そんなワイワイのブレイクを終え、ぼちぼち手と体を動かします。土嚢作りです。
前回のワークキャンプの時も、今回もなぜか天気は雨模様。これも天の計らいか?砂ぼこりには悩まされませんよね。
さてさて、作業工程です。
アースバックの作り方
参照
1.お手製の土嚢製造箱に麻袋をセッティング(4個分)
2.金網の上から土をほぐしながら入れていく(スコップでの投入役2人、ほぐし入れ役2人) *土はほどほどに湿っているのがいい
3.一杯になったら、袋が倒れないように支えながら箱を取り外す
4.アース・バックの口を持ち、しっかり足を開いて腰立てて、スクワットの要領で3回ほど地面に打ち付ける
5.アース・バックの角を叩いて形を整え、口を合わせて閉じ、折りたたんでから左右の耳を折る
6.閉じ口と折った耳を縫い合わせるように、ビスをインパクト・ドライバーで縫うように打つ
7. アース・バックを横に倒し、槌で中央から叩いて均す
8.
お手製ひっかき棒を使い、土嚢を積み上げていく
このアース・バックを最終的には「500くらい、あるいはそれ以上必要かも」とのこと(by みちさん)
夢のため、みんな、がんばろー!!
同時進行で、立派な藤蔓アーチの皮むきも進んでいました。
みんなでやると作業も速い速い。
ピカピカお肌の素敵なアーチになっていました。
10:30 待ちに待ったブランチです。
〈本日のメニュー〉
・羽釜炊きごはん
・オートミールのスープ・中東風サラダ
・ひよこ豆のフムス(中東)
・しめじとアスパラガスのペンネ
・こしあぶらの茎を炊いたもの
・ふき味噌・醤油の絞り粕を炒ったふりかけ
初めて食べたフムスの味は濃厚で、まるで卵やチーズを使っているよう、でもそれらは入っておらず、ひよこ豆、ニンニク、ゴマペースト少々、オリーブオイルにレモン汁のみと、超ヘルシー。
朝食抜いて、働いた後の食事のおいしいこと。
その食事がこんなにも彩りも味も豊かで、しかもみんなでワイワイしながら、、、
自然のめぐみと、作ってくださったタミさんに感謝して、頂きました。
さてみなさん、アーユル・ヴェーダ、5味はなんでしたか?
タミさんの智恵、もっと聞き出せたらいいですね。
12:40 午後はシステムデザインについて考えました
水と栄養素(有機物)、エネルギーの循環について、具体的にシャンティクティを例にとり、グループに分かれて話し合いました。
13:40 グループ発表
◎エネルギーについて (博山、ハリソン、たかちゃん、ちほさん、まーさ)
・
すべてのエネルギーは太陽から
ソーラーパネル→トイレなど家庭用電気、非常用
ルーフ・トップガーデン→断熱、土で保湿
温床育苗→温室内を一定温度に
・風力発電→照明など
・非電化冷蔵庫→放射冷却を利用。畳で覆うことで断熱、保湿効果
・廃油→動力に
・もみ殻→ボイラー熱を床暖房へ(注文済み!)
・ハチ→蜜蝋を有効利用
・バイオトイレ→メタンガス
補足として、外部からのエネルギー源として、
・電気(中部電力)
・プロパンガス(キッチン)
・灯油 があげられました。
◎
水について (リック、みっち、のりこさん、よっしー、リキ)
・井戸水(電力で引いている、水質検査年2回)
・雨水の利用(畑や農具や手などの洗浄に)
・下水は合併式の浄化槽(3段階、微生物によるろ過で、きれいになった水は川へ)
水の循環ということを考えたとき、インプットとアウトプットは視点を変えるとあるもののアウトプットが何かのインプットになるということもあるんだということに気づき、水が廻っているということを実感。
提案として、スウェ―ル(斜面の一番下に溝を作り、保水をする工夫)
生活排水の再利用(洗面、キッチン、トイレ、洗濯、風呂場)
ソーラーバス(沢の水を引いてきて、、、と計画はあるようbyともこさん)
◎
エネルギーについて (こうちゃん、ひーちゃん、キムさん、エモケー)
太陽光→温床、温水器
風→風車エネルギー
森→まきストーブ、アースオーブンの熱の再利用(燻製器、温水器、木酢液)
もみ殻ボイラー→燻炭、お風呂
廃油→SVO車、廃油キャンドル
耕ちゃんから、「太陽光でぶどうが成長し、緑のカーテンの機能を果たします」とも。
今回持参のぶどう蔓、生育が楽しみですね。
◎
有機物について (このみさん、めぐさん、マングーさん、ほーりー、大ちゃん)
こちらの班は、食べ物の循環をメインに考えられました。
図には人を中心に「里山」「スーパー」「田畑・果樹」「友人」「うんち」の文字。
それぞれのものと人の間に、何らかのインプット、アウトプットが考えられます。
うんちや残飯も、コンポストトイレなどを使えば、微生物の力を借りて土に還り田畑や果樹に活かされます。
ハチや昆虫、鳥も田畑や果樹とは切り離せません。渡り鳥は山郷にない海のミネラルを運んでくる。そんな視点の大きな廻りも紹介されました。
提案として、「トイレで出る熱エネルギーが利用できるのでは?」ということがありました。
お金のとらえ方にも考えが及んだようでしたね。今後の勉強課題です。
まとめに梅さんがポイントとして
「あるもののアウトプットが何かのインプットになるということがある。それを考えてデザインすると無駄がないよ。
外部から来るものを、エネルギーや物に変えて外に出すとき、よりきれいにして出せたらいいね。
そんなもの、ことをいかに循環させていくか。
それを考えるのがシステムデザインなんですよ。」とお話されました。
ここで宿題発表!!「我が家のシステムデザインをしなさい」現状と理想を大きめの紙にまとめます。
自分の暮らしを見つめ直すいい機会になりそうです。
最後に3人でシェアリング、さらにみんなで何人かのまとめを聞きました。
キムさん:自然は勝手に循環してる。人間はいない方がいい。
でも存在している。何をしたらいいか?
人は自然の調整役なんじゃないか。
それを謙虚にこころして担っていく必要がある。
よっしー:水は循環している!!!(気づきの感動、本日の☆三つです)
大ちゃん:図の赤いところをやればいい(キムさんのいう調整役的なこと)のかな?
じゃあ何をどうしたらいいんだろう?(今後のパーカル塾で見えてくることでしょう)
まーさ:水・有機物・エネルギーと3つに分けて考えてきたけれども、なんだかごっちゃになった。
すべてのものがインプットし、アウトプットしている。
それを受けて、リックが「感情のインプット、アウトプットもね」と一言。
梅さん:「そうですね。繋がり、絆、深めていきましょう。よいコミュニケーションが更なる感動を呼びます」
そんな気づき多いシェアリングの流れのままにふり返りへ。
時間に限りのある中、ひとりひとり、感じたこと、考えたこと、学んだことをシェアしていきます。
このシェアリングの時間が大好きです。
一人ひとりの表情、語り、醸し出す雰囲気、それぞれがそれぞれ違っていて、でもどこかで一つ繋がっていて、とても幸せな時間です。今振り返っていても胸がほわっとあったかくなります。
システムデザインのシェアリングの最後、発表がこれで終わりというその最後にリックが言った、「感情のインプット、アウトプットもね」を聞いたとき、その瞬間に、感動で心がほわぁっと広がった感じがしたんですよ。
とても素敵な、ふかーいシェアだったと思います。
あらためて、ありがとう。
Thanks
,Rick 日本語不慣れな彼から、もっとたくさん引き出したい。そんな好奇心も湧きました。
今回はよっしー姉さんも合流。シャンティクティの看板架け替えと相まって、パーカル塾もますます面白いことになりそうです。
前晩には、素敵な先輩あっちゃんのありがたい猫札の贈り物、そして彼女自身の歴史の一端を垣間見させてくれました。
本当に人って面白い。
こんな素敵なパーナ、エ(エコロジー)・ロ(ロハス)な人たちが、まだ見ぬ人たちが、たくさんおられるのですね。
(パーとはラテン語 パ-ナソニック のパー 全ての音 パ-ンアメリカン 全てのアメリカ
パーは全てのモノということで パーマカルチャーを超える
農的暮らしのデザイン 脳天気な暮らしのデザイン 天気に左右されない 執着せず全てを受け入れる心
パーナカルチャー 脳天気な暮らしのデザイン
略してパーカル ) っと、レポートから外れてきました。
また一人ひとりの思いを胸に、ワークキャンプに来れる人は来られない人たちの分まで楽しんで!
ほどほどに体を労わり過ごしつつ、来月またシャンティクティでお会いしましょう。
お土産話のシェアリング、楽しみにしております。
記念写真PDF konomi作成
レポートは
「見えないところで日々働いてくれている、内臓さんたちに感謝感謝」(あっチャンの猫札に書かれていた言葉)の
リキでした。
梅ちゃん、うたさん、健二さん、皆さん
今回もとても濃い内容の2日間をありがとうございました。^^
今朝、高速バスで帰宅し、早速ホーリーバジルの種をプランターにまきました。^^
が、満足できず、市民農園を借りることにしました。^^;
ずっとやりたいと思いながらやっていなかった事の一つがまた始まります。
しかも市役所に電話1本かけただけで・・・
何でも、始めてみるって、実はこんな簡単な事なのかもしれない、と改めて気付きました。。
さて種まきシーズンに間に合うように、これから急いで畝を作らなければいけません!
前回、自然農に適した鎌と鍬についてお聞きしたと思うのですが、何をどこで買えばよいのかメモしてませんでした!!
もう一度教えてください〜〜。m( - - )m
のりこ
けんじさん、おはようございます。
軽い睡眠とって置きだして、メールチェックしてみたら、早速お返事。
私のPC画面では、ところどころ文字化けしてしまい???ですが、
けんさんにちゃんと届いているのなら一安心です。
ありがとうございます。
あっちゃんから頂いたメッセージ、
帰りの車中でなんとなく自分なりの答えが腑に落ちました。
「見えないところで日々働いてくれている内臓さんたちに感謝感謝」
第1回パーカル塾以降、本当に何かのスイッチが入ったかのような怒涛の流れの中にいます。
いろんなところへ思いが立ったり、呼ばれたり、次から次へ
日中のデイサービスの業務に支障ないよう、注意が必要なくらいです(笑)
そんな流れの中、
その流れを導いている、見えないもの、こと、はたらき、
立ちのぼる思い、意志、
それをこの現実に実行し、活かしているのは、まぎれもなくこの身体だったのですね。
そして、その身体を生かすのは自然からのめぐみであり、それを日々消化してくれている一つひとつの内臓。
そうしてめぐみは形を変え、血となり肉となり、この借り物の体を使って思いや意思を生かします。
そんな思いに至ったとき、またため息が漏れました。
「私の内臓、なんか心配あるのかな?」
そんな浅はかな考えは、やっぱり私のエゴでした。
見えないもの、こと、はたらきへの信頼、謙虚な感謝の思いが
この怒涛の日々の中で浮かれ、薄れていたように感じます。
あっちゃんに、感謝感謝です。
明日はまた八ヶ岳、岐阜と弾丸ツアーなのですが、
またひとつ違った心もちで伺えそうです。
心配せずとも、いつも誰かが、何かが道を修正していってくれるようです。
お任せの人生、素敵です。
こだわらなくても人生が流れていく。
もっともっと自由になっていきたいと思います。
そんな旅が続きそうです。
今朝思い立ったことを皆様にシェアします。
今日もよい一日をお過ごしください。
ALOHA〜 RIKI
のりこさん、みなさん
おはようございます。
先週末は、楽しかったですね〜
久しぶりに体を動かしたせいか、翌日はちょっと身体がイタかったです(笑)
健二さんがメールに書いてくれた自然農のページは見つかりましたか?
みみず屋さんというところで、川口モデルの鍬を扱っています。
http://www.fukuoka.com/mimizu-ya/
ホームページにカタログの請求先が載っています。
ご参考まで。 うめざき
シャロムコニュニティー 臼井です。
鍬の件下記にまとめられています。
http://www.ultraman.gr.jp/sizennou/sizennoubook.htm
WEBページまとめてみました。
リックの立体画像もアップしました。
これ作るのに結構大変だったと思います。
とても良く作られています。
ロケットストーブや 棚 机 ベンチなどもあって本当に良くできています。
のりこさん
早速バジルの種をまいただけでなく、市民農園まで申し込んだとは! すばらしい〜。
補足ですが、自然農の鎌はノコギリガマで、ホームセンターでも普通に手に入ります。
(稲刈り用または、硬い草用などと書かれているかもしれません)
300円〜500円くらいです。
(あまり安すぎるのは、中国製のものです。)
鍬は、健二さんが紹介してくれたページに写真つきで載っていますが、
福岡のみみず屋さんまたは、山梨の十文字屋さんで注文するのが確実だと思います。
みみず屋さんだと、遠いので送ってもらうことになり、送料がかかります。
去年の塾生の人たちは、まとめて十文字屋さんに注文し、代表で誰かが塾に来る途中で
取りに行きました。
欲しい人が多い場合は、今年も誰かが取りまとめてそのようにしてもいいですね。
値段は、7〜8千円だと思います。(みみず屋さんも同じくらい)
リキさん、力作レポートお疲れさまでした〜。
今朝のメッセージも素敵でした。
ありがとう。 UTAYO
こんばんは、柴田耕平です。
ケンさんに教えていただいたティピの作り方、忘れないうちにと月曜日にタカちゃんと一緒に組んでみました。
リキさんのレポートに刺激されて、個人的なレポートを投稿させていただきます。
簡単にいってたけどそんな簡単にはいかないもんだよな〜、なんて思いながら作ったら、あら不思議!すごく短時間で出来上がりました☆
用意したもの☆竹ノコギリ、長い一本のロープ、ブルーシート
1、竹の切り出し。今回は真竹を使いました。程よい太さで扱いやすいです。
2、枝を払い、長さを揃えます。5メーター位のを13本用意しました。
と、ここまでで1時間ちょっと。
3、三本の竹の先端から30センチくらいのところをロープで固定して、根元を地面に軽く刺しながらロープを引っ張りながら立上げ、広げると三本のティピが出来上がります。
4、一本の竹を、竹と竹の間に足して、ロープを持ったまま自分が一周。この時、立っている竹の下に組み込むトコがポイント!この作業をあと九回同じ向きにまわるとティピの骨組みが完成します。
5、余っているロープをブルーシートの一辺の穴に全て通して、ティピ側の穴一つに結び目を作ってずり落ちないようにします。そのまま同じ方向にロープを持ったままグルグル周っていくと・・・。
おー、すごいすごい!シートがズルズル上の方に持ち上げられていって、ティピらしきものが出来上がりました!
しかも竹を組み出してからは20分程度という簡易さ!インディアンの知恵に大感動でした。一人でも作れるっていってたのが納得!
5については補足です。リンク先参照
その後雨が降り出してきましたが、煙だしの穴から雨が落ちてくることはありませんでした。
次はぶっとい孟宗竹で巨大ティピ作ってみようかななんて妄想してます(笑)
想像してたものが形になるってものすごくワクワクしますね!
ティピガーデン くわしくは左記参照
ティピの作り方 http://shalomusui.blog90.fc2.com/blog-entry-783.html
MJSハウスなんて、ヤバイっすね!あれが実際形になっていくって考えただけて・・・。
ども、読んでくれてありがとうございました!
みなさまお元気で!
2011.05.29 Sun
土嚢型枠作り