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5/18心地よい講座レポート

518()晴れ

今年度2回目の講座スタート!!

 

〈一ヶ月ぶりの再会とはじめましての自己紹介ならぬ他己紹介〉

ちぃちゃんの思わぬ大暴露にはじまり、スピッツの歌を5時間歌い続ける…などなど、前回は分からなかったみんなの一面を知ることができる時間となりました。

 

〈けんGのシャンティクティーツアー〉

けんGは建物などの紹介をしながら、「足るを知る」ということ、現在の自分たちの生き方を考えなければいけないこと、パーマカルチャーについても教えてくれました。フムフムと思いながら聞き逃さないようにメモをしていると、途中、たくさんのエ(コで)(ハス)な話も入り、「そんなことはメモしなくてい〜んだよ」と突っ込みが入り、終始なごやかな楽しい時間でした。

シャンティクティのある場所は標高約680mの場所、西にそびえるは北アルプスの山々。

シャンティクティの屋根はルーフトップガーデン。ルーフトップガーデンは断熱効果がある。初めは直接土をのせていたので、雨が降ったとき1/3量の土が雨で流れてしまったそう。そこで、苗などがはいっているポットに土をいれて敷き詰めたことで、現在の状態を保っている。

→失敗してもチャレンジすることが大切。

 

玄関(母屋全体?)の壁は藁が使われている。藁は土と混ざると強固になる。そして漆喰がぬられている。

玄関の横にはかたつむりと泥の中に咲く蓮が描かれている。かたつむりは家を背負ってゆっくり歩く。かたつむりは象徴であり、つながりを象徴している建物。

また、資本主義はつながりを分断する。

人とのつながり、心のつながりがなければ生きていけない。

 

非電化冷蔵庫→「パスっ!」と一言でスルーしてしまったけんG

玄関に向かって左側の奥にありました。

 

もみがら給湯・暖房機

もみがらは産業廃棄物。ここでもみがらを使用するとくん炭ができる。

インプットとアウトプット、循環できる

 

キーホールガーデンは足を踏み入れることができる。多様性が生まれる。

 

アースオーブンは薪のシステムキッチン

配管もしていて、雨水がたまるとお湯ができる。木酢もとれる。しかし、実はかまどの方が使い勝手が良い

自然農の畑 草は太陽エネルギーをためて生態系を守る。

道具は一反なら鎌1つでOK

種の植え方を見せていただきました。種を植えるときは丁寧に。

 

温室はソーラーパネル、ロケットストーブが設置されている。雨水がたまるようにしてある。直線美の美しい建物である。

 

ホビットハウスは土嚢ハウス

屋根にはソーラーパネルが設置してありルーフトップガーデンにもなっている。

 

種センター

建物の中がひんやりとしていた。

種は自然からのGIFTである。

 コンポストトイレとコンポスト

コンポストには台所の生ごみを入れている。

トイレはおがくずが入っている。使用した後撹拌する。

ティピ

この日は暑かったため、加温の必要がないのでビニールが外されていた。

〈宇宙船地球号の上映〉

東オーストラリアのパーマカルチャーが盛んな地域の紹介

クリスタルウォーターズの紹介

上映後、34名で感想や学びをシェア

いろいろな感想がでるなかで、どのグループも地域通貨についての感想がでていた。朋子さんとうたさんが地域通貨は何か問題があるから広がらない。いま、あまりお金を使わずに生活できていると、逆に地域通貨は面倒なものだとおっしゃっていたのが印象的でした。

〈うたさんのパーマカルチャー講座〉

・パーマカルチャーとは「自然と調和した、持続可能な環境を作り出すためのデザイン体系」

・パーマカルチャーの3大倫理は地球への配慮、人への配慮、分かち合い。

・多様性

Problem is solution

・日本にはパーマカルチャーがすでにある。再認識・再評価する必要があるといわれている。

・にわとり・果樹園・菜園・温室・母屋のカードを使って各々のインプット・アウトプットを考え、循環を学んだ。

 

けんGのツアーでパーカルについての話があり、DVDを観て、更にうたさんの分かりやすい講座だったので、より理解が深まった時間でした。

〈お風呂・すずむし荘へ〉

〈夕食〉

メニューリスト

春雨・きくらげ・人参のチャプチェ風

山菜・こごみ・こしあぶらの白和え

野沢菜蕪の酢漬け

ヒメジオン・じゃがいも・もやしの炒め物

かぶの漬物

スープ〈豆もやし・長ネギ・白菜・わかめ・しいたけ〉味付け:塩・醤油

おいしい食事に舌鼓をうちながらも、今回はみなさん割とディープな話をしていたような…。なんでも話せる仲間はいいですね。

〈パーカルカルタ大会〉

パーカル塾生が作ったカルタをこのたび初めて使わせていただきました。

木に描かれが素敵な絵と文章。今日の学びの復讐にもなりました。

誰もが狙った〈!?〉タルタル教の札をゲットしたのはしーちゃんだったけど、一位はダントツちぃちゃん。

ふりがながふってあったから、ちぃちゃんも自分でカルタを読めたね。

カルタを入れるケースも手づくりで、素敵でした。

パーカル塾生の方々にありがとう。

〈瞑想〉

今回の瞑想は、今までの瞑想とは違うものでした。

ひざ・おなか・胸へと手を順々にあててゆき、「今、ここに在る」ということを意識しながらする瞑想。(名前がわかりません、朋子さん何という瞑想でしたか?)

リズムというか流れにのれば、順番を間違えずにできるのですが、一度間違えると、アレ、アレレ…とスムーズにいくまでに少し考えながらやらないと難しかったです。

瞑想は「静」というイメージでしたが、動きのある瞑想で、このような瞑想もあることを初めて知りました。

 

今日はここまで。明日も晴れますように。

おやすみなさい。

                                                 レポーター スズ


2日目は6時から朝ヨーガでした。

朝日の中ヨーガはとても気持ちいいです。

ヨーガの後はティータイムでした。

庭でつんだカモミール、ローズペタル、ミントetc…のハーブティとローフードのおやつ。

今日はバナナとレーズンとカシューナッツを混ぜて丸めたものにココナッツをまぶしたもの。

自然な甘みで美味しかったです。

1日何もなく暮らせることがありがたい、そういうことを感じていけるといいね、という話がでました。


 

その後、7:30からは畑作業。

サツマイモの定植、ベニアズマと金時の苗を植えました。

ベニアズマは若干早生だということ。いろいろな種類を植えた方がいいね。もし、一種類だけだと何かあったときに全滅しちゃう可能性があるね。成長点を埋めないように30cm幅で定植しました。

 

次はカボチャの種まきをしました。

かぼちゃはすごく広がるのでつるをどこに広げていくか確認してから、1mぐらいあけて種まきをしていきました。

1穴に4粒くらいずつ。1粒だけだとさみしくてうまく育たないそうです。


インゲン、花豆、パープルポットの種まき。

ポップコーンの種まき。

ズッキーニ、トマト、ウリの定植。

トウモロコシとウリ科は仲がいいので一緒に植えるといいそうです。

背の高いトウモロコシの下にウリ科を共に植えることで重層性といって、空間を分かち合うことができるそうです。


 

9時からかまど de cooking。をしてブランチ。

フキの煮物。

のびるの炒め物。

厚揚げとこんにゃくを焼いたものには

山椒味噌とのびるを刻んで醤油に漬けたものをお好みで。

三つ葉の味噌汁。

ゆかくどごはん。

オイル缶、トマト管をつかったゆかくどかまどで籾殻をつかってお米を炊く。捨てられてしまうものからご飯が炊ける。しかも、籾殻はくん炭になり、畑へ戻っていく。ここにも循環が。素敵。


デザートには庭でとれたよもぎのおやき、カモミールのおやき。

朋子さん手作りあんこ。

カモミールティ。

ほとんどが庭で採れたもので豊かな食事でした〜。

12:30からはグループワークによるシステムデザイン。

シャンティクティの水、エネルギー、栄養の流れがどのようになっているか、3つのグループに分かれて調べて紙に書いて発表します。

水、エネルギー、栄養が家の中でどのようにつかわれ、どのようにinput-outputされているか、敷地内でどのように循環するか、健二さんや朋子さん、うたさんに聴いたり、実際に敷地内を見てどうなっているかみて、紙にまとめて発表します。

水はその中で循環することができないので、できるだけ何回も回して最終的に畑にまわす、など、最後までつかうことが大事。そしてできるだけきれいにして出すことが大事だね、という話をしていただきました。



エネルギーは自然エネルギーも電力にするのではなく、太陽光なら太陽光温水器、風力なら風車など、アクティブ・システムからパッシブ・システムへ。

栄養もエネルギーも全てもとは太陽から来ていること、畑によって循環が生まれてくること。

人もエネルギー、循環の一部であること。

そのようなことが印象に残りました。

自分たちの今の家のシステムデザインもやってみるといいよ、どうなっているかわかるから。宿題(笑)ってうたさん。

その後は庭の草花をつかって絵を描いて、シェア会をしました。

 

 

 

グループでワークショップは小学校以来でとても楽しかった、よもぎおやきが美味しかった、話をすることでつながりができた、みなさん笑顔で振り返りをしていました。

じゅんちゃんにこの花ファミリーコミュニティーの様子を聞きました。みんな興味津々 時間が足りないくらいでした。
 

生きて生活するということ、特に農作業では、損得を考えたり、自分のことを優先していたら、成り立たない世界であると。

だからこそ、相手のことをただただ想い、それが自分の喜びになることが生きることを豊かにすることだと学びました。


 

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