2010年3月20日(土) 4月のような暖かい天気プラス強風
○13時
穂高駅集合(初顔合わせ)
列車で来た人はピックアップしてもらい「シャロム・ヒュッテ」へ。
直接現地集合した人、前日から来ている人とは現地で初顔会わせ。
○13時30分〜
オリエンテーション
スタッフの紹介、生活の案内、講座の趣旨、自己紹介。
暖かい天気の中、建物の入り口近くのキウイ棚の下で受付をし、その隣のブランコがある方の机で
お話を聞いたり、スタッフ紹介や自己紹介をしたりしました。
この時に、毎回、当番でひとりずつレポートを書く人ことを知りました。
(一番最初が一番簡単かな?と思い、おもわず ”ハイ”と手をあげたのが私です。)
森へ移動
森の地面を地図にして、各々がどこから来たのか、生まれはどこかなどそれぞれの都道府県の場所へ移動し、地元の話をしたり、パーマカルチャーのことを何で知ったかとか、前に「シャロム・ヒュッテ」に来たことあるかどうかとかの質問に対し、それぞれの答えのグループに分けて動き、理由とかを皆で話しました。
他に、A4サイズの紙に自分の気持ちを書いたりしてそこで全員が発表したり、
”手を伸ばした方がパーで胸の上がグー”とか指示があるとおりに、手を出すという
頭と体を使うグーチョキパーゲームしたり、
皆で手をつないで一つの輪になり、腕に2つの輪をかけて、右回りと左回りで一周させ時間を計るゲームしたりと最初から密度が濃いスタートでした。
何時に自宅をでて参加したかという話では、JRの青春18切符で前日に来てた人(ゆきさん)が一番早かったです。
どんな順番でやったかは忘れましたが、こんな感じで色々なことをやりました。
(ケンさん曰く、こういうのを業界用語で"ICE BREAK”というそうです。)
土曜の午前中までは会ったことがない人と、何もわからなくて”ドキドキ”、”わくわく”の中、森に入って体を動かしてたら、序々にその場に馴染んでいくってすごいですよね。
○14:45シャロムツアー
ぼくらの暮らしを世界中の人がすると地球がな何個必要でしょう。20個 100個?これは自然と第3国を犠牲にして成り立っている仕組みです。実際には2.5個必要です。これは持続可能ではありません地球1個で暮らす生き方にシフトする必要があります。
”大量生産のもっと便利にもっと簡単にというようなもっともっという生き方『モアモア教』の信者から、足るを知るの『タルタル教』へ。”(ケンさんの一言)
移行していかないと人類の生存はありません。
いい言葉だな〜と思いおもわずメモをとりました。
”アマゾンはとても豊かな森ですが地上部はとてもやせています。アマゾンでは気温が高いため有機質が分解され、エネルギーは木に吸収されていて、土壌はとてもやせているのです。
木を切ると砂漠化が進んでいきます。
日本の里山では、エネルギーの6割は木で4割は大地に蓄えられています。木を切ると若木が再生され森が若返ります。
そのアマゾンに今たくさんの道ができ開発が進んでいます。これは私たちが安いお豆腐やハンバーガーを望むからです。
スーパーでの選択がアマゾンの木を1本切ることにつながるかもしれません。”
そうなんだー。知らなかった。
普段の生活で、何も考えてなかったなーとつくづく思いました。
他にも、
”所有から利用の時代へ。”(ケンさんの一言)
”自然に間違いはない。”
”問題は解決だ。”
”細分化からトータルに物を見る生き方が大事だ。”
ケンさんの素敵な一言が入りながらのシャロムツアーはすばらしいものでした。
森の中の幼稚園のロッカーに貴重品等の荷物を置いて、
おもしろい形のアースオーブンとダッチオーブン見て、
顔が見えるトトロトイレ(コンポストトイレ)はバケツが入っていてそれに用をすませ、手を洗う水は雨水ということを教えてもらい、
チキンホットハウス 温室の横でニワトリを飼うと体温で暖かく温室代わりになるとか、
丸い入り口の森の家 コブハウスを見たり、材料費20万円の自然に帰る素材を使った土の土台の版築の2階建て森の家(宿泊可能)をのぞき、
牛糞使ってメタンガス発生させる装置見て、
車の燃料はてんぷら油、廃油からキャンドルも作れることを聞き、
「シャロム」の家は産業廃棄物のペアグラスを使っていて庭にはも産業廃棄物のレンガある。
”時間をかければお金以外は手に入る!”(ケンさんの一言)
ブラボー!==≠「っちゃんの独り言==
ツアーはまだまだ続きます。・・・
バイオジオフィルターの池、ロックスパイラルガーデン、ガーデンに足を踏み込まなくてもいいような形にしたキーホールガーデン、
わらと漆喰でできた壁のストローベールハウス、ワラは1番弱い素材です。3匹の子豚で1番評価の低かった素材です。漆喰や土と繋がるとワラにはない特徴が生まれます。その繋がりが大事です。煉瓦は1番評価の
高かった素材ですがヨーロッパの森をきって作られたものです。今木の家やストロベールハウスが環境に優しい家として注目を集めています。
ニワトリを飼う丸いお家のチキントラクター
パーマカルチャーではよく使われます。鶏は卵を採るだけでなく耕耘機としての利用もできます。草を食べ 糞をして爪でひっかき耕して大地を豊かにしてくれます。(但し、野生動物に注意。食べられる可能性あり。)
風が強く吹き続ける中、 草がコンパニオンプランツの自然農の畑を見学しました。 森林農法、岡田
茂吉のMOAの自然農法、川口由一さんの自然農、福岡正信さんの自然農法 といろんな人が実践されてた自然栽培畑を見て、
ビニルハウスの中では、穴の中に落ち葉、米ぬか、菜種かす、鶏糞を入れて踏んでコンポスト
を作っている踏み込み温床について話を聞きました。
寒い信州シャロムでは有機質を利用した踏み込み温床の利用によって 発芽温度を得て夏野菜の苗をを作っているそうです。
本来は自然に芽が出るものですが人間が関わるとずっと関わらなくてはいけなくなります。
ハウス内の温度が高くなるので、横を開けて温度管理をしたり水やりなども必要になってきます。
○室内へ移動
床暖房と大きなコタツのある部屋でお茶を飲みながらの”宇宙船地球号”のビデオ鑑賞会。
オーストラリアでパーマカルチャー的生活している人達について、地域通貨についてのビデオですが、
居心地のいい場所で何名か眠くなったみたい?
○温泉”すずむし荘”へ移動
連休初日のため、少し混雑してましたが、温泉はいいですね。
○18時頃西友経由でゲストハウス「シャンティクティ」へ
おなかペコペコの状態で到着。
部屋割りのくじをひいた後は、たみさんのすばらしい夕食TIME。
メニュー:
韓国風で
みそと大根、厚揚げ、しいたけの豆板醤煮
チャプチ(春雨となずな)
レンコンの炒め物
ごはん
具たくさん汁
デザート(リンゴジャム、寒天、生姜、緑豆、シナモンスティックを使ったゼリー)
各々の部屋に荷物を運んだら、てんこ盛りのおつまみ、お酒、ジュースを前に、交流会開始。
自己紹介グッズは、写真、時計、マットの一部、本、ステッカー、等々で、
過去について話すとなると5時間くらいかかると言ってた人もいます。
子供の影の中でシビアな仕事をしている人、日本人が行かないような場所で働いていた人、動物の指圧師さん、原爆メールをもらった人、自然とのつながりで生活している人、それを教えている人、真冬の雪の中で木の剪定している人、野良猫と自宅の飼い猫の5匹の猫ファミリーと住んでいる人、元白衣の天使から転身した人、とある有名人を船に乗せた人、ドラッグストア店員、アメリカで庭師している今回だけの見学者、色々で、刺激たっぷりでした。
今回参加できなかった方、4月にお会いしましょうね。
○キャンドルナイトへ(希望者のみ)
眠くない人、もっとお酒を飲みたい人参加しました。
薪のはぜる音を聞きながら静かな時が流れていきました。
○11時頃就寝
初めてづくしの私たちをまとめてくださいました、うめちゃんに感謝!!
けんさん、ともこさん、うたさん、たみさん、うめちゃん、これから12月までよろしくお願い致します。
レポーターは市ノ澤俊子(いっちゃん)でした。
3月21日 レポート 担当すみ
さあ2日目です。
朝6:30 雨が止んできているようでしたが、カッパを着て、寒さ対策して外に出ました。
空気が澄んでいて、肺の中隅々まですがすがしくなるようでした。しかし、やはり寒かった。
もう一枚着込んでくればよかった…と思いつつ、シャンティクティツアーの始まりです。
愛しのピンクハウスはほんのりピンク色。カタツムリを宿しています。何事もゆっくりゆっくり。
屋根の上のタンクは、中水道として使えないか思案中のようです。
非電化冷蔵庫、これにはびっくり。中身は水の入ったビンが並んでいました。夜の放射冷却で水に蓄熱 外気温が上がっても室内は冷えたままなのだそうです。電気の要らない冷蔵庫。すごいです。断熱材はこれまたびっくり。畳でした。
アースオーブン、かまどで火をたき、パンやピザを焼くそうです。ぜひ次回はピザをいただきたいなあ…食いしん坊おすみの独り言です。
バイオジオフィルター、植物が有機物を吸収して水をきれいにします。
自然ってすごいなあ。
蜜蜂は、今少なくなっているそうです。原因は良くわからないようですが農薬のネオニコチノイドや電磁波の影響だとも言われています。日本蜜蜂は待ち箱を用意するだけで 条件が整えばやってきて、巣を作ります。キンリョウヘンという花を置いたり 蜜蝋を塗ったりしてやると入りやすくなるようです。そして少しだけ蜂蜜を戴きます。
ティピガーデンでは、夏にはつる性のものを這わせて自然の日陰を作ったり、冬ビニールを張って苗を育てたりします。早速作ってみたいなあ…
風力発電やソーラー発電で、コンポストトイレに電気を送り非常電源としても使われます。
そして農園は耕さない・持ち込まない・持ち出さない自然農で私たちに食料を提供してくれます。みどりがきれいな農園です。
全て自然とともに、長期的な視点に立って良いことを追求しているようです。
次は、農業実習です。自然農で必要な道具は、のこぎりがま・鍬・スコップです。この草ぼうぼうの農地にいかにして種をまくのでしょうか?
まず、うたさんから説明を聞きます。そしていよいよ作業、畝たてをします。畝たてをすると溝が出来ます。なんといっても一見草ぼうぼうですからわからなくなっちゃいますよね。
畝立てする理由は、作物を作る場所と歩く場所の区別…どこに作物が植わっているか誰にでもわかるようにするためと 湿地帯では水はけを良くする為につくるのだそうです。
畝は水はけを良くするかまぼこ型になるようにします。幅は作物の種類で対応。平地では畝は南北に走るように作ると、お日様がまんべんなくしっかり作物にあたります。斜面にある場合は、等高線に沿って畝を作ると、土が流出しません。
まずのこぎりがまで草を刈ります。地際すれすれで刈り、刈った草は後ろにおいておきます。地上のものは地上で、地下のものは地下で朽ちらせるのが原則です。また雨のときもしません。
スコップで溝を掘り、土をあげかまぼこ型に鍬で整えていきます。
平らにして、ふわふわにしないように踏みつけ、その後に刈った草を一面に広げます。土の表面は裸にしません。草があることで乾燥を防ぎ、微生物が住みます。森は上から上から積もるだけ。有機物を
土に入れないことが大事です。
さあ種をまきます。
筋蒔きは…畝の上に載せた草を切ってすじを作ります。
土の表面に雑草の種があるので、土をうすーく削り取ります。そして表面を少しだけ根切りして、平鍬の背で平らにならし 押さえます。この作業を丁寧にすると後の管理がとても楽なのだそうです。
種をまきます。手に握って指の間から落とします。一回で落としてしまわずに、何度か往復してまけるといいです。あまり蒔き過ぎないように、種の命を信頼します。
のこぎりがまで、千切りするようにします。そして鍬の背中でぎゅぎゅっと押し付けます。押さえることで水道が繋がります。ふわふわのままでは乾燥してしまうそうです。
細い草をうすーくかぶせます。広い葉っぱをかぶせると、種は日陰で布団蒸し状態になります。ですから、線状の草もしくは籾殻がよいそうです。
次は、豆類。点蒔きをします。
株間を少しあけて草を刈り 雑草のある表土をどけて穴を掘り種を蒔きます。
大地に1つ、トリさんに1つ、私に1つ…愛を込めて3つ〜4つ並べます。
種の2〜3倍の土をかけて押さえて草をかけます。4つ植えても間引いて2本立てで育てます。
まき時は、経験豊富なおばあちゃんに聞くのが一番だそうです。さあ、近くにおばあちゃんを探さなければ…
そして、チョウ驚きのジャガイモの植え方です。スコップ差し込んで、たねいも入れてスコップ抜いて、アイ・ラブ・ユー!手で押さえておしまい!
うたさんの目にもとまらぬ早業!!一同驚きでした!「ほんとにそれだけ?」
それだけでした。ポイントは、12〜13センチの所に着地できるようにすること。たねいもは卵大の大きさが良い。連作を避けるということ。そして、愛情もって丁寧にうえること。子どもと一緒ですね。
露地に直接植えるとどこに植えたかわからなくなるので、植えた場所に印をたてることもお忘れなく!
夏野菜のナス・ピ〜マン・トマトは、生育に温度が必要です。霜にあたるとやられてしまいますので、今はまだ露地まきは無理です。ポットや箱に種まきして
温室や踏み込み温床の上に置いてやります。
箱は底に切り込みいれて水はけをよくします。畑の土とちょっと腐葉土をまぜてふるいで振るって入れておきます。
2センチ幅くらいの溝を作ります。1センチ位の間隔にたねをひと〜つずつ丁寧においていきます。そして、土のっけてきゅッきゅと押さえて水かけて、
温室に入れて加温します。
植えたたねは、早生真黒ナス、小布施ナス、ローザビアンカ、伏見甘長、シシトウ、米ナス、ポンテローザトマト、ナンマルツアーノトマト、レッドカラントトマトなどなど…植えたものがわかるように名札も必ずつけましょう。
植えるときは、早生・中生・晩生等 収穫時期をずらして植えると長期間食べられます。きゅうりは、ポットに植えました。3〜4粒間隔あけておきます。きゅうりは土を厚めにかけてきゅきゅと押さえて、水かけて、暖かい所へおいておきます。きゅうりは太陽を感じない方が発芽しやすいので、土は厚めが良いそうです。
箱やポットに植えたものは、霜の心配がなくなるゴールデンウィークあけのころに露地に移します。早霜・遅霜の時期をしっかりと把握しておくと良いそうです。水遣りは、朝水をあげて夜乾くくらいがベスト。
レタスもうえました。
表面の草を刈って、表土を1pくらい削りまき床を作ります。
鍬でカツカツと根切りをして、表面を平らに良く押さえてトントントン!とってもきれいな蒔き床が出来上がりました。
パラパラパラとたねを蒔きます。たねの混じっていない土をポロポロかけるか、鍬の先でトントンときるようにして、今度は鍬の背中でトントンとしっかり押さえて細い草をぱらぱらかけておきます。
種まきは、一番大事です。とても丁寧に作業します。自然農法は、ほったらかしではありません。きちんと観察して、手をかけるときはしっかりかける。子育てと同じで、はじめはしっかりと手をかける。大きくなって何とかしようと思ってもそれは無理というものです。愛情込めて丁寧に。
アイ・ラブ・ユ〜!
寒い中の作業を終えておいしいブランチを頂きました。
中東風コロッケ ヨーグルトソース
キャベツとジャガイモのスパイシーいため
わさびの花と大根のサラダ
ひき割り豆とトマトのスープ
おから煮
ふき味噌
ご飯にパン
おすすめはヨーグルトソース!ご飯にかけて食べるとグッド!不思議不思議!ご飯がどんどんすすみました。朝食にぴったりですね。
ブランチが済んで、ほっとしたところで、うめさんのパーマカルチャー講座が始まりました。
お腹が満たされ、あったかいお部屋で、うめさんのやさしい声がまるで子守唄のよう…
すみません。そうです、レポーターなのに寝てました。うめさんごめんなさい。
睡眠学習の中、私に残ったお話は
パーマカルチャーの3つの倫理
地球への配慮…生き物・無生物にも無害であること。そして再生産が可能なこと
人への配慮…人の基本的な欲求である衣食住、教育・雇用を満たし、良好な人間関係を保つことで、
地球への過剰な負荷を避ける
余剰物の分配…時間やモノ・収穫物が余ったらみんなに分ける。そうすることが他の人たちが
パーマカルチャーの倫理を実践することを助けることにつながる。与えあうことで、
支え合う関係性が生まれる。
パーマカルチャーの原則…地球上のどこでも通用する自然の法則を12の原則にまとめています。
多様性、循環性、多重性、合理性などがあります。
パーマカルチャーの永続的農的デザイン
1.コンセプトデザイン
2.システムデザイン
3.アイテムデザイン
4.ランドスケープデザイン
シャンクティクティのエネルギー・水・栄養システムデザインをまとめました。
エネルギー ポポさん・けいさん・ユウスケさん
太陽光→ソーラーパネル→バッテリーに備蓄→コンポストトイレの照明・非常時の電源
風力→バッテリーに備蓄→コンポストトイレの照明・非常時の電源
(火力・風力・水力・原始力)発電所→電気→家電全般
山の木→薪→アースオーブン…料理・薪ストーブ
海外から船→ガスタンク→プロパンガス
海外から船→GS→灯油→暖房・お風呂
てんぷら油・廃植物油→SVO→車を走らせている
もみがら→ぬかくど(調理器具)→ご飯・燻炭
エネルギー なぎさん・やっさん・ゆきちゃん
暖房―森の薪・灯油
調理―灯油・ぬかくど・もみがら・薪・アースオーブン
照明―太陽・電気・キャンドル
トイレの照明・パソコン電源―再生バッテリーー風力発電
作物―踏み込み温床―残飯
作物−光
供給源 電力会社―風力・水力・火力・原子力
ガス会社――油田←植物
灯油 ―
廃油 ―
ガソリンー
軽油 ―
これを見ると、植物は栄養だけでなく、私たちにエネルギーも与えてくれるのだなーと再認識しました。
植物を育てるのは太陽。おひさまにも感謝です。
栄養 つきねえ・あやこさん・ゆかさん
スーパー・近所からの米・近所からの野菜・シャロムで作るパン・山からのきのこ山菜
畑からとれた大豆で作るみそ・畑のみつばちからいたただいたはちみつ・きのこ・野菜
⇒これらを人が食べる⇒残飯・うんち→コンポスト・コンポストトイレ→堆肥→畑にまいて循環していく
人から出るアウトプットのものもうまく使うことで、また私たち人にインプットされます。この割合を増やしていきたいと思いました。
水 いっちゃん・サイさん・すみ
雨・雪→雨水タンク→畑の水まき・道具洗い・食器洗い・手洗い→土→川→海→水蒸気→雨・雪
雨・雪→雨水タンク→バイオジオフィルター→池→畑・小鳥たちの飲み水→土
雨・雪→土→井戸水→飲み水・台所・風呂・洗濯・トイレ→浄化槽→川→海→水蒸気→雨・雪
土は水の浄化フィルターなんですね〜ナウシカの世界を思い出しました。その土を作るのも植物。自然ってすごいです。
シャンクティでは、使い捨てではなく、うまいこと循環させて、人にも自然にもやさしいシステムになっています。果たして自分の家はどうなっているのか、我が家のエネルギー・水・栄養のシステムデザインを書いてくるのが宿題です。
いよいよ最後 パーマカルチャーリスト集団が臼井朋子さんの依頼を受けて建築を行います。
その聞き取り調査を行いました。コンセプト(核になる考え方)をしっかり捉えることが重要とうめさんから助言を頂きながら、ヒアリングを行いました。そこでわかったことは、一輪車やスコップ鍬等が散乱しているのでそれをきれいに収納したい。箱や苗床なども収納したい。5月の連休に霜の心配があるのだが、花作りをしたい。花の苗を作る場所がほしい。野菜置き場もほしいがそれはできなくてもいいが、ほしいと思っている。自然に帰る素材で見ていて心地がいいもの。11月までにできるように。
各グループで意見を出し共有しました。各自、コンセプトと説明・イメージを考えてくるのが宿題となりました。4月のPC塾また盛りだくさんのようですね。
初回のPC塾、様々な思い・バックグラウンドを持って集まった13人のみなさんとお世話いただいたうめさん・うたさん・けんさん・ともこさん・たみさん、2日間ありがとうございました。ほんとに中身の濃い2日でした。そのふりかえりから、緊張や楽しみ喜び、様々な感激や感謝、これからの夢や希望が聞かれました。人生を左右するようなPC塾。おひま―ズになりたくなるのがわかりました。12月にはこの中の何人がおひま―ズになっているのかも楽しみに、また4月にお会いいたしましょう。
奥村澄
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