2010.5.15田んぼの会
天候に恵まれすがすがしい1日でした。北アルプスの白い峰々が水の張られた田んぼに映りえもいわれぬ美しさです。
参加者でゲームをして気持ちを和らげます。
矢口さんの育苗ハウスまで山をみながら歩きました。すがすがしい一時です。
矢口さんに有機無農薬の苗作りについて教えていただきました。苗半作といい特に有機無農薬の米作りでは 苗作りが重要です。
ポット苗はしっかりした苗ができ冷害に強い苗ができます。
現在日本で一般的な田植機を使う稲作では、稚苗と言われる葉令(葉の枚数)が2.5葉から4.5葉、苗の草丈約10
cmから20
cm前後の幼い苗を本田に移植する。稚苗以外に育苗期間を短くするために稚苗より幼い乳苗(葉令2未満)や稚苗より葉令の多い中苗(ちゅうびょう)を植える場合もある。従来(古来からの)の稲作では、苗代(なわしろ)という狭い田に種籾(イネの種子、籾殻つきの米粒)を密に播いて苗に育て、草丈が30
cmほどの成苗に成長したところでこの苗を掘り取り、本田に移植していた。この状態を成苗での田植えと言う。 通常育苗箱を使う田植機で移植する場合の苗の密度は地方や植え付け時期で異なるものの、1坪(3.3
m²)あたり45株から90株程までを田植機で調節出来るようになっている。従って植え付ける間隔(株間)は45株で24 cm、90株で12
cmの比較的密植なのに対しポット苗を使う成苗植えの田植機は30 cm程度の疎植である。いずれの場合も条間(列の間隔)は通常30 cmである。矢口さんの有機無農薬の稲作りの様子をお聞きしてシャンティクティまで戻りました。
夕方からはかまどを使ってのご飯炊き 薪でご飯を炊きます。シャンティクティ周辺で蕗を収穫 明日の昼ご飯にします。
のびるや山菜もたくさん採ることができました。庭のブランコも人気です。
大人チームは自然栽培について学びます。草や虫は敵ではなく活かしてやることが大事です。
夕食はタイ風の野菜煮 かまどご飯が絶品でした。
5月16日快晴
レタスを収穫に朝1番に前の畑に行きます。朝のすがすがしい冷気が気持ちよい一時です。
朝食の準備 アスパラ ブロッコリーをボイル 暖炉の火が入っています。
朝食は旬の野菜 カンパーニュ いちご
山をバックにみんなで記念写真です。本当に山がきれいな1日でした。安曇野に移り住みたいという声がでていました。
ポット苗を取り出してひもを引いて30センチ間隔で植えることにします。昔の苗間の事等の説明を矢口さんにしていただきいよいよ田植えです。
1列に並んで3カ所ずつ植えていきます。
絶好の田植え日より 北アルプスが身近に迫り絵になる風景です。
人差し指と中指 親指で苗をつかみ田植えをしていきます。
遠景に見えるのが後立山連峰です。
途中からはかなり要領良くなりピッチがあがりました。
田植えびくから苗を取って植えていきます。
カメラ目線ではいポーズ
田植えが終わりみんな泥だらけです。満足げな顔を見てください。
用水路で泥を落としシャンティクティまで歩きました。
昼はかまどを使って 山菜採ってきたのを天ぷらや煮物 炒め物にします。
薪のかまどは初体験ですがさすが主婦の皆さん次々に山菜の天ぷらが揚がっていきます。
コゴミ タラの芽 こしあぶら 三つ葉 タンポポ よめな 山椒 蕗など周辺で採れたもの 最高の贅沢です。
振り返りは周辺の花や草の汁を使って感動したことを1枚の絵に残しました。
田中さんが1句 安曇野の山を望みて 稲植える
苗をもらって家でバケツ苗を作ることになりました。
1本で茶碗1杯 3本で家族で食べれるだけとれるでしょうか。
楽しみです。矢口さんから1家族に1.5キロのお米をおみやげに帰路につきました。
|