舎爐夢ヒュッテの日記とGUESTのページ

6月30日

 

 

     

6月18日 はれ23度

午前中仁君は授業参観 私と愛美は幼稚園の教会の日曜礼拝に行って来ました。

6月17日 はれ23度

いのちの祭り鹿島槍ミーティングが現地スキー場で50余名の参加で行われました。前回は紛糾しましたが今回は入場料に落ちつき担当者も決まり進行はスムーズでした。



6月16日 はれ23度

昨日天上の漆喰塗りが終わり今日は床張りです。午前中土を出して天場をならし煉瓦を埋めて鉄筋を組み生コンを打ちました。計算では1立方だったのですが実際には0.2程足りなく明日また打つことになりそうです。

  

 

6月14日 雨23度

信州も梅雨に入って雨の日が続きます。ベジタリアン料理教室が行われました。

 

山羊小屋の壁塗りを漆喰で行いました。柱と白のコントラストが素晴らしい感じです。

 

畑の様子です。

大根ネギレタスチンゲンサイ

ジャガイモ

カボチャとトウモロコシ

キャベツ ブロッコリー

ズキーニ

キュウリと小松菜

    

6月6日 晴れ23度

山羊小屋の改築が進んでいます。1階部分はボード張りが終わり柱を1っぽん抜いて梁を入れました。二階部分は断熱材を入れて杉板を張りました。後1日で2階部分は終わりそうです。

6月5日 晴れ23度

ハートマネー安曇野リングの臼井です
ほんとに沢山の学びを有難うございました。
講演会の後の会話はもっともっと皆さんに聞かせてあげたかったと思います。
特にゲゼルが 根底には、ラジカルフェミニストの思想があり、ムッターシャフト(母系社会)を実 現する構想があったらしいというところの話は新鮮でお金だけの仕組みでない社会機構を変えることによって見えてくる理想社会 コミュニティーを感じました。
是非この辺のところをメールにも書いていただきたいと思っています。
とにかく実の多い時間 本当に有難うございました。また森野ファンが信州にも沢山生まれました。
有難うございました。


いのちの祭り長野事務局の安曇野@臼井です。
件名 : [inotinomaturi] 共生のコミュニティ

RYUさんsaid
> きょう、森野さんという地域通貨を30年以上も研究されている方から、新たな提言 を聞いてきました。1820〜30年頃に活躍されたシャルル.フーリエ。そして、地域通 貨では減価するお金で有名なシルビオ.ゲゼル。そこいら辺の系譜で、何を考えてい たかというお話しです。

森野さんの提言は素晴らしいものがありました。ウーマンリヴの様な女権の拡大でなく女性の権利を保障することによって女性が自立できる社会。そんな仕組みが必要なのでしょう。子供を安心して産めて養育できる母子年金の創設はこれからの社会の希望です。その仕組みがないから働き手としての男性が必要であり家事を共有できないものが生まれます。
>
> フーリエは、パッション(情念?)が釣り合うような社会。つまり、人の変化する心 のありようを踏まえて作る、社会の仕組みを考えたそうです。そして、ゲゼル理論の 根底には、ラジカルフェミニストの思想があり、ムッターシャフト(母系社会)を実 現する構想があったらしい。いのちを生む性、つまり母体と、いのちをつなぐ子供達 に価値を置いた、社会システムです。

この辺に重きを置き母子だけでも自立できる社会システムの構築が必要なのでしょう。これには生活できるだけの母子年金(父親が子供を養育するのであれば父子年金)の創出で解決できます。

>逆説的に言えば、女が生むことを止めたらどう なるでしょう。社会の繁栄も価値の創造もありません。このまま日本の少子化が続い たら、「日本のGNPを維持するために、毎年1000万人の外国人労働者を受け入れね ばならない。」という国連の試算があるくらいです。 人がいて、人が増えてこそ土地の価値が創造されることから、地価税をすべて母子の為に給付するというアイデアです。

人口が増えることによって土地の値段が上がります。

贅沢をしなければ、母子が食べていけ、教育費も 十分なだけの給付をすれば、男に隷属することもなく、男にとっても義務として家庭 に隷属されなくなる。そこには、真の意味でのパートナーシップが生まれ、男女双方 にとって本当の自由が得られるであろう。

今まではこの辺のところを解決しなく女権の拡大だけに走ってきたように思います。

> 女は、育児と家事に専念でき、好きなことができる自由も手にはいる。

子育て家事労働は社会に果たす役割が過小評価されてきた様に思います。子育て期間でも自立できるようなシステムができたらどんなにか社会が変わると思います。それは母子年金(父親が子供を養育するのであれば父子年金)の創出で解決できます。


> 男は、家族のためという大義名分のためではなく、本当にやりたい仕事をし、創造的な生き方を選 択できる。生み育てることに安心と喜びがあれば、自然と人工が増え、老人問題も解 決し、価値観のシフトによって都会に暮らす必然性も薄れていきます。
> 母なる星、ガイアの意味が人類社会に浸透するときです。

母性の復権 自立 共生 そんな社会の仕組みを考えたいものです。

お金の仕組みや社会の仕組みを変えることによって人は幸せに生きれるユートピアが出現します。
シャルル.フーリエの考えも学んでみたいですね。

> 右脳から左脳へ衝撃が走ったままなので、こんな話しだったかなあ。整理がついたら
> 、また。

6月3日 曇り 23度

地域通貨研究会の講演が行われました。ゲゼルメールの森野さんは地域通貨の第1人者明瞭な説明にみんなが納得でした。夜はシャロムで交流会一品一本持ち寄りのパーティーに夜の更けるのも忘れて盛り上がりました。

6月2日 曇り 23度

昨日までに山羊小屋1階部分の断熱材入れとボード張り 天上のボード張りが終わり昨日は梁の掛け替え 今日は2階部分の電気配線と断熱材入れが終わりました。毎日着々と作業が進んでいます。

6月1日 曇り 23度

2000.6.2 週間松本掲載記事

地域通貨導入4ヵ月

ハートマネー安曇野リングの挑戦

「地域通貨」とは、一定の地域で、実際のお金を使わずに、物やサービスを交換する方法。利子がつかず、消費することに意義を持つこの特殊なお金のコミュニティーは、世界のあちこちに存在して地域を活性させています。日本ではまだ認識理解度が低い地域通貨ですが、県内でもいくつか発足しています。その中の一つ、『ハートマネー安曇野リング』を昨年暮れに立ち上げた臼井健二さん(穂高町豊里)に、地域通貨の内容とその効果をうかがいました。

地域マネーはたまったから得、使ったから損ということはありません。「実際に使ってみるとおもしろいですよ」と話す臼井さん。苗をもらってきたり、経営するペンションのコーヒーを地域通貨で提供したり、率先して利用しています。安曇野リングが行う地域通貨の仕組みは単位をハートとし、1ハートは1円に換算できますが、貨幣はなく、現金と直接交換はできません。ハートが動くのは、人のために何かをしてあげたり、逆に何かしてもらった場合のみ。そして、参加する人は最初に、仕事や特技を生かしてたとえば英語を教える、大工仕事や畑仕事を手伝う、話相手になる、子守をするなど自分にできることと、庭の草むしりを手伝ってほしい、苗を分けてほしい、家の修理を頼みたいなど人にしてほしいことを事務局に記人して登録します。登録者は約50人を数え、リストを見て各自が取引します。500ハート、1000ハートなど、労働に見合うと思われる額を自分で決めます。材料費がかかるものは100ハート十100円というように円と組み合わせることもできます。草むしりを手伝ってもらってマイナス300ハート、車で送り迎えをしたらブラス500ハートで、プラス200ハートという具合。スタートは0ハートで、専用の通帳に収支を記入していきます。「プラスは地域に貢献している人、マイナスは支えられている人ということになりますが細かい数字にとらわれず、どんどん使ってマイナス長者になろうと呼びかけているんです」と臼井さん。普通なら頼みにくいことも気軽に言いやすく、ハートを使ってあえてドライにすることで、負担や負い目を感じさせないという狙いも。人と人との出会い、そこから信頼関係が生まれて、仕事に結びつく−地域の中で生産し、消費する社会が目指すところです。しかし、「地域通貨は、はっきり言って面倒。リストを見て、頼みたい相手に電話して、実際に会って交渉するんだから」。それでも、お金では買えない大切なものをえられると臼井さんは考えます。1人暮らしのお年寄りがハートマネーを使って、屋根の落ち葉をとってくれと頼む。頼まれた側は、1年2年と通い、そのうち、何も言われなくても”どうだい?。と顔を出す。将来的にはハートマネーがなくても気持ちの通じ合う関係に発展していけばと思っています」地域通貨はこうして地域のコミュニケーションを活性化し、お互いが助け合い、生きがいを持つ地域づくりを目的にした地域経済システム。始まったのは1932(昭和7)年、オーストリアをはじめ、同年代アメリカでも数多く発行され、現在世界各国のさまざまな地域で普及し、国内でも各地で導入されています。

  • 6月3日(土)午後1時30分から、穂高町民会館で地域通貨の説明会が行われます。資料代800円または600円十200ハート。だれでも参加できます。問・藤沢さん電話82ー5081。

交換リングの通帳

安曇野リングの通帳。交換相手、内容、ハートの収支、残高を記入し、相手にサインをもらう。直接顔を合わせるので、そこから交流が始まる。

実際に使っている人は

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「もっと広がってほしい」と話す西村健さん。

「風のパン屋」として、日本全国で天然酵母のパンづくりの講習会を開く西村健さん(松本市深志)パンの材料の小麦や雑穀がほしい、そのかわり家具の修理をしたりパンの講習に行きますと登録した西村さんの通帳は、4万ハートで購入したパソコンが響いて、今もマイナス。「最初はマイナスがどっとのしかかってきたけれど、楽しいですよ。マイナスの人の方が積極的に利用していると言うことですからね。」付加価値も多く、ミーティングで情報交換ができたり、今まで知らなかった分野の人達とつきあえる。」しかし、「まだまだ参加者がすくない。お店などが、割引やスタンプサービス、仕入れをハートマネーでやってくれれば、有効に使えそうですよね。」と今後に期待します。「実際に参加して体感しながら地域マネーを知ってほしい。いろいろな人が参加すれば、今後の可能性も更に広がって行くと思います。」

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