季節の野菜料理とヘルシーデザート
自然の中で季節の恵みを丸ごといただくシャロムの食事 畑を耕し、ニワトリやヤギを飼って 食物ができる喜びは生きていく力そのものなのです。
時には野に出て草を摘んできて食べる。木の実を採って食べる。大地は確かに私たちに力を与えてくれているのです。
体を温めたり、冷やしたり、毒を出したりするもの。季節季節の食べ物は、私たちにとって とても大切で それはとてもおいしくもあるのです。
スパーに行けばいつでもどんな物でも手に入る世界。土を感じない野菜、化学調味料と合成保存料でいっぱいのインスタント食品やお菓子、南方でしかとれないバナナ、不自然なものがいっぱい並んでいます。
みんなが変な病気になってしまわない様に、美しい地球と共に、楽しく平和に暮らせる世界を想って毎日食事を作っています。
健やかに旬を食する玄米自然食の料理をどうぞ。
●天然酵母パン パン・ド・カンパーニュ 重くてどっしりしていて かむほどに味わいのあるパン。天然酵母と元種の作り方。
フランスの伝統的な製法です。
●作り方
1 干しぶどう200gを軽く水洗いし。口広の空き瓶に入れ、水をひたひたに入れ、ふたをしておきます。
2 干しぶどうが水を吸ったら水を足し、これを2〜3回繰り返します。プクプクと泡が出始めたらガス抜きとカビ防止のために1日1回、容器を振ってふたを開けます。
3 5〜7日すると干しぶどうが浮いてくるので、ぶどうがカスカスになっていたら、ガーゼに取り出し、エキスを絞ります。これが天然酵母。密閉して冷蔵庫て保存可能。
4 エキス100cc全粒粉125gを混ぜて大きめの密閉容器に入れると、6〜8時間で2倍に発酵します。
5 さらに水150ccと全粒粉200gを加えてこね6〜8時間で2倍に発酵させて元種が完成。冷蔵保存。3〜5日おきに一度、使った分量の粉と水を足せばいつまでも使えます。
1 広口びんに、干しぶどうを人れたら、ひたひたに水を加えます
2 ぶどうが水を吸うたびに2〜3回水を加えて発酵させていきます
3 酵母に全粒粉を加え発酵させ、さらに全粒粉と水を加え発酵させ元種に
4 元種を使ったら、使った分量の水と全粒粉を足せばいつまでも使えます
ずつしり重いフランスの田舎パン
パン・ド・カンパーニュ
●材料
(20cmくらいのもの2個分)元種200g全粒粉(あれば南部小麦)200g 地粉(あれば長野県産シラネ)290g 自然塩9g 水300cc好みて汗しぶどう、くるみ適量
●作り方
1 大きめのボウルに元種を入れ、水を加えて溶かし粉類、塩、好みて干しぶどう、くるみなどを加え、手でよく混ぜます。打ち粉(分量外)をした台にのせ替え、手でくっつかなくなるまでよくこねます。(こねすぎに注意)
2 ボウルに入れ、ぬれぶきんをかけて乾燥を防ぎながら、1.5倍くらいになるまて溌酵させます(30Cで1時間30分が目安)。
3 半分に切って、丸くし、ぬれぶきんをかけて20分休ませます。
4 外側の生地を中へ中へと丸め込むようにして丸くします。
5 天板の表面に油(分量外)を引いて、丸めた生地をのせ、ぶきんをかけて、2倍の大きさになるまでおきます。
6カミソリで切り目を入れ210Cのオープンで40分焼きます。
1 材料を混ぜ、まとまったら台の上で、手につかなくなるまでこねます
2 発酵させるときはぬれぶきんをかぶせて生地の乾燥を防ぎます
野葉くずの甘さが隠し味
玄米おかゆパン朝の主食や子どものおやつにも、栄養たっぷりで安心。野菜の残りを上手に使って。また、残った玄米ごはんをおかゆにして、Bの粉類を足してもおいしくできます。
●材量
(天板2枚分)
A(玄米2合水1〜1.2リッター だしをとったあとの昆布約10cm キャベツの芯1〜2個 大根のしっぼ3cmまたは同量程度の皮 あればそのほかの野菜くず少々 塩小さじ1)
B(全粒粉1カップ 小麦粉3カップ 塩小さじ2〜3 干しぶどう適量)あればくるみ・ごま適量
●作り方
1 昆布と野菜はせん切りにし、ほかのAの材料といっしょに圧力鍋に入れて火にかけ、重りが周りはじめたら、弱火にして1時間炊きます。
2 @がさめたら、Bを入れてこね5時間からひと晩ねかせます。
3 天板に油をひき、粉(分量外)をはたいてAの生地を流し入れます。
4 あればくるみ、ごまものせて、210Cのオープンで60分焼きます。
デザートや保存食のレシピがとっても新鮮
「自然のままのおいしさに、ほんの少しだけ手を加えて、さらにおいしくする そんな姿勢がこのデザートにはあるんですね。それに、特別な製菓材料はいっさい使わず、豆腐やごま油など、いつものごはんの材料で作るからとっても手軽なの。栄養のバランスもいいから、子どもの体調が悪くて、お菓子しか食べたくない、というときでも安心してあげられますね」いっしょに作ってみて、新しい味を発見した大川さんです。
とろりと口の中でとろけるさつまいものムース
これからが旬のさつまいも。まだ暑い日も多いから、こんなひんやりデザートを覚えておくと便利ですね。ソースに使うキャロブパウダーとは、いなご豆のさやを粉状にした健康食品。ココアで代用もできます。
●材料(φ21p位の耐熱深皿1つ分)さつまいも400g 塩小さじ二分の一 粉寒天大さじ二分の一 水20cc豆乳200cc はちみつ大さじ2 ラム酒大さじ1 ソース〔豆腐100gキャロブパウダー(なければココアでも)大さじ1 はちみつ大さじ1 白ごまぺ一スト大さじ1 塩少々 パニラエッセンス少々 以上の材料をミキサーにかけて作っておく〕
●作り方
@さつまいもは2pの輪切りにして塩をふり、ふかして皮をむきます。
A粉寒天、氷豆乳を鍋に入れて火にかけ、ひと煮したら火を止めます。
B@Aをミキサーでなめらかにします。
C水にぬらした型にはちみつ、ラム酒を流し入れ、Hも流し入れます。
Dさめて固まったら皿に取り出し、切り分けて、ソースとともに盛りつけます。
しっとりとまろやかな風味
チーズケーキといっても、チーズやバターなどは使わないヘルシーケーキ。
●材料(φ20p前後のタルト型1台分)
皮(地粉75g 全粒粉75g ごま油45cc塩小さじ2分の1 水50cc)たね〔豆腐(大)1丁(320g)レモン汁4分の1カップ 油(あれば油)2分の1カップ 塩小さじ2分の1 はちみつ3分の1カップ バニラエッセンス少々 くず粉大さじ1(水大さじ1で溶く)
●作り方
1ボウルに皮用の粉類、塩、ごま油を人れて混ぜます。水を少しずつ足してまとめ、丸くのしてタルト型に敷き、190度で15分焼きます。
Aたねの材料をミキサーにかけます。
B焼き上がった@の中にAを流し入れ190度で40分焼きます。さめたら、好みでベリーなどを飾って。
軽やかなおいしさ
卵を使っていないので、アレルギーっ子にも安心。ヘルシーで、まろやかなコクがうれしいマヨネーズ。
●作り方豆腐1丁(320g)、酢2分の1カップ、米油4分の3カップ、塩大さじ2分の1、練りがらし小さじ1、こしょう・セージ各少々をすべてミキサーにかけます。冷蔵庫で保存もききます。
自家製ならではのすなおな味
トマトが安くなるこの時期がチャンス。
材料
(トマト1.5sを使って)
A〔トマ卜1.5s(2p角切り)玉ねぎ1個(スライス)にんじん30g(みじん切り)にんにく1片・しょうが1片(ともにすりおろし)〕
B(ベイリーフ2枚 粒こしょう5個 粒クローブ5個 唐辛子1本)洗糖大さじ3
C(塩大さじ1酢大きじ3 シナモン・タイム・セージ・パプリカ各少々)
作り方
1Aの材料をすべて鍋に入れ、Bは小さな布袋に入れてから加え、塩少々(分量外)を入れて、半量になるまで煮詰めます。
2途中で洗糖を加え、さらに半量に煮詰めてミキサーにかけます。
3Cの塩、酢、香辛料で味をととのえ、さらに煮ます。熱湯消毒した保存びんに熱いうちにすばやく詰めて、ふたをきっちりし、長期にに保存する場合は、さらに1時聞ほどびんごと湯に入れて煮ます。
1998年11月25日晴れ10度
毎年恒例の野沢菜の漬け込みです。今年の野沢菜のできはまあまあでかなり大きくなりました。
信州の冬支度、お菜の取入れが始まり、各家々で一冬を越すためのお菜漬けが行われます。お菜は9月のはじめに蒔き11月末に霜に2,3回当てて漬け込みます。
野沢菜の収穫と漬け込み
信州では2〜3回霜に当て漬け込みます。甘味と柔らかさがまします。 |
野沢菜は冬の野菜不足を補います。 |
下部の付け根から切り取ります。かぶも食べれます。 |
野沢菜の先端後少し落とし収穫です。 |
きれいに洗って漬け込みの準備です。 |
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塩 唐辛子 昆布しいたけ |
漬け込み |
重石を載せて2〜3日で水が上がる。 |
塩加減は「霜降り塩」と言われているのが 春先に食べる分は塩を多めにする。家によって 味噌を入れたり煮干汁を入れたりそれぞれ違う。
ナッツとキノコのバーガー (4人分)
●材料
玉ねぎ 1個 にんにく 1片 キノコ(シメジ エリンギ 椎茸 マシュルームなど)100グラム ナッツ80グラム(クルミ アーモンド カシューナッツ ピーナッツなど)パン粉50グラム パセリ ハーブ適量(セージ ローズマリー タイム マジョラムなど好みで)だし汁又はスープストック120cc 塩 コショウ適量
●作り方
@油少々を熱し、みじん切りにした玉ねぎを炒める。みじん切りのキノコと人参を加えて5分ほど炒める。塩コショウを加え味を調える。
Aだし汁を加え少し煮て、火から下ろす。
Bパン粉とナッツのみじん切りとパセリ ハーブを加えて混ぜる。
C形を整えて、フライパンで片面ずつ焼き皿に盛る。
D玉ねぎ、にんにくを炒めてだし汁、しょうゆ、くず粉を加えたソースをかける。
キノコのテリーヌ(ローフ型1個分)2ぶんの1
●材料
きのこ(しめじ、しいたけなど)300グラム ナッツ(くるみ、カシューナッツなど)1/2カップ玉ねぎ1ヶ 小麦粉1/2カップ ハーブ(セージ、タイム、バジルなど)塩 醤油大1 油大さじ3 パン粉1/2〜1カップ 人参1本 だし汁3/4カップ
@玉ねぎのみじん切りを油で炒め みじん切りのきのこを加えて炒める。
A小麦粉をふるって炒め醤油を加える。
Bだし汁を加えなめらかにする。
C火から下ろし砕いたナッツとパン粉を過多さを見ながら加える。
Dローフ型の長さに合わせて3本の棒状(1p角くらい)に切った人参を下ゆでする。
Eローフ型にオーブンペーパーを敷きCの生地の2/3を入れ平らにならす。小麦粉をまぶしたDの人参を埋め込み、残りの生地をかぶせる。上にひまわりの種をふり1時間蒸す。さめて固くなってから、2pくらいにスライスして供する。
材料
赤ピーマン 玉ねぎ 地粉 豆乳 葛粉 塩 各適宜
@赤ピーマンは焼いて、皮をむいて種をとっておく。
A微塵切りの玉ねぎを油でいため、地粉をいれて、よくいためる。豆乳を入れて、どろりとするまで良くかき混ぜながら、火を通す。
Bミキサーに赤ピーマン、Aを入れ、さらに豆乳も加えて、葛粉も入れ、攪拌する。
Cプリン型にマーガリンをぬり、Bを7分目まで流しいれ、蒸し器に入れ、15分ほど蒸す。
D型からはずして供する。
材料
玉ねぎ にんじん セロリ ズッキーニ かぼちゃ ジャガイモ ビエトラ( ふだん草。ほうれん草やキャベツでも) トマト にんにく 塩 こしょう
@トマトは、湯むきして皮をむいてざく切りにする。ビエトラはゆでてきざんでおく。
Aその他の野菜は1センチ角程度に切っておく。
BAの野菜を順にオリーブオイルでいため、@のトマトも加える。
Cローリエ,オレガノを入れ、水またはだしを入れて、塩を振り、ふたをして煮込む。
Dさらに、すり下ろしたにんにくを加え、ビエトラも入れて、気長に煮る。
E全体が良くなじんでよいかおりがしてきたらできあがり。豆類やパスタを加えてもよい。
材料
ジャガイモ 玉ねぎ にんじん 椎茸 青菜 セモリナ粉
@ジャガイモは蒸して皮を取り、つぶす。
A玉ねぎ、にんじん、椎茸は細かく切って、いためる。
B@とAをあわせ、丸く形を整え、茹でた青菜で包み, 水溶き地粉とセモリナ粉をつけて、揚げる。
Cトマトソースをそえる。
材料
洋梨 豆乳 リンゴジュース アーモンドパウダー 地粉 オリーブオイル
パイ生地 :地粉 全粒粉 オリーブオイル 塩
@パイ生地をタルト型に敷き、焼いておく。
A洋梨は、二つに割って、芯をとり、皮をむき、リンゴジュース少々でさっと煮る。
B煮汁と豆乳、アーモンドパウダー、地粉、オリーブオイルを混ぜ合わせる。
CAの洋梨を薄切りにして、@にならべ、Bを流し込み、180℃のオーブンで30分ほど焼く。うえに、ノーシュガーのあんずジャムなどを塗っても良い。
材料
桃 リンゴジュース デーツ カシュウナッツ 豆乳 塩 葛粉 粉寒天
パイ生地 :地粉 全粒粉 オリーブオイル 塩
@パイ生地をパイ皿に敷き、焼いておく。
A桃は、湯むきして、櫛形に切る。リンゴジュース少々で煮る。
Bデーツは煮て、種を取り、カシュウナッツ、豆乳、水とともにミキサーにかけ、塩、葛粉も混ぜる。
CBを鍋に入れ、とろみがつくまで、火を通す。
DCがさめたら、@に流し込み、Aの桃を並べる。桃の煮汁に粉寒天をくわえ、溶かし、桃のうえに流す。
材料
豆腐 玉ねぎ にんじん 干し椎茸 車麩 地粉 ブロッコリー 塩 にんにく 生姜
@玉ねぎ、にんじん、戻した干し椎茸は、みじん切りにして、いため、塩を振り、椎茸の戻し汁で煮る。
A豆腐は水切りをして、つぶす。山芋のすりおろしをくわえてさらに良く混ぜる。
BAに@をまぜる。
C車麩は、にんにく、生姜の薄切りとともに、だしで柔らかく煮て、半分に切る。
D車麩に地粉をふり、Bの豆腐を形作ってのせる。小さく切った茹でたブロッコリーを埋め込み、180℃のオーブンで10分焼く。
そば打ち
写真をクリックすると大きな画像になります。 2004年3月30日
石窯焼きカンパーニュとおやき アスパラのベニエオーロラソース サツマイモと持ちキビのポタージュ 豆乳クリームの玄米ドリア 大根ステーキ絹さや添え マクロビオティックデザート春よもぎと黒小豆のアイスクリーム 3月29日 フォカッチャ 新玉ねぎの丸ごとロースト 菜花のスープニンニク風味 生春巻き寿司 タカキビバーグBBAソース リンゴとクルミのケーキ 玄米コーヒー 3月26日
今日のディナー 3月25日 今日のディナー フォカッチャ ミルフィーユ仕立て白菜包み きのこのスープ アランチーニ タカキビのバーグ リンゴとくるみのケーキ 子供用のディナーです 3月24日 今日のディナー フォカッチャ 新玉ねぎの丸ごとロースト ソバ団子と海草のスープ 紫米と野菜の生春巻き寿司 ソバフライとコーフーのゴボウの甘煮ソース 黒小豆のパウンドケーキ五穀アイスクリーム添え ゴカちゃんとふじさんでシャンテバザールのルーフトップガーデンに土を乗せました 3月23日 本日のディナー フォカッチャ ひえのテリーヌノカンゾウ添え サツマイモと人参のスープ 玄米のきのこ入りドリア 豆腐ステーキガーリックトマトソース アイスクリーム 3月22日 野沢菜のそば粉クレープづつみ 玄米のお好み焼き 大根ステーキ 3月20日 巳波さん結婚記念おめでとうございます。たくさんの人に泊まっていただきました。 フォカッチャ 新玉ねぎのロースト ミネストローネ 玄米のドリア アマランサスの板麩薪フライ 黒豆と黒小豆のデザート白ごまのアイスクリーム添え 玄米コーヒー 3月19日 本日のディナー スチームドベジタブル フォカッチャ 野沢菜のPIZZA 人参とサツマイモのホタージュ アランチーニ ひよこ豆のバーグ 黒ごまのブラマンジュ 玄米コーヒー 3月16日 今日の夕食 山菜(人参 ギシギシ ノカンゾウ ふきのとう)の天ぷら タカキビバーグ ヒエのボウルスープ きのこ入り炊き込みご飯 黒ごまのブラマージュ 玄米コーヒー 3月15日 わさびの花のおしたし野沢菜のそば粉のクレープ包み 大根のスープ おからとヒエのコロッケトマトソース ぶどうとリンゴのケーキ 豆腐ソースとリンゴジャム添え 玄米 玄米コーヒー 3月4日 今日は森の子の子供達と味噌作りです。 3月3日 味噌作りの為の大豆を大鍋で煮ました。 |