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8月28日

13:30 オリエンテーション・近況報告
1ヶ月の間に、皆に色々な変化が・・・
ホメオパシーを早速生活に取り入れて活用している人、
仕事を辞めた人、結婚を決めた人、
東京で心地よい仕事を組み立て中の人 等など・・・
スタートから、本音トーク満載で盛り上がった。

14:00 ヨーガ哲学 瞑想と呼吸法
★ヨーガとは・・・
人と神の統合(何と結び付くか・・・ お金?物?・・・)
心の働きをコントロールする
呼吸に意識を向ける事で、心を無にする 心の作用を平静にする
肉体と意識との調和状態を造る
上手な行為の仕方
人間の進化を自然に加速させる
人格の各次元の統合

本当の自分と出会う・あっという間に時間が過ぎる無心になれる状態(瞑想状態)
⇒日常生活でも、そういう時間を沢山持つ
⇒幸福・幸せな感覚⇔それは自分の中・内側に有る
その境地を目指して、ヨガを日課にして行きたいと思う



★瞑想と呼吸法
色々な呼吸法を順を追って学ぶ。
浄化法→意識化範囲拡大の準備法→点の意識化→線の意識化
→面の意識化→立体の意識化→精神集中法→禅那法
順を追って実践して行くうちに、深くなる瞑想を実感!

16:00 畑・料理(7月皆で考えたメニュー)チームに分かれて作業

★畑チーム

 

*夏野菜 トマト(大・中・小)・ピーマン・なす・オクラ・みょうが 沢山沢山収穫!
中でも、みょうがが、どのように生るのかを初めて知った私は
みょうが採りが楽しくて楽しくて、無心に収穫(まさに瞑想状態!!)
翌日沢山のみょうがのお土産を頂く事に。。。
(浅漬け等にして頂きましたが、香りも良くとても美味しかったです。有難うございました!)
*人参の葉と、ルッコラを間引きしつつ収穫
(雨があまり降らず乾いた土の時の間引きは、隣の根も傷めやすいので注意!抜かずに、はさみでカットする)
*花の種 カレンドラ・マリーゴールド・黄花コスモスの種を収穫
*かぶ・水菜の種まき ここでも、締めに「人参ダンス」



18:00 夕食
楽しい楽しい夕食!!メニューは・・・

*蒸し野菜(夏らしい鮮やかな色の野菜たちが並ぶ)
*なすときゅうりのしょうが炒め
*カレー風味のゴーヤチャンプルー
*とうもろこし入り具だくさん野菜スープ

今回の食事はいつもとは趣向を変えて、参加メンバー自らが提案したレシピによるもの。

夏らしく爽やかなレシピがいっぱい並びました。

(1日目の夕飯用)

・蒸し野菜

≪材料≫
(蒸し野菜)
じゃがいも 10個 かぼちゃ 半分、おくら 20本、むらさきいんげん 16本、プチトマト 20個 
なす 8個、ピーマン 10個

(ソース)
・オリーブオイル+塩
・バター+塩
・カレーパウダー
・ヤンニョムカンジャン(にんにくすりおろし、長ねぎみじんぎり多め、半摺りごま多め、粉唐辛子(お好み))

 ≪作り方≫
1.大きな鍋と蒸しせいろを準備する。
 鍋に半分以上の量の水を入れてせいろをセットし沸騰させる。
2.じゃがいもはよく洗い芽をとり、皮つきのまま6等分にして少しの間、水でさらす。

 かぼちゃは種とわたをとり厚さ2cmぐらいの食べやすい大きさに切る。
 なすはヘタをとり、食べやすい大きさに切る。むらさきいんげんは筋をとって2等分にする。
 おくらはヘタの先端だけを切り、角を6角形に削る。トマトはヘタだけとる。
3.お湯が沸いたらせいろの上にじゃがいもだけ先に入れて10分蒸します。
4.なす・かぼちゃは7分ぐらい、ピーマン・おくら・いんげんは5分、トマトは3分ぐらい時間差をつけて蒸していきます。
5.彩りよく盛り付けます。

・なすときゅうりのしょうが炒め
≪材料≫
なす8個、きゅうり 4本、しょうが(千切り) 1片、みょうが(千切り)4本、酒、しょうゆ、ごま油 

 ≪作り方≫
1.なすはへたを取って、厚さ2cmの輪切りにする。
2.きゅうりはだいたい10-12等分に切る。
3.フライパンに太白ごま油を熱し、なすときゅうりを炒める。なすが薄く色づいたら火をとめて一旦皿におく。
4.油の残ったフライパンに千切りのしょうがを入れて香りよく炒める。
5.酒としょうゆを加えて、皿のなすを戻しいれて、弱火で全体を混ぜながら味をからめる。
6.盛り付けて、みょうがを散らしてできあがり。
(翌日、冷蔵庫で冷えても美味しい!)

・カレー風味のゴーヤチャンプルー

≪材料≫
ゴーヤ、玉ねぎ、豆腐、にんにく、カレー粉(ターメリック、クミン、コリアンダーなど)、
シーズニングソース、しょうゆ、みそ、塩、油

 ≪作り方≫
1.ゴーヤのわたをとり、スライスしたものを塩もみする。
 玉ねぎをスライスする。豆腐の水を切る。にんにくをスライスする。
2.フライパンに油をひき、にんにくを入れ、最初は弱火で炒める。
 この時少しだけカレー粉を入れる。そこに玉ねぎを入れ炒める。
3.玉ねぎにうっすら火が通ったらゴーヤを入れ炒める。
4.豆腐を手でちぎって入れる。(ソーメンを入れるとしたらこの時)
5.塩、カレー粉、しょうゆ、みそ、シーズニングなどで味をつけてできあがり。

・とうもろこし入り具だくさん野菜スープ

★にんにくとごま油で野菜を炒めてコクを出し、トマトとお酢で酸味を効かせ
シソをトッピング。とうもろこしの芯を一緒に煮込む事で甘みを出します。

≪材料≫
水 8カップ、とうもろこし 1本、玉ねぎ小 1個、しいたけ 5〜6個
ズッキーニ 1個、十六ささげ 4〜5本、トマト 小1個、もちあわ 大さじ3、
にんにく1/2かけ、しその葉 7〜8枚、ローリエ2枚、しょうゆ大さじ2
塩適量、こしょう少々、ごま油大さじ2、酢大さじ2

 ≪作り方≫
1.とうもろこしは皮を剥いたら半分にして実を外します。
2.玉ねぎはくし切り、他の野菜は2cm程度の大きさに切っておきます。
3.鍋に水とトウモロコシの実と芯、もちあわ、ローリエを入れて、
 強火で沸騰させます。あとは、コトコトと10分程度煮ます。
4.にんにくのみじん切りとごま油大さじ1で、玉ねぎを炒めます。しいたけ、ズッキーニ、十六ささげも
 順次加えて、ざっと火が通るまで炒めます。
5.スープのお鍋にCとトマトを加えて、さらに10分程度煮ます。
6.火を消して、とうもろこしの芯を取り出します。
(※火を止めて暫く置いておくと、甘さやうま味がじんわり出てきます。)
7.食べる前に火をつけて温め、お酢大さじ2、ごま油大さじ1を入れて火をとめます。

8.器に入れてから、しその千切りをトッピングしてできあがり!



美味しく頂いていると・・・ 激しい雷雨の影響で停電に!!!
急遽キャンドルナイトで、ムーディな夕食タイムに!



19:30 ♨温泉♨

21:00 リラックスヨガ
インドの行者達は、洞窟の中でヨガをする。
その為、寝るポーズが多い。
そんな寝るポーズを中心にリラックスヨガが始まった。
緊張のポーズで10呼吸、弛緩のポーズで10呼吸・・・
リラックスし過ぎて、本当に寝てしまいそうだった。
前屈みのポーズで寝る準備も万端に整い、
最後に、シュタイナーの超感覚を鍛える方法を。
今日1日の記憶を、ビデオテープを巻き戻すかのように、
いっきにたどる。 不思議な感覚だったけど、いっきに記憶を巻き戻せた気がする。

(ともさんオススメ: ゴスペル風 般若心経/つのだひろ 印象的な曲で素敵!)

22:00 おやすみなさい

1日目レポート たこえでした★

8月29日日曜日。2日目。
 
6:00 成就院さんに車で移動。
シャンティから歩いて行けるのかと思っていたが、車で10分ほどの距離。
人家も途切れた道を進み、静かな集落に着いた。
茅葺き屋根をトタンで覆ったような古い家がいくつもある。
着いたお寺は大きくて、きれいで、とても立派。

6:20 坐禅。
 
ご住職の夏目さんより、説明を受ける。
禅宗には大きく三つに分かれる。有名なのが曹洞宗と臨済宗。
今回のお寺は、曹洞宗の來鳳山成就院で、臨済宗として始まり曹洞宗に改宗したという。
現在のご住職は二十四代目?で、鎌倉時代から続いているとのこと。
禅宗は、インドの達磨大師が中国の少林寺で壁に向かって九年間の坐禅をしたことが始まりとされている。
臨済宗が向かい合って坐禅をし、いろいろな問題?を解決していくことを修行とするのに対し、曹洞宗は壁に向かって坐禅をし、ただただ、じっと坐り続けることが修行で、自己をみがく、という違いがあるそう。
 
坐り方。
まず、一礼し、180°回転し反対側にも一礼。
坐禅用のクッション 座布のできるだけ真ん中に坐り、足を組む。
右足を左足のももに上げ、次に左足を右足に乗せる。これを結跏趺坐という。
組むのが無理な場合は左足だけを右足のももに乗せ、半結跏趺坐とする。
右の掌を上に向け、上に左手を重ねる。
両手の親指がギリギリ触れるくらいに輪を作り、お腹につける。
手には力が入っていないように。
目線は三尺前(約1メートル前)に、半眼でぼーっと見る。
呼吸は鼻で行う。
あぎと(上あご、歯の付け根)に、舌を当てる。
へそと鼻を相対するように。耳と肩とを相対するように。
頭は空へ突き抜けるように、坐る。

 
鐘三つで始まり、鐘一つで終わる。
時間は「一ちゅう」約40分。線香一本が燃え尽きる時間。(今回は30分)
警策(きょうさく)というのは、あの肩をたたく棒。
たたく肩は右と決まっているそう。(左はお釈迦様?)
たたかれることで、足の痛みもまぎれるとか。
 
姿勢は本当に大事で、まずはかたちから入る。
かたちだけでも、まずはしっかりと坐る。
調息、調身、調心。
そこに、問題を解いている暇は無い。
 
静かな朝の空気の中、坐禅の時間ははあっという間に過ぎた。
坐っている間、いろいろなことが頭をよぎり、消えていった。
 
 
7:15 お茶の時間。
お堂から広間に移動し、お茶やお漬物、お菓子をいただく。
自家製カリカリ梅は、特においしかった。

 
7:50 写経・写仏。
それぞれが写経か写仏の好きなほうを選ぶ。
見本を元に、上に薄紙を重ねて、筆に墨汁でなぞっていく。
見本があるのに、なかなか難しい。
皆、静かに集中して取り組んでいた。

 

9:00 般若心経を読む。
ご住職の読経に合わせ、皆で振り仮名つきの冊子を見ながら読む。
 
9:15 ブランチの準備。
奥様のゆかりさんにも大いに手伝っていただき、7月に皆で考えたメニューを作った。

(2日目のブランチ用)

・冷汁
≪材料≫
厚揚げ5枚、きゅうり(薄く輪切り) 4本

(薬味)
みょうが(みじん切り) 6本
ねぎ(みじん切り) 1本
おろししょうが 1.5片
大葉(千切り) 5枚

(だし)
昆布のだし汁、すりごま、味噌 

 ≪作り方≫
1.厚揚げは、軽く火で炙ってから12等分に切る。
2.ボールに、昆布のだし汁、すりごまを入れて、味噌をゆっくり延ばす。
3.味噌に厚揚げ、きゅうりを加える。だしをとった昆布もきざんで入れる。
4.ご飯を盛り、3の味噌をかけて薬味を載せる。

・重ね煮カポナータ
≪材料≫(4人分): にんにく2片、ナス8本、玉ねぎ3個、パプリカ(出来れば赤・黄・緑とりまぜて)3個、
ズッキーニ2本、トマト10個、好みでかぼちゃ、いんげん、オリーブオイル、塩、こしょう、バジリコの葉

 ≪作り方≫
1. にんにくはみじん切りに。その他の野菜は、それぞれ1pくらいの角切りにする。

2. オリーブオイルとにんにくのみじん切りを入れた鍋を火にかけて、香りがたってきたら、いったん火を止める。
3. ナス、トマト、パプリカ、ズッキーニ、いんげん、かぼちゃ、玉ねぎ、の順に重ねて一番上に塩をふって火にかけ、弱火でじっくり と蒸し煮にする。
4. 塩こしょうで味をととのえ、バジリコの葉をちぎって加える。

*ピリ辛にしたい時には、にんにくと一緒に赤唐辛子を炒めておく。ガラムマサラでカレー風味にしてもいい。

・パンと夏やさいのサラダ
≪材料≫
バゲット300g、きゅうり3本、 赤玉ねぎ2個、トマト5〜6個、
その他いんげん、レタスなど好みの野菜、黒オリーブの実 適量、
オリーブオイル大さじ135cc、赤ワインビネガー大さじ2〜3、塩、こしょう、バジルの葉 数枚

 ≪作り方≫
1. パンは黒く焦げた部分は取り除き、厚めに切り、ひたひたの水に浸けてしんなりさせる。
2. 赤玉ねぎは薄切りにして水にさらす。きゅうりは5mmくらいの薄切りに、トマトはひとくち大に切る。
 (いんげんを茹でておく)
3. パンの水気をペーパータオルでよくしぼり、ほぐす。オリーブオイルと赤ワインビネガーを混ぜたものを
かけてさらにほぐす。
4. 野菜を加えて塩コショウで味をととのえ、混ぜる。バジルの葉をちぎって加える。

5. 冷蔵庫で冷やしてなじませる。

・かぼちゃのニョッキ

≪材料≫
カボチャ・小麦粉・卵・ナツメグ・あわ

≪作り方≫
1. かぼちゃは柔らかくなるまで蒸す。熱がとれたら、ボールに入れてつぶしておく。

2. 小麦粉・卵・ナツメグ・かぼちゃ・あわを入れ良くまぜる。柔らかい耳たぶぐらいの固さにする。
3. 打ち粉をして2cmの太さに伸ばし、2cmに切る。バットにいれて冷蔵庫に入れておく。
4. 沸騰した塩水でニョッキをゆでる。

(おまけ)

・ブルスケッタ
≪材料≫
にんにく、トマト、バゲット、塩、オリーブオイル

≪作り方≫
1pくらいに切ったバゲットをキツネ色に焼き、表面ににんにくの断面をこすりつけて、粗く刻んだトマトをのせ、塩をふってオリーブオイルをたらす。

・豆乳ジェラート
≪材料≫
豆乳1200cc、甜菜糖160g、粉寒天 小さじ2、菜種油 大さじ4、塩小さじ半、

バニラエッセンス(ラム酒)、クルミやアーモンドなどトッピング適量
≪作り方≫
1. すべての材料を鍋に入れて火にかけ、沸騰してきたら弱火にして2〜3分煮る。
2. 容器に入れ、冷凍庫で凍らせる。途中で取りだしてフォークでかき混ぜ、再び凍らせる。
*フードプロセッサーにかけると、よりなめらかになる。



個人が慣れ親しんできた料理を、仲間同士で作り共有しあうこと。
今回の料理の時間は大変特別で有意義なものになりました。

きっとこの経験は、今後の暮らしの中で生かせるでしょう。

以上、編集担当のえびんごでした
(レシピ提供:にゃんこ先生、はぶちゃん、たかともさん、ふじいもんくん&れいこちゃん、えびんご)
 

「冷汁」
「重ね煮カポナータ」
「パンと夏やさいのサラダ」
「かぼちゃのニョッキ」

10:00 ブランチ。

五観の偈(食事の時に唱えることば)を皆で読みあげ、「いただきます」。
食べる瞑想ということで、15分間は喋らず、ただ黙々と食べる。
一口ごとに箸を置き、ゆっくり味わうことで、いつもより食べ物の味がよくわかる。
ゆっくり食べれば消化にも良いし、食べすぎも防げるようだ。
残りの時間はいつものようにいろいろなお喋りをしながらいただいた。

 
11:10 片付け。シャンティに車で戻る。
食事の片付けをして、カリカリ梅やなすの粕漬け、てぬぐいなどのおみやげをいただいた。
境内をぐるりを散歩し、おいしいお水をいただきつつ、午後のグループワークに使えそうな葉っぱなどを探しつつ、ユーモアあふれるゆかりさんに見送られ、シャンティに戻った。

 
12:25 グループワーク。人形劇。
まずは朋子さんによる、ゴボウ、ニンジン、ダイコンさんがお風呂に行くお話。
それぞれ、アーユルヴェーダのヴァータ、ピッタ、カパの性質の特徴をうまく表していてわかり易かった。
それから、3班にグループ分けをし、外でいろいろ探してきた草花、葉っぱや、野菜や石を人形に見立てて選び、お話を作っていった。
どのグループも、ヴァータ、ピッタ、カパの違いをそれぞれの登場人物?に当てはめていた。

 
13:30 グループごとに人形劇の発表。
「楽しいイタリア旅行」 三人でイタリア旅行に行くお話。悪徳両替商も登場。
「ももたろう」 ももたろうと三匹の家来が鬼退治に行くお話。鬼に捕まったお姫様も登場。
「伝説の宝探し」 ばらばらになってしまった三人が最後には一つにまとまるというありがたいお話。
それぞれに特徴が出て、短い時間で作ったにもかかわらず、ちゃんとお話になっていたと思う。
とてもおもしろく、たくさんの笑いが出たあっという間の時間だった。

 
14:30 休憩。
希望者は、ホーリーバジル、カレンドラ、レースフラワーなどの種や、前日採ったミョウガなどを持ち帰った。


 

ミツロウ粘土で遊ぶ。
好きな色の粘土を選んで、手のひらで温め、少しずつ人型にしていく。
それぞれ、思い浮かんだポーズに仕上げていく。

 
15:15 シェアリング。
作ったものを一人ずつ発表。それから今回の感想など。
最後のお話で、生命が生まれてから38億年、私たちはその末端にいる。
ずっと続いてきたということ、それはとても有難いことだと。
あるがままに。

 
皆で作ったものを並べてみると、色も形もバラバラなのに、ものすごい調和が生まれていた。

 
 
                                                         以上、2日目レポート担当、山口順子でした。