10月7日(土)
13:00 信濃松川駅集合
けいちゃん、いつも送迎どうもありがとう♪
13:30 受付〜オリエンテーション
いつものように自己紹介と近況報告。
今回、通年メンバーは5人(+さわちゃん)だけでしたが、
今回はこの講義だけ聞かれる方が何人もいらっしゃって、
単発参加の方もお二人、で、賑やかな場となりました。
お陰で色々な立場の方のお話を聞くことができました。
ガンジー、糸紡ぎ、というキーワードで参加された方が多かったです。
14:00 ゲスト講師片山佳代子さんのお話し
内容は、先生が配ってくださったレジメにとてもわかりやすくまとめられていて、
お話もきちんとレジメに沿って進めてくださったので、
そちらを読んでいただければよいと思います。
私が印象に残った言葉。
「スローライフはのんびりではない。」
「ゆっくり降りる。(少しずつ生活をシフトする。)」
「命を育む仕事と命を失う仕事がある。」
「お金よりも仕事を与える。誇りを持って生きる。」
「制度を変えるのではなく、一人一人の心を変える。」
「糸を紡ぐことはデモに参加する以上のこと。」
「愛は命がけ」
「絶望するために生まれて来たわけではない。
いうべきことは言う。日々できることをやる。その過程を楽しむ。」
どれも、「本当にそのとおりだなあ。」としみじみかみしめる言葉でした。
ガンジーの生涯についての動画も見せていただきましたが、
私も、カディー(全て手仕事で作った服)を着て、塩の行進に参加した男性たちのように、
勇気と誇りを持っていきていきたいなあと胸が熱くなりました。
明日の糸紡ぎがとても楽しみになる、片山先生の力強いお話でした。
15:45 お話しについてのシェアリング
初めは小さなグループで、そこからそれぞれの代表が発表。最終的には全員一言ずつ話しました。
参加者からの質問に答えていただいた片山先生の言葉の中から、また、印象に残ったもの。
・「”自分の中の敵意、悪意に気付きなさい。”と言うのがガンジーの非暴力の教え。
そして常に神とつながる時間を持つこと。」(なぜ非暴力ができるのか?の問いへの答え。)
・「今、工業側にいても、その中でやれること、少しずつ繋がって仲間を作ることはできる。
私たちは大河の一滴。」(今、自分は工業側の仕事についている、と言う方のお話しに。)
・(ガンジーはどうやって違う意見の人々をまとめたか、と言う質問に。)
「すべての宗教の根幹の真理を土台にした。互いに共感できる真理。”Truth is
God.””真理は神である。”」
・(ベーシックインカムよりも、と言うのは・・・?)
「何もしないでお金を得るのではなく、まずは糸を紡いで働く。誇りを持って生きる、と言うこと。」
・そして、「みんなが価値に目覚めることです。」とおっしゃっていました。
「その労力を体験しないとわからない。高すぎて、手仕事は手仕事と交換するしかない。」
というのは、本当にその通りだなあと思いました。
17:15 ♨お風呂タイム
いつものカミツレンのお風呂へ。いい香り。大きなお風呂。ごくらく〜。
18:45 夕食
いつものように美味しいたみこさんのお料理。今日は韓国風。
「ナムル」ナスと豆もやし。甘酒で甘みをつけた味噌をかけて。
「チャプチェ」春雨、キクラゲ、細ねぎ、キャベツ、ズッキーニ、人参、しいたけを、きれいに細〜く切ってありました。
「豆腐炒めミョウガのせ」
☆「チャプチェ」と「豆腐炒め」は、味付けは同じ。
「薬念醤油(ヤンニョムカンジャン)」:ニンニク、ゴマ、長ネギ、粉唐辛子、醤油
「オオバコのタネのふりかけ」整腸剤になるそうです。めちゃめちゃ美味しくて大人気でした。
「スープ」キノコ、豆もやし、もずく。味付けは塩、醤油、胡椒だけなのに、なぜこの美味しさ・・・?
と聞いたら、豆もやしを蒸した汁を使っているところがミソらしいです。
20:30 卒業発表のグループワークテーマについて
「卒業発表のテーマ」と言われても、初めはみんななかなかピンとこず。
そんな私たちを見て、朋子さんが、「自分のやりたいこと曼荼羅」のシートを配ってくれました。
そこにある8個の丸に、今の自分のキーワードを入れてみてから、一人ずつお話ししてみると、
なんとなく、今の自分のテーマが見えてくるから不思議です。
でも、みんなのこれをつなげて卒業発表なんて、かたちにできるの・・・?
という、???マークだらけなところで、とりあえず今日はおしまい。笑
22:00 就寝
明日の朝は早起きして日の出と雲海!に備えて、よい子たちは早くにお布団に入りました。
5:50 日の出を目指して、霧の中お山の上へ!
途中でセイタカアワダチソウを採りながら、雲海を見て。日の出はちょっと残念な結果・・・
大峰高原の七色大カエデは、紅葉には少し早かったですが、とっても気持ちの良い場所でした。
しばらく散策。
急な坂道を朝から走るさわちゃんに、みんなで「すごいなー」と。
それを真似るともこさん、うたさん、あやちゃん・・・ みんな、若くて元気です。
さわちゃんを中心に駐車場で小さな山栗を沢山拾いました。
かまどで茹でてもらって食べたら、とっても濃いお味。美味しかったー!
7:00 シャンティクティに戻り、大好きティータイム♪
インドの庵主様が選んでくださったというとっても美味しいアーモンドとレーズンを頂きました。
その後、畑と収穫
目覚めの姫リンゴを食べてから♪
・大根は種まきが遅かった為、ちょっと元気がありません。8月15日前後にまきましょう!
・大根の間引きをしましたよ。混んでいる所の生育の良いのは残して、頂きます!
・大豆は一気に枯れて一気に収穫ができるけど、小豆は順番に枯れます。なので小豆は鞘で収穫です。
・春菊は途中で採ると、またそこから伸びてきてくれます。(生の春菊が美味しかった!知らなかった!)
(里芋の収穫)
とししゃん家の畑からやってきた、種芋が大きく成長しました!
とっても大きな葉っぱ。それを握れる程度に残して切り、スコップで周りの土ごと掘り起こします。
親芋を中心に、子供、孫と大家族!
保管する場合は、家族をバラバラにせずにそのまま。
温かい所では、土の中に埋めておきましょう。
里芋の茎があまりに太く食べたくなりますが、生で食べると毒が!! たみさんとうたさん、3時間苦しんだ
そうですよ。干すか、赤い食べられる品種をいただきましょう。
(さつま芋の収穫)
どこから出ているか分からない程に、茎が畑の中に伸びて広がっています。
その茎をたぐり、はがし、元を探すのが大変。見つけたら、芋を切らない様に広めにスコップを入れます。
土が柔らかければ、手で掘りましょう。
大きいのから小さいのまで、沢山収穫できました!
さつま芋の茎。これがとっても美味しいので採っておきましょう!
(芋類の注意点)
・芋を掘ると、土を耕す事になり畑が痩せます。
・雨の後の収穫は、芋が水を吸って水っぽくなります。
・日陰で1週間くらい干しましょう。ちなみに、かぼちゃは1か月くらい。
その他、みんなの畑でトマト、ししとう、バジル、白菜なども収穫しました。
ゴマが立派に伸びていましたよ。
8:00 かまどクッキング&ブランチ
みんなお腹ペコペコなので、採れたて枝豆(さわちゃんが両端を丁寧に切ってくれました!)、山栗を
たみさんに美味しく茹でてもらって食べながらの調理です。
メニュー♪
かまど炊きごはん、大根葉(上)の生姜炒め、大根葉(下)の油揚げ炒め、さつま芋の茎と葉っぱの金平、
春菊・ルッコラ・大根葉などのサラダ(大豆マヨネーズ)、カブの塩もみ、さつま芋の蒸し焼き
もちろん全部美味しかったですが、個人的にさつま芋の茎と葉っぱの美味しさに驚きました!
11:00 休憩してから、糸紡ぎの時間です。
たみさんがインドで買ってきてくれた折り畳みの糸車(チャルカ)を使います。
片山さんの育ててくれた綿を優しく引っ張りながら、車を回して糸を紡ぎます。
畑に蒔いた種が綿花となり、収穫し、種を取り、綿を棒状にし、ねじってよりをかけて糸にします。
その糸を織り、布にして、縫って、肌の上にやっと着ることができます。
私の知らないその他の作業がまだまだあるでしょう。
そんな事を考えながら、ゆっくりゆっくり紡いでいきます。
もちろん上手くはいきません。何度も何度も糸が切れたり、直したりしながら紡ぎます。
気付くと、1時間、2時間と時間は経っていましたが、糸はほんの少ししか巻かれていません。
でも、不思議と続けてしまうのです。
紡いだ糸は、同じ糸車の形を変えて巻き取っていきます。
太さはバラバラ、途中で切れる所もありますが、とても愛しい糸です。
タコ糸で結び、それぞれが持ち帰ります。
糸には油分や汚れがついているため、糸の5%の粉せっけんで30分茹で干してから染色しましょう。
集中した後には、美味しいおやつ♪
たみさんの四角豆のパコラといっちーのリンゴケーキで、復活!
次は草木染め♪
今回は、シャンティクティ藍と泥(黄・赤)で染めます。
シャンティクティで採れた藍を干して茹でます。1回目の茹で汁は捨て、2度目の茹で汁で染めましょう。
藍は余計な熱をとり、虫よけにもなるそうです。
それぞれ模様を考え、ビー玉、輪ゴム、洗濯ばさみ、染め型などを使って染めていきます。
形を作り、まだらにならない様に水で濡らし、染液に入れます。
泥染めは、揉んでは出しを繰り返す。
藍は日光に当てると発色が良くなります。
みんな素敵な作品に仕上がりました!
17:00 今日は温泉には行かず、暖かいので念願のシャンティクティのソーラー露天風呂♪
ホーリーバジルとミントを浮かべ、美しい畑を見ながらの入浴は最高です。
気持ち良すぎて、カメムシなんて気になりません(笑)
18:30 夕食
今夜のご飯は世界を旅するごはんですよ。
たみこさんのお料理、お手伝いして分かる手間と知恵。幸せな時間です。
ヒマラヤ風の大根菜のクミン炒め、ネパール風のじゃがいもと青菜炒め、モロッコ風高野豆腐のタジル、
インドのダールスープ、ズッキーニのチャトニー、ごはん
書いているだけでもヨダレが出ますが、ズッキーニのチャトニーを食べた事のない方。想像してください。
何味だと思いますか? 正解は、カニみそ!
信じられない方は、作ってみましょう!
油にマスタードシード、カレーリーフ、ヒング、チリをテンパリングし、皮付きのままスライスしたズッキーニ
と塩を入れて蒸し煮。タマリンド(なければレモンか塩を入れずに梅干し)を入れ、ミキサーか裏ごしする。
船に乗り、カニを底引き網で捕まえてくるより簡単です。
20:00 チャーリー宮本さんのメディテーションライブ♪
お会いするだけでも癒されるチャーリーさんの48弦スワルマンドダルの演奏です。
「おやすみなさい」と始まり、それぞれが楽な恰好でその美しい音色を全身で受け取りました。
奇跡的な出会いで生まれた楽器を毎日修行され、「年を取ることは素晴らしいことだよ」と素敵に年を重ね
られているチャーリーさんの奏でる音色で包まれました。
演奏後に蓮の華に書かれたメッセージをいただきました。それぞれが不思議とピッタリくる文章でした。
チャーリーさん、遅くまで有難うございました。
22:00 身も心も癒されながら、それぞれ夢の中へ。おやすみなさーい!
5:50 日の出を目指して、霧の中お山の上へ!
途中でセイタカアワダチソウを採りながら、雲海を見て。日の出はちょっと残念な結果・・・
大峰高原の七色大カエデは、紅葉には少し早かったですが、とっても気持ちの良い場所でした。
しばらく散策。
急な坂道を朝から走るさわちゃんに、みんなで「すごいなー」と。
それを真似るともこさん、うたさん、あやちゃん・・・ みんな、若くて元気です。
さわちゃんを中心に駐車場で小さな山栗を沢山拾いました。
かまどで茹でてもらって食べたら、とっても濃いお味。美味しかったー!
7:00 シャンティクティに戻り、大好きティータイム♪
インドの庵主様が選んでくださったというとっても美味しいアーモンドとレーズンを頂きました。
その後、畑と収穫
目覚めの姫リンゴを食べてから♪
・大根は種まきが遅かった為、ちょっと元気がありません。8月15日前後にまきましょう!
・大根の間引きをしましたよ。混んでいる所の生育の良いのは残して、頂きます!
・大豆は一気に枯れて一気に収穫ができるけど、小豆は順番に枯れます。なので小豆は鞘で収穫です。
・春菊は途中で採ると、またそこから伸びてきてくれます。(生の春菊が美味しかった!知らなかった!)
(里芋の収穫)
とししゃん家の畑からやってきた、種芋が大きく成長しました!
とっても大きな葉っぱ。それを握れる程度に残して切り、スコップで周りの土ごと掘り起こします。
親芋を中心に、子供、孫と大家族!
保管する場合は、家族をバラバラにせずにそのまま。
温かい所では、土の中に埋めておきましょう。
里芋の茎があまりに太く食べたくなりますが、生で食べると毒が!! たみさんとうたさん、3時間苦しんだ
そうですよ。干すか、赤い食べられる品種をいただきましょう。
(さつま芋の収穫)
どこから出ているか分からない程に、茎が畑の中に伸びて広がっています。
その茎をたぐり、はがし、元を探すのが大変。見つけたら、芋を切らない様に広めにスコップを入れます。
土が柔らかければ、手で掘りましょう。
大きいのから小さいのまで、沢山収穫できました!
さつま芋の茎。これがとっても美味しいので採っておきましょう!
(芋類の注意点)
・芋を掘ると、土を耕す事になり畑が痩せます。
・雨の後の収穫は、芋が水を吸って水っぽくなります。
・日陰で1週間くらい干しましょう。ちなみに、かぼちゃは1か月くらい。
その他、みんなの畑でトマト、ししとう、バジル、白菜なども収穫しました。
ゴマが立派に伸びていましたよ。
8:00 かまどクッキング&ブランチ
みんなお腹ペコペコなので、採れたて枝豆(さわちゃんが両端を丁寧に切ってくれました!)、山栗を
たみさんに美味しく茹でてもらって食べながらの調理です。
メニュー♪
かまど炊きごはん、大根葉(上)の生姜炒め、大根葉(下)の油揚げ炒め、さつま芋の茎と葉っぱの金平、
春菊・ルッコラ・大根葉などのサラダ(大豆マヨネーズ)、カブの塩もみ、さつま芋の蒸し焼き
もちろん全部美味しかったですが、個人的にさつま芋の茎と葉っぱの美味しさに驚きました!
11:00 休憩してから、糸紡ぎの時間です。
たみさんがインドで買ってきてくれた折り畳みの糸車(チャルカ)を使います。
片山さんの育ててくれた綿を優しく引っ張りながら、車を回して糸を紡ぎます。
畑に蒔いた種が綿花となり、収穫し、種を取り、綿を棒状にし、ねじってよりをかけて糸にします。
その糸を織り、布にして、縫って、肌の上にやっと着ることができます。
私の知らないその他の作業がまだまだあるでしょう。
そんな事を考えながら、ゆっくりゆっくり紡いでいきます。
もちろん上手くはいきません。何度も何度も糸が切れたり、直したりしながら紡ぎます。
気付くと、1時間、2時間と時間は経っていましたが、糸はほんの少ししか巻かれていません。
でも、不思議と続けてしまうのです。
紡いだ糸は、同じ糸車の形を変えて巻き取っていきます。
太さはバラバラ、途中で切れる所もありますが、とても愛しい糸です。
タコ糸で結び、それぞれが持ち帰ります。
糸には油分や汚れがついているため、糸の5%の粉せっけんで30分茹で干してから染色しましょう。
心地よい暮らし 10月
『ガンジーの糸紡ぎと草木染め』
講師 : 片山佳代子 先生
集中した後には、美味しいおやつ♪
たみさんの四角豆のパコラといっちーのリンゴケーキで、復活!
次は草木染め♪
今回は、シャンティクティ藍と泥(黄・赤)で染めます。
シャンティクティで採れた藍を干して茹でます。1回目の茹で汁は捨て、2度目の茹で汁で染めましょう。
藍は余計な熱をとり、虫よけにもなるそうです。
それぞれ模様を考え、ビー玉、輪ゴム、洗濯ばさみ、染め型などを使って染めていきます。
形を作り、まだらにならない様に水で濡らし、染液に入れます。
泥染めは、揉んでは出しを繰り返す。
藍は日光に当てると発色が良くなります。
17:00 今日は温泉には行かず、暖かいので念願のシャンティクティのソーラー露天風呂♪
ホーリーバジルとミントを浮かべ、美しい畑を見ながらの入浴は最高です。
気持ち良すぎて、カメムシなんて気になりません(笑)
18:30 夕食
今夜のご飯は世界を旅するごはんですよ。
たみこさんのお料理、お手伝いして分かる手間と知恵。幸せな時間です。
ヒマラヤ風の大根菜のクミン炒め、ネパール風のじゃがいもと青菜炒め、モロッコ風高野豆腐のタジル、
インドのダールスープ、ズッキーニのチャトニー、ごはん
書いているだけでもヨダレが出ますが、ズッキーニのチャトニーを食べた事のない方。想像してください。
何味だと思いますか? 正解は、カニみそ!
信じられない方は、作ってみましょう!
油にマスタードシード、カレーリーフ、ヒング、チリをテンパリングし、皮付きのままスライスしたズッキーニ
と塩を入れて蒸し煮。タマリンド(なければレモンか塩を入れずに梅干し)を入れ、ミキサーか裏ごしする。
船に乗り、カニを底引き網で捕まえてくるより簡単です。
20:00 チャーリー宮本さんのメディテーションライブ♪
お会いするだけでも癒されるチャーリーさんの48弦スワルマンドダルの演奏です。
「おやすみなさい」と始まり、それぞれが楽な恰好でその美しい音色を全身で受け取りました。
奇跡的な出会いで生まれた楽器を毎日修行され、「年を取ることは素晴らしいことだよ」と素敵に年を重ね
られているチャーリーさんの奏でる音色で包まれました。
演奏後に蓮の華に書かれたメッセージをいただきました。それぞれが不思議とピッタリくる文章でした。
チャーリーさん、遅くまで有難うございました。
22:00 身も心も癒されながら、それぞれ夢の中へ。おやすみなさーい!
★10月9日(祝月)3日目★ by としちゃん
フリータイムから始まる朝…昨晩のメディテーションLIVEでの音の響きとチャーリーさんのお人柄がかもし出すあたたかな空気感の余韻を感じながら目覚めました。
けいちゃんの運転で、ちーさん・あやさん・
さわちゃん・としちゃん で “大峰高原日の出ツアー”再び。
雲海の先にある太陽が放つ色の変化はゆっくりじっくり時の流れを感じさせ、太陽が顔をのぞかせた瞬間、今ここに生きていた気がします。素晴らしい一日の始まりに感謝です。
その頃、シャンティクティでは、ともこさん・いっちーが、里山の朝の空気に包まれながら、かまどの前で染め物のつづきをしていました。
レーズン・アーモンド・りんご・
おじや(昨晩の残り福)
アーモンドは、たみさんの庵主様からの贈り物…絶品です。
《7:30》
畑へ
⇒ 『にんにく』の植えつけ
6月に収穫した “にんにく”は、 去年の心地よい暮らしの方々からのおき土産…私達も来年の方におき土産を残します。
去年から今年、今年から来年へ、つながってる感が嬉しい。
植えつけの時期は9月〜10月。収穫は6月。30p
間隔に手の第二関節の長さくらいの深さの穴を掘り、固まりから一片ずつ取り分けたにんにくを先端の方を上にして植えつけます。
うたさん☺「にんにくは、どーやっても出てくる」と。栽培するのにお勧めです!
更に、今回は、うたさん・けんじさんも未経験の “にんにくの種” も植えてみました。経過が楽しみです♪
※ 一般的に、にんにく・芋類は 球根部を植えつけクローンを採って食しています
⇒ 畑の中で あれこればなし
『自分の畑で種をとること』
草の洗礼をうけたことなども含め
その土地の情報が種にもちゃんと記憶されているので、自分の畑で種をつないでゆくことは生命力が高いお野菜となる。
『種とり用のお野菜の残し方』
お野菜の最盛期の頃の実を残します。残す実は元気なもので…霜が降りる前に枯れることはないので茎や葉の状態も目安にします。
『遅霜・早霜』
例えば、里芋は霜が降りると一晩にして葉が枯れ芋もしみてきてしまいます。お野菜づくりをするうえで霜が降りる時期は知っておきましょう!
『見かけの大きなきれいなお野菜』
栄養過多で大きくなっているので生命力が低く病気になりやすい。人間にも同じことが当てはまります…。
『芋類を掘ったあとの土のこと』
芋類を掘ったあとは、土が耕された状態になるので土地がやや痩せます。草や生ゴミなどを置いて土を活性化させます。
『とうもろこし』
交雑しないように種を蒔く距離を2キロ離すか時期をずらします。シャンティクティの畑には、スイートコーンと時期をずらして植えられたポップコーン種のたくさんの株が実をつけていました。
『和綿・洋綿』
和綿は日本の湿潤な気候に敵するよう下向きに実を弾かせ、洋綿は殆ど雨が降らない気候の土地にあわせるように上向きに弾けます。植物の順応性…素晴らしい。
⇒ 『マコモタケ』の収穫
ソーラー露天風呂から排水される流れの先にマコモタケが育生。草丈は2メートルほどで、根元にできる茎の部分を食し、葉の部分は干してお茶として飲むこともできます。みんなで、一株ずつ葉を剥いで食する茎の部分をとり出し、うたさん・いっちー・さわちゃんはマコモタケの葉でリースづくりをしましたよ。マコモタケは、水辺を浄化し
しめ縄に用いられたりします。栄養価も高くその浄化力は人間の身体にもはたらきます。
《8:30》
♪ たみさんのお料理教室 ♪
【 春餅(チュンピン) 】
小麦粉をといて薄く焼いた皮にいろいろな具を包んで食べます。中国では春節のお祝いのときに食べるものだそうです。
皮の材料:薄力粉100g
強力粉100g
熱湯160cc〜170cc
※ 薄力粉100g+強力粉100gは、中力粉200gでもOK
具の材料:春雨
人参
キュウリ
マコモタケ
人参葉
もやし
作り方:
@皮の材料を混ぜ、まとまったら20分〜30分ねかせる
A春雨は水につけもどし同じ長さに切る
B人参・キュウリ・マコモタケは千切りに、人参葉は細かく切る
C Bで切ったものを、ごま油で炒め塩.胡椒し、もやしを加える
D Cの具のみ取り出し、残った汁で春雨を和え炒めてから、具のすべてを混ぜ合わせ器に盛る
E @を二等分し棒状にしたら、回しながら一口大の大きさに切り、お団子状にする
F Eを2個ペアにし、1個の片面に油をつけたら もう1個と重ね、のし棒で平たくする
G フライパンでFの両面にほどよく焼き目をつける
H 2個ペアで焼いたGを1枚ずつに剥がしお皿に並べる
【水餃子】
皮の材料:中力粉 適量
水 適量
具 その一:なす・大葉・みょうが
具 その二:大根・厚揚げ・にら
作り方:
@皮の材料の中力粉に少しずつ水を加えまとめる。まとまったら20分〜30分ねかせる
A 具は全て細かく切る
B “ 具 その一 ” の 茄子は塩もみして水気をきり、味噌を加えもむ。みょうがと大葉を加え、味噌とごま油で味を整える。
C “ 具 その二 ” の大根は塩もみして水気をきり、厚揚げを加えてさらに塩をふりもみ和え、にらを加え塩で味を整える
D@を適量ずつ分け棒状にしたら回しながら一口大の大きさに切る
E 手のひらで丸くつぶし広げ、のし棒などを使って皮の中央部は厚めに外側を薄めにのばす
F 皮に具をのせ ひだは寄せずに包む
G 沸騰しているお湯で3分くらいを目安に茹で、浮いてきたらすくい上げる
【 スープ】
材料:きのこ
白菜
里芋
大根
しもふりささげ
人参
油揚げ
ちんげん菜
作り方:
@材料を上から順に鍋に入れる(きのこ→白菜→里芋→大根→ささげ→人参→油揚げ)
A重ね入れた野菜が動かないように、コップ一杯の水を加える
B弱火でじっくり火を入れる
C 水餃子を茹でた湯 と ちんげん菜を加え、塩で味を整える
☺️たみさん ワンポイントアドバイス ☺
『食べる人の気持ちを考えてつくることが一番!すべてを食べきるには、食材の気持ちを考えながら優しく丁寧にね』
『ニラの白い部分は固いから細かく切り、緑の部分は苦みがあるから細かく切ったりもんだりしない』
『白菜の白い芯の部分は、そいで厚さをそろえてから切ると大きさがそろいます』
『あまった餃子の皮はちぎってスープに入れるとワンタンスープっぽくなります』
『ラップを使用しなくても、ボールなどに合う蓋やお皿をかぶせて代用できます』
『粉唐辛子をフライパンで炒ると香りと味が格段に良くなり美味しくなります』
《10:00》
ブランチ
○ 春餅
○ 水餃子
○ 白菜のスープ
○ マコモタケのきんぴら
○ デザート(さつま芋とりんごにお塩して無水でコトコト)
みんなでワイワイおしゃべりしながら、水餃子や春餅を皮から手作りしてからの「いただきます」は、何よりもの隠し味になったのでは…お味も格別でした〜。心もお腹も満たされ幸せなブランチでした。
今回の “ 心地よい暮らし2017 ” のメンバー…いっちー・けいちゃん・ちーさん・あやさん・としちゃん
と相談し、スタッフさん方からの提案もあり、みんなで一緒に一つの劇をすることに決定しました!。
(大切)今回
お休みの方も一緒に混ざってできるような劇の内容です。混ざって下さっても、単独で発表して下さっても大丈夫なのでご安心下さいね〜 ♪
劇の内容は…
“ 心地よい暮らし2017 ”
を終え、これから自分ができること、伝えていきたいことを、ひとつの劇の中に盛り込んで表現しようと考えています。
♡あやさん:子育て支援について…
♡ちーさん:音を奏でる…
♡いっちー:手仕事…
♡けいちゃん:心身のケアのこと…
♡としちゃん:畑について…と場の提供
みんな それぞれに どんな風に表現するかを考えて次回 持ち寄ることになっています。
《12:30》
♪ うたさんの種とり教室 ♪
⇒お野菜を食している状態にそれぞれ違いがあります
(例)
○ 未熟な状態のものを食している
きゅうり・なす・ピーマン・豆類
○ 種を食している
米・ポップコーン・大豆・あずき
○ 完熟状態を食している
トマト・かぼちゃ
⇒お野菜から種をとるタイミングにも違いがあります
(例)
○キュウリ・なす・ピーマン・豆類
枝になっている状態で完熟させてから種をとる
○ 米・ポップコーン・大豆・あずき
そのまま種になる
○ トマト・かぼちゃ
そのまま種をとり出します
⇒種とりの実演
〈トマト〉
自家受粉。交雑しないから一番簡単。
@半分に切ったトマトの種をスプーンでかき出し瓶に入れる
A2〜3日間 日当りの良い場所に置き発酵させることで種のまわりのゼリー質がとれる
B水で洗い流し、コピー用紙の裏紙などの上で乾かす
他家受粉。近親交配で弱ってくるので1株から種をとるのはNG。
@最盛期に種とり用を決め、株につけたまま完熟させる
A半分に切ったきゅうりの種をスプーンでかき出し瓶に入れる
B1〜2日間 日当りの良い場所に置き発酵させることで種のまわりのゼリー質がとれる
C水で洗い流し、コピー用紙の裏紙などの上で乾かす
〈かぼちゃ〉
他家受粉。
@食するときと同様にわたを除く
Aわたから除かれた種は水の中に浮く
Bわたはカビの原因になるので、ネットを利用したりザルをカサカサふりながらわたをきれいに取り除く
Cネットやコピー用紙の裏紙などの上で乾かす
⇒種の保管:瓶や缶に入れ、低温低湿な土間や冷蔵庫の中が適している
⇒種の種類について:
固定種…交配種ではない。異常気象に強く味も複雑で美味しい。
在来種…長い間地域で繰り返し受け継がれてきた種なので、一番健康で力強い。
F1種…
F1=✖️という訳ではない。複数の品種を掛け合わせた一代交配なのでお野菜のできがそろいやすいが、その種を植えできた二代目のお野菜は様々になってしまう。
☺ うたさん ワンポイントアドバイス☺
『種とりは、お金がかからず畑にあってゆくので育てやすくなっていく』
『種をとるお野菜自体の味見が大切。美味しいお野菜から種とりする』
『お野菜のできに問題があるとしたら、種を変えてみる』
『 “ 自然生え ” といって、実をそのまま植えて育てる方法もある』
♪ うたさんのダンボールコンポスト づくり ♪
うたさんがアパート暮らしをされていた頃、実際に、台所の隅に置いて、生ゴミの処理に役立てていたそうです。
作り方:
@ダンボールを準備します(厚さ大きさともにみかん箱がちょうど良い)
A底、持ち手の穴、上部の蓋の部分はたたせて、各所ガムテープを貼り補強します
Bダンボールは床に直には置かず、木やレンガなどを両端に置いて、床から浮かせて置きます
Bそこいら辺で持ち帰ってきた腐葉土5Kgと米ぬか3Kgを混ぜ合わせながらダンボールに入れます
C混ぜ合わせた腐葉土と米ぬかがしっとりするくらいの水を入れます
D一晩置くと、好気発酵し、翌朝には60℃〜70℃になっています
Eダンボールには布をかぶせ、毎日かき混ぜまながら、生ゴミの処理に使い続けていきます
(注)コンポストの中に入れられない物…柑橘系の皮・玉葱の皮・貝殻・トウモロコシの芯
☺ うたさん ワンポイントアドバイス ☺
『 “ 微生物を育てているんだ ♪ ” っていう気持ちで使い続けると良いですよ〜』
『生ゴミはほほ水分なので1年経過しても嵩は増えません』
『ダメになりかけたときは捨て油を入れると温度が上昇し復活します』
パステル & 綿 の アート
シェアリング
スタッフさん方のお話しより…
手足を動かし肉体をつかうことは
人として本来 喜びであり
手仕事をしていることの幸せ
そこに生きる意味がある
今回の学びを分かりやすく振り返って下さり、消化不良気味の私の心のつかえがとれました。
《 15:40》解散
|