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4月30日(火)曇り時々雨22度
森の子で一番小さいまこちゃん(まこちゃんは「まあ君、大きいよ」って言うんだよね)が、昨日3歳のお誕生日を迎えました。森の子では、今日がお祝いの日。まこちゃんのお母さんがケーキを作ってくれて、朝、こっちゃん、いっちゃん、まあちゃん、まこちゃんで飾り付けをしました。いちごを切って、並べたり、クリームを塗ったり、搾り出したり、いちごの甘いにおいがする朝でした。
しょうちゃんのお父さんが、カブトムシの幼虫をたくさん持ってきてくれました。虫好きのしゅうちゃんは嬉しくて嬉しくて、幼虫を手にして顔がほころんでいました。しょうちゃんのお父さんが、カブトムシ用の床を作ってくれました。
みんなで、まこちゃんのアルバムを見ながらお誕生日のお祝いをしました。生まれた時の手型に今の手を合わせてみました。お母さんの手紙には「まこちゃんが生まれて、家族の楽しみが増えました。これからも家族みんなで仲良くやっていこうね。よろしくね。」と書いてありました。まこちゃんのお母さんがケーキを分けてくれ、まこちゃんがおまけのいちごを配ってくれました。
ケーキのクリームには、砂糖ではなく、メープルシロップを使いほんのりとした甘さ、お母さんの子どもへの思いが感じられました。
まこちゃんのお誕生日は、小梨の花が満開でした。
4月26日(金)曇り時々晴れ18度
こっちゃんが紐を見て、ブランコを作りたいと言いました。いつも木登りをしている木に、寺ちゃんが紐を結んで作ってくれました。それを見ていたまこちゃんのお父さんが、木と木に棒を渡してブランコを作ってくれました。今日は、それが大人気。朝、来ると「ブランコやりたい」とみんな言いました。
それから、ねぎを植えました。みんなでねぎのにおいをかいでみました。ねぎを食べることが好きと言う子、嫌いと言う子。「ねぎが大きくなったら、お味噌汁にしようか」と保育者が言うと、「おにぎりにねぎみそつけるとおいしいよ。」としょうちゃん、「納豆にねぎ、刻んで入れる」とこっちゃん、「納豆食べなーい」とみっちゃん、ねぎ談義に花が咲きました。さすが、年長のまつぼっくりさん達。
畑の先生に植え方を教えてもらいました。「どの位の間隔で植えるといいかなあ。」と畑の先生。「この位。」と手で示す子ども達。グーが二つぐらいの間隔がいいと教えてもらいました。ねぎを並べて、枯れ草を根っこのところにかけて、土をかぶせる。お母さん達も勉強になったようです。(シャロムの畑は自然農法で、生えていた草が自然に枯れて、わらのようになっています。)
そして、今日はお誕生日のこっちゃんをお祝いしました。誕生日表が、こっちゃんのお誕生日を指しています。花冠をかぶり、タンポポの花束を手にしたこっちゃん。こっちゃんが、生まれて初めてかぶった帽子と赤ちゃんの頃の写真をお母さんが用意してくれました。今の帽子の大きさと比べてみて、大きくなったことを実感しました。それから、お母さんからのお手紙、「こっちゃんを産む時、とてもおなかが痛かったけど、こっちゃんが生まれたことが嬉しくて、痛いのを忘れてしまいました。」と書いてありました。とても優しいこっちゃん、みんなに大事にかわいがられて育ったことが感じられました。お昼には、お母さんがおにぎりを届けてくれて、一緒に写真を撮りました。6歳のこっちゃんのお誕生日は、りんごの花がきれいに咲いていました。こっちゃん、おめでとう。
4月25日(木)曇り
19度
「雨降ればいいなあ。」昨日ゆうちゃんが言いました。「どうして。」「だって、種蒔いたから。」先日蒔いた二十日大根が芽を出すのを待っているようです。昨夜、雨が降りよいお湿りになりました。
3回目のよもぎ団子作り、子ども達はすっかり手順を覚えたようです。米の粉を蒸している間は、子ども達もお団子になって遊びました。
お団子につけるあんこが来ると、「ちょっとだけ食べたいなあ。」と、むー君。でももうちょっと我慢我慢。でも、年少のゆきちゃんは、こっそりきな粉を指につけてぺろ。
今日も、空と大地とお手伝いをしてくれたお母さんたちのおかげでおいしいよもぎ団子ができました。
4月24日晴れ 気温22度
森の子の生活に段々慣れてくると共に、緊張がとけてきて疲れも出てきた子ども達、今日は、お休みが4人でした。
昨日、すっかり気に入った場所へ今日も行ってみました。土手を目指して歩いて行った子ども達、到着すると早速土手滑りをしました。
ひと遊びして、おやつ。いっちゃんのお母さんが作ってくれた赤米のおはぎ、ちょうどいい甘さと塩加減で、いくつもおかわりした子ども達でした。「明日もここでおやつ食べる」と、さあちゃん、お気に入りの場所です。
1週間一緒に過ごしたお姉さんと今日でお別れ。さびしそうな顔をした年長の子ども達、握手をしてさよならをしました。
4月23日晴れ 気温25度
やさしい光を見上げてみると、木々の若葉の1枚1枚が大きくなっていた。森の子の子ども達のようです。
今日は、おやつを持って探検に出かけました。大きなありの巣を見つけて、みんなで見たり、すいこをかじったり、最近森の子で人気(?)のシダを集めたりしながら歩いて行きました。
道をどんどん山の方へ登っていくと、ちょっとした高台がありました。そこへ上って「ヤッホー」。「ここでおやつ食べればいいじゃん。」とさあちゃん、 みんなでみっちゃんのお母さんが作ってくれたホットケーキを食べました。蜂蜜もぺろぺろ、まこちゃんのお母さんからの差し入れのゴマ入りパンも、ぺろり。
おなかがいっぱいになると、元気も出て、土手を滑って遊びました。登っては滑り、滑っては登り、そのうち、上にいた子が下の子に木の棒を下げ、魚釣りごっこになりました。
年長の子ども達が始めた土手滑り、小さい子達も様子を見てやり始めました。土手を一人で登れたこと、滑れたことが一人一人の自信になったようです。また、友達を引き上げること、友達に引き上げられることで関係もでき、前より仲良しになったようです。帰りの道中では、自然に自分の発見したものを友達に見せている姿が見られました。
子ども達を待っていたお母さんお父さんは「朝と顔が違う」と言いました。みんな、ズボンのおしりは土だらけ(きっと、長靴の中もそうだろうな)、着ていた上着を腰に結んで、誰もへこたれずに帰って来ました。
4月22日晴れ 気温24度
昨日の日曜日は1日雨降りだった。今日は、雨上がりの森。
朝は、お料理から始まる。フライパンにタンポポやシダを入れて炒める。盛り付けは葉っぱの上に、お花も添えて。
シダが足りなくなってくると、シダを根こそぎ抜こうとしたこっちゃん、でもなかなか抜けない。力持ちのしょうちゃんを呼んで2人で力を合わせる。「シャベル、持って来て。」言われてむー君が竹のシャベルを持って来た。やっと、抜けた。お母さんと離れて、しょんぼりしていたしょうちゃんも、こっちゃんとすっかり仲良しになっていた。
子ども達がいろいろな葉っぱをとって来た。紙に挟んで石で叩いてみると葉っぱの模様がついた。みっちゃんが「ペン、なあい。」「描ける物探してみよう」と提案して始まった草や花を使ってのお絵描き。
植木鉢に、畑の土を入れて二十日大根の種まき。年長のまつぼっくりさん達が小さい子にやり方を教えてくれた。年少のしゅう君は土から出てきた幼虫に夢中。年中のさあちゃん、いっちゃんは2人で話をしながら、土を入れている。楽しそう。
今日のおやつは、まこちゃんのお母さんが作ってくれたサツマイモと、レーズン、粉、ゴマペーストが混ざったお芋のお餅。お芋が苦手なあやちゃんも、もぐもぐ食べちゃった。半分こずつ、おかわりをしてみんな満足。ごちそうさまでした。
4月19日晴れ 気温23度
朝、植木鉢に絵を描きました。テーブルにアクリル絵の具を用意すると興味を持って寄って来ました。絵を描いてから遊ぶ子、遊んでから絵を描く子、世界にひとつの鉢になりました。
今日は、年長のまつぼっくりさんが保育者に代わってみんなの名前を呼びました。「え〜、まだ名前覚えてな〜い。」と恥ずかしそうなみっちゃんも、こっちゃんと手をつないで呼びました。小さい子達は、ちょっと憧れのまなざし。
そして、てらちゃんのお話。「むか〜し、むかし、お爺さんがカブの種を蒔きました。・・・・・カブはなかなか抜けません。誰を呼ぼうかな。そうだ、森の子達を呼ぼう。」みんなでつるを持って抜きました。
それから、森の中へ散歩。始めの頃より、足取りが軽くなってきたように感じます。
お母さんたちのお話では、森の子へ来るようになってからご飯の食べっぷりが良くなったということです。
子ども達が帰った後は、雑誌の取材を受けました。新聞の取材も何回か受けてきたので、ちょっと取材慣れ(?)てらちゃんの冗談もよく飛びました。
4月18日晴れ 気温23度
季節のテーブル 菜の花 スミレが飾られています。
2日ぶりのいい天気。空気が澄み渡り本当に気持ちのいい日でした。木曜日は、お料理の日。2度目のよもぎ団子作り。
朝のうちは、泥団子つくりが盛り上がりました。猫のメークで来たいっちゃんを見て、さあちゃんは泥んこでメーク、いっちゃんのお母さんも猫になっちゃった。
よもぎ摘みは、2度目となり他の草を混ぜないようによもぎの葉だけを籠に入れられ上手になりました。あたたかい陽気で、ちょうちょや毛虫もいました。ちょうちょを追いかけることに夢中になる子もいました。
初めて、包丁を手にしたりーちゃんとあやちゃん、遠くでお母さんがどきどきして見ていました。
3グループに分かれて、お団子をこねて丸めました。途中でこっそり味見をする子も・・・。きな粉とあんこにまぶしました。出来上がると、「手、どうするの。」と子ども達、「なめてもいいよ。」と言うとぺろぺろ。
お手伝いしてくれたお母さん、よもぎを育んでくれた土と雨と太陽に感謝して頂きました。大きなお皿のよもぎ団子がなくなると、またまた、ぺろぺろ、きな粉もすっかりなくなりました。
4月17日(水)雨後晴れ 気温25度
昨日の強風で、いつも木登りをしていた木が倒れた。大人達は信じられない様子、子ども達は早速遊び始めた。幹や枝の上を歩いたり、またがって乗り物にしたり。
今日は朝から雨、今まで雨が降る日は朝のうち、半地下の部屋で過ごしていたけれど、今朝は外で過ごした。みんなが集まって、大きなもみの木の下へ移動、雨宿り。
こっちゃんの提案で、もみの木を囲んで「ひーらいた ひーらいた」そして、今日はもみの木の下で名前を呼んで、返事をした。「なべなべそっこぬけ」や、「木をかわろう」の鬼ごっこをして遊んでいると、空が明るくなってきた。
森を抜けて、原っぱへ出ると、わあーっと走り出した子ども達、次々に合羽を脱いで風を感じていた。これぞ、森の子、まさに、森の子である。
昨日のジャガイモを見に畑へ。畑の小屋で、狼と7匹の子ヤギごっこをしていると、またまた、雨、風。「帰ろう」そろそろおなかもすいてきた。
でも、まっすぐ帰らない子ども達、花畑まで来ると「かくれんぼしよう」
花も雨で濡れているのに、そこへ、うつ伏せになったり、仰向けになって隠れた。
着替えをして、さあちゃんのお母さんが作ってくれたゴマときな粉のおはぎを頂いて、ゆきちゃんのお母さんのお話の時間、「ぼたもちとかえる」のお話。どんどんお話に引き込まれていく子ども達、最後にお重箱からかえるが飛び出すと大喜び、「もう1回」とアンコール。
森の子ならではの1日でした。
4月16日(火曜日) 気温20度小雨
毎日、晴れかな、雨かなと天気を見る。今日は、風が強い1日だった。昨日から楽しみにしていたジャガイモを植えに畑へ行きました。畑の先生は、まこちゃんのお父さん。みんな、ジャガイモを入れるバケツを持ったり、かぶったり、やる気満々。
3種類のジャガイモを植えました。「どうして違うジャガイモがあるかわかる?こっちゃんも、いっっちゃんも違うようにね。みんな違ってみんないい。」と、畑の先生。
30cmぐらいの間隔で植えていきました。30cmの棒を使うと、年長のまつぼっくりさん達は、自分で植えることができました。2歳のまこちゃんも、バケツを持って頑張りました植え終わったら、みんなで「小さな畑」の歌を歌いました。畑のお世話をしてくれるこっちゃんのおじいちゃんも嬉しそう。。
その後は、リュックを背負って、いっちゃんのおじいちゃん、おばあちゃんのうちまで歩いていきました。初めての遠出、片道45分ぐらいかけて歩きました(大人の足なら15分ぐらい、でも、ゆっくり道中を楽しみました)。いっちゃんのお母さん、おばあちゃんが温かく迎えてくれ、ほっと一息、りーちゃん、あゆちゃんのお母さんが作ってくれた蒸しパンのおやつを頂きました。
4月15日(月) 気温25度曇り
森の子、2週目。先週も子どもたちは、それぞれの形で自分を出していると思えたけれど、今日はもっともっと出してきた。そうやって、関係が深まっていくんだなあ。みっちゃんは、ずっと手をつないでいる1日だった。それでいいんだよ。
今日は、森の子で一番早く誕生日を迎えたまあちゃんの誕生日。まあちゃんは朝、木苺の白い花が満開の中、水仙、菜の花、青々とした麦の穂の花束を手にして来ました。
みんなで木やまつぼっくり、くるみでケーキを作ったり、花の冠を作ってお祝いしました。まあちゃんのお母さんが、生まれたときから今までの写真と生まれたときの思いを綴った手紙を持ってきてくれました。
まあちゃんがみんなに愛され、大事に育てられてきたことがわかりました。「まあちゃんが生まれたとき、うれしくてうれしくて泣きました。」という文を読むときは、胸がいっぱいになって読めないほどでした。そんな気持ちに浸っていると、手をつないでいたみっちゃんが「嬉し涙だよね。」と言いました。そして、まあちゃんのお母さんが作ってくれたフルーツのゼリーを頂きました。
お誕生日のお祝いをした後は、また、いつものように遊びました。根元から倒れた木を竜にしてみんなで乗りました。ぴょんぴょん跳ねると、スプリングのようにバウンドしました。年長のこっちゃんが先頭、小さい子が「ストップ」と言うと止めてくれます。そして、「いいよ」の声でまた動きます。
4月13日(土) 気温17度曇り
今日は、森の子が始まって以来初めての父母会でした。みんなが集まるまで、子どもたちのおもちゃになる竹にやすりをかけて、磨きました。
お母さんたちが話し合っている間、子どもたちは同じ部屋で、こういちにいちゃんや、友達と遊びました。小学生のお兄さんやお姉さんも付いてきて一緒に遊びました。
話し合いの中では、一週間過ごしてきた中で、感じたこと、思ったことを話したり、けがをした時、どんな手当てを家庭でしているか、森の子では、どんな方法で手当てをしていくのがいいのかを話し合いました。
この一週間については、子どもたちは毎日楽しみにしているようだが、体は疲れている様子、また、親も疲れたということ、思ったより早く子どもたちが遊べるようになり楽しんでいること、お話を良く聞けることなどの話が出ました。
けがの手当てについては、できるだけ、子どもたちの自然治癒力を高められるようにホメオパシーの薬を使っていきたいこと、しかし骨折や、縫った方が良いけがの場合は医師の治療を受けることなどの意見が出されました。
また、今は、お母さんたちの参加が多く、お父さんたちは子どもたちがどのように森の中で過ごしているかわからなかったり、それがどのように子どもたちの育ちに影響しているかなど理解が浅いことから、お父さんたちの会を作ろうということも出てきました。
4月12日(金) 気温16度 小雨
今日は2度目の雨降り、でも、1度目とちがうのは子どもたちの目に涙がないこと。朝、昨日仲良しになった友達の顔を見るとにっこり、そしておおはしゃぎ。
雨の日の散歩、畑の中の一本道を走っていって、いつもの場所に隠れて「ばあ」「やったあ」こういちにいちゃんを驚かせた。そして、畑の小屋で雨宿り。
来週植えるジャガイモの寝床を見ながら、「ちいさなはたけをよくたがやして〜」と歌ってみました。
昨日、森の中で見つけた小さなもみの木、「みんなとどっちが大きいかな」と背比べ。一番小さいmちゃんのほうが大きい。もみの木も、森の子の仲間に入りました。みんなで小さなもみの木を囲んで「大きくなあれ」yちゃんのお母さんは、そんな子どもたちの姿を見て涙ぐんでいました。20年後、子供たちがここへ来てもみの木を見たらと考えたのですって。
4月11日(木) 気温20度 曇り
朝のうち寒く、ジャンパーを着ていた子も、つるをヘビにして追いかけっこをしているうちに暑くなって、ジャンパーを脱ぎました。
今日はよもぎ団子作りの日、丸太に板を載せて台を作ると、早速木の皮でspaghettiを作ってままごとが始まりました。
みんなが集まると、よもぎ摘み、よもぎ団子作りをしました。茹でたよもぎをつぶすのも、お団子をこねるのも、丸めることも「やりた〜い」の大合唱。みんなでワイワイがやがやとやっていきました。
お団子を食べるときは、打って変わってとっても静か、と思ったけれど、それも一瞬で今度は、おかわりに大忙しでした。
おなかがいっぱいになると、また、ひと遊び。昨日やりたいと言っていたかくれんぼをしました。年長のsくんは、年少のhくんと手をつないで隠れていました。一番遠くに隠れたのは、年長のmちゃんと、kちゃん。日に日に友達関係ができていきます。
帰りにsちゃんは、「まーくんって言うんだよ。」と友達のお母さんに紹介していました。
4月10日(水) 気温14度 曇り
森の子、3日目。生活や遊びの必要な物も日々整っていき、スムーズになっていきます。
暑い日、雨の日、曇りの日、毎日ちがう天気。天気によって子どもたちの活動が決まり、天気によって楽しみもさまざま。今日は、少し肌寒い。でも、桜は満開。子どもたちは「ほら」「あっちも」と桜の木々を指差していました。
昨日の雨が上がり、おとといの続きのおままごとが始まりました。松ぼっくりのケーキや泥団子に枯葉をまぶしたきな粉団子、ホットケーキや汁物などごちそうをならべて誕生日のお祝いをしました。
そして、畑まで散歩。一番小さい2さいのmちゃんは、今日は甘えん坊でおんぶ。
ナズナの花の鈴を鳴らしたり、オドリコソウの蜜を吸ったり、菜の花を摘んだりしました。ひばりたちも高い空で鳴いていました。
森の子へ帰ってきたら、お楽しみのおやつです。今日は、もちきびとサツマイモの団子です。材料は、もちきび、サツマイモ、レーズン、とうもろこし、塩。きれいなサツマイモの黄色いお団子、優しい甘さで子どもたちの手がおかわりへとのびました。
摘みたての菜の花をmちゃんのお母さんが茹でて、おひたしにしてくれました。野菜の苦手だった子も、わし掴みで食べていました。
明日のおやつは、子どもたちが手作りのヨモギ団子の予定です。「ばばばあちゃんのよもぎだんご」の絵本を見て帰りました。心配して、早めに迎えに来たお母さんたちも見守っていてくれました。
4月9日(火) 気温15度 雨
昨日の天候とは打って変わって今日は、朝から雨降りでした。
みんなが揃うまで、半地下の部屋であそびました。昨日、おうちへ帰ってからの子どもたちの様子をお母さんたちに聞いてみると、みんな興奮気味だったようでした。今日は雨降り、ちょっぴり目からも雨が降った子もいました。1日1日、少しずつ森の子が安心できて楽しい場所になっていったらいいなあと思います。
そんな子どもたちもいつまでも泣いてはいません。部屋のおもちゃで遊び始めました。おうちの中でおままごと、桜の木片がサンドイッチとなりました。お絵かき、蜜蝋クレヨンの色を楽しみました。
そして、今日も名前を呼んでお返事、昨日は恥ずかしそうに手を少し上げた子も、今日は元気な返事が聞こえました。今日のおやつは、ゴマたっぷりのクッキーでした。みんなクッキーが大好き、朝から楽しみにしていました。
おなかが膨れたところで雨降りの森へ散歩に行きました。昨日と同じ所でかえるを見つけ、葉っぱにのせてあげたmちゃん、子どもたちの何倍の高さのある木を見上げ「揺れている。」、落ちていた木の皮を見て、「これなあに。」保育者が近くの木に当ててみると「似合ってる」と子どもたち、木のやにを手で触って「べたべたしてる。これ、木の耳くそ?」なんとも面白い表現、森はいつも新たな発見をさせてくれます。
帰りは、昨日と同じ電車ごっこ、椎茸の収穫もしました。
4月8日(月) 気温24度
森の子、初日は夏のように暑い日となりました。桜とスイセンが満開です。季節のテーブルも用意されました。
8:30から徐々にみんな集まってきました。荷物を置くかばんかけや、ロッカーはMちゃんのお父さんの手作り、そして、名前とマークはお母さんたちに作ってもらいました。
子どもたちは、まず、倒れた木の皮を剥いてその中の乾いてふわふわした感触を楽しんで遊びました。そして、丸太で汽車ごっこ、枯葉が切符です。年長のS君が木登りをすると、kちゃんや、年中児も登り始めました。お母さんたちは、少し離れたところで様子を見ながら、おもちゃになる木片にやすりをかけてくれました。
9:30頃になるとみんなが揃い、輪になって「ひーらいた ひーらた」。
みんなの顔を見ながら、名前を呼んで返事をしました。
暑くなり、お父さんお母さんが、木を使って布を張り、日影を作ってくれました。そこで、おやつを頂きました。お当番のお母さんが作ってくれたサツマイモの茶巾絞り、空弁当にひとつずつ入れてもらいました。
一息ついたところで、早速探検に出かけました(初日から、森へ探検だなんて、森の子ならではですね)。帰りには、椎茸を収穫した子どもたちでした。
はじめ、遊びを見つけられなかった子も11時過ぎ頃からは、それぞれの遊びに夢中になっていました。帰りの時間が近付いていたけれど慌てず、ゆっくりとした時間が流れます。
12:00頃、片付けをしてリュックをしょって、帰りの用意。年長のkちゃんは、2歳児のmちゃんにリュックをしょわせてくれました。
みんなで輪になって「さようなら」。
自然とも、違う年の子とも、初めて遊ぶ子とも、いっぱい関わった子ども達、自立を急がせない子育て、初日とは思えないゆったりとした半日でした。
依田
4月6日(土)
自主保育森の子の入園式 初めの一歩の式がありました。お母さんや お父さん家族の方に見守られての入園式 ここまで成長したことに感謝すると共に自主保育ををここまで形にできたことに感謝する1日でした。これからいろんな事があると思いますがひとつひとつ乗り越えてよりよい子供達の成長を見守ってあげたいものです。
穏やかな天候の中、15人の子どもたちと、その家族が集まり、森の子のはじめの一歩の式。
みんなが集まってくる時間、丸太のいすに座って、てらちゃんがオカリナを吹いていた。そして、木の枝や木の実で作ったアーチをくぐって式の始まり。
「ひーらいたひーらいた、なんのはながひーらいた」大人も子どももみんなで手をつないで輪になった。家族の紹介、mちゃんのおばあちゃんは青森から来てくれた。それから、森へ散歩。
ゴリラの追いかけっこ、甘栗を食べて一休み
森を抜けて北アルプスをバックに記念写真、ナズナやタンポポの花を摘む子、ちょうちょと追いかけっこをする子、春を楽しむひと時。
畑の小屋で雨宿り(でも、雨は降ってないよ)、虹の道を通って森の子へ戻ってきた。
くどうなおこさんの「のはらうた」の詩を聞いた。そして、さようなら。
はじめ、緊張していた子も、おうちの人も森を抜ける頃から心が開放される。さようならの頃には、前よりなかよしになっていた。依田
4月3日晴れ18度桜が咲き始めスイセンが満開です。
私の家に物置を作ることになり、そこに生えていた杉の木を切ることになりました。曾おじいちゃんが8歳のときから生きていた木です。樹齢100年ぐらいかなあ。
その木を森の子の基地に置きました。テーブルや、イスにしました。
みんなで座ってみました。「いいねえ。」と、みんな。Mちゃんは、みんなにくるみをごちそうしてくれました。「ここで、星空を見ながらビールが飲みたいね。」な〜んていうのが大人の考え。今日は4月の初めなのに夏のように暑い1日でした(森の子のメンバーの情熱のようにね!?)。 依田
3月28日(木)晴れ 15度
今日は、4月6日(土)のはじめの会を目前にみんなで準備と話し合いをしました。
お母さんたちは森の子の基地となる場所に自然に生えているみねぞの木を移植しました。
子供たちは、森の子であそぶ松ぼっくりを拾いました。大小の松ぼっくり、枝の付いた松ぼっくり、枯れ葉、木の枝でかごがいっぱいになりました。
その内に1cmもない程の小さな葉っぱを手にsちゃん、それを保育者の鼻に近付けて「ヨモギだよ。」「本当だ。ヨモギのにおいがする。」
小さな春を見つけました。「ヨモギ団子作れるね。」
その後の話し合いでは、はじめの会を「はじめの一歩の式」と名付けました。いよいよ、森の子スタートです。 依田
3月14日晴れ 16度
みんながそろって何かに向かって努力することは楽しいことです。今日は味噌の仕込みも沢山の人が集まってしました。子供達が味噌を丸めて楽しそうでした。
2月23日 曇り すっかり暖かくなってきました。気温10度
幼稚園の設立準備が進んでいます。自主保育ということで3月から本格的な幼稚園が始まります。入園説明会や体験保育を実施しています。入園予定者は12名になりました。お母さんパワーにびっくりしています。
設立準備の打ち合わせです。熱気が伝わってきます。
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