●舎爐夢ヒュッテの日記とGUESTのページ |
写真をクリックすると大きな画像になります。
5月30日 5月29日 シャロムは休みの日です。週間金曜日 スローフード 信濃毎日新聞 地域通貨 の取材がありました。 5月28日 北海道から来られた加納さん 結婚25周年の久保山さん 今日は2組のゲストです。同じ食卓を囲み北海道のこと静岡のこと話題が広がりました。 5月27日 5月26日晴れ 25日の分の写真うっかりして削除してしまいました。ごめんなさい。 2003年5月24(土)〜25日(日)パーマカルチャーの原則 13:00 JR穂高駅に送迎(電車で来る方のみ)
第3回2日目 5月25日(日) レポート
早朝
○パーマカルチャーの考え方と事例紹介(臼井さんより) 早朝、寝ぼけた顔でバラバラと集まってきた参加者へ、臼井さんが新しく作られた水路とロックスパイラルガーデン、ストローベイルハウス、そしてルーフトップガーデンの紹介。パーマカルチャーの知恵とデザインがすべてに生かされていた。 水路の中には、水を好むイネとクレソンが植えられている。水路を掘った土を利用して、すぐ隣にロックスパイラルガーデンがある。 ストローベイルハウスは基礎が作られており、この基礎を作る際に出た土をルーフトップガーデンに利用。屋根にはトタン、ビニールが敷かれ、その上に草芝が生い茂っていた。 臼井さん曰く、「そこにあるもの、自分が持っているものを、工夫して利用する。それこそがパーマカルチャーの基本である。」 ○観察実習: 植物調べの基礎 梅ちゃんの指導のもと: 1.樹の葉っぱの見分け方を学ぶ。 2.図鑑を使っての葉の検索方法を知る 樹の葉っぱの見分け方・・・ 机の上に6種類の葉っぱが並んでいる(ケヤキ、オニグルミ、ミズキ、ヤマグワ、クリ、コナラの6種類)。まずは、梅ちゃんからみんなにクイズだ。 Q:(オニグルミの葉を見せて)この葉っぱは何枚? ほとんどの人が、小さな葉っぱ(らしきもの)を忠実に数え10枚などと答えて、まんまとひっかかる。オニグルミの葉はたくさんの葉がついているように見えるけれども、羽状複葉と呼ばれ、実は一枚の葉っぱ。梅ちゃんの説明で、みんなから、へえ〜、という感嘆の声があがる。 羽状複葉と単葉(おなじみの、枝から一つずつ葉が出るもの)の見分け方は、単葉の枝には小さな芽がついているので、それを調べる。単葉の枝をよく見ると確かに小さな芽があった。「これが芽というのか・・・」などと、また参加者から驚きの声があがる。 <植物調べのための基礎用語> 羽状複葉(奇数羽状複葉・偶数羽状複葉)と単葉 葉の出方のちがい:互生(葉が交互に出る)と対生(葉が対になって出る) 葉の縁のちがい:鋸歯(ノコギリのように縁がギザギザ)と全縁(ギザギザがない) 葉っぱの筋=葉脈 梅ちゃんより第2問目のクイズ。 Q:(葉っぱを3つ並べて)葉っぱは何種類ある? どう見ても3つとも葉の形が違う、ということで、ほとんどの人が3種類だと信じていた。が、実は2種類。3つのうち2つは、ヤマグワの葉。樹の中には、同じ種類でも葉の形が違うものもある。 図鑑を使って葉を検索する方法・・・ 梅ちゃんより、図鑑の検索表の使い方を説明してもらう。図鑑によって検索の仕方は多少違うが、互生・対生や、葉の形状、縁の状態、葉脈などを調べて検索していく。参加者は、葉っぱには細かい違いがある、という事実に驚くばかり。 次に、6種類の葉を自分で図鑑を使い検索してみる。今回は、名前が分かっているので、まずは名前から図鑑をひき、逆から検索表を調べていく。それでも、自分一人でやってみるとなかなか難しい。 更に細かい特徴をつかむために、ルーペとファーブルが登場!葉についた虫や、葉に生えた毛の状態を拡大してみる。なかには、星状に生えた毛もある。見慣れないミクロな世界に興奮状態になっていた。 実際の樹に会いに行く・・・ 近くにあった羽状複葉の樹を調べる。梅ちゃんの「見ることも大事だが、匂いや味も観察には大事なポイント。」という助言から、葉をこすって匂いを嗅いでみる。強烈な、でもとてもいい香り。山椒の樹だった。若い実がなっていたので食べてみると、最初は柑橘系の味で爽やかだが、その後長い間口の中がしびれてくる。嗅覚と味覚で体験したことは忘れられないだろう。 そして、図鑑で調べた6種類の樹に実際に会いにいった。オニグルミとウルシの手ざわりの違い、コナラ・クヌギ・クリの樹の見分け方、ミズキの種類などについて、梅ちゃんが更に細かいところまで説明してくれた。 「もう図鑑を使って葉を調べられる人!」との梅ちゃんの問いに、出来る!と答えた人は少なかったが、全員がほんの少し植物の達人に近づいたのは確か。葉っぱの不思議を発見できた時間だった。 午前
○農業実習: 手入れ、苗植え、種まき 詩代さんの指導のもと: 1.個人別の畑南側に、サツマイモの苗植え、落花生の種まき。 2.曼荼羅ガーデンの手入れ、サトイモ植え、ツルインゲン・枝豆・もちきび種まき。 3.個人別の畑の手入れ・種まき・苗植え。 個人別の畑南側・・・ サツマイモの苗植えと落花生の種まきを行なう。サツマイモと落花生は、やせた土地でも育ち、特にサツマイモは窒素分の多い栄養たっぷりの土地だと葉が緑に生い茂ってしまい肝心の実がならないそうだ。土地の性質と植物の特性を十分に知っておく大切さを感じた。 サツマイモを植える場所の草を刈り、約1mの畝に1本筋に、伸びる方向に気をつけながら葉の部分が外に出るようにして苗を植えつける。植えた後一旦枯れたようになるが心配はいらない。苗植え・種まきの際、自分の手の長さを把握しておくと、手の幅で苗の間隔を測れて便利。 落花生は蒔くところだけ草を刈る。落花生の成り方(花が茎の上側に咲き、実は下側に付く)を考慮して、畝の上を深めに掘って4個ずつ埋める。 近くで鳥が鳴いているが、種を蒔くところ鳥に見られると、なんと鳥が種を掘り返してしまうらしい!蒔いたところに草をかけるのは、マルチや水分のためだけでなく、鳥から種を守るためでもある。草も虫も鳥さえも敵としない、でも互いに知恵比べをしているようで面白い。 曼荼羅ガーデン・・・ 先月植えたトウモロコシの場所の草を刈る。が、トウモロコシの芽と雑草の区別がつかず、みんな大困り。ジャガイモは1株につき茎が2本出るように「芽かけ」を行なう。 「二重エホシテントウムシ」という夏野菜の天敵を発見!これは出来ればつぶしたほうがいいとのこと。また、黄色の小さな卵を葉の裏に産み付けているので、今のうちにつぶしておくべき。この虫は、ジャガイモからナスに移動するので、ジャガイモとナスは離して植えたほうが良い(そうでないと全滅の恐れも)。 サトイモ植えを行なう。サトイモは日光と水が好きな植物である。サトイモのポイントは「土よせ」。最初はやや深いところ(クワの深さ分)に60cm間隔で植え、芽が出たら少しずつ土を盛っていく。芽が出るほうを上にするものと下にするもの、両方試してみた。さて、どちらが早く芽が出、良く育つだろうか? サトイモと相性の良い枝豆を、サトイモの間に対に種を蒔く。枝豆は「あぜ豆」とも呼ばれ、湿気と他の草を好む植物だ。 次に、ツルインゲンの種をトウモロコシの近くに蒔く。当初、トウモロコシにツルを巻きつける予定だったが、トウモロコシの成長が少し遅いので、あとで支柱を立てることにする。 最後に、もちきび蒔き。もちきびの芽は雑草に似ていて区別がつきにくいそうだ。「自然農は最初が肝心!最初丁寧にやっていれば後が楽。」という詩代さんの言葉に従い、丁寧に雑草を取り除く。そして、苗床を作る要領で軽く表面をならし、もちきびを上から撒く。両手で土をこすり落とし細めの草を上にかける。特に愛情をこめた丁寧な作業、元気なもちきびの芽が出るのが楽しみだ。 個人別の畑・・・ 個々の畑の手入れを行なう。雑草、菜の花、水菜など、自分が植えたものでないもので畑が覆われていて唖然としていたメンバーも。もちろん、小さいながらも新しく芽を出しているものもある。この時期、植物の成長は驚くべき速さだ。 「あと10分!」という設楽さんの言葉も空しく、みんな自分の畑作業に熱中。大きなものはほとんど刈り、枝豆、コーン、オクラ、インゲンなどの夏野菜を中心に、種蒔きや苗植えをそれぞれ行なった。 結局、時間を大幅に延長して、農業実習は終了。 ○建築実習: 鑿のカツラを作る。 鑿を使うときに力が均等に下まで伝わるようにするために、この作業は必須。 鑿のタカワをゲンノウで外し、先をたたき、削って締める。タカワを元に戻し、1ミリくらい先が出るようにして先をつぶしていく。真新しい鑿が自分のものになったような愛着がわいてきた。 12:00/13:00 昼食 午後 ○建築実習: コンポストトイレ 設楽さんの指導のもと: 1.コンポストトイレの建築現場の確認 2.設計図の確認と材のわり出し 3.墨つけ・切り出し コンポストトイレの建築現場の確認・・・ コンポストトイレを実際に建てる場所を確認。フリースクールのすぐ脇である。現場にて、建築予定のトイレの大きさを確認すると、当初予定していたものだと高さがありすぎることが容易に分かった。また地面に傾斜があるため、基礎工事の際、水平になるようにしなければならないことも判明。 今のところ、6月に基礎固め、7月には棟上を予定。 設計図の確認と材のわり出し・・・ 昨夜、設楽さん・余川さん・宮本さんに練り直していただいた設計図を、余川さんから説明していただく。当初より小さめでシンプルな設計になっていることを、みんなで確認しあう。 柱が4本、梁が8本、計12本。材の太さは3寸、仕口をそれぞれにつける。「いの一番二番、ろの一番二番」という方法で、それぞれの柱と梁に番号をふっていく。そして、1人1本どちらかを担当するように割り当てていく。 A4の方眼紙に担当する柱もしくは梁の展開図(1/10の大きさ)を各自描いていく。これは実際に切り出す際に間違わないようにするためにも大切な工程である。自分で実際にやってみるとこれがまた難しい。柱や梁1本でこれだけ苦労するとは、建築家や大工さんのすごさを改めて実感した。 墨つけ・切り出し・・・ 展開図を描き終え、設楽さんの厳しいチェックをクリアした人から、材の墨つけ・切り出しを行なう。先ほど描いた展開図をもとに、各自担当の柱もしくは梁の長さに材を測り、慎重に鋸で切っていく。すんなりと切ってしまう人、なんども曲がりながらやっとのことで切り終える人、さまざまだ。 時間のある人は、仕口の墨つけも行なう。しかし、展開図の作成に時間がかかってしまい墨つけまで出来なかった人がほとんど。それでも全員が、自分担当の材を無事切れたことに、達成感と安堵を感じることが出来た。 レポート以上です。 みわ こんばんは
5月24日晴れ 5月23日晴れ 松沢さんパーティー7名と家族ずれ2 パーティーで金曜日だというのに満室です。明日はクラフトフェアーが松本があります。明日あさってとパーマカルチャー塾があって参加できないのが残念です。 5月22日 午前中畑に豚糞を撒きトラクターで耕しました。この部分は有機栽培の圃場です。インゲン キュウリの手を作り植え替えました。なす トマト 露地用トマト ピーマ インゲン トウモロコシ 漬け菜 大根 バジル 5月21日 お昼に食卓を囲んでいたときに 昔はヤギもニワトリも アヒルもいた話になってニワトリくらい飼ってもいいんじゃないという提案を受けて チキントラクタードームを作ることになりました。 以前からあったフレームを使って作ることにしました。ちょうどストロベールの基礎のアンカーボルトがフレームを曲げるのに役立ちました。 まわりに金網を張り 結束線で結び 入り口部分を作って上部はホワイトシートをはって完成です。 畑に運んでみんなで記念写真です。 5月20日 パーマカルチャーガーデンの様子です。 タイヤガーデンではジャガイモやいちごが花を付けています。チンゲンサイ 山東菜 小松菜 ジャガイモ 春菊大根 インゲン ズッキーニ 二十日大根が草成栽培されています。 ジャガイモとリーフレタス 人参 小松菜 じゃがいもとレタス ズッキーニ インゲン キャベツ マーガレットが花を付けエデンの園の様相です。 曼陀羅ガーデンと北アルプスの山並み 5月18日 完成した基礎部分です。 カントリーウォーク安曇野 牧を歩きました。 5月18日カントリーウォーク安曇野 牧を歩きました。アートヒルズに集合牧の畑のの道を歩きました。 畑の中も道は舗装でなくのんびり歩くにはもってこいの道です。途中ノビルをとることができました。 満願寺に行く途中の道祖神前で記念撮影です。 満願寺のお経橋を渡り本堂まで歩きます。 満願寺ではツツジが満開で観光客も日曜日でたくさん繰り出していました。 満願寺でお昼にして再びスポーツ講演を目指して歩きます。 途中猿よけの柵があり道を歩けずに林の中に入り牧の部落まで帰ってきました。 気持ちのいい1日でした。 安曇野自然農学習会 2003.5.18 写真をクリックすると大きな画像になります。 天気に恵まれ30人近い参加者がありました。 先月蒔いた苗が芽を出して3センチくらいになっています。 緑に見えるのはライ麦です。30センチくらいになっています。オケラが堀った後があるので指を立てて押さえました。 畔塗りはまずシャベルで土手を削り草を取って土を細かく砕きます。 水を入れて良く練って水がなくなるのを待ちます。 程良い堅さになったら 土手に土を置き鍬で押さえ斜めに平になるように塗ります。畔に40センチ感覚くらいに鍬で押さえて大豆を蒔きます。大豆には土をかけずに草をかけておけば発芽します。 自然農の畑では トウモロコシ オクラ トマト キュウリ なすの植え替えをしました。はこべがグランドカバーになっています。
5月14日 型枠をはずしてセメントを流し入れるために土を平にしてビニールを敷いて鉄筋をくみました。 午後には生コンを手配 1.5立平の生コンを流し入れました。 畑の様子です。曼陀羅ガーデンのエン麦が見事に育っています。 10数年前の大津君が家族で訪ねてくれました。 5月12日〜13日 ルーフトップガーデンとストロベールハウスの基礎作り ストロベールハウスの基礎作りを始めました。基礎部分の土砂が出たのでルーフトップガーデンに乗せ剥いだ野シバを屋根におきました。 基礎部分を掘り下げて型枠を組み立てます。型枠間に15センチのセバを入れ型枠を組みました。 型枠にセメントを流し入れて外枠が完成です。始めて2日目です。 米の芽が出てきたので被いの藁をどけました。緑の部分はライ麦です。 直播きした部分です。 小田詩世さんの所のコンポストトイレです。まさに芸術品 茶室を彷彿とさせます。 5月11日 BeGood Cafe東京に出かけてきました。 東京ビーグッドカフェ、楽しかったです。 5月10日 晴れ 特別ゲストのリンゴ作りの松村暁生さんの歌は素敵でした。シャロムでコンサートをしてほしいですね。リンゴを作っている青年ですが感性が素晴らしい。こんな若者が時代を作っていくのだなーとしみじみおもいました。夜の会話も去りがたくうれしい一時でした。皆さん有難うございました。また逢えるといいですね。おおくらやま農場のページです。是非アクセスしてみてください。 http://www.h2.dion.ne.jp//boetu/akio.htm 庭には花が満開です。 5月9日 晴れ パーマカルチャーでは良く草屋根を目にします。断熱と家を建てた分減った緑を再生しようという試みです。ルーフトップガーデンをレストラン前の屋根に作り始めました。照り返しが暑さを感じるので断熱の意味も込めて草屋根を作ることにしました。BeGood Cafe安曇野での作業の段取りもかねて途中まで完成しました。 |
5月8日
畑の様子です。