パーマカルチャーギャザリング2003 安曇野

2003,8.2,3 舎爐夢(シャロム)ヒュッテ

写真をクリックすると大きな写真になります。

82日(日)晴れ
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00    受付    

ギャザリングと共に暑い夏がやってきました。パーマカルチャー塾生と一般参加で約90人のギャザリングです。

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    14
00/     種苗交換会    

皆さんが集まる時間を利用して種苗交換会 です。おのおのが持ち寄った種や苗などが並びました。

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00    開会挨拶  

PCCJの糸長浩司代表からパーマカルチャーの現状 こらからの課題や今日のギャザリングの意義などを説明いただきました。

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30    オリエンテーション   

出身地によるグループ分けなどでアイスブレイク 圧倒的に関東が多かったですが北は仙台や南は九州からの参加もあり全国大会を思わせました。

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30    各地の活動報告    スライドやプロジェクターを使い日本で現在進行しているパーマカルチャーの場作りやネットワーク作りの報告がありました。
       
    PCNQ(松下)APM(大谷)FEV(今井)PCCJ(設楽)シャローム(臼井)

パーマカルチャーネットワーク九州

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30    夕食 はひよこ豆のカレーとサラダ 暑い1日で生ビールの売上げも増しました。 

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    20
30    懇親会  

懇親会はライトアップされた中庭で自己紹介タイム いい出逢いの場でした。一人20秒の紹介タイムはちょっと短かったけどそれなりにアピールができて楽しい時間でした。夜の9時半からはホタル見物ツアーに出かけその後は夜遅くまで 語らいの時間を持つことができました。約20名は小田さん宅へ 後はシャロムで宿泊 シュラフ持参での宿泊はギャザリングを思わせました。


  
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3日(日)
   6時からは自然農とPCの圃場の見学会 約40人くらいの参加がありました。

800    朝食はとりたての野菜と石窯の天然酵母パン 外のテラスでオープンエアーの中気持の良いひと時でした。

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    9
00    部会1
 
コンポストトイレ(小林)    PCCJで作られたコンポストトイレの紹介がありました。まさに芸術品  
自然農(臼井)
   自然農の種まきや現場での案内 草も虫も敵ではなく共生する21世記型のライフスタイルが紹介されました。

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    PC建築(山田)   
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00〜 部会2
PC
による畑作り(設楽)   設楽さんによるスライドを交えながらのPCCJの紹介 http://www.pccj.net/
エコビレッジと地域づくり   世界各地の エコビレッジと日大で取り組んでいるストロベールハウスのワークショップの紹介      http://hp.brs.nihon-u.ac.jp//areds/ http://www.cnes.brs.nihon-u.ac.jp/  

  

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「ネットワーキング作りのためのワークショップ」(小川)  

パーマカルチャーギャザリングで行った「PCネットワーク」部会の報告をします。

 キッカケは、設楽さんからギャザリングの10日ほど前にもらったメールでした。ネットワーキング部会の担当をやらないかという相談でした。内容は、集まってくる人たちでどのようなネットワークを組んでいくかをワークショップ形式で検討して、実行案を作るというものです。ワークショップという言葉に引かれ、直ぐにOKの返事を出しました。また自分自身パーマカルチャーでいろいろと実践してみたいことはあるのですが、なかなか最初の一歩が踏み出せないという状況にあったので、何かのヒントになればと引き受けました。

 ワークショップのねらいは、まずそれぞれがネットワーキングに対して何を期待しているか(ニーズ)を探り、自分たちで何が提供できるのか(リソース)を明らかにすることで、「思い」をカタチにするためのコンセプトを導き出そうというものでした。

 そのためにプログラムの構成を次のようにデザインしました。

(1)自己紹介とネットワーキングに対するそれぞれのイメージの共有

(2)パーマカルチャーで実現したいそれぞれの夢の説明

(3)夢の実現に必要なものとその入手方法のブレーンストーミング

(4)ネットワーキングの実行案(小川案)の説明とフィードバック

(5)ネットワーキング情報誌の編集会議(B5×8ページ)

 しかし実際みんなの夢を語ってもらい、いろいろと議論しているうちに、このこと自体がネットワーキングだよね、という話になり、時間一杯までアイデアを出し合うことにしました。また部会2で予定していた情報誌の編集会議も取り止めにして、それぞれの夢を実現するためのブレストの時間に使うことにしました。以下それぞれの部会で出たアイデアのいくつかを紹介します。

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●部会1 (9:00-9:50, 参加者9)

・ワークショップ・キャラバンの結成

 (もの作り系ワークショップに必要な手配をネットワーキングの方で行い(講師、ファシリテーター、資材、人集めなど)、依頼人の家の庭にスパイラルガーデンなどを作る)

・セルフビルド集団

・自分のフードフォレストに果樹を植えに来てもらう

・日本版ウーフの受け入れ先を増やす

・プチギャザリング、自主ギャザリングを開く

・国内パーマカルチャー実践サイトのツアー

・一般の人に対しやさしい言葉でPCを広める

・他の団体とのジョイントを増やす(BeGood Cafeなど)

●部会2 (10:00-10:50, 参加者7)

・成功事例だけでなく失敗例も共有する

・パーマカルチャーの知識や実践のない人も巻き込む

 (アースデーなどのイベントで循環型社会に関するワークショップを開いたり、2チャンネルなどでパーマカルチャーについての情報を交換したりする)

・子供も老人も犬もコミュニティが育てる村づくり

・パーマカルチャーのデータベース

ワークショップをやってみて、自分なりに考えたネットワーキングの役割は、次の3つです。

(1)コネクター - 人と人、集団と集団、社会と社会をつなげる

(2)データバンク - 情報を組み合わせて問題を解決する

(3)センダー(発信者) - パーマカルチャーの魅力を多くの人に伝える

今回のワークショップを通してたくさんの気づきや学び、そして驚きがありました。新しいつながりも生まれました。またワークショップの生み出してくれる力をあらためて実感し、その可能性を再認識しました。最後に、ギャザリングに参加してパーマカルチャーを続けていこうという勇気をもらったことが何よりの収穫でした。

ギャザリングに参加した皆さん、スタッフの皆さん、最高の場を提供してくれたシャロムヒュッテさん、本当にありがとうございました。(小川浩一)


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00    部会報告    各部会での報告を担当者によって報告いただきました。

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    1200    昼食   夏野菜の リゾットとサラダ 薪の石窯のPIZZAに舌鼓です。

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00    ワークショップ&全体会議    

ワークショップ
       
     −パーマカルチャーの社会化に向けての戦術         
       
     −アクションプラン作成  
   8グループに分かれポストイットを使ってのワークショップ 和やかな雰囲気が広がっています。

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            ・全体会議
       
     −アクションプランの合意形成 パーマカルチャー安曇野宣言が採択されました。

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テラです。

週末のギャザリング、かっこよかったですね!
最後の Vijon & Actionには、感激しました。
まさに、パーミーたちがエイリアンのように社会に浸透しつくりあげている
2030年、地域自給率120%の日本(にっぽん)生活」が見えているようでした。

以下のような案がでてみんなで投票 しました。

アクション 得票数
半農生活 16
互楽農役 16
企業から個業へ 14
自分の木を年齢の数だけ持つ 13
森の学校のようなフリー学校の普及のためにパーマカルチャーの考えを入れてプログラム開発をする 12
新農地開革 10
地域資源マップの作成 10
欲しいものは自分で作る 9
自給5日制 8
パーマカルチャーの言葉を使わずにパーマカルチャーの実践をする 7
お祭キャラバン 6
子供向けの戦略 アニメ・キャラクター化(パーマちゃん、カルおくん) 6
パーマカルチャー派遣会社 6
子どもが遊ぶ緑化社会づくり 4
環境に負荷をかけない仕事に就く(仕事をする) 4
半農生活始めませんか? 3
垣根を取り払う 3
お客様の声を伝える 1
  

パーマカルチャー安曇野宣言が採択されました。

パーマカルチャー安曇野宣言 11カ条 
〜2030年の日本におけるパーマカルチャーライフ・社会のビジョンとアクション〜

★ビジョン
@ 新大家族
A 地域自給率100%
B 全てのつながりに感謝する循環社会
C 地球上の人々が創造的(クリエイト)な人生を生きる権利を手にしている!
D 自立した"個″の集まりとしての地域
E 自らつくって奪わない社会
★アクション
F 半農生活
G 互楽農役
H 企業から個業へ
I 自分の木を年齢の数だけ持つ
J 森の学校のようなフリー学校の普及のためにパーマカルチャーの考えを入れてプログラム開発をする

 −PCネットワークの発足
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30    振り返りと共有

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ギャザリング終了後 波田の自然農法センターを訪れました。参加30名です

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レポート感想をお寄せ下さい。ホームページにアップします。


こんにちは。パーマカルチャーギャザリングでお世話になった小川浩一です。

ホームページ拝見させて頂きました。楽しかった思い出が昨日のことのように思い出されました。自分の顔が写真に56枚ほど写っていたので、よけいにうれしくなりました。
パーマカルチャー農園で見たティピ型蔓棚、自分でも作ってみたくなりました。
それから、ピザと1日目の昼に食べたノンシュガー豆乳アイスがとってもおいしかったです。自分も未来食をやっているので、ノンシュガースイートには、とっても興味があります。
夜、食堂でシュラフなしで寝ていたら、シャロムの方が毛布を持ってきて掛けてくれました。とっても助かりました。
塾生のメーリングリストでも来年も有志だけでシャロムにギャザリングに行こうという話で盛り上がっています。その際は、是非よろしくお願いします。
1
2日と短い間でしたが、とってもすばらしい時間を過ごすことができました。
本当にありがとうございました。
参考までに私が担当したPCネットワーク部会の報告書を添付いたします。
それでは、またいつかお邪魔させて頂きます。                小川浩一


舎爐夢ヒュッテ 臼井様 スタッフの皆様 

先日はパーマカルチャーギャザリングでお世話になりました。とても素敵なロケーション、素敵なスタッフの方々、素敵な畑、素敵な建物、そしておいしいごはん などなど、本当に居心地が良くて、もっともっとずっと居たいと思いました。ホームページに写真を載せて頂いて、またそのときの空気とか感覚が思い出されました。朝の畑での臼井さんのお話はなんだか心の中にすぅーっと入ってきて、もっといろいろお伺いしたいと思いました。また是非、安曇野に行きたいと思います。ありがとうございました。         滋賀県長浜市 伊藤美喜


臼井健二様、舎爐夢ヒュッテスタッフの皆様、
 
 ウェブ拝見いたしました。皆キラキラしていますね。
 パーマカルチャーギャザリングでは大変お世話になりました。
 素晴らしい時を過ごすことができ、明らかな可能性に向かっていることを実感いたしました。
  これも集まった人々の笑顔と、場の雰囲気と臼井さんのエネルギーが あったからこそ、実現したのですね。

 ギャザリングでなくとも、また訪れる楽しみができました。 本当にありがとうございました。 河野 究一郎


先週、先々週のシャロムはとてもとても熱かったですね。
コンポストトイレの建前のとき、私、実は感動して胸と瞳にこみあげるものがありました。。。
あと2回ですね。トイレ素敵に完成するでしょうね。

臼井様
ギャザリングの感想を簡単に。。。
種苗交換・・・私は梅ちゃんが育て親のルバーブの種と素敵なめがねをしているきゅーちゃんから、にら、マリーゴールド、はつか大根、花のミックス種を播種時期のアドバイスをいただきながら封筒に少しずつもらい
ました。早速、今日、自分の畑に撒きました。
あと、センターからねむの木の苗木を2本頂きました。(ハンモックをかけるために)「あいの種」を皆さん口々に言っていたので、期待をこめて「愛」と思ったら、「藍」でした。
自己紹介・・・90人以上全員するとは思わなかった。でも断然やった方が良いですね。
話しかけるきっかけができますから。
PC
建築、エコビレッジの講義・・・山田先生の講義は今ある環境、人間、住の関係性のストーリーを班で発表しました。間伐材や廃材、木1本が山で生えてある状態でいくらか(3000円!)という今まで知らなかったお話を聞きました。
糸長先生の今大学でやられている活動はこれからパーマカルチャーを知らない人が触れる場所になっていくのだなと思いました。
アクションビジョン構想・・・
私たちの班は意見交換が盛ん。それはちょっと・・・、この言葉はどうしても入れたい・・・とか。家の中の仕事を自分でやるべき。機械製品、新機種が出すぎだとか。真剣に話し合った結果「企業から個業へ」「すべてのつながりに感謝する循環社会」「半農生活」「地域自給率100%」すべて入賞しました。
素敵な共感できる言葉が書かれたたくさんの短冊が風に吹かれてよい眺めでした。

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私は帰路につくとき、とても爽やかでパワフルな気持ちになっていました。
PC
の人たちとネットワークができ、とても勇気つけられました。

来週、九州の旅行の計画をしています。ギャザリングでお世話になった松下さんの紹介で阿蘇に泊めていただく予定です。見学やワークショップも旅行の工程あえば参加したいと思います。
         写真たくさん撮ってきます。                   では。
                         西潟 敦子 Atsuko Nishigata


シャロムヒュッテの皆様

パーマカルチャーのギャザリングに参加しました。
手作りの配慮がいきとどいた建物、料理、畑、
スタッフのさりげなくあたたかい対応・・・
どれもわぁと嬉しくなってしまうような素敵さで、とても刺激になりました。
本当にありがとうございました。

またいずれ、友人や家族とともに、ゆっくりと安曇野を訪れたいと思っています。

三好直子


8月13日メールより

今 徳子さんがシャロムに宿泊されているようですが
我々は一足お先に11日(月)に仲間と計5名で
宿泊して楽しんできました。

友人達を畑やコンポストトイレに案内・解説して臨時パーマカルチャー塾講師の気分で楽しんでしまいました(^^;)。
そして曼荼羅ガーデンなど畑の草刈等やってこようと張り切って出かけたまでは良かったのですが・・・
実際にはどこに手をつけていいのか・・・
作物さんと雑草君の区別がつかず・・・
ほとんどうろうろと徘徊するだけで・・・
逆に友人からここには○○が植えられているんだね〜と
教えられて、なんとかちょっとだけ作業してきました。
もし大切な作物さんを刈ってしまっているところがありましたらごめんなさいm_ _m
詩世先生〜チェックをお願いしま〜す。

曼荼羅の奥のかぼちゃの勢力が伸びてきているのが印象的ではじめ自分の畑にかぼちゃを蒔こうとしたときに
詩世さんから「他の人の迷惑になるかも^^;)」と言われた意味がよ〜くわかりました。
皆さんの畑にも収穫できそうなものがたくさんありましたから、ぜひ時間を作って遊びにいかれてください。

今回もシャロムタイムを満喫してすっかり元気になりました。

12日(火)の午後にはパーマカルチャーセンタージャパンにも伺ってきました。
道がわからず、予定よりだいぶ遅くなってしまいましたが、講義中だった設楽さんはじめスタッフの方が快く迎えてくださり畑の案内までしていただき、楽しんできました。
畑にはストローベイルハウス、バイオジオフィルター、チキンドーム、ルーフトップガーデンになったカルガモちゃんの家まであったり、水がわきでているのを利用して、稲作がされていたりとその場の個性をいかして、デザインすればいいのだと改めて実感させてくれました。
その人の個性もでてくるパーマカルチャーデザイン・・・
僕もはやく実際に何か形にしたいです。

センターはとってもいい雰囲気の日本家屋で随所に様々な工夫が凝らされていて興味深かったです。
とくに石釜やお風呂には感心しました。
実際にシャロムで作ったのとは異なるタイプのコンポストトイレを見られたのも収穫でした。
釘を使わないでベッドも作成中で、こちらの完成も楽しみですね。
自分の手で何かを作り出す喜び・・・いいですね。

友人達も大感激で、いい休日を過ごすことができました。
それぞれ自分の家に帰って、今回の旅行で得た刺激がエネルギーとなり、何かが少しでも変わり始めることでしょう。
ありがとうございました。(^^)V

中村 嘉郎


工具を出したのでついでにパーマカルチャーのコンポストの手直しと芯壁用の下地と窓枠を取りつけました。

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BeGood Cafe Azumino Vol.1
Vol.9
■2003年8月30日(土)−31日(日)

みんなもっと素敵に生きていけるはずです。
世界中の誰もが幸せになれるはずです。
心豊かにピースな生活を始めてみませんか?


『オーガニックな生活入門 パーマカルチャーの基本と実践例

爽やかな安曇野でパーマカルチャーを学び、自然の優しさを感じましょう。
今回は、「
オーガニックな生活入門 「コミュニティ作りの基本」 を学びます。
これから私たちはどう生きたらいいかパーマカルチャーにその答えが沢山あります。
パーマカルチャーの農園作りを通じて21世紀の生き方を学びます。
また循環型社会モデルを先取りしているシャロム・ヒュッテで
豊かな社会へのキイワードを学習します。
そして、美しい自然を満喫しましょう。

写真をクリックすると大きな画像になります。

■2003年8月30日(土)−31日(日)

8月30日(土)
13:30−14:00  ビデオ上映「〜素敵な宇宙船地球号〜パーマカルチャー」(自由参加)
14:00−14:45  オリエンテーション

森の広場に集まってのアイスブレイク まず集まった地域別に分かれてみました。圧倒的に関東方面が多く集まりました。

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14:45−17:00  パーマカルチャー講義「コミュニティ作りの基本」/設楽清和

まずパーマカルチャーガーデンでのコミュニティ 植物の繋がりを説明いただいた後ガーデンの草刈りをしていただきました。

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草狩り後すっかりきれいななったガーデンの前で記念写真です。

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4グループに分かれてのワークショップです。ガーデンの中にコミュニティーを作り出すワークショップが行われました。グループ内でのワークは人の繋がり コミュニティーを作り出しました。

石を使ったロックガーデン作り 
  動植物が住める環境作りということで8の字登り龍ロックガーデンガーデンが計画されました。

ハチを呼ぶための仕掛け作り
 高床式でリンゴ箱に竹を入れて屋根を作りハチが住める巣箱作りでかわいいデザインの物を計画

鳥を呼ぶための仕掛け作り
 嶽小屋の廃材を利用して鳥の餌台を作り屋根は竹で作りその雨水を水槽(植木鉢の大きい物を使いオーバーフローはロックスパイラルガーデンの池に流れるような形を作るり鳥が靴環境作りをする

植物のギルド作り 
 秋の野菜ギルド 秋の鍋ギルドを計画

各グループから具体的な取り組みがは発表されグループの活発な意見交換がされました。

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夕食メニューです。

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20:30−21:30  ナイトウォーク「月夜のナイトソロウォーク」/小笠原あや
21:30−22:15  自己紹介オープンマイク/DJ:谷崎テトラ

一人1分の自己紹介タイムはちょっと短かったけど参加者が繋がる良いきっかけになりました。バックではDJ:谷崎テトラが曲を流し心地よい空間を演出しました。

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22:15− 森の哲学者 メイナク族の教えを 鑑賞 まとめたディレクターの森谷さんを囲んでメイナクの知恵を学びました。

 『森の哲学者メイナク族の教え』 ビデオ上映            ディレクター森谷博 解説

メイナク族は、ブラジルアマゾンのシングー・インディオ国立公園に生活する先住民族です。わずか200人たらずの人々がひとつの円形の村で、昔から続く暮らしをしています。近くの川で捕れる魚と、近くの森で採れるマンジォッカと言うイモを主食にしています。家は近くの森で採れる木で作り、一本一本の柱がどこで採れた木か全部わかっています。陶器や装飾品も自分で集めた材料で作ります。彼らは身の回りのものがどこからやって来たかすべて知っています。どこから来たのかわからないものにあふれている私たちの生活とは対極にある、まさに「身土不二」の生活。
 
 彼らの生活は、「森の哲学者」と呼ぶにふさわしい知恵にあふれています。

写真展『Wonderful World
 〜アマゾン先住民メイナク族の教え〜』

「幸せ」や「自然」という言葉を知らないメイナク族。日本人が求めて止まないこれらの言葉がない世界とは?彼らのシンプルな生きる知恵に、しばし心の耳を傾けてみてください。 ディレクター森谷博 さんに解説いただきました。

8月31日(日)
06:00−08:00  雨のために ワークショップでまとめた実習は中止になってしまいました。その分のんびりと過ごすことができました。

早起きをされた人を中心に今までのPEACEパーマカルチャーガーデンのあゆみをホームページにアクセスして紹介されました。
08:00−09:00  朝食

取り立て野菜と石の薪窯で焼いでたカンパーニュ自然の恵みです。

09:30−10:30  ビーグッドTALK−2「土のきほん〜土のある生活〜」/四井真治

生ゴミをみみずコンポストで処理する仕組みを紹介いただきました。

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10:30−11:30  ビーグッドTALK−1「自然農の考え方」/臼井健二

虫も草も敵とせずたがやさない自然農の畑の紹介のあと昨日のワークショップでまとまったプランをピースパーマカルチャーガーデンのどこに作るか検討しました。ピザのトッピングの野菜を収穫してマルゲリータ用のバジルを各自で収穫ハッピーオーガニックランチに備えました。

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11:30−13:00  ピザを作ろう!+ハッピーオーガニックランチ

シャロムのピザは薪の石窯で焼くナポリタイプです。程良く発酵した種を手で延ばしチーズと野菜をのっけて石窯の中に2〜3分で美味しいピザのできあがりです。実際にはなかなか思うようにいかずサモサになってしまう人もいました。

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13:00−13:30  エンディングセッション
   

1番思い出に残った場面を絵に描いて発表 そしてグループでのシェアーリングいつまでも離れがたい雰囲気でした。

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 パーマカルチャー   カナシロリエ  リポート
今週末、BeGood Cafe Azumino Vol.9
「オーガニックな生活入門 コミュニティ作りの基本」

お天気は、雨だったのですが
森や畑は、雨を受けて神聖な感じがしました。。

舎爐夢(シャロム)ヒュッテというところで行われるのですがシャロムとは「平和」と言う意味のヘブライ語。。

人間も自然も木も草も虫も皆んな仲間!共に支えあって生きる共同体が目標!という素敵な宿です(^-^)

ヨーロッパの山岳リゾートを思わせる建物でファッフョン雑誌のバックに何度も使われているのもうなずけます。景色も最高♪目の前には美しい山と畑が一面に広がっています。。

そこで、1泊2日のBeGood Cafe安曇野 パーマカルチャーが行われました。。

パーマカルチャーとは。。

人間にとっての恒久的持続可能な環境を作り出すためのデザイン体系のこと。。

生物学者のビル・モリソンがオーストラリアで始めたそうです。。

自然の法則に従った生活。。
自然の仕組みに合わせた、自然と人が共に助け合って生きる方法。。
近い未来の形。。未来型ライフスタイルはこれだ!!と私は思いました。

自然に逆らわない生活。。
今の建物社会は、人間が便利に生きる為に自然の流れとは逆の道を歩んできてしまいましたね。

パーマカルチャーの目的は「持続可能 多様性 調和」

=生物どうし、あるいは生物と無生物との多様な関係性の中に成立している
=あるべきものがあるべき所にある・無理がない・無駄がない

太陽が大地を照らす、大地から生物が生まれる
成長した生物が影を作り、その下の大地からまた別の生物が生まれてくる
その生物は、別のある生物がないと生きられない
だから、ある生物はその生物の為に生きている。。

ちょっと、表現がうまく出来ないんですけど(^-^;
お互い支えあって、皆んな繋がって生きているというコトですよね。。

私たち人間も、そのサイクルによって生かされて貰っている。。
そして、私たち一人一人にも生きている意味、人間が生まれてきた意味がある訳です。。

その自然な流れに沿った畑を見せてもらいました。

たくさんの野菜や植物や生物たちが一緒に生きている畑。。

強い光が必要な野菜は、太陽がたくさんあたる南の方角に。。
とっても仲良しで、隣りに植えると成長が良くなる野菜と植物。。

雑草は、大切な資源!
ちょっと多く生えすぎたら、刈って苗の周りに置いてあげる。。
その下には、たくさんの菌や大きなミミズたちがふかふかの土を作ってくれる。。
残りの雑草たちは、大切な水を蓄えてくれる。。

甘くて、美味しい野菜たちは全部を収穫してしまうのではなく
次の世代の為に、種として残しておく。。

もう!なんて無駄がなく多様な調和した美しい畑なのかしら!と感動ぉ。。

自然の力と人間の知恵を使ったコラボレーション!!

人間の知恵や科学は自然を知って自然と共存するためにあるものですよね。。

核兵器を作る為に、知恵がある訳ではありません。。

生活や心を自然の流れに合わせれば
本当の精神的な幸せと平和な道が開けるのかもしれません。。

実際、私たちの生きる源。。食は危険な状態にあります。。

大地が汚れてるように、海もかなりのスピードで汚れています。
まず、魚は食べられなくなるでしょう。。

どこをどう流通してきたか分からない野菜 何を食べさせられて育ったのか分からない肉

生きていくのが難しい状態です。。

今からでも、社会や生活を変えて行かなければなりませんね。。

”地球で生きる”というコトは
いかに地球を知って生きるコトが重要か改めて考えさせられる2日間でした。。

そして、知るコトがいかに楽しいか!というコトも分かりました(^-^)

小笠原あやちゃんによる森のナイトウォークや、手作りピザ作りやオーガニックフードも美味しくて楽しかったぁぁ(^-^)

次回は、10月25、26日に開催されます! ぜひ!皆さんも体験してみてください♪   カナシロリエ

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