安曇野パーマカルチャー塾 第4

6月21日() 1日目 くもり時々あめ 

出席:あっちゃん、あめんぼ、きーちゃん、さとりちゃん、せまさん、なかちゃん、

ねぎちゃん、ひでさん、みかちゃん、やぎちゃん、ゆかさん、よりちゃん、

りえちゃん、るりちゃん、かな

お休み:かっつー、かずちゃん、こーへーさん、やよいさん 

学校へ行く途中、畑を見かけると、草ぼーぼーだなぁって思っていたけれど、最近は

フカフカだなぁって。身近な景色もなんだか少しちがって見えてきました。 

季節は梅雨。今週末も雨の予報でしたが、見学や農業実習を見守ってくれているみたいに、

ふしぎと雨はちょっとだけでしたね。 

健さん、梅ちゃん、おかくいさん、

しぶかずさん御一行、半日参加のおくさん、こんにちは(^^) 

12:50  今回の集合場所は松本でした。駅集合グループは集合時間を勘違いする

などありましたが、無事に合流。次回から気をつけます◎ 

13:30  自然農法国際研究開発センター(自然農法センター)農業試験場の見学

       育種責任者の中川原さん、よろしくお願いします。 

こちらでは、化学肥料や合成農薬に頼らずに、自然界の仕組み、特に土の偉力を最大限に活用する自然農法の栽培技術の研究、育種をしています。5年に1度耕すだけだそうです。 

【土は人の体と一緒】

麦(エネルギー)・豆(たんぱく質)・野菜(ミネラル)のサイクルを基本に、土も人の体もつくられています。ミネラルばかりだと土も体も冷えてしまう。主食・主菜・副菜のバランスが大事!

【色々な野菜たち】

小麦、ライ麦(枯れて干したものがストローになる!)、トマト(葉と根のバランスを整えるために、葉を一枚残しておく)、なす、ピーマン、ルッコラ、レタス(結球は改良によるもので、自然のかたちではないのだそうです。知らなかったぁ!)、メロン。

野菜によって生え方はさまざまで、同じ野菜でも育ちのよいもの悪いもの、一見元気がなさそうでも根は太く深く育っているとか、色々でした。

 

いくつも育てていくと、かならず何本か強いやつがでてくる。どうにかして子孫を残そうとする。脳をもっているのかな!?そう思わせる生命力を見られた気がします。

自然に育つと強い、人の手で育てようとすると弱い、なぜだろう?

子育てと一緒で、鍛えるのって難しいようです。

与え過ぎもよくない、ちょっと足りないくらいがちょうどいいのですね。

 

特注品のながーい鎌で、おかくいさんとあっちゃんが草刈りに挑戦!

見るのとやるのは大違いのようで、難しそうでした。

中川原さんは「楽しいんですよ♪」とラクラク。習得したいなぁ。

 

14:45  もう一つの試験場に移動

 

ここの自然生えから、たくさんの品種が生まれています。

スーパーで買ったトマトをつぶして土に入れるだけ?!なんだか楽しい♪

これ、ダイコン?これ、カボチャ?そんなかんじで、野菜は自由にのびのびしていました。

 

15:20  センターに戻り、にんにくを買ったり(一皿100円!)カタログをいただいたりしました。 貴重な見学、ありがとうございました。 

15:30  シャロムへ出発

16:20  農業実習 

わくわく、畑はどうなっているかな?

草刈りをしながら、

あれー?ここ何植えたかな?あれー?何だか元気がない?あ!ラディッシュできてる!!

などなど。

トマトのわき目をとると、1段、2段と、だんだんと実がなります。トマトピューレにしたいときはわき目をとらずに一斉に収穫するのがいいですね。

 

【今回収穫した野菜たち】

ラディッシュ、白かぶ、チンゲン菜、小松菜

【土を肥やすには・・・】

米ぬかや油かすを入れる。穀類、豆類で土のバランスをとる。

ちょっと不足ぎみくらいにね。

 

17:30  しぶかずさんたちとお別れ

お風呂へ出発 

19:00  夕食

       待ってました-!元気の源です。

【今晩のメニュー】

ごはん、タイ風野菜あんかけ、淡竹(はちく)はるさめ、

豆腐にカレー味色々のせ(新作!)、あずきとゴマのデザート

       おいしかったぁ-ごちそうさまです♪♪

 

20:00  アースオーブン講義

【最速予定】 8月   土台づくり

9月   1層目(1st or thermal layer

10月  2,3層目    ※デザイン遊びは2nd

11月  初がま 

21:00  わいわい交流会 

国王ご到着。

雷がビカッと光ることもしばしば、大好評のキャンドルナイトのなか楽しい時間となりました。 

23:00  おやすみなさい。

6月21日(日曜日)2日目 曇りのち雨

おはようございます。朝もやの中、2日目始まりです。ひんやり空気が最高です。森が美しいです。

 6:00 ヨガ
 私には毎回恒例のリラックスタイムです。今回は後半、うわさの(?)楽健法講習会でした。きもちいい〜!!
 頭も体もスッキリ。未体験の方は、ぜひぜひ次回。

 7:00
 国王による前回のおさらいです。
 国王作の1/5模型と、秀さん作の1/15模型をもとに、全体像のおさらい。
 
 基礎の上の土台の事。入口部分(全面)の柱の差し込み方など、ディテールもお施主さんと話し合って決めます。
 大事な事のおさらい。
 ・建築の寸法は中心線でとる。
 ・GLから水の高さで、建物の高さが決まる。頼りにするのは水墨だけです。
 ・柱の中心の墨さえ合っていれば、どんなカタチの素材でも作ることができる。
 
 ・木に、どこの材になりたいか聞く。
 ・梁を増やすと、一本の梁への加重が分散される。ただかっこいいだけじゃありません。こういうのもお施主さんと話し合って決めます。
 国王に実際の家の建築図面を見せていただきます。記号は自分で決めた記号を使って良いとのこと。ただし、仲間内で分かる様にしましょう。

丸太小屋の墨付け
http://www2u.biglobe.ne.jp//tyouken/koyamaruta/koyamaruta.html

大工道具紹介
http://www2u.biglobe.ne.jp//tyouken/dougu/top.htm

模型を秀さんが作ってきてくれました。3日かかったそうです。朝5時からの作業だったようです。有難うございました。

棟梁も丸太で模型を作ってきてくれました。これで全体像がわかります。



 国王の粋な思いつきにより、マイ墨差しを作る事になります。やったね!

墨差し

棟梁が墨差しの作り方を教えてくださりました。丸太に印を付けるには鉛筆ではうまく書けません。墨差しがとても便利です。 これは使ってみて実感がもてます。

墨差しとは 板材、角材などに印や文字を書く道具。巾の広い方は線引き用、細い方は文字を書く。
真竹製で一方はヘラ状、もう一方は筆状に削り、両端とも細かく裂いて弾力性を持たせる。

まず竹をみずにつけてやわらかくしておきます。


2~3ミリに割って平らに削ります。木口をノミで裂いていきます。

 

細かく裂いて弾力性を持たせます。 写真のように板を当ててノミで割っていくとやりやすいですね。

先端を削りへら状にします。この部分で線を引くようになります。

斜めにノミで落とします。墨を付けるときに引きやすいです。

上部も少しとります。

もう一方は筆状に削り金槌でたたくか裂いて弾力性を持たせます。

墨壺の墨を付け 線を引いてみます。細い方は字を書くのに使います。

各自1本の墨差しづくりです。 みんなひとり一本、自慢の墨差しができました!

この時、のみの研ぎ方も教わります。始めは1000番くらいので水をつけながら研ぎ、その後仕上げの天然石で水をあまり付けずに泥(?)で研ぎます。
 この石、とーっても高いですが、20年もちます。ただし、壊れやすい。国王も割れを補修して使っていらっしゃいました。
 国王の名言「いい女ほど壊れやすい」
 あ、こっちが先でした。「いい砥石ほど壊れやすい」
 はい、頷いてないで、大事にしましょうね。

建築用語大辞典

http://www.fukuicompu.co.jp/fcmweb/daijiten/main.asp

 【用  語】水盛り  遣り方
【よみがな】みずもり やりかた

水盛りっていうのは水平の印をつけること。

遣り方(やりかた)っていうのは、建物を建てる場所の回りにめぐらす板と杭のことです。合わせて水やりともいいます。

http://tezukuri-uchi.hp.infoseek.co.jp/kouza/kouza-kiso02.html

意  味】
 建物の水平を決める作業のこと。元来水を使って水平を出したところから、この名称がつけられた。

 ① まずは計画予定敷地の外周に杭を立てます 
    これは建物を造る位置から1メーターくらい外にだいたいの位置に打ちます。

          レベル高さをを計ります 。見た目と実際ではかなりの差があります。ここでは機械のレベルを使いましたが ホースに水を入れて 水の高低差ではかることもできます。また小さな建物だったら水平機を抜き板に当てても可能です。昔は水を使って作業したことから水盛りと言うのだそうです。

レベルで高さを決めて印を付けます。この工程を水盛りといいます。

 

          印にあわせて水平な板 抜きを打ち付けます。

これまた余談なのですが沖縄の大工は測量機材などは使わずに、あの青い海の水平線と杭を照らし合わせて、水平を計るそうです、素敵ですね。
建物の位置を決めて水糸を張ります。杭は直角に打たれているわけではないのでまず釘を打って水糸を1本張ります。 杭の1本を左右斜めに切ってこれを基準とします。これをしておかないと間違ってたたいてしまいレベルがずれることがあります。

この水糸を基準に直角に水糸を張ります。この時に3対4対5で直角の大きな木の定規を作ると正確にできます。おおばかり

水糸から基礎の位置 今回は1間 1間半の位置に釘を打って水糸を4方向に張り 直角と長さを確かめます。

完成した水盛り  水やり 杭と貫


 これでいよいよ建物の正確な位置が決定しました!

9:00 墨付け、きざみ作業
 軒桁、棟桁、それぞれの班に分かれ、協力して作業を進めます。

雨が降り始めたので丸太をベランダに上げて作業をしました。

木口を片1方づつ切って垂直線に板を打ち付け柱部分を削り取ります。垂直の板を打つことで水平がわかりほぞ穴も垂直に掘ることができます。水墨から何寸下がりか書いておくと柱の長さを測るときに便利です。

墨の打ち方
http://www.hakonesekisyo.jp/db/data_inc/inc_frame/fr_data_04_02_03_03.html

墨壷

http://homepage2.nifty.com/s-kawai/sumi_a.html

■すみつぼ
大工さんが家を建てる木材に墨差しを使って線を引いたり加工する印を付ける道具で墨壷の糸で長い線を打ったり(線を引く)する道具

大きさ方とも様々で凝った墨壺や自分で作ったものを使う大工さんもいます
※墨が薄くなったら墨汁かや削り墨を補充します


■墨差し(すみさし)
竹で作った物、一方は線を引き反対側は文字を書いたりする(大工さんが自分で作るが、既製の墨さしも多く出回っている)

■仮小(かりこ)

墨を打つ(すみ壺内にセットされた糸の先に付ける物で先端は針状になっている)時、糸の先端を木材に仮小をさして固定させる物


http://www2u.biglobe.ne.jp//tyouken/dougu/d-12.htm

墨壷の針に糸を一巻きし垂直だししたところに固定。
墨壷の糸を伸ばし反対側の垂直だししたところへ。

仮子を墨を打つところにさして 墨糸を延ばします。
糸巻き部分を親指で押さえます。右手で墨糸を持ち 左手の人差し指で墨糸をからめて墨の打つ部分に置きます。 
墨糸を離すと丸太に墨が打てます。
墨糸の張り具合や墨糸が墨で塗れていることに注意が必要です。乾燥したら水をたすと墨が打てます。
墨糸が墨で濡れない場合などは墨差しで押さえて墨糸を引くときれいに墨が打てます。
糸を真上から落として墨付けをします。

下場芯から直角に墨を打ちます。柱より広く線の位置をしるし水墨より何寸下がりで柱の部分を水平に削り取ります。

削り取った後 ほぞの部分をけ引きします。まず縦に墨を打ち 中心部分に線を引き1寸3寸のほぞ穴の部分を印します。

これは模型の材です。

10:30 ブランチ
 待ちに待ったご飯の時間。さて今回は。。。
 ・ひよこ豆の入った野菜の中東風煮込みとクスクス
 ・ズッキーニと茄子がゴロゴロ、ラタトゥーユぽい煮込み中東風、ヨーグルトがかかって、ミントが利いています。
 ・レタス、ルッコラ、お花(名前失念!誰か教えてください)のサラダ、バルサミコ酢ドレッシング
 ・黒豆のパン、レーズンとクルミのパン
 ・ローズウォーターの入ったセモリナ粉のデザート。もちもち。

 大地の恵みと、作ってくれた人と、、、、なんだかんだに感謝して、いただきまーす!
 あっと言う間にペロリでした。最高です。ありがとうございました。

 

11:30 作業の続き

のこぎり ノミ 曲がり尺 スケールなどの道具類 
ほぞの墨付けが終わったら中心線に板を打ってそれを参考にほぞを掘ります。
ドリルで3カ所穴を掘ると作業がはかどります。

桁が完成したので桁梁に移ります。まず番付を打って曲がった部分を上になるようにします。

木口を切って墨を打てるようにします。桁の太さが違うのでそれぞれ合う位置に 水墨の墨付けをします。水とは峠から2寸下がったところ。

できた!パーなカルチャー梁の墨付けレポート
 けんさん、今月もお世話になりました!
 パーなカルチャー塾のみかです。

 今でも梁の水墨はあれでよかったのか…と、もやっとしてます。
 明日は参観日なのに、もー気になってしょうがないので、こんな時間まで本当にパーになってしまうと思いながらレポート、いちおー書きました。
 まぁでもそんだけ、夢中になって考え、自分の仕事に責任を感じてやれるというのは幸せなことですね!これぞ学び。没頭ってやつです。

 では、
 梁のレポート、引き継ぎます!けんさんの書いてくれた流れに若干乗っていない気がするので、どうにでも変えてください。それから、用語の使い方がいまいち?です。わかりにくかった直してくださいね!

 まず基本的な考え方として、梁の重さは柱に支えてもらいます。
 梁には棟桁の重さもかかってくるわけで、それでは支えきれないわ!というわけです。
 ヒデさんが作ってくださった模型では桁の中心に梁がくっついてましたが、梁をもっと下に下げて、柱にのっけてしまうというイメージです。
 柱に桁が乗る部分に梁も乗るように考えて、水を出していきます。

 桁の太さが違うということなので、桁の「い」さんと「は」さんと相談しながら事をすすめます。
 桁の水墨から柱の乗る部分までをそれぞれ測ります。
 ただ、梁が柱と接する部分は水平に削りたいので、削り分を5分余分にとっておきます。
 つまり、
 「は一」の水~柱が2寸だとすると+5分=2寸5分を側面の垂直線、下から測って墨付け。
 「い一」の水~柱が1寸8分だとすると+5分=2寸3分を反対側の側面の垂直線、下から測って墨付け。
 この2つを結ぶようにして、墨壺を使ってぱちっと墨を打ちます。
 これが梁の水墨になります。
 「は二」「い二」も同様です。

 これで梁の水墨の墨付け完了!(のはず…)

 次。梁の長さは9尺なので、9尺をもう一度正確に測り、両端をぐるりと一周、墨を付けます。
 最後の写真は墨付けが未熟なため、一周まわって、かなりずれてしまったので、こそこそと消そうとしている悲しい姿です…

 以上、本当にこれであってる?な、みかより。でした!

 伝わるでしょうか…
 よろしくお願いします!



桁が完成したので柱に移ります。柱も十時に墨を打ちます。ねじれがないように曲尺を当てて目測します。高さは梁から7尺 GLに決めました。土台は4寸角ですので柱の長さが決まります。

柱チームレポート。

 暇そうにしていた為、柱にとりかかれ~~っと私に指令がくだりました。
 早速 国王に、
 柱はどうしたらいいかお尋ねすると
 「まずは 高さをどれだけにするのか、土台はどれだけとるのか施主さんに相談して下さい」と言われ
 目の前でニタニタ笑っている健二さんに おうむ返しで質問をした。

 「高さはどれくらいにしますかぁ~? 土台はどれくらいとりますか?」

 健二さん
 「土台は 4寸角で」
 「高さは GLから水までが210で」と答えが返ってくる。

 GLってなんやねん??????
 4寸角ってなんやねん?????って感じですが、

 それを元に 国王から柱の説明を受ける。

 模型をもとに、
 建物の前方に来るイの・ ハの・は GLにはめこむ形で柱をつけるということ。 
 
建物の後ろ側にあたる、イの・ ロの・ ハの・は4寸角の上に柱がのるということ。

 国王「柱は以上で説明が終わりです。あとは頑張って下さい」
 健二さん「はい、頑張って下さい」(ニタニタ)


 (; ̄ー ̄)...ン?
 私、わかってるようでわかってないようで、わかってるふりしちゃってる~~~~? 
 

ま いいや、やってみるかぁ~。

 早速、りえちゃんと二人で
 床に転がっている柱5本分の材をみつめ、どこに行きたいのか木材に相談をしてみる。

 前方には太いしっかりした木の方がいいでしょうということで、太めの二本を選び、
 とりあえず、
 イの・ ハの・とマイ墨差しで番付を記入。
 自分で作ったマイ墨差し(((((なんだかうれしい。なんだか楽しい。
 なんだか一人前になった気がする~~~))))))))

 残る3本にも イの・ ロの・ ハの・と記入。

 印がみやすいように、木材の上下をスライスカット。

 木が生えていた方向で上下を決める。下が太い方が強度が強い(←って言われたような気がする・・・)

 そして、
 垂直だしをする。

 差し金をあて まっすぐなところで印をつけ、墨つぼで表裏左右?4か所に印をつける。

 イの・とハの・ (GLから柱になる)
    GLにあたる下側から210のところに印をつける。
    軒桁とあわさるほぞになる部分を二寸計り印をつける。

 イの・とロの・とハの・(GLの上に土台(4寸角)がきてその上にのる)
    GLから210ー4寸のところに印を付ける
    軒桁とあわさるほぞになる部分を二寸計り印をつける。

 ほぞになる部分は後から正確にはかる。二寸取っておけば問題ない!!


 以上、柱のレポートです。

 ところで素朴な質問ですが、210ってのは、210センチですよね。尺メモリでは69尺3寸になるんですか?

ごめんなさい 7尺のつもりでした。(KEN@シャロム)

 なぜにそこだけセンチになっちゃったんだ?と思いながらのレポートです。

 間違ってるとこが、いっぱいあるような気がします。修正よろしくお願いいたします。


 あっちゃん@宿題きらいぃ~( ̄- ̄)
 

 

宿題日本のシステムデザインの発表です。

13:30
 皆さん作業に夢中になって、後ろ髪引かれつつも、お片づけです。
 みんなで協力、ぱっぱとお片づけ、お掃除。

 14:00 おやつと宿題発表
 日本のシステムデザインについて、各自調べて参りました。
 エネルギー、水、食料、それぞれまぜこぜでグループになり、まずはグループ内で発表。その後各グループの意見をまとめ、全体で意見を分け合います。

 マクロの視点な人、ミクロな視点な人、実に多様性に富んでいます。
 うめちゃんからもらったヒントのキーワードをもとに、それぞれの興味の分野をそれぞれのやり方でまとめて来ました。> システムデザインの概念は、インプットされたものがプロセスを経てアウトプットされる生産機能の事です。アウトの要素がインの要素になり、環境を一定に保ちながらプラスの関係性を持って循環することが理想のシステムですが。。。

 エネルギー:
 エネルギー自給率4%、資源の枯渇性(オイルピーク)、再生可能な自然エネルギーへのシフトの必要性、などに視点が集まります。

 水:
 水循環の仕組み、水の使われ方、更にバーチャルウォーターで世界の水を大量消費しているという実態。上下水道の普及によって、日本は本当に豊かな国になったのか?など。

 食料:
 食料自給率39%、フードマイレージの偏りと拡大、食品ロスの現状。日本の悪循環なシステムが身近なところからいよいよ明らかに。

 共通して言えるのは、「全然上手に循環してなーい!!」という事でした。
 サブシステムが足りません。使い過ぎ、便利を求め過ぎ、による、単純な悪循環の連続です。矛盾も多いですね。
 前々回くらいに習いました。自然界はさまざまな生物がそれぞれのシステムを持って複雑に絡み合って存在しており、微妙なバランスで安定を保っている。

「色々を知ってしまった今こそ、正しく、具体的なフィードバックが必要です。
 印象深かったのは、日本の未来予想図。ヨーロッパ諸国の地球規模での永続性を優先したビジョンに対し、日本はいまだに生産性の向上や経済の発展が優先のビジョンとのこと(ゆかさん資料より)。疲れた皆の顔に、淀んだ空気が流れます。

 しかし!諦めるのはまだ早い。こんな世界を変えるのは、ずばりパーマカルチャーなのです。
 ゆっくり、のんびり、楽しく、愉快に。自然と対話しながら、いつの間にか世界を変えてしまいましょう、みんなの力で!
 みんなの心がひとつになるのを感じたのは、私だけではないはず。

 15:30 振り返り
 はい、お疲れさまでした。
 今回も盛りだくさんでしたね。
 楽しかった事も大変だった事も美味しかった事も、すべて次に繋がります。
 これから一ヶ月、畑の野菜達に遠隔で愛情を注ぎましょう。今回来れなかった皆さん、次回元気に会いましょう。
 日本をちょこっとずつ変える!という密かな決意を心に秘めつつ、それぞれの帰路に着いたのでした。

 そういえば、終わって、宿から帰る時にざーーーっと雨が降り出しましたね。
 
 いやー、よく出来てるもんですねえ。。。

                                  全体レポート 根岸真由美

 

4月春作ったキーホールガーデンに自分たちで撒いた野菜が大きく育っていました。朋子さん曰く愛情がかかっているから大きく育っているということです。

 

625日 レベルに合わせて床を削ってGLを平らにしました。これで型枠が組めそうです。キホールガーデンやロックスパイラルガーデンに植物が茂りだしていい雰囲気になってきました。

ホタルブクロが花をつけトマトも大きくなってきました。

 

6月27日

型枠を運んで基礎の型枠を組みました。今回はべた基礎にする予定です。土台が4寸なので六尺×9尺に5寸たして型枠を組みました。あとはアンカーボルトの手配とコンクリートを流し込むだけです。半練りを買ってきて流し込みたいのですが生コン屋さんは休みの日は営業していないので砂  砂利 セメント 水を練らないとだめなのかしれません。

基礎(きそ)

 建物の荷重を支え、地盤に伝える脚部。布基礎と独立基礎等があります。

布基礎(ぬの基礎)

 木造やコンクリート壁構造などの小規模建築に用いられる基礎。
 一般にコンクリート+鉄筋を使用し形状は、逆T字形になっています。

べた基礎(べたきそ)

 建物の床部分を全てコンクリートで固めた基礎の事。
 基礎の設置面積が増えるため、地盤荷重の負担が減り、基礎全体の力も強くなります。

(1.82+1.53)×(2.73+1.15)×0.10   →

1.973×2.283×0.1→0.4504359

0.5㎥ 必要

セメント:砂:砂利 1/7  2/7  4/7

(0.14+ 0.28 +0.57)×1/2㎥ 

セメント:砂:砂利 007 + 0.14+ 0.285 

名称 定義
セメント 二酸化珪素、酸化アルミニウム、石灰石、酸化鉄、酸化マグネシウムの乾燥粉末
モルタル セメントに砂を混ぜたもの
セメント:砂=1:3あるいは1:2で混合
コンクリート セメントに砂利を混ぜたもの
セメント:砂:砂利=1:3:6あるいは1:2:4で混合

7月3日

軽トラック1杯分のぐり石(1700円)を基礎の下地として入れました。これで鉄筋を組んで生コンを流し終えれば基礎の完成です。

    

7月7日

鉄筋を並べてコンクリート打ちに備えます。