あずみの自然農塾 2017 月レポート
3/21(火)
天気: 雨
ともえ
◎あずみの自然農塾1日目の流れ
13:30 集合
14:00 ガイダンス&自己紹介
15:30 畑ツアー
16:30 お風呂
18:30 夕食
20:00 DVD鑑賞&シェアリング
21:30 解散
◎14:00 ガイダンス&自己紹介
自己紹介
(ニックネーム名前/出身/自己紹介&今年学びたい事/育ててみたい野菜)
(※皆さんの発言のニュアンスをメモしたものをおこしています。違ってたらごめんなさい。)
(ともえ)
ともえさん/山形県出身 松本市在住
植物療法・自然が好きで1年を通して植物の様子見ながら、種まで収穫するサイクルが見たい。
根菜、葉物、バジル等ハーブ
(ヤス)
保子さん/岡谷市
身体を壊して、昨年会社を退社。自然が好きで自然農は興味ある1つ。
じゃがいも、トマト、さつまいも
(いちろうさん)
しんいちろうさん/松本市
自然農、色んなやり方があって、その中でどう実践されてるか知りたい。
大豆、アマランス、そば、米、ねぎ
(こっちゃん)
みずほさん/東京在住
母の実家が長野で小さい頃から来てた。自然が好き。
オクラ
(ちづこさん)
安曇野市在住
サウンドヒーリング。臓器には周波数がある。エネルギーポイントを利用して回復させる。
(※↑2日目に体験しましたが、とっても心地良く、癒されました〜‼ありがとうございました。)
(さおりん)
金沢 神奈川県出身 <サポート役>
好奇心旺盛で、様々やってきた。その中で最終的にたどり着いたのは、自然に寄り添った生き方そのものだった。
お米、野菜何でも、田植えからやってみたい。
(あかねさん)
<スタッフ>
学びたいこと:平和に興味あり、自然農、哲学、考え方。人、自然に活かされてる。食べ物を作って頂く。
自分の種を育てたい。
(あやのさん)
沖縄出身 <今年農業スタッフ>
沖縄で一人で自然農の畑をやる中で救われた。人がいっぱいなのが苦手で、学校にいけなかった、ありのままの自分を肯定できるようになった。何かしないといけないことはない。救われたこと、楽しみを共有したい。
根菜系、自分を野菜に例えると根菜系。育てる時に気が合う。
(かなこさん)
宮城県出身 <スタッフ>
3ヶ月前、安曇野に引っ越し。暮らしの中に畑があり、食卓へ。そんな暮らし方、気持ちいいと感じる。自然から学ぶこと多い。
玉ねぎ、ねぎ、料理しやすい、何でも
(しうんさん)
中国生まれ日本育ち高校アメリカ <昨年からスタッフ>
旅する。中国徒歩、インド。
昨年、シャロムでトラックキャンパー、移動できる暮らし、タルタル号を作る。
天気・自然はコントロールできない。同じように、人の感情・気持ちも自然にわき上がるもの。毎日のそれぞれの気分を天気で例えてシェアする試み、やりたい。自然と関わることによって、人間も自然体でいられるように。
納豆、大豆つくりたい。
(かおりさん)
石川県出身 <昨年からスタッフ>
宿のごはん作り、レストラン担当。畑に行くと、気持ちが軽くなる。植物が教えてくれること。人とリンクしてる。
ねばねば系、オクラ、モロヘイヤ、辛いもの、唐辛子、ハーブ
(しゅんすけさん)
<スタッフ>
自然が好き、気持ちいい。健康、気功、身体の中の自然、自然に目を向けることで整う。手伝いが出来ればいいな。
(主催のけんさんより)
シャロムがオープンして37、8年。
なるべく、消費でなく、創り出したい。
農業は捉え方、考え方がある。自然に沿って生きる。
今の世の中、複雑、疲弊し、競争で居場所がない。自然と共に生き、友と分かち、平和の種が育てばいいな。
今の時代、リーダーシップ型でガンガンはダメ。
皆の自主性で、成り立つやり方、パートナーシップが、リピーター、稼働率がいい。
シャロムを5年任せてやってみた。今は用務員のおじさん。長期的なヴィジョン&メンテナンス担当。
リーダーシップ型からパートナーシップ型へ。
給与は、売上と経費を割って分配。1ヶ月いくらでない。自主的に頑張る。給与が少ないのも、自分の責任。皆が自主性を持つ。もっとやりたければ努力し、のんびりしていたいならのんびりし。休み自由に取りながら。
スタッフ、素敵な子ばかり。残ってくれました。
(↑※愛のある言葉です‼)
◎15:30 畑ツアー
燻炭作り、自然農の畑をまわる、ハウスにて踏み込み温床作り
(※間違ってたらごめんなさい、教えて下さい。)
(主催のけんさんより)
人間の文明→全て砂漠になろうとする。ギリシャ文明、ローマ文明然り。自然→森になろうとする。自然と調和した持続可能で多様性のあるものを。
◎燻炭作り
燻炭とは→もみがらを、蒸し焼きにしたもの。今回は7時間弱燃やして水をかける。水をかけないと灰になる。
燻炭、何に使う?→3月は、種を蒔いた土の上に薄くのせたり、肥料を作る時に使いました。
燻炭を使うと良いところ→
@土のみだと空気層が生まれない。
A燻炭は、中性(中庸)で、悪影響がなく、とてもいい。灰にまで燃やしてしまうと、アルカリ性になる。アルカリ性が好きな野菜は、あまりない。
◎自然農の畑をまわる
(※間違ってたらごめんなさい、教えて下さい。)
森林立体農法
森・里山、多様性に富んでいる。自然界、種、自ずから出てくる。きぬさや、ヘチマ、レタス等があった。
自然農の土は柔らかいことが、特徴。長い棒を土にいれると、たやすく1メートル入っていく。耕すと、こうはならない。
炭素循環農法
落ち葉・菌糸菌が、木質を分解→微生物、小動物が食べる。炭素菌、栄養素が作られる。
他にも
MOA、福岡正信さんの農法も見せてもらう。
(※)葉物、大根、ノビル、島ズッキーニ等があったが。まだ小さい若葉で、素人の私には、雑草のようにしか見えませんでしたが、けんさんは、もちろん、違いをはっきり認識して教えてくれました。
(※)素人の私には、雑草と野菜の若葉の区別がつかず、どこを歩けば大丈夫なのか、うっかり踏んでいしまわないか、心配になりました。
◎ハウスにて、踏み込み温床作り
(※外は雨で寒かったのでハウスの中は暖かく、過ごしやすかったです。)
踏み込み温床を作る→発酵して、温度が、60度位まで上がる。信州の冬は寒いから。
踏み込み温床、何に使う?→作った踏み込み温床の上に夏野菜の苗を置く。夏野菜は発芽温度が高いので、温かい踏み込み温床の上に置くことで、発芽する。
踏み込み温床、作り方→
@スコップで穴を掘る。深さ50センチ位。(※50センチって結構深いです)
A藁を入れる→落ち葉を入れる→踏む→米ぬか入れる→藁→落ち葉→水を全体的にかける→米ぬか→藁→もみがら→落ち葉→踏む
等繰り返す
B落ち葉→たくさん米ぬか→もみがら→水たくさん入れる→土をかける10センチ位入れる。湿度が安定するように。
(※)落ち葉は濡れて朽ちてる方が発酵が進むそうです。ぬかも入れると、発酵がうながされるそうです。
◎18:30 夕食
大地の恵みと、スタッフの皆さんの愛情たっぷりのごはん‼ハートが満たされる〜ごちそうさまでした‼
玄米ごはん・白米
テンペ入り五目煮
ひじき・豆腐入り野菜サラダ
人参ステーキ
茹で小松菜
車麩のから揚げ
手作りsoyマヨ入りポテトサラダ
野沢菜・たくあん
お皿の最後は、たくあんで掃除してきれいに。
キッチンにも知恵がたくさん。
お水は近くから汲んでくる、冷蔵庫は冬はスイッチを切る。洗剤は使わない。フライパンの油は新聞紙で拭いてから洗う。等々
自然と共生する暮らしの実践が見れるキッチン。
◎20:00 DVD鑑賞&シェアリング
奈良県自然農、川口さんのDVD鑑賞
川口さん→農薬・化学肥料で不調になり、自然農の世界へ。雑草、虫を敵とせず、共存共栄する。土を耕さない、肥料・農薬を必要としない。自然界、もっと総合的な取り組みをしていることを伝えていた。
皆さんのシェアリングから→農業をやった方から見ると、川口さんの手のかけ方、気配り、配慮が違う。愛情を注いでる。実践してみたい。等々
◎21:30 解散
皆様、お疲れ様でした。お世話になりまして、ありがとうございました。 またあした。
3月22日(水)
本庄
本日の内容〜ヨガ、瞑想、エコツアー、畝作り、種まき、育苗、各自畑の作業、本日の振り返り
朝日が昇り、安曇野シャロム自然農塾2日目スタート。
⚫6時30分〜呼吸と内側の自分を感じるヨガと瞑想を輪になって行う。ひとつになる空間、心地が良い。
⚫7時〜エコツアー。
・軽トラキャンパーのタルタル号。(足るを知るということで名付けた)オフブリットとなっていて、移動&移住可能。「不動産」ではなく「可動産」!
・野外保育(森の子)長野1号店。外で過ごし学ぶ、素敵な森の中の保育園。
・コンポストトイレ。バケツの中にうんち君+落ち葉を入れいっぱいになったら畑に還る。(肥料)無駄がな
い。
・チキンホットハウス。下に鶏・上に野菜。鶏の体温で温室となり育つ仕組み。
・森の家。コンクリートではなく土を固めて作った版築=自然に還るしくみのお家。
・テントインスペース。本日1名様(スタッフさん)宿泊中との噂。
・キーホールガーデン。鍵穴のようになっているところに落ち葉が入り堆肥も出来る。
・バイオジオフィルター。目に見える仕組み=水を汚さないようになり、大切さが分か
る。
・アースオーブン(土窯)。ここでピザ&パンを焼く。
・ストローベールハウス(蕨家)。三匹の子豚では、
一番弱い蕨家だが、土と組合せ漆喰を塗り繋がる事で強さがあるハウス。
・自転車発電機。サブシステムとなる1つ。
今の日本は便利な物が溢れている。世界の人が日本の暮らしをしていたら、地球2.5個!が必要と聞き
ビックリ。
シャロム(=平和)で平和の種を育てる。
⚫シャロム内にて小休憩中にて。
・ひとりずつ「今日のお天気(=自分の気分)」晴れの人もいれば時々曇り等々。人それぞれ、それでいい!
その後の「サウンドヒーリング」
オウム、ハンドチャイムで奏でる音を体全体で感じ
循環、浄化されエネルギーをチャージ!
ここまででも、お腹いっぱいな体験です!!
⚫9時〜畝作り+種まき。
畝作りは、秋口に1回やる。
・草の表面をノコギリ鎌で刈る(地際ギリギリの部分を刈る)
・根切りと草種をとる。
・畝の周囲に通路を作るため、スコップで周りの土を掘り畝にのせていく。
・土を馴染ませて、クワの背を使い土を平らに鎮圧する。鎮圧=乾燥を抑える。
・高さ10p〜。幅90〜120p。
・草を敷く。土の微生物を活性化する。
種まき→赤レタス・サラダ菜等
・鎌の背でまき溝を作る。
・種をパラパラと均等に蒔く。
・鎌の背でトントン〜と土を叩く(手でも可)
・草(ツンツンした草が良い)or燻炭を敷く。
出来た色美しい畑&山々と一緒に〜笑顔でハイ・チーズ!
⚫育苗・夏野菜種まき
・土、燻炭をふるいにかける。
一緒にして混ぜ
・8(畑土)・1(腐葉土)・1(燻炭)の割合。
・水を入れる。(土を握って30%位がよい)
夏野菜種まき(オブセ丸なす、水なす、極早生ピーマン、イエローアイコ、自生え大玉トマト)
・バットに土を敷き詰め、板ボウでまき筋を入れる。
・一粒ずつ蒔き、土を被せる。
新聞紙で覆い(乾燥を防ぐ)ハウスの中へ移動し、
小さいハウスの中へ置く。温かい所で3日間水やりはしない。
ハウス内、21℃。温度を一定にする。
夜のみ毛布をハウスにかけて、次の日朝外す。
⚫ポット
1人2個ポットづつに、土を入れトントンとポットの底をたたく。
穴を2つ作り、キュウリの種をおとす。
家に持ち帰り、水やり(あげすぎないように)温度管理等をし5月に持ってくる。
⚫10時30分頃〜ブランチ
昨日に引き続き、美味しい食事ご馳走さまです!!
ゆっくり時間をかけて味わうことの幸せ。
お昼寝休憩タイム。
⚫13時〜畑種まきの作業
・各自3畝ずつ。畑の場所決めは、あみだくじ!で決めてそれぞれ種まき(紫小松菜、かきな、ケールすきな種を)実践。
思い出しながら、聞きながら、各自楽しく作業に打ち込み
「失敗していきながら学ぶ」けんじさんの言葉。
スタッフさんも一緒に。シャロムの畑で自由に
触れ合う。
⚫15時頃〜本日の振り返り。
感想、望むことを書き、ひとりずつ感じたことを皆で共有する。
16時すぎ〜解散。
本日も盛り盛り沢山の内容。しかしあくせくすることなくゆっくり自然の中で体験出来たこと
ありがとうございました!!
以上、レポートになります。
体験することに夢中になりすぎて、内容が抜けている部分も多々あるかと思います。すみません。。
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