大村祐子さん講演会

「ひびきの村」と「いずみの学校」私たちのシュタイナー教育

昨今、厳しい社会情勢の変化の中、教育の分野からも、子ども達の悲鳴が聞こえ、子育てに対する不安や悩みを大人が抱え、その将来は、自信と指針をもてない状況が増えつつあります。そんな中で、一つの参考になる、指針や糸口を示唆してくれるのが「シュタイナー教育」です。

日本で初めてのシュタイナー思想を実践する共同体が「ひびきの村」です。1996年に北海道伊達市の農場で始られました。1999年秋「シュタイナーいずみの学校」をたった一人の生徒と共にスタートし今30人になりました。全国から家族と共に伊達に移り住む人もふえ「ひびきの村」は一歩一歩その理想に向かって歩んでいます。

こうした大村祐子さんの歩んできた道を、シュタイナー教育への情熱を、「社会三層構造」(精神の自由、法の下の平等、経済の友愛)や「人生の七年周期」の中で語っていただきます。シュタイナー教育が何であるか。なぜ今世界で、日本でこれほど注目されているのか、が大村さんの優しい、わかりやすい話からよく見えてくるはずです。

シュタイナーを学んで実践すること。「ひ     び きの村」「いずみの学校」のあり方が伝わってくる講演会、どうぞお楽しみに。 

●日時 平成13年12月9日 日曜日 9時受け付け開始  開演10時

●会場 松本市 神宮寺 アバロホール 松本市浅間温泉3-21-1

●会費 1500円 予約制 申込書をFAX送付 またはチケットをお求め下さい。

やむを得ない場合は当日会場でも可

  原則として会場へのお子様の同伴はできません。託児室の用意があります。一人200円 乳児室がありガラス越しに聞くスペースもあります。定員がありますので11月30日までにお申込みください。小学生以上は無料です。小さな子の面倒をみて一緒に遊んでください。詳しくはお問い合わせ下さい。

主催 ほんの木 協力 安曇野シュタイナー学習会  

講演会参加者による交流会

時間 12:15〜13:30

シュタイナーのこと、子供のことなど日頃疑問に思ったり

感じたりしていることを話してみませんか。

講演会の終了後、テーマごとの交流会を予定しています。

時間のある方は、お昼を食べながら、お話しましょう。

お昼をご持参下さい。   担当 あずみのシュタイナー学習会

テーマ、担当は、以下の通りです。

興味のあるところへ気軽に顔を出してください。

交流会テーマ

●「幼児教育の現場から」  松本短大講師 寺島明子

  公立保育園での体験から、今の子供たち、保育者をめぐる現状について

  語り合いましょう

●「第一7年期(0〜7歳)の子供たちが真に求めているものは何か」

  あずみの星の子グループ  神澤 真江

  シュタイナー教育を家庭で取り入れていくためにはどうすれば良いか

  皆で話し合いたいと思います。

●「第二7年期(7〜14歳)の子供たちが真に求めているものは何か」

  あずみの星の子幼稚園教師   尾中 利恵

  この時期の子供たちはどういう存在であるか話し合ってみませんか。

●「日々の暮らしの中で必要な人智学」  山本桂子 浜野美木子

  教育関係以外に興味のある方、専門的な知識はありませんが

  一緒にシュタイナーについて話しませんか。

●「味覚に関すること」  佐藤郁子  

  シュタイナーは食に関する多くの提言を残しています。

  私たちの生活に必要不可欠な食と、味覚の話をしてみませんか。

●各テーマの報告  

●会場案内  

 
地図をクリックすると大きな画像になります。

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松本バスターミナル(6番及び7番のりば)

より浅間温泉行きバス約20分。終点浅間温泉  

下車、徒歩5分

中央自動車道松本ICより浅間温泉方面へ車で20分。駐車スペースあり。   

  ●チケット販売

たいやきふるさと    松本縄手通り

        TEL 39-5552

シャロムコミュニティー 穂高町

TEL 83-3838

サンスクール(深澤)  松本大手

     TEL 34-7580

●お問い合わせ 申込み

臼井朋子     TEL&FAX  0263-83-3838  E-mail:shalom@ultraman.gr.jp

星野直美     TEL0263-83-7586   FAX 83-7523

 松本 長野は講演内容が違いますので、興味のある方は2日間の参加もできます。


●シュタイナー教育とは

哲学者 ルドルフシュタイナー(1861〜1925)による「人智学」の思想に基づく教育です。

1919年、ドイツで始まり、知育偏重(知識を詰め込み、テストされ、評価される)の打破のもとに、子どもの発達段階と個性が重視され、みずみずしい知性と心の育成や、豊かな芸術性と国際性が求められました。 人間の成長には、誕生から大人になるまで、段階と順番があり、その時々に課題があり、それを手助けしよう、それには、子どもの発達段階を知ろうというものです。この学校の教育方法は、今や世界の60カ国に広まり、高い評価を受けています。ユネスコもシュタイナー学校をプロジェクト校に指定しています。日本では、1970年代に、偏差値至上主義(知育偏重主義)の対極として共感されてきましたが、近年では、社会、自然、教育、家庭環境等の変化のなか、「人間・命 精神」等の本質の視点から教育を考える事において注目されています。

●大村祐子さんプロフィール

1945年北京生まれ。東京で育つ。42歳の時に留学。1987年よりサクラメント(カリフォルニア州都)のR・シュタイナー・カレッジ教員養成、ゲーテの科学芸術コースで学ぶ。以後現地のシュタイナー学校で教え、91年から日本人留学生のための「自然と芸術コース」をカレッジで開始。96年より北海道伊達市でR・シュタイナー思想を実践する共同体、「ひびきの村」を始める。現在「ひびきの村」代表の他、「シュタイナーいずみの学校」7,8年生担任教師。「自然と芸術と人智学のプログラム」教師、「教員養成コース」の教師を務めている。毎週月〜金の朝の8時半から、メインレッスンの教壇に立ち、その他プログラム、各コースで教え、さらに「ひびきの村」の全体の運営、父母とのミ−ティング、教師会、市行政との交渉など専任スタッフ21人と共に休む間もないスケジュールの中で献身的に活動している。また「シュタイナーに学ぶ通信講座」の執筆、単行本、絵本などの発行、講演会での出張をふくめ、できる限り学んだ人智学への体験を、より多くの人々と共に共有し合い、「より良い世界、社会」そして「より良い大人たちへ」学びを通し、教育の崩壊、子ども達の心の危機を何とかしたい、との思いで活動している。

主な著書、「シュタイナー教育に学ぶ通信講座」1期 2期 3期。(全各6冊)「私の話を聞いてくれますか」(自伝的エッセイ)「シュタイナーの模擬授業」などがある。11月末予定「新しい人生は7年ごとにやってくる」が発売予定


●長野講演会  『家庭でできるシュタイナー教育』

 現代の厳しい社会、教育、家庭環境に対し、シュタイナー教育はどう考えるか。
 
 人生の7年周期(0歳〜7歳、7歳〜14歳、14歳〜21歳まで)の発達課題の考察

日時 平成13年12月8日(土)午後3時〜(午後2時半受け付け開始)

場所 三水村環境改善センター 会費  1500円

原則として予約制、チケットをお求め下さい。
やむを得ない場合は当日会場でもOK
お問い合わせ・申し込み     
特定非営利活動法人 大地  TEL.FAX 026-253-8902

      チケット販売  幼児教室大地  子どもの森幼児教室   
             メール daichi@nagano.email.ne.jp