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【第10期 安曇野パーマカルチャー塾】

●一日目● 2012.5.26(土)  レポーター:田島 千絵子

(チェッチェ)

先月の 草花が咲き始めた明るい春の色から、

眩しいくらいの青々とした新緑へ・・・ 一月でまた風景を変えた シャンティクティに 驚きながら 

それぞれ到着〜!

    13:30〜 オリエンテーション

 

一人20秒で この一ヶ月の近況を報告〜^^

【ちひろ】  添加物をやめて、昆布と鰹で出汁を取るようになりました。

       今まで美味しいと思っていたものが、

       どれだけ汚染されてたのかなぁ? と考えさせられました。

       自然の味に味覚が慣れてきた!

【ヒーコ】  赤目で植えた米の苗床が 食われていてやり直している。

【まりも】  畑が緑になってきて嬉しい!

       心配しなくても 自然に出来てくる、期待しないくらいが

       いいんだと思えた。

       間引き菜を食べているので 買い物しなくてすんでいる。

【きみー】  ベランダに前回のパーカル塾で買ったレタス等を蒔きました。

       今月は3回長野に来ました。

       家探しをしている最中。

【チェッチェ】仕事で新潟に出張に行き、酒蔵さんや味噌蔵さんを巡って

       きました。

       自分は循環的な生活はできていないが、行った酒蔵さんが、

       自社で浄水施設を作り、 水を循環させていました。

【ゆう】   7月に引っ越す予定。

       家を探すか、コンテナを置くか考えているところ。

【みぃ】   眠り病。 寝ても寝てもとっても眠いです。

       GWに原村アースデイに行ってきました。

【みっちゃん】原村アースデイ、ピースドーム、

       市民農園を借りてピースファームをみんなでやっている。

       微生物の研究を始めました。

【ゆもっち】 娘が無事退院しました。

       KENさんの“プロブレム イズ ソリューション”が

       いつも頭に浮かびます。

       いろんな人との意見交換が大事だと思った。

【このみん】 skypeやって2度徹夜し(友達と)、

       風邪をひきました。

【くろちゃん】ピースドームで過ごしました。

       たんちゃんとみっちゃんと畑をやって、

       すごく濃密な時間を過ごせました。

【たんちゃん】1ヶ月の内、20日くらい長野にいました。

       塩の道を200km歩きました。

【ぶっちー】 アースデイ無事終了しました!

       畑は苗が育って、定植の最中。

       これからが楽しみ!

【うたちゃん】ティクナットハーン師のリトリートへ

       御殿場に行ってきました。(ゆうちゃんも)

       心が洗われました。

【KENさん】建築実習の段取りに明け暮れました。

【しほ】   スーパーサバイバーにたくさん会って刺激を受けました。

       ヤギ飼ったり、家建てたり・・・

       アースバックの小さい家を建てたい。

【Yuka】 Tomoとの畑でいろいろなものが育ってます。

       宇宙パワーが大事ってことで、ティピを作りたい。

       布を買わずに、その辺に捨てられている傘の布地を持ってきて

       作ろうと思っている。

       いらない、傘の布、募集中!

【Tomo】 バンブーのロックスパイラルガーデンを作りました。(写真付)

       金ゴマの苗植えをしました。

       炭素循環農法に挑戦中。

【ともこさん】お花や畑もいろいろ育ってきたので 毎日外にいます。

【うめちゃん】田んぼをやったり、蜂もあつまってきたりと

       せっせと働いています。

【ナツキータ】3期生です。

       アースデイに参加したり、

       台所の脇にロックスパイラルガーデンを作りました。

       2歳のしおんちゃんも参加。

【村上かなえさん】村上真平さんの奥さん。

       10年前に川口さんの赤目自然農塾に2年間通っていました。

       福島から三重に移住して暮らしています。

       3人娘と参加。

【秋場母】  先月パーカル塾の帰りに 道の駅で地粉や山菜を買いました。

       月1回、“ランチの日”というのをやっていて、

       それらを使ってランチを作りました。

【みお】   茶畑付きの知り合いの人の家で、

       無農薬のお茶を摘んで製茶しました。

       30kg摘んで、5〜6kgに。

    

と、みんなそれぞれの1ヶ月を過ごしてまたここに元気に集合できました^^

  (今回は須田ちゃん、伊藤さん、ひでみっちゃんはおやすみ。)

   

    13:45〜 バングラディシュのノヤクリシー運動

                       by 村上真平さん

インドやタイ、そしてバングラディッシュのNGOで20年程活躍された

村上真平さんをゲストに、バングラディッシュのノヤクリシー運動のお話を お聞きしました。

(2月にKENさん、朋子さんが訪れた時に 一緒に案内されたそうです。)

< ノヤ  クリシー アンドロー>

 (新しい)   (農業)      (運動)

村上さんは“自然を収奪せず、人を搾取しない”という想いを掲げ、

3.11までは福島の飯館村でエコビレッジをしていたそうです。

ところが、原発の事故が起きてしまい・・・

今は三重で生活をしながら、福島から避難してきた人の受け入れをしたり、

講演会をされたりしているとか。

お話を伺っていると、そんな飯館村 の穏やかで豊かで、循環型の、自然に負荷がかからない生活をしていた、 そんな情景が浮かぶようで

改めて そんな場所が事故で害を被ることになってしまったこと を残念に思いました。

自然と共にあった福島県飯舘村の生活 〜原発事故が奪ったもの〜

・・とメインの話から脱線しそうですが、今までの経験や活動されてきたこと、パーマカルチャーとの繋がり

といった、興味深い自己紹介から、

バングラディッシュの農業の変化(緑の革命〜ノヤクリシー運動へ)や、

村上さんが共に活動していた、UBINICというノヤクリシー運動に大きく貢献した活動の内容、

そしてそのUBINICにKENさん、朋子さんが訪れた時の様子を、

http://shalomusui.blog90.fc2.com/blog-category-63.html

写真を交えて紹介して下さいました。

詳しくは動画で!

 

パーマカルチャーの歴史と関わり

ジョン・ラッセル・スミスが永久農法 パーマネントアグリカルチャーとして農法を紹介

ビルモリスンは石油の上にある暮らしはあり得ない 福岡正信の藁1本の革命の中にフィロソフィーがあるとパーマカルチャー2で書いている

ツリーアグリカルチャー 立体農法 多年草の木などを利用

http://web.me.com/onnn/NiwaPress/BlogArticle/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC/2009/10/28_1028.html

アメリカ合衆国の農学者ジョン・ラッセル・スミス

賀川豊彦ジョン・ラッセル・スミスの本を翻訳 立体農法を実践 
 その立体農業の影響をビルモリスンは受けている
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B3%80%E5%B7%9D%E8%B1%8A%E5%BD%A6

ビルモリスン 今の農業は武道でいうなら力で相手をねじ伏す空手みたいなもの パーマカルチャーは合気道のような物 とも語っている

1982年 村上真平 有機農業青年会でパーマカルチャーを紹介 日本で紹介された最初である。

1985年 ネパールのタライで寺田さんがパーマカルチャーを実践日本に帰ってきたときに紹介している  
今は屋久島に住んでいるが その後 無の哲学の福岡正信に影響を受け 自然農法を実践  きれいなパーマカルチャー農場が大根がにょきにょき出ている自然農に変わっている

その後ビルモリスンのパーマカルチャーの本が翻訳されて パーマカルチャージャパンが設立されて現在に至っている

ウピニック  もう一つの発展のあり方をリサーチ  

UBINICがノヤクリシー運動をするに当たり してきたことは

@    ミックスクロッピング(混植) (コンパニオンプランツ)

A    種を取る(種を買わなくていい。 固定種を守る、継いでいく)

B    種の貸し出し。 (メンバーはタダで種を借り、2倍にして返す)

UBINICのセンターには3000種のお米、100数種の野菜の種がある。

91年〜 プログラムがスタートして以降、

1〜2年後に1つの村がグリーンヴィレッジに変わった。

3年後10数戸〜60戸

現在 100を越える村 約30万戸がノヤクリシー。

今2つのユニオン(日本でいうと県のような感じ)がノヤクリシーと宣言している場所がある。

(国は化学農業を推進している)

印象に残ったのはバングラディッシュの人達にとって『種は財産』という言葉。

前に朋子さんの報告でも言っていたけれど、

そして後にスライブを見てもつくづく感じたけれど、

これは私達日本人、人類においていえる言葉だと思う。

そしてそして、村上さんの優しいまなざしと喋り方も とっても印象的でした*^^


○15:30〜 農業実習その@

◆1日目の今日は

前回植えたトウモロコシの移植からスタート!

ひとつのところから二本出ているものを 出ていないところに植え替えます。

・植え替えも、最初の植える時と一緒で、土を湿らせておきます。

植え替える場所の穴を堀って、ジョーロで水をたっぷりやり、水がひいたら植える。

・植え替えたらぎゅっぎゅっと乾かないように押す。

    (毛細管現象)

移植に強いものは他にトマトや雑穀、レタスなどがあるそう。

○次にサツマイモの苗(紅東と金時)を植えました。

    ・5月の終わり〜6月の頭に苗が出回る。

・サツマイモは痩せた土地でよくできる。

   (田の跡地ならできるだけ畝を高くする。

    肥沃なところだと、つるばかり茂ってイモが出来ないことがある。《つるぼけ》
 

 ・植えるタイミングは 明日雨が降りそうっていう日。

          (雨の後でもOK!

   《雨が降らずカンカン照りの時は自然農でも水をやる》

  ・株間は芯芯2530cmくらい

           (芯芯とはここでいう穴の中心から中心の距離)

  深さ5cmくらいに穴をあけ、苗を横にして植え、ぎゅ〜っと土を押す。

植える時成長点は土の中にしない。

・少し顔を出すくらい。

    詩ちゃん曰く、

   『自分がサツマイモだったら伸びやすいように!

    サツマイモの立場で! 雰囲気で!』(一同爆笑)

   ・横に植えたほうが節が長く、たくさんとれる。

           (縦に植えると下にまぁるいのができる。数はとれない)

   ・埋めた ところがくぼまないように、水平に!

           (水が溜まってしまうから)

     

    そして次に雑穀。(もちきび)

    雑穀類は植えて出てきたものが、雑草と見分けがつきにくい。

 詩ちゃん曰く、

『見分けは 慣れればわかる!

(なぜか?)作物らしいから。』(再び一同爆笑)

  <村上さんアドバイス>村上さんのお父様はエゴマを普及された貢献者

出来れば苗床に入れて、ある程度大きくなってから植えたほうがわかりやすい。

 直播きの場合は筋蒔きにするとわかりやすい。

  (真っ直ぐな線、印をつける)

    間隔は畝間60〜70cmで、1cmくらいの間隔でまく。

発芽後混んでいるところを間引いて、最終的に30cmに10〜1
5本くらいの間隔にする。間引いたものは他へ移植できる。


(あれば三角ホー三角クワでスジをつける)三角ホー※ちなみに「ホ−」とは英語で鍬のことです。(hoe)

・穀類は発芽率がいい。(土をかけなくてもいいくらい。)

種を蒔いたらうすーく土をかけ、

しっかり踏みながら固める。(ダンスしながら固めると楽しい♪)

そして細い草を上からかける。(鳥に食べられないように)

《 ちなみに草は、イネ科の草のようなつんつんしたものがいい。広い葉の物は発芽のじゃまになる

 なければ藁。

 上にかけるものは土手草など、もちこんでもOK》

    雑穀はちょこっとつくるより、5kgくらいまとめてつくると精米機に

かけやすい

    詩ちゃんのワンポイントアドバイス◇

土地に地力がなければ・・・

  1反あたり、300kgの米ぬかを上にかぶせるといい(by川口さん)

  (上にかぶせるだけ。  漉き込むのはダメ。)

  生ゴミを撒くのもいい。
(ただ、これから植える、植えたいところは避ける。)

好例の温泉に行き、

    その後はお楽しみの 夕食ターイム!♪

(ここから9期の仙人、佐久間さんが参加)

今回も民ちゃんが美味しそ〜なごはんを作ってくれました^^

 今晩のテーマは韓国料理。お品書きは以下の通り。

    ナムル2種(ひじき、フキ)

    もやしのナムル風(普通ナムルは塩でやるけれど 醤油で味付け)

    春雨のチャプチェ

    豆腐とワカメのスープ

    デザートはクコの実の寒天 自家製黒蜜がけ

後にアーユルヴェーダ講座で、

民ちゃんがいつも(甘・酸・塩・辛・苦・渋)の6つの味がバランスよく入った食事を意識して作ってくれていることがわかりましたが、

いつも素材の味を活かした美味しいごはんをありがとう*

ごちそうさまでした〜!

     

そしておいしいごはんの後は再び民ちゃん登場。

    19:30〜 アーユルヴェーダを暮らしに生かす

特に女性人の期待も高かったアーユルヴェーダ講座。

講座はまず、オームをどうやって印すかというところから始まりました。

a() u(ウ)m() が合わさって出来た印。

オームは日本語だと あうん(阿吽)の呼吸の

あうん にも当たる。

みんなでオームを3回唱え、民ちゃんがマントラを唱えて下さり、

               いざ、アーユルヴェーダ入門へ!

  

民ちゃんがアーユルヴェーダを習った背景や

ヒンドゥの神様のお話なんかをして下さいました。

(シヴァ神とかヴィシュヌ神とか ちょこちょこ聞いたことはあったけれど こんな神話があったのか〜)

<アーユルヴェーダの起源>

  約5000年前。(紀元前)

  人間が考えだしたものじゃなく、神から与えられたもの。

<アーユルヴェーダとは>

  インドの伝統的な学問で アーユ()(生命)とヴェーダ(知識、科学)という2つの言葉からなるサンスクリット語。

  現代でいう医学だけでなく、生活の知恵や哲学の概念も含んでいる。

<アーユルヴェーダの目的>

  調和と解脱。

  肉体と精神の調和をとる為の健康の維持と増進(病気にならない為の予防医学)、病気の治療。

  肉体と精神の調和がとれ、人間も自然界も同じ1つのものであることに気付くことで、生かされている事に感謝し 誰もが有意義な人生を送ること、

  そしてそれら全てを越えて解脱にいたること。

健康とは 足るを知り、感謝や思いやりの気持ちをもって他者の為に働ける状態。

<自我・自尊心はもっともいらない。無我・自分を殺して人の為に出来る>

     欲が盲目にさせる → マントラを唱える

 <何かした時に結果を求めるな。 結果が良くあれ悪くあれ、関係ない>     

生きるとは 仏教では生老病死という四つの苦がある。

これはどれも思い通りにならないこと。

ではなぜ私達は生まれてきたのか?

       →愛を実践する為(自分を抜きにした)

そして問診表を基に、

Vata(ヴァータ)、Pitta(ピッタ)、Kapha(カパ)

と自分が3つのタイプのどれか診断・・・。

しました。

さらに 【空 風 火 水 地】(←人の体にも入っている。) の

    すべてを構成する5つの要素 と併せて、

それぞれの性質を教えて下さいました。 

  それぞれの性質によって性格や体調の特徴があったり、

  またそれが 食べるもの、生活パターンなんかとも影響しあったりと

  かなり、深〜く、 おもしろくて
しばしば笑いに包まれながらの講座となりました^^

みんなそれぞれ、自分をみつめ 改めよう と思ったり、

新しい発見が あったりと

いい機会になったのではないでしょうか??

印象に残ったのは

【全てのものは支え合っている

 私達は自然界に沿って生きなければならない。
           (自然界を搾取できない)】

との言葉。

昼に村上さんが仰っていたのとまさに 同じ言葉。

そうですね、 私達は生かされて 生きている。 

まさにパーカル塾を超えて 人々に伝えたい想いです。

そして、もうひとつは

【食事は大切】ということ。

 民ちゃん曰く、

<何を食べるかではなく、どのように食べるかが一番大事> とのこと。

・〜すぎない という味が大事

(地水火風空によって味もつくられているから)

・1つ1つの(米粒でも)ものにも小さな命が含まれている。

感謝して作った食事は命がこもっているから おいしくなる。

入っていないものは 相手を怒らせたりしているのかも。

そう思ったら 素材がいいに越したことはないけれど、

やっぱり作る時の気持ちだったり、頂く時の気持ちひとつで

それを食べた時の 体の感じ方って違うんだろうな〜。

ちなみに、アーユルヴェーダでは

嫌いなものを無理やり体にいいから・・・と食べたり、

習慣になっているものを無理に変えることはいけないとするそうです。

食事や、生活習慣、変えていくなら ゆっくりゆっくりですね^^

いろいろと生活を改めようと 肝に銘じた講座でした。

(といいつつ この夜もみんなKaphaの時間に就寝することはなく、

そしてこのレポートも真夜中に書いている;;)

    21:00〜フリータイム

今宵のフリータイムは 9期からのゲスト、仙人と仙人のお知り合いの佐久間さんが 大ブレーク!

まずはうめちゃんがインターネットにアクセス“スライブ”の種のところの動画をみんなで少し鑑賞。

この動画は著作権フリーで無料で2時間に及ぶ画像を見ることができる

http://shalomusui.blog90.fc2.com/blog-category-63.html#entry1803

この世の中の歪んだマネーシステム、そこからなる種にまで及ぶ支配etc・・・

いろんなからくりが見えてきます。

これに気付けるか 気付けないかで、 今後の生き方すら変わると個人的には思います。

佐久間さんは今回私達に その気付きを得るきっかけを 与えに来てくれたようです。

そして、仙人。

何者かと思っていたら 仙人もこれまたすごいお方。

小淵沢で造形作家さんをされているということですが御年80歳とはみえず、とってもパワフル!^^

お酒が入る前から言葉のセンスがとても お調子がよく、

お酒が入ると なおパワーアップしたのでした。

仙人お得意のハーモニカでみんなで大合唱したりして、楽しい夜となりました。

      

消灯時間になっても盛り上がりは冷めずに、

仙人を囲んでホビットハウスで飲み会が開かれたり、

佐久間さんに心の扉(?)を開いてもらう行列が出来たりとスピリチュアルな 夜となったのでした〜。

(翌日聞いたところによると ある人達は朝方まで起きていた とか・・!)

濃厚な一日に感謝・・・*


終わりの感想を聞いていて思ったこと。
わたしも「人間は地球にとってガンみたいなものだから必要ないかも・・・。」
って思っていた時期がけっこう長かったのですが、「害虫なんて虫はいない」
「病気はウィルスのせいじゃない」「ガンも生命維持システムの一部」と思う
ようになって、考えが変わりました。

そして、持続可能な生き方を模索するわたしたちは、体にとってはガンを直そ
うとする機能の一部かもしれないとも思います。

それから、驚きの"とんでもnight"ですが、わたしもまさかパーカルでああいう
展開?が待っているとは夢にも思いませんでした。
まあ、でも面白かったです。

スピリチュアルなことは、実感できない人には「信じるか信じないか」になっ
てしまいやすいので、あやうい面が多いと思います。
情報にはたいてい発信者の意図がありますので、自分の体験として実感できな
いことは、あの映画と同じで「情報のひとつ」として真偽のほどは保留にして
受け取っておくのがいいかなと思っています。

ちなみにあの映画のコピーフリーのDVDを持っていますので、ほしい人は言
ってください。

ゆう


2012年5月27日(日)   レポート まりも

昨日の夜更かしで寝不足のメンバーもいたようですが、6:30〜元気にヨガタイム。

本日は次に続く畑実習にそのまま移行できるように、畑スタイルで下の広場に集まりました。長靴or地下足袋で首にタオルを巻き、これぞ農民ヨガ!!

・朝のひんやりとした空気を体に取り込み、大きな口を開けて「はぁーっ」と体と心に溜まった邪気を吐き出します。

「はぁーっ」・・・スッキリ☆

・     呼吸と動作を合わせて、伸びをしたり、腕を大きく回したりして体の変化を感じていきます。この、呼吸と動作を合わせるというのは意外と難しくて、自分の体ながら全然思い通りにならないことを痛感します。

・     そして、皆で東の方向を向き、「太陽礼拝」。昇り始めたまだ白い太陽から、エネルギーを頂きます。ひんやりとした地面の感触も新鮮で心地よかった!「ヨガをやっているけれど、初めて太陽に向かって太陽礼拝をした」という感想があがり、確かに、今回は本当の意味での太陽礼拝ができたんだなあと感じました。

・     最後に、オーム、マントラ(ロカー・サマスター・スキノー・ババントゥ:皆が幸せになりますように)を皆で唱え、祈りを捧げました。

大地、太陽、新鮮な空気、鳥の鳴き声・・・大いなる自然に満たされて、とても気持ちの良い朝ヨガでした。



続いて、畑の実習。

1ヶ月見ないうちに、自然農の畑は草ぼうぼう。私が借りている畑ではほとんど草が生えていないことを思うと、やっぱり全然違うんだ、ということを実感します。まずは、皆で育てている作物の手入れから。

【ジャガイモ】

・     沢山出てきた芽は、2〜3本を残し、残りの芽は土をを押さえながら芽を摘む。この作業をしないと小さな芋となってしまうが、小さな芋でよい場合は行わなくてもよい。小さい芋なら沢山取れるし、大きい芋なら数は少なくなるので、総量は同じくらいになる。

・     引き抜いた芽は挿し木すれば、芋ができる。実際に挿し木をしたのでどうなるか楽しみです。

・     芽が出てから霜が降りても心配無用。ちゃんとサブシステムが働き、後発の芽が出て育つのこと。
    やっぱり植物は偉い!!

Q.)芋の大きさで肉質は変わるのか?(ゆもっち)

A.)経験的にはそんなに変わりはないと思う。芋の大きさに合わせて調理法を変えてあげればよい。(うたさん・けんさん)



【エンドウ】

・     11月蒔きで今が花盛り。春に蒔いても大丈夫。冬を越した物の方が生命力が豊かで長期に実る。

・    
まきひげを巻きつかせながら成長していくので、藁などを垂らして巻きつかせるようにしてあげる。なお、インゲンはまきひげを出さず、支柱に巻きついて行くので、藁などは不要。(ちなみに私の畑ではインゲンのまきひげ用に紐を準備してあります。う〜ん、無用!) キュウリもまきひげをのばし丸まってショックアブソーバーのようにゆらゆらしながら自立します。
以下参照 
ウィキペディア 蔓植物 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A4%E3%82%8B%E6%A4%8D%E7%89%A9

【たまねぎ】

・     9月種蒔き、11月定植。

・     ネギ類は草に埋もれていると蒸れてしまい、溶けて無くなるので除草はしっかり行う。その際は、なるべく環境の変化を少なくするため、たまねぎの列の片側ずつ除草することが大切。

【種蒔き・定植について】

種蒔きは午前中、苗などの定植は午後に行うのが良い。

・午前→上に昇るエネルギーが強い。

・午後→下に降りるエネルギーが強い。

   地温、気温が暖かくなる。

   乾燥しづらい。(太陽にさらされる時間が短いため)

          


【苗を作っているときの水のやり方】

・     水は、葉に当たらないよう、根元にかける。特にナスはデリケートなので、葉にはかけないように注意する。(葉に水を当ててしまうと雨だと思って、ナスが雨モードになってしまうとのこと。雨モードなのにカンカン照り、混乱して育ちが悪くなってしまうそうです。)

・     水やりは下から水がしみ出るまでたっぷりと。午前中の日が高くなる前に行うこと。また、ポットを箱に入れて、腰水のようにしてもOK。

     

【苗床の土について】

・     市販の土でもよいが、腐葉土+畑の土を半々にして作ったものでも充分。

【定植の目安・苗について】

・     苗屋さんで売っているくらいの苗の大きさを目安にすると良い。

・     トマトは、一番花が付いた頃が定植の目安。

・     良い苗・・・ずんぐりむっくり。節が詰まっている。

・     老化苗・・・黄色くなっている。ひょろひょろしている。根が茶色い。根が巻いている。

【その他】

・     どんな野菜でも直播がベスト。環境変化がない方が良い。温室で苗を育てるのは、あくまで早く食べたいという人間の都合から。

・     トマトは暑くなると実が付きにくくなる。

・     大豆は6月になってから蒔く。早く蒔くと虫が来やすい。

続いて、各班に分かれて作業。

       

各畑は草に埋もれ、蒔いた、定植した作物を探すのが一苦労。どれだけ探しても蒔いたはずのものがなかったりして、草に負けてしまったのか、蒔き方が悪かったのか、と色々考えます。塾は1ヶ月おきにしかなく、普通の自然農の方法で草を放置してしまうと作物が完全に草に負けてしまうので、特別に草は刈ってしまいました。草刈後のさっぱりとした畑を見て晴れ晴れし、ああ、まだ私は草を敵だと思っているなあと実感します。まだまだ自然農への道は遠いなあ・・・。

我が「グルメ班」では、トマト、ピーマン、ナス、キュウリ、イタリアンパセリなどを植えました。TOMOが自分の家で育てたキュウリの苗を持ってきてくれました。ありがとう!種を採取することも考え、品種もきちんとプレートに書いておきます。

あとは、草に埋もれて1ヶ月前からほとんど成長していなかったサニーレタスも日当たりの良さそうな所に植え直しました。


各班思い思いの作物を植え、本日の畑実習は終了となりました。

シャロムの自然農 下記のページを読んでみてください。わかりやすくまとまっています。

        http://www.ultraman.gr.jp/sizennou/jikyuujisoku1.htm

9:15〜 「我が家のシステムデザイン」シェアリング

宿題となっていた、「我が家のシステムデザイン」について4〜5人組でシェアリングをしました。

以下、簡単に各班で出た意見をまとめます。(内容が違っていたら訂正ください)

    

【キミー班】

・     自分は東京住まいであり、全てはお金と交換という形態となっている。お金を払い、当たり前に受け取り、感謝をすることなく使ってしまっている。

・     畑をやっている人と生活の違いがある。

・     エネルギー、有機物、水の循環に加え、人間関係等の感謝、愛も循環していくことが大切。

・     畑にいると愛されていると感じる。(しほ)

・     それなりの環境がなければ循環も難しいので、どこに住むかということも重要である。

【ぶっちー班】

・     エネルギー、有機物、水のそれぞれの循環があるが、エネルギーの循環が一番難しい。エネルギーを作ることはできないが、使う量を減らすことはできる。電化製品はなるべく使わない、調理に圧力鍋を使い、省エネに心がけるなどしている。

【YUKA班】

・     現在の循環と今後やっていきたい未来の循環の話をした。現状ではほとんど循環していなく、お金が循環しているだけ。

・     「活水」を使えば、石鹸・洗剤を使わなくて済む。非電化冷蔵庫も試したい。(You)

・     田んぼの会を町内で作り、自分の生活するエリアで色んな循環を作っていく。(くろちゃん)

・     空き缶で作るソーラーパネルなどがあるので、試してみたい。(YUKA)

※     太陽熱温水器のソーラーパネルは廃棄されるものが多いことから、無料で貰えるとのこと。貰うためには人と人とのつながり、コミュニケーションが大切。

【ゆもっち班】

・     現状の絵は、単純で一方通行であり、理想の絵は、複雑である。

      

今回我が家の色んなものの循環を考えてみて、今の生活において、いかに一方通行で貰いっぱなし行きっぱなしのものが多いのかを痛感しました。循環を作るには、自分で作れるものはなるべくつくること、自然から頂けるものは直接頂くこと・・・それにはなるべく大地に近いところで生活することが必要だと思います。自分の手の届く範囲で色んなものを循環させていくこと、自分の生活に責任を持つこと、これからどんどん実践していきたいと思っています。


☆     次回の宿題☆

次回は、視野をぐぐっと広げて、「日本のシステムデザイン」について考えてくることになりました。

@     水、Aエネルギー、B有機物のうち、興味のあるもの一つについてのまとめです。

10:00〜 お待ちかねのブランチタイム。

本日のメニュー

□ ベスンカレー(ベスン=ヒヨコ豆の粉)

 ・味付けは塩だけ!

・各種スパイス(ミックススパイス、クミン、ターメリック、コリアンダー、カレーリーフ、ブラックマスタードシード)が入っています。

□ サラダ 

 ・アボカドオイル、ブラックペッパーで味付け。

□       ジャガイモのサブジ

・     クミンシード、コリアンダーシード、ターメリック、ショウガでキャベツとジャガイモを味付けします。

□       スープ(南インドのラッサムというスープ)

・     ムングダール(緑豆)、野菜、カレーリーフ、タマリンド(酸味付け)。

    

☆     タミさんのスパイス使い、ワンポイントレッスン☆

スパイスは、油で炒めるなどして良く火を通すことが大切。アーユルヴェーダの食味で「苦・辛・渋」は「軽・乾」性質となるので油で重さを加え、火で炒めることが必要です。

タミさんの料理はシンプルな調味料しか使わないのに、本当に優しい、深い味で体と心に染み渡ります。タミさんの愛も沢山入っているからですね。本当に、いつもありがとうございます。

建築実習 〜Seed House 製作初日〜

いよいよ、皆で設計したSeed House の着工です!!

9期生製作のホビットハウス(縄文ハウス)の西側にSeed Houseを建てていきます。

以下、簡単ですが工程のまとめです。


T.アースバックに空練(からねり)の生コン又は土(基礎を掘った時に出た残土)を詰める。

ここでは、特製の4連アースバック製造機?が登場です。一度に4つのアースバックを作ることができるという、優れもの。以下、作業手順です。

@     アースバックを型枠に入れて、クリップで固定します。

A     アースバックの8分目まで、スコップで生コンを入れます。

B     クリップを外して型枠を引き上げます。

C     アースバックの口を紐でしっかり結わえます。

※     手の空いた人は、2〜3人1組で、一人がアースバックを押さえ、一人がスコップで土を入れるという作業を繰り返します。

※     生コンを上の駐車場から一輪車で運ぶ作業もありました。主に男性陣が活躍してくれました。

※     空練の生コンは既に固まり始めていたので、生コンの山を崩す人も必要でした。


U.アースバックを積んで行く。

@     アースバックを建築場所へ運び、「たこ」と呼ばれる道具で突き固めながら並べていきます。(アースバックの縛り口は進行方向に向けるようにする)

A     1段目を積み終えたところで防湿の為のビニールシートを敷きます。

B     アースバックを積んだ輪の中に、土砂を10cm程度敷き詰めます。

C     有刺鉄線をアースバックの上に2重に敷いて、次の段がずれないようにしておきます。

D     室用の半円形の型枠を載せ、2段目以降を積んでいきます。2〜4段目はアースバック→有刺鉄線→アースバックの繰り返し。レンガ積みのように、次の段はずらして積みます。

室部分については、アースバックに半分程度の生コンを詰めたものを積みました。アースバックが楔形になるようにして、アーチ型に整えていきます。

E     4段目を積んだところで外側にビニールシートを垂らし、防湿効果を持たせます。


F     室部分を強固にするため、ホースで水をかけます。これで生コンがより固まるようになります。

G     アースバックを積み終え、ユンボで建物周りに土を戻します。

※     縦方向のずれを抑えるため、要所に鉄筋を上部から打ち込みました。

※     アースバックの数は全部で100個!!

2〜3時間の間に、何もなかったところから半地下部分がみるみる完成。およそ20人の人海戦術のすごさを目の当たりにし、改めて仲間の素晴らしさを感じました。10期生は女性の割合が多いですが、みんなとても逞しく、厳しい肉体労働もテキパキこなしていて、「みんな、すごい!」と心から感動。それでもやはりアースバックに8割も生コンを入れ袋の重さは半端なく、持ち上げるのは一苦労。そんな時は男性陣がひょいっと持ってくれて、「ああ、男性はやっぱり元が違うなあ」と実感。男女の役割、それぞれが自分の出来ることをしてみんな助け合っていくことが大切なんだなあと思います。

普段はデスクワークが多いので、かなり過酷な肉体労働も、とても心地よく感じました。背中にお腹に滴る汗も久しぶりで、とてもスッキリした気分。やっぱり人間、体を動かさないといけないなあ、と改めて思います。

作業終了後、けんさんに今後の建築予定を説明してもらって、やっと建物のイメージがつかめてきた人も多かったようです(私も含め)。これから一つ一つ、皆で大切なSeed Houseを作っていけることが本当に幸せだ
し、楽しみです。思いを込め、素敵な建物になるよう、頑張っていきましょう!!


スカイプでの打ち合わせ 事前準備などはシードハウスの経過報告を参照

 今までの経過 種バンク

作業が始まる前に今日の段取りの説明 予定では100個のアースバックを積んでシードハウスの基礎を作る予定です。

2011.05.29 Sun
土嚢型枠作り

 

配布された作業工程表と設計図

工程表をみながら作業が始まりました。今回使う道具は



アースバックに土を詰める型枠 アースバックをつき固める 「たこ」と呼ぶダンパー まず型枠にアースバックをクリップで留めます。そこに空練りの生コンを詰めていきます。生コンやさんは土日と休みだったので金曜日に空練りを手配して0.3 0.4 0.4㎥を運んでおきました。
砂に水分があるために当日は固まってしまい崩しながらの袋詰めとなりました。予想はしていましたがこれは失敗でした。当日練った方がスムーズでした。

内径240のぐりの上にアースバックを積んでいきます。計算では20個で足りるはずが21個になってしまいました。

1周積んだ後ビニールをかけて防湿ににます

内部に土砂を入れて 室部分に丸い型枠を乗せて2段目をつんでいきます。

ずれを防ぐために有刺鉄線を2重に置いて細い丸太で押さえます。4段積んだところで外部にビニールを垂らし防湿します。

室部分のアールはくさび形に土嚢を作り空練りのコンクリートを詰めて後で水をかけました。土とセメントを混ぜて水分を足して積んだ方がV字形が作りやすいですね。

アースバックは窓枠を固定するときに釘がききません。アースバックの途中に角材を止めた板を下地に入れていきました。

排水部分とアースバックの周りをユンボで土を寄せて今日は終了です。

予定通りに基礎部分が完成しました。おどけて記念撮影です。

模型でこれからの行程を説明 後2段積んで畳ベールになります。

タープを全体にかけて終了です。

外部の土寄せをして周りを整えました。 室部分のアースバック くさび形で型枠をとっても落下してきません

内部に採石を入れて次回の行程になります。

2012.05.29 Tue
シードハウス次回の予定
3寸×6寸の桁 3寸角の垂木 1寸の野地板
3寸角の垂木は3寸角の角材で受ければと思います。コーチボルトで止め 垂木はのう天からコウチボルトで止めようと思っています。

    


畳の運搬 材料 抜き4枚 クイ10本 3寸角材2本4メーター
コウチボルト2本×32本 丸太材4メーター末口200ミリ
水やり天場だし
センター柱の基礎と全面テラス部分の柱の基礎作り 
ポリの畦シートを丸めて型枠とする 中央に鉄筋 羽子板
センター柱の刻みと3寸角の受けづくり
センター柱の据え付け
窓の型枠 入り口の型枠づくり 
次回作業予定 
  6月 
1 アースバックづくりと畳ベールづくり
2 室部分積み 
3 材の皮むき 墨付け 刻み

7月 刻み完了 畳ベール完了
8月 建前と野地板張り
3寸×6寸の桁 3寸角の垂木 1寸の野地板
3寸角の垂木は3寸角の角材で受ければと思います。コーチボルトで止めればと思います。垂木はのう天からコウチボルトで止めようと思っています。

     杉山さんのブログ http://strawarbor.blog97.fc2.com/blog-entry-207.html


最後は、皆で2日間のことをシェアリングしました。以下、皆から出た感想です。

・     仲間で作業をすると楽しい。

・     エネルギー循環について、真似できることはどんどん生活に取り入れていきたい。

・     アーユルヴェーダが面白かった。

・     これからは、愛の循環もちゃんとしていきたい。

・     やはり10期生のテーマは宇宙エネルギーだ!

・     排除せずに、必要なものは取り入れていく視野は必要であると思う。

・     建築実習では、実際に体を動かし、行動していくことが本当に楽しかった。

・     これほどのエネルギーを消費してまで生きることの意味を問いたい。

・     子供達がいて楽しかった(今回は村上3姉妹と梅ちゃんのお子さんが参加してくれました)。色んな年齢層がいることの大切さ。

・     外でのヨガが良かった。太陽礼拝を太陽に向かって初めてした!

・     幸せを還元したい。

・     感謝を宇宙に返したい。

この他、建築実習担当の杉山棟梁から、「野菜が大きくなるように、皆の輪が強くなっていくことが分かる」との感想を頂きました。ありがとうございます!

また、村上さんの奥様から飯館村での生活、被災された時の様子も話していただきました。
今まで私の中で遠くの出来事だったことが身近に感じ、日々流される情報がどれだけ都合の良いものとなっているかを心許無くも思いました。
聞いているだけで胸が苦しくなるような大変な体験をされ、でも色んな繋がりやご縁から、これから新しい生活を始めるということでした。

これは皆が解散した後に聞いた話ですが、特に心に残ったのは、「色んな物は無くなってしまったけれど、人との繋がりや今までやってきたことのノウハウはあるから、これからやっていける気がしている」とおっしゃっていたことです。
感動し、心が洗われる思いでした。
今の私にはとても考えられない、自分の生活、家族の生活、地域の生活を大切にしてきたからこそ言える言葉だなあと思います。

ちなみに、飯館村のことをまとめた「までいの力」という本が出版されているそうです。震災前の村の素晴らしい取り組みが沢山書かれています。この本の購入で飯館村への募金にもなるということなので、興味のある方は是非買って読んでみてください。

今回のパーマカルチャー塾は本当に本当に濃い内容の2日間でした。
講義以外の1日目夜の佐久間さんと仙人との濃〜い時間、これにクラッと来た人も沢山いたかと思います。
ここに来ると、いかに普段の生活が狭い世界でのものかを思い知らされます。
色んな扉をオープンにして、より良い世界、より良い自分になっていけたらいいなあと改めて思った2日間でした。

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