5月23日(土) 出席:14名、お休み:1名、シアトルにすんでいる西畑さんが見学参加1名 6期のあっちゃん さとりさん ○13時 シャンティクティ到着。安曇野の新緑は、量感十分で、エネルギーを感じました。 ○13時30分〜 オリエンテーション 今回からの受講開始の方、見学の方との顔合わせの意味で、自己紹介をしました。自己紹介って人を繋げるツールですね。自己紹介のたびに新鮮さと親しみがわきます。 ○14時〜 建築実習 杉山さんのご指導で、ガーデンハウスの材料準備をしました。 材料はシャンティクティの敷地に生えていた物 ウッドマイレイジゼロ 製材済みの材である物を使います。この建物だと3寸角で充分ですが4寸角が余っていたので使うことになりました。カラマツ、土台は防腐加工済みの材を使います。全て余っていた材です。 柱、梁・桁、土台と3チームに分かれての作業でした。 図面がベニヤ板に直接描かれていたのが印象的でした。現場では紙の図面よりも取り扱いが便利です。板図だけで複雑な建物の刻みができます。今回使う工具は 曲尺 のこぎり 鉛筆 スケール 差し金、鋸、ノミ、電動丸鋸など工具の使い方を教わりながら、作業を進めました。 木口をきれいに整えてから、寸法に合わせて手鋸で切断します。
深さもほぞ穴の上に記入しておきます。中心線はZ 切る方にはトルと記入 丸鋸で切断します。番付も記入 どこで使われる材かわかるようにしておきます。 平面から立体をイメージするのがかなり難しかったです。 作業は予定より順調に進んだようでした。 ○17時20分〜 「すずむし荘」へ。日暮れの時間が延びてきたのを実感、露天風呂、気持ちよかった。 ○18時〜 たみさんmadeの夕食。薄味なのに、一品一品の味つけが個性的で、その上、体に優しく、しっかり満足!の夕食でした。 今夜はタイのお料理! ニンジンと新生姜の炒め物 野菜のあんかけ 筍と厚揚げの炒め(レモングラスの風味が新鮮!) 蕗の煮物(ともこさん作) かまどで炊いたごはん スープ デザート ○19時30分〜 宿題になっていた「日本のシステムデザイン」について3グループに分かれて、水、エネルギー、食物について、各自発表しました。みなさん、しっかり調べて、まとめてありました。適当な自分を恥じました…。 ○21時〜 今日はお祝いが2件。ウッキーさんとチャヤカさんのウェディング、凪さんのバースデイ。
心からお祝い申し上げます!! うたさん、ともこさんの用意してくれたケーキカット、キャンドルサービス、お祝いの歌合唱に加え、6期生のあっちゃん、さとりさんの参加もあり、盛りだくさんの楽しい一夜でした。 レポート by kei(小沢圭子) 5月23日(日) 朝から雨が降り出しました。 6時:朋子さんの朝ヨガ。 参加者多数。自分は起きられませんでした。 7時:農業実習
本来、雨の日は畑の作業はしないとのことですが、月に一度の機会しかないので作業を行いました。 ○苗の植え付け トマト、キュウリ、ナス、ニガウリ、サツマイモ、サトイモ。 ◦苗の植え付けの基本 ・時間的には午後がよい。・植える2〜3時間前に苗に水をやっておく。 1.草をよけて、苗を植える穴を開けて水を入れる。 2.ポットの土と畑の土がピッタリ付くように土をよせて押さえる。 (隙間が出来ると根がどこに行って良いか分からなくなるとのこと。) 3.周りに草を置く。 ・地元の方法に、溝を掘ってワラを積んでその上に土を敷いてそこにキュウリやナスを植える方法があるそうです。 ・支柱は作物が育ってくるとかなり重くなるのでしっかり立てる。土が堅くて刺さらない時はツルハシ等を使って穴を開けて立てる。 ・支柱と苗の位置も作物によって違う。トマトは支柱の根元。キュウリは支柱と支柱の間に、上には紐を張って、誘導用に藁を垂らしました。 トマト:病気が移るのでなるべく手で触らない方が良い。 サツマイモ:次の日雨の予報の日を見計らって植えると良い。植え方は成長点が埋もれないようにする。毎年同じ所に植えると良い。株間は30cm以上。 サトイモ:日当たりのよい、水気の多い場所を選ぶ。株間は40から50センチ ○トウモロコシ、カボチャの観察、草刈り。 トウモロコシ:移植が出来るので、芽が出なかった所に他の場所から移植しました。移植も2〜3時間前に水を上げておく。根を傷つけないように掘り上げる。 ○落花生の種まき 殻が付いたままでも、殻をむいても巻くことが出来る。モグラに注意。株間は30cm以上。 ○そして、各班に分かれて班の畑の作業。 詩さんのダンボールコンポスト 詩さんからダンボールコンポストの作り方を教わりました。 詩さんの経験では、臭いも殆どなく、生ゴミ処理能力にも優れているとのこと。 ピートモスは輸入品なので、出来れば腐葉土を使い、出来るだけ近所で調達した方がよい。 作り方: ・ダンボールは厚手のものを使い、新聞紙2日分位敷く。 ・その上に米ぬか3kg、腐葉土(ピートモス)5kgを混ぜながら入れる。 ・水をかけて湿らせる。 ・発酵が始まって温度が上がってきたら生ゴミ投入開始(適宜米ぬかを混ぜながら)。 ・温度が上がりにくい時は、油を入れると良い。 ・底が蒸れるので、ゲタを履かせる。 ・虫よけにTシャツなどをかぶせる。 ※この時出来たダンボールコンポストを頂いて帰りました。 2日目にちょっと臭って、危うく母に強制撤去されそうになりましたが、3日目には温度も上がってホカホカになり、臭いも(無臭では無いが)落ち着きました。これなら室内でも大丈夫そうです。 ブランチ 今日も美味しいタミさんのブランチです。安曇野にいながら色んな国の味が楽しめます。 畑で収穫した春菊の韓国風サラダ。ごま油のドレッシング。 グリーンサラダ。バルサミコ、レモン汁、オリーブオイル。イタリア風? フムス。畑のルッコラが添えてありました。ヒヨコマメのペースト、オリーブオイル、胡麻ペースト。中東風? ジャガイモと青菜のタルカリ。ネパール風のカレー炒め。 ご飯とパン。 フムスをパンに塗って食べました。 最後に回ってきた、醤油の搾りかすで作ったふりかけも美味しいです。ご飯が進みます。 とても美味しいので沢山食べてしまいます。 タミさんのアーユルヴェーダ講座 先ずは一人ひとり、問診表で体質check。体型や生理的な特徴、心と感情等の項目を、ヴァータ、ピッタ、カパの要素で見分けてcheckしました。 その後、アーユルヴェーダの成り立ちや基本的な考え方、空・風・火・水・地の五大元素と、ヴァータ・ピッタ・カパの3つのドーシャなどについて話して頂きました。 初めて聞く事なので難しくもりましたが、体の全体性、バランスが大事だと言う事は西洋医学以外の代替医療、漢方等にも通じるものだと思いました。 特に心の問題として、見返りを求めない奉仕、無償の愛ともいえる状態が理想とされていて、アーユルヴェーダは医学だけにとどまらず、哲学、生き方も含むものだと言う事がわかりました。決しておでこにオイルを垂らしたり、オイルマッサージするだけがアーユルヴェーダじゃありませんっ。 講義の後、タミさんに脈診をしてもらう行列が出来ました。 梅さんの日本のシステムデザインの講義講義の内容・日本の食糧自給率は高度成長期に半減し、食糧の多くを外国からの輸入に頼っている。 ・ある特定の国からの多く輸入する事は安全保障上の問題でもある。 ・世界における日本の人口は2%に過ぎないが、世界の貿易量の10%を輸入し、特定の品目においては(豚肉など)その70%以上も輸入している。 ・日本の食料自給の可能性として、金子美登氏のデータによれば日本人一人当たり4アール、1億2000万人で480万ha必要になるが、日本の耕地面積が平成15年度で474万haである事を考えれば決して不可能なことではない。 ・エネルギー自給率は4%。日本にあるエネルギー資源は、太陽光発電、風力発電、地熱発電、木質バイオマスの活用、バイオガスの活用などがある。太陽光発電に関しては効率も問題だが、パネル自体がその後廃棄物となる問題、風力発電に関しても、効率はそこそこ上がってきているが、やはりその後廃棄物となる問題がある。この他には、小水力発電もあるのでは?との意見が出た。 ・二酸化炭素排出率で言えば、産業部門からの排出が一番多く、家庭のライフスタイルが問題にされるが、現実には家庭からの二酸化炭素排出は全体の1/8程度。 ・家庭への自然エネルギー導入に関しては、消費電力を抑えてから導入すれば費用も少なくなる。 ・家電製品の中では、エアコン、冷蔵庫、照明、テレビで電気消費量の2/3を占め、省エネ家電の導入も消費電力を抑える手立ての一つ。 ・生ゴミや家畜・人の糞尿からのメタンガス生成など、自然エネルギーへの取り組みは幾つもあるが、日本の国の政策としての取り組みは不十分。 ・水の自給に関して、仮想投入水(バーチャルウォーター)として、国内の年間灌漑用水使用量590億トンより多い、640億トン(主に食料)輸入している。水資源が豊富な国と思われているが、実際には消費の方が多く自給できているとは言えない。 ・社会の変化の速度が加速している。10年一昔から3年一昔へ。合理化から多様化へ。効率化から個性化へ。 ・懐かしいものが便利になって復活。共通点は螺旋的発展。 1.電子メール:文〈ふみ)の文化(文字のコミュニケーション) 2.インターネット:ボランティアの文化。教えあい、地域コミュニティーの助け合い。贈与経済の復活。 3.資源リサイクル:ネットオークションやブックオフなど。 4.安全・環境と調和した食糧生産へ:有機野菜普及、家庭菜園ブームなど。 ・これからの経済は、資本主義のほころび・崩壊、そして贈与経済の復活と成長、マネーゲームからつながりの経済への移行なるか? ・3つの経済:1.貨幣経済、2.物々交換の経済、3.労働交換の経済、このうち2.と3.は信頼・つながりの経済。生き物・自然・人がつながる暮らし。これがめざす持続可能な社会。 ・充実した暮らしとは、安全・安心で健康な暮らし、心にゆとりのある豊かな暮らしであり、自分の手に自分の暮らしを取り戻すことで、時間と物質両面の質を向上させる。 ・その答えのひとつが『パーマカルチャー』。暮らしを自分で作るための価値観、知識、知恵、技術を身につけること。そして、一人で出来ることには限界があるので、仲間を見つけて増やすこと。その中で一人ひとりがめざすことは、誰かのギャップを埋めるために、自分が楽しく出来ること(専門分野)を探すこと、実践すること。 ・これからの暮らし方のキーワードは、つながりあい、かかわりあい、教えあい、分けあい、支えあい。パーマカルチャー的な生き方は、これからの時代を生き抜く羅針盤。
これからの時代の暮らし方生き方pdf 自分は、今回の宿題『日本のシステムデザイン』をやって、調べれば調べるほどこの国の状況が酷いので、段々と悲しくなって実際に涙が出たほどでした。 でも、梅さんの講義を聞いて解決の道が無い訳ではないことが判って楽になりました。 何かに導かれて、今回パーマカルチャーを学ぶことになって、これからは自分が出来ることは何かを探して実践して行こうと思いました。 『今回参加された6期生のあっちゃんさんに皆で名札を書いてもらいました。
レポートby 凪 でした。 6月4日
おじいちゃん 朋子さん 私Kenさんでガーデンハウスの基礎工事の準備をしました。 基礎工事のために水やり 杭を打って水平を出します。そこに貫を打って水平を出します。基準の水糸を張ってできあがり 次回は基礎工事のためのベースの捨てコンを打つ予定です。その後 石積みとモルタルで基礎を作る予定です。
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