.25立べ打つことにしました。独立基礎部分だけでなく型枠を組んで布基礎にしました。羽子板を埋め込んで建物と連結することになっています。
夜から雨という予報なのでビニールシートをかけて養生して完成です。
7月2日
型枠だけはずして角の部分の面を取りました。
7月3日
ボイド管も剥がしました。
ボイド管は鋸でコンクリート部分まで切って剥がしました。後刻みが完成すれば建て前です。
7月15日
小田です。
二週間あけてしまいましたが、昨日畑の様子を見に行ってきました。
臼井さんも一緒に来てくださって、小一時間ほど草刈などしました。
また雑草に覆われてしまっているか?と思いきや、草は前回みんなできれいに刈ったおかげか、茂るほどは生えていませんでした。
枝豆の所、サツマイモの所、ラッカセイの所など、気になる所だけ少し草を刈りました。
前回種まきをしたもの
・高キビ・・・畝の北側半分までは、あまり草もなく、適度な密度でいい感じに生えてきていましたが、南側半分はイネ科の雑草にまぎれて、ある
のかないのか分からない状態でした。
・小豆・・・ほとんどすべて、きれいに発芽していました。かわいらしい双葉がひらいていました。
・黒大豆・・・種がいけなかったのか、何がいけなかったのか、出てきているものは少なかったです。
・きゅうり・・・発芽していたので、いくつか間引いて他へ移植しました。
その他の様子
・真中の畝のインゲンがたくさん出来ていました。放っておいても仕方ないので収穫して食べてしまいました。おいしかった。
・カボチャはツルは勢いよく伸びているのですが、ひとつしか実がついているのを見つけられませんでした。肥料が効きすぎると、「つるボケ」と言って、実がつかないことがあるのです。
・トウモロコシは実がついていました。次回の塾で収穫できるかもしれません!
・インゲンも、竹の支柱に巻きついて、どんどん伸びています。
・もちキビは、移植したものもよく生育し、立派になってきていました。
・個人の畑は、それぞれ表情が出てきています。次回の塾ではみなさん何らかの収穫があるでしょう。
佐伯さんの枝豆、いい感じでしたよ。
敦子さん、黄色いズッキーニ2つ出来ていました。とらないと次が出来なくなるので、これも仕方なく(?)私が収穫して食べてしまいました。ごちそうさまでした!(事後報告でごめんなさい。)
次回は出来れば、空いた所に人参・大根・白菜など播きたいと思っています。
シャロムの自然農の田んぼも見せてもらいましょうか?
では、また次回も一緒に楽しみましょう!
小田 詩世
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