みなさんこんにちは、今日は悲しいお知らせがあります。今日午後「風のパン屋」の
ケンちゃんが亡くなりました。

去年9月に首に腫れ物ができて以来治療を続け去年の11月には通院治療にまで快復し
ていましたが最近首の片側がはれ先日も東京まで診察を受けに来てこれからの治療に
ついて希望を語っていたのですが、今日の午後旅立ちました。

お通夜は明日
2月15日 松本の自宅で行われると言うことです。
自宅   長野県松本市深志3-10-13

詳しいことはまだ決まっていないようなので。

取り急ぎお知らせまで。

KUMAでした。

いのちの祭りを共につくり上げてきた盟友、パン屋のけんちゃんこと、西村健ちゃん
が、きょう、亡くなられた。

とことん真摯にいのちに、スピリットに向かい合ってきた健ちゃん。
健ちゃんのことば、そしてその存在の姿勢には、いつもはたと気づかせてくれるもの
があった。
いのちへと、スピリットの源へと人を立ちかえらせるものがそこにあった。
その真摯な存在の姿勢には、いつもいつも、深深と敬服させられるばかりだった。

「おいしい食べ物は、世界を救う。
まっとうな食べ物は、元気をくれる。いのちが喜ぶ。」−−健

いのちの祭りが終わった後の9月10日、健ちゃんの誕生日の次の日、いのちの祭り
2000の最後の実行委員会
が松本で開かれ、そこには喉と首の腫れ上がった健ちゃんがいた。はじめてわたした
ちは健ちゃんが
 悪性リンパ腫と闘っているということを知ったのだった。それは一昨年のいのちの
祭りの準備段階から再発していたのだ。
そんな中で健ちゃんは、あるいはそうだからこそ、いや常に健ちゃんにはそういうこ
となのだったのだろうが、
祭りの場所探しから企画、ウオーク、炊き出し、パン作りにと、心からいのちと向か
い合いながら、いのちのすべてを
捧げながら、祭りと向かい合っていた。いのちのことだから、そこから引くなんてこ
とはありえないことだった。
いのちをまっとうすること、それがあるばかりだった。

健ちゃんのメールにこうある。

「いのちの祭りだから命懸けさと、神宮寺から鉢伏窯まで火を運んだ。
この体だから暑い日差しには、耐えられないと、日が暮れて、
7時ごろから歩き始めた。着いたのは1時を回っていた。
途中、知り合いに分燈しながら。
7月29日
鉢伏窯から、鉢伏山まで山道を登った。
ブッシュをかきわけ、背より高い濡れたクマザサで
火が消えない様にと片手を上げたまま」

「それもこれも、いのちの祭りだからできたこと
レインボウギャザリングを夢に見る。
いろんな所で、いろんなことが行われてる。うろうろしてて、
出会うも縁、出会わぬも縁。ハプニング、ラッキー!そして大いなるミスティック。
グレイトスピリットって英訳しちゃたけど、ニュアンス的には、ミスティックだ。
そうだ。     グレイトミスティック!
不思議だね。おお摩訶不思議。
いのちの祭り。
なにも取り決めの無い祭りをやりたい。  いつの日かきっと」


健ちゃんのメッセージはわたしの内に、わたしたちの内に深く刻まれ、
健ちゃんは、死を超えて、ここにいる。
健ちゃん、さようなら。そしてそしてこんにちは。
健ちゃん、ありがとう。とってもいっぱいもらったよ−−それをみんなに分けてゆこ
う。
さよならは言わないよ。

いのちの祭り2000代表 おおえまさのり

命って何だろう 最後までこの問題を私達に投げかけて逝った
健ちゃんに冥福あれ
本当に大事なものは何か問い 形にしていった健ちゃん 自給用の田んぼを作り み
んなにパンを焼き パン窯は全て廃材 拾ってきた大きな釜 パンを載せるパンじゅ
うはフイルムケース 廃材で火をおこし 天然酵母のパンを焼く 友達の家作りを手
伝い愛を振りまいた健ちゃんに 幸あれ
死はけして敗北ではないと思っています。魂の側から見ればむしろ喜びであるかもし
れません。
執着を持った人間界から見れば哀しいことですが宿題をやり終えて光の元に返って
いったのだと思います。
虹のように目に見える時間は一時かもしれません。本当の自由を手に入れて 光から
生まれて光に帰っていたのでしょう。みんなの中には永久にけんちゃんが生きていま
す。すぐそこで声を掛けてくれる気がします。
神宮寺でのプレイベントで健ちゃんが入場券の変わりに木のペンダントを200個つ
くりました。
そこには Love &peace 神宮寺 と書かれています。これが健ちゃんからの贈り物
です。
健ちゃんに冥福あれ


〒399-8301 長野県南安曇郡穂高町豊里  舎爐夢ヒュッテ
                               臼井健二
      

健ちゃんのお通夜に行って来ました。沢山の人が家には入れずに道まで溢れていました。健ちゃんは4日くらい前から様態が悪くなったようです。2月14日午後5時20分 のどの悪性腫瘍のため眠るように自宅で亡くなりました。享年50歳でした。通夜には沢山の人達が訪れ 焼香していました。彼の人柄が偲ばれました。

明日の予定ですが

10時30分〜11時 納棺 自宅  390-0815 松本市深志3-10-13 tel 0263-33-7420 西村健

11時20分〜30分 出棺

12時 火葬 松本市営葬祭センター 0263-29-0001

尚 葬儀は行わないということです。12時の火葬の時に集まり健ちゃんを偲ぶ予定です。

お集まり戴ける方はお越しください。健ちゃんとの思いでの品々等ありましたらお持ち下さい。

「いのちの祭り。
なにも取り決めの無い祭りをやりたい。  いつの日かきっと」 西村健
      この健ちゃんの願いを明日叶えてあげましょう。       
    

「なにも取り決めの無い いのちの祭り」 in 松本 2001.2.15
 音楽があり 歌があり 詩があり 愛があり 命がある 
    

      健ちゃんにふさわしい
       旅立ちの

           「いのちの祭り」を!


「なにも取り決めの無い いのちの祭り」

                  in 松本 2001.2.15

 

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