心待ちにしていた心地よい暮らしを楽しむ講座の日がやってきました。当日は雨の予報。
でも安曇野は心配無用のいい天気。
こりゃあはじめからよいスタート。
初めて訪れるシャンティクティ。
入り口のストローベイルハウスのかたつむりがお出迎え。
軽く自己紹介をして、暖かい外に出て、身体を動かしながら
再び自己紹介。朋子さんの提案で出身地や名前順に並んでみたり、自分の名前を身体を使って表現した。
そんなことしたことないから、みんなちょっぴり照れぎみ。
そしてフルーツバスケットならぬ好きな物バスケットをしてお互いを知り合う。
みんなだんだん表情がゆるんできていつの間にか和気あいあい。
お次はシャンティクティの持続可能な仕組みをけんさんに案内してもらう。
非電化冷蔵庫、薪のシステムキッチン、コンポストトイレなど、雨水、風力、太陽光、自然エネルギーを利用して
こんなにいろんなことができるんだ!と驚きの連続です。
非電化冷蔵庫 籾殻ボイラー パーマカルチャーキーホールガーデン ロックスパイラルガーデン
コンポストトイレ 踏み込み温床生ゴミ処理 ティピガーデン キッチンガーデン
未来型の薪のシステムキッチン アースオーブン ガーデン夢ハウス 温室
日本蜜蜂 雨水タンクと水道 自然農の種の蒔き方
ティータイムには野草の紹介をしてくださり、味見。
ホップ・クローバーの炒め物とカラスノエンドウ・スズメノエンドウのお浸し。実は私は野草を食べるの初めて。
これって食べれるの?と半信半疑。でも食べてみたら美味しい!しかも薬効もあるなんて野草ってすごい。
クローバーは胃と便秘に。
たんぽぽは腎・肝に。春の食材の苦味は身体を浄化してくれる。
自分の身体を整えるものは身近にあると教えてくれました。
野草の種類がちょっとわかったところで収穫に。
その場でかじってみると甘い!ほどほどのところで終了。
のかんぞう ノビル ヨモギ ホップ 三つ葉 タンポポ ツクシ セリ ナズナ はこべ ぎしぎしなど
畑班と料理班にわかれて作業。
自然農で使う道具は ケンスコ クワ のこぎり鎌があれば大丈夫です。
まず畝たての仕方 まず草を刈って脇によけておきます。成長点の下できると草が生えてきません。
スコップでカットしながら左右に土を盛っていきます。通路はスコップ2個分くらい 真ん中を少し高めにして鎮圧 よけて置いた草をかけて完成です。早速ジャガイモを植えました。ギャガ芋は卵大ならそのまま 大きければ半分に切って植えます。今回はキタアカリとアンデスを
植えました。
竹の根元にはインゲンも蒔きました。キャベツを移植 まず穴を掘って水をかけます。水が引いたらポットを反対にしてポットを取り穴に入れ 土を密着します。自然農ではあまりにも乾燥するときは灌水してやりますが水やりはこの時だけで
充分です。
昨年とったキュウリを温室でポットに蒔きました。この温室は昨年の塾で作った物です。夕方冷たい風が吹いていましたが風が遮られとても暖かく感じられました。
料理班になった私はタミコさんに教わりながらお料理。
シンプルなのに美味しい。ついつい味見といいながらつまみ食い。
素材を生かした重ね煮料理であっという間に完成。
今回は韓国風。メニューは
・のらぼうなと大根のナムル
・野甘草入りチャプチェ
・甘酒入りコチュジャン
・ノビルのヤンニョムカンジャン
・豆腐とわかめのスープ
ご飯は外のかまどで羽釜で炊かれています。
臼井家から肉なしじゃが、切り干し大根の煮物、ふきみそなどもりだくさん。自然の恵みに感謝です。
今回印象に残ったのはけんさんの
「地球1つで暮らす」「足るを知る」「結果より過程を楽しむ」という言葉。
つい、もっともっとと望んでしまったり、答えを急いで結果だけをみてしまっている私だからはっとした。
これからはこの言葉をキーワードに暮らしたい。
そしたらなんだかとっても幸せな未来がある気がする。
けんさん、朋子さん、タミコさん、詩世さん、メンバーの皆さん
ありがとうございました。次回もとっても楽しみです!
井藤優希
麻はヨーガから始まります。気持ちの良い一時です。
宮本民子さんアーユルベーダの講義のはじまり。
(資料4枚)
まずはじめに民子さんからの質問→自然界を構成する5つのエレメントは?
(座っている場所でグループ分け。その中で相談して発表)
正解・・・
上から軽いもの順に 1,空(膣、スペース) 2,風(体の中で動くもの)
3,火(体温、情熱、消化) 4、水(液体、油性のもの)
5,土(肉体、骨格)
空・風→ヴェーダ(V)
火・水→ピッタ(P)
水・土→カパ(K)
次に自分は(V) (P) (K) のどれに当てはまるか、
11問のクエスチョンで当てはまる物の数によって判定できるとのこと。
民子さんの説明に従って各自選択して、判定。
(これが、もー盛り上がったのなんのって。そして、その後、翌日にも会話の中にこのV,P,Kがとびだす、とびだす・・・人間関係を円滑にする方法になりました。)
〈参考〉(一応書きました)
|
質問 |
X |
P |
K |
1 |
子どもの時の体格 |
小さい |
中くらい |
太め・ぽっちゃり |
2 |
子どもの時の走る速さ |
早かった |
中くらい |
遅かった |
3 |
気分の特徴 |
すぐ変わりやすい
あきる |
負けず嫌い |
粘り強い |
4 |
肌や髪の質 |
乾燥しやすい |
部分的に油性 |
しっとり・やわらか |
5 |
便の様子 |
便秘気味 |
1回以上・やわらかい |
太い・しっかり |
6 |
睡眠の様子 |
浅い・時々目が覚める |
ほぼよく眠れる |
眠りすぎ |
7 |
しゃべり方 |
早口 |
トゲがある |
あまり話さない
得意ではない |
8 |
食欲 |
あったりなかったり |
お腹が空くと
機嫌が悪い |
食事を抜いても
大丈夫 |
9 |
手足の温かさ |
冷える |
温かい |
汗をかく、
その後冷える |
10 |
人に対して |
影響を受けやすい |
どう見られているか気になる |
同情する |
11 |
性格 |
心配性 |
短気 |
依存型 |
合計て・・・・・
●各性格的な特徴(プリント参照)
V(ヴァータ)・・・音楽的。耳から入る。(不調の時)腸、便秘、食欲と消化力が落ちる。
P(ピッタ)・・・芸術的。目から入る。リーダーシップがとれる。(不調の時)炎症。
K(カパ)・・・美食家。舌から入る。(不調の時)肺、のど、花粉症。
●バランスを崩すということは・・・
どれかのエネルギーのデコボコがあるということ。
私達は自然界の1部。自然は支配できない。
●心が健康になれば、体も健康になれる。
「心が健康」とは??
・思いやりがある
・人の為に働ける
・人の立場に立てる
●味について・・・
6つある(甘・酸・塩・辛・苦・渋)
味噌汁は6つの味をカバーできる。
・味噌(豆)・・・渋、塩、辛、酸
・わかめ(海)・・・渋、苦
・ネギ・・・辛
・大根・・・辛、甘
・おもち・・・甘
・ほうれん草・・・苦
・じゃがいも・・・渋
「各体質別 味噌汁の味付け方法」
各体質とも味つけは程々にしておく。
V(ヴァータ)・・・プラス 塩、醤油。
P(ピッタ)・・・そのまま
K(カパ)・・・プラス こしょう、チリパウダー、とうがらし。
●病気は未消化のものが作り出すので良く噛むこと、体を冷やさないことが大切。
胃腸を休める為に、1週間に1度くらい夜(夕食)を食べない日を設定すると良い。
「玄米について」
V(ヴァータ)・・・良く噛む(30回以上)。毎食でない方が良い。
P(ピッタ)・・・玄米の発芽エネルギー(熱)は強いので、回数を少なくする。
K(カパ)・・・玄米が合っている。良く噛むので食べすぎずに済む。
●梵我一如
梵・・・ブラフマン(宇宙を作り出しているもの)
我・・・自分
これイコールOneness(ひとつである)。
「あなたにすることは私にすること。私にすることは、あなたにすること」
アーユルヴェーダは心も体も健康にしていく予防医学でもある。
畑チームと野草料理に分かれてのワーク
自然農の畝たての仕方を学びます まず草を刈ってスコップで通路を掘り下げます。平らにして再び刈った草をかけてできあがり
自然農では初回だけこの作業をして耕しませんので後はこの畝を使います。丸い畝も可能です。
コゴミ タラの芽 こしあぶら 三つ葉 タンポポ よめな 山椒 蕗など周辺で採れたもの 最高の贅沢です。
パーマカルチャー講座 by詩世さん
「パーマネント」=永久
「アグリカルチャー」=農業 & 「カルチャー」=文化
1つの要素について、インプットとアウトプットがある
パーマカルチャーはそれぞれの要素が、関係性をもち、効率的に機能するように
システムをデザインすること
自分が環境に合わせる。自然に同化しようと考えるのは東洋の文化
自分が生活する場所のそれぞれの特徴や土地の性質がある
詩世さんはニュージーランドで実践している知恵を聞き、日本の先人たちの知恵を知りたいと強く思ったとおっしゃっていた
グループワーク
「栄養」「エネルギー」「水」に分かれてシャンティクティの仕組みを知る
それぞれのテーマについて、けんじさん、ともこさんに教えてもらい、
グループごとに図示した内容を説明
計画的に生活していることもさることながら、お二人からは今後どうしたいのか、
どんなビジョンを実践しようとしているのかがどんどん発せられることに驚いた
どのテーマについてもシャンティクティが輪になっていることがわかった
自分の生活の矢印をイメージするとすべてが一方通行になっていることも感じられた
シェアリング 気持ちを一言で表す それぞれ心を込めて漢字アートに挑戦です。
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