晴れ上がった青空のもと、シャロムのブランコのまわりで今回のBeGoodCafeの最後のセッションがはじまりました。おたがい会話を交わす前から、触れあう瞳と瞳で気持ちを確かめあう。2日間のあいだに凝縮された感動がその場の空気の中に充満しています。課題はストローベイルハウスの建築過程を6つの班にわかれて、それぞれ模造紙に描き出すこと。そして自分たちが作りたい「夢のストローベイルハウス」のアイディアもあわせて模造紙に描いていく。それをみんなで発表しあいました。大きな樹木を中心に周りをストローベイルでかこみ、木の恵みとともに暮らすエコロジーハウス。子供たちの秘密基地!?が集合した巨大なストローベイルドーム。手が届く高さに作られたストローベイルの屋内菜園。露天風呂付ストローベイルハウス、、などなどまばゆいばかりのアイディアが溢れます。そしてなんといってもエンディングセッションで一番なのはみんなの笑顔と輝く瞳です。(そして一番はしゃいでいるのはカ
メラをもった臼井さんです)ストローベイルハウス建築の作業、パーマカルチャーの講議、オープンマイク、農業実習、モーニング&ファイヤーセッション、みんなで食べる食事、森の中の散歩、何気ない会話、、ひとりひとりの様々な思いが満ちていくひととき。今回も楽しくて充実したBeGoodCafe安曇野でした。(松木)
最後にこの建築のために作られたニードルが希望者に提供されました。この難関を手に入れたのは じゃんけんに勝ち進んだ5名でした。
観察と考察
作業工程を復習して、それぞれが思い描くストローベイルハウスをイメージする。
これがいい、とそれぞれが言う部分を付け足していったら自然と一軒の形にまとまったのは心地よかった。ここでは個人的見解を述べてみたい。
「築」に関しては、現在あるパーマカルチャーバイブルにおいても片手落ちに思えてならない部分がある。積雪に対する考えがないからである。日本の豪雪地帯は少数派の特徴を持っているためだろう。夏は盆地性の気候でうだるような暑さになり、冬は湿った重い雪が降り積もる。夏は風の通りを考えたほうがよく、冬は雪の重みに耐え積雪の処理を考えたものでなければならない。これはこの地帯に住む者が考えていかなければならない課題なのだが。
そんな自然環境では、この壁には不安な点が少なくない。そう、アメリカの建築例を見てきた中で、その土地の通年の気候がどうだったのかを詳しく聞くことを怠ってしまった。
やはり第一に思うのは積雪についてである。温暖化で小雪傾向であっても積雪深2メートルは意識しなければならない。(あらいさんの実家は今でも4メートルは積もると言っていた!) 杉山さんに聞いてみると、積雪地帯では長岡に例があるというが、やはり大変らしい。通常の住宅建設に際してでも、夏に考えて建てると冬に不備が露見し、またその逆もよく話を聞くことである。こと湿気にむかなそうなストローベイルならば、なおさら熟慮を要する。利点は何か。最大の利益は断熱性ではないかということ。田舎ゆえの贅沢なのだが、壁厚をそれほど気にしなくても内部空間は確保できる。以前自宅にあった、2階建ての杉板壁の倉庫は、果実の保管庫としても利用するために20cmくらいの板と板の間におがくずがびっしり詰められていた。内容物が粉状なのでネズミも巣にしにくかったのではと推測する。次が見栄えである。やわらかい感じを風景に与える。
こうした適・不適条件をあげて話をしていると、積雪地帯での利用の可能性がどの辺りにあるかが解りかけた。基礎を高くすること、ひさしを深くすることで雪をはじめとする水分からなるべく壁を遠ざける。骨組み構造との組み合わせで、変質で壁自体を作り替える場合に備えられる。など、和式ストローベイルハウスとして考えを発展させると楽しい。
ブロックをつくる機械は意外と安く手に入るようなので、壊れることを前提とした大きさのもので築く機会を待ちたいと思う。(高橋 登)
エンディング
みんなで大きい輪になった。
百一姓。 ねばならないことはない。えーげ海。
集団に居つつ、臼井さんと言葉をキャッチボールしたような感じのキーワードたち。臼井さんは簡単だ。感嘆だ。 その日新宿に着き、大雨で発券停止の夜行列車の再確認をとると、「列車は運転するけれども事前に乗車券・寝台券を購入した人だけを乗せます。」
あわただしさは戻ってきた。翌日の記録的な東京の暑さに触れてから帰り路についた。(高橋 登)
関連本とその後の連鎖本(高橋 登)
ポスト資本主義社会
P.F.ドラッカー、ダイヤモンド社、1993
水は答えを知っている
江本勝、サンマーク出版、2001
落葉樹林の真と神
斉藤次男、自費出版、2002
その後の建築の様子
ビーグッドカフェ安曇野Vol.13 報告
テーマ:『オーガニックな生活入門』
<築>心地よい住みかを作ろう
深呼吸する家、自然に還る家〜自分で作れる、自分らしい家
●「ストローベイルハウス」づくり
日時 :7月17〜19
日(2泊3日)
今回は、パーマカルチャーの講議実習の他に、「築」をテーマにストローベイルハウス作りを学びました。
杉山さんというアメリカでストローベイルハウス作りを勉強された大工さんがていねいに説明をしてくださり、実際にみんなでワラを積んで建てました。
今回は予約が殺到し、キャンセル待ちも。
結局40名の制限人数に対して、47名の参加者数になってしまいました!
始めての2泊3日のワークショップにスタッフ一同気合いを入れてのぞみました。講議も実践もゆったりと出来て好評。
いつもよりのんびり出来て、参加者同士のつながりも自然と広がったようです。
また、事故もなく終わったのでホッとしています。
素敵なヨガをリードしてくださったスマコさん、テトラさん、ありがとうございました。
そして、またまた大変な事前作業をこなしてくださった臼井さん、竹前さん
ありがとうございました。
スタッフのみなさん、おつかれさまでした!
次回は、9月25-26日に「医」をテーマにホリスティック医療についてやります。
ぜひ、みなさんお越しください。
早めに予約をお願いします!
peace シキタ純
スタッフメールに流れたメールです。スタッフをねぎらうシキタさんの気持がありがたいですね コメント臼井@信州安曇野
BeGoodのスタッフのみなさん、シャロムのみなさん、そして今回参加されたすべてのみなさんへ、お疲れさまでした。今回のBeGoodCafe
AZUMINOは2日間ということで内容もたっぷり、余裕もたっぷり、そしてひととの出会いもたっぷりで本当にいいセッションでした。またぜひ9月にお会いできるのことを楽しみにしております。
それでは遠路をお越しのみなさんご無事でいらっしゃいますように。おやすみなさい。松木信治@長野
今回もBeGoodCafeでシャロムにお邪魔させていただきました。本当に有り難うございました。シャロムではいつも目に見える形、目に見えない形、いろんなメッセージとエネルギーをいただいており本当に感謝です。自分もGIVE&GIVEのスピリットで生きていきたいと思います。地球の畑は耕さず、心の畑を耕して、、本当に有り難うございました。無事到着した長野にて梅酒をのみながら、、松木
皆様。
北川貴英です。
どっちかというと、もともとエコロジーとかそういうのにそれ程興味がなく、渡辺文にそそのかされて参加した私でしたが、この三日間に価値観が変わりました。
目からウロコです。
今までエコロジー系の事に関して妙にアレルギーがあったのですが、シャロムで垣間
見た循環する生活が、その方が心地良いとか、健康に良いとかそういう目先の効果以上に、長いスパンで見て、自分や子供達にとって超合理的でオトクなんだなあって実感してしまいました。
朝の農業実習で、残飯の処理法を聞かれた臼井さんの、「これ、ざんぱーん」と叫んでぶちまけられた、前日の残りのパスタと思しき細長い物体がひょろひょろ飛んで行く光景が、僕の中の奥の方で何かを変えてしまいました。
皆さんとの会話とか作業とかもとっても楽しかったです。
また、あえる機会を超楽しみにしてます。
カーシートシェアリングして下さった方、本当に有難うございました。
思いきって「help」を呼び掛けてみるものですねえ。それではまた。
・北川貴英・
PCCJ/長谷川アトリエ 山田です。
BeGoodCafe安曇野 大変皆様お疲れ様でした。また、お世話になりました。
最後まで皆様にお付き合いすることが出来ず、大変残念に思っています。申し訳ありません。
シャロームヒュッテのHPにアップされている写真をみると、最後のエンディングセッションもとてもよかった様子が伝わってきました。
ああしてみんなでわっしょいわっしょいと作り上げていくプロセスは本当に楽しいですね。
普段、きちっとした図面と契約の中で仕事していると、ああいった「自由な」建築はとても魅力的です。これからセルフビルドは大きな可能性をもっていると思います。
どうぞ皆さんもご自身でどんどんチャレンジしていってください。
お世話になった、BeGoodCafeのスタッフの皆様、ならびに臼井さん、シャロームヒュッテのスタッフの皆様どうもありがとうございました。
また皆様にお会いできるのを楽しみにしています。PCCJ(http://www.pccj.net/)にも是非一度遊びにおいでください。ではまた。
tree:古屋大樹:フルヤヒロキです。
ビーグッドカフェ安曇野vol.13ではお世話になりました。
今回も楽しく過ごさせて頂きました。
作業や講義やスライド・ショー、ヨガなど、盛りだくさんのプログラムを満喫させて頂きました。
壁塗り・漆喰塗りも体験できたので、今度引っ越す家で実践してみたいところ。
いろんなお話を聞けて、楽しく勉強させて頂きました。
スタッフの皆さんには、毎度ながら感謝しています。
「コミュニティ・カフェ」=出会いと交流の場=「出会い系サイト」(!?)を提供して頂き、有り難いです。
ありがとうございます。ご苦労さまでした。
今回もたくさんのチャーミングなヒトたちとお会いできて、本当に嬉しかったです。
お話できた方、あまりお話できなかった方、共、お見知りおきを。
コレをご縁に、今後とも、楽しくお付き合い頂けたら幸せです。
デジカメ画像をオンラインアルバムにアップしましたので、よろしかったらご利用下さい。
http://photos.yahoo.co.jp/tree1029tree1029 「0407BeGoodCafeAZUMINOvol13」フォルダ
さて、一晩空けた、今日の東京はヒドイ暑さ!
爽やかでピースな安曇野とのギャップに、もう汗ダラダラです。
チャッカリ今日までお休みをとっていたのですが、さすがにエアコンなしでは家の中はひどい暑さ。
昼過ぎ、自転車に乗って、近くの市民プールに避難しました。
…でも、この東京の暑さは、ほかでもない、「自分のせい」。
自然の調和を乱す暮らしをしてる僕らが原因。
今、自分の暮らす場所で、出来ることから何かしてみよう、って改めて思いました。
皆さんも、心身ともにヘルシーに、素晴らしい日々を重ねられますように。
取り急ぎ、メールにてお礼まで。
Peace & harmony on this planet!
-tree: Hiroki FURUYA
臼井さん、
そして、ストローベイルハウス造りで一緒だった皆さん、こんばんは!
週末は楽しい時間をありがとうございました、渡辺文です。
週末は、本当に本当にお世話になりました。
人生を変える二泊三日でした。
こんなに大きな体験になるなんて想像してなかった!
東京に帰ってきてからの今日一日で、臼井さんとみんなが、
どれだけ私の中に登場したか!
一分間に一回は臼井さんやshalomで会ったみんなに会ってるよ。
仕事中も臼井さんがアップしてくれしてたサイトを横目にがんばりました。
というか、サイトを観てる合間に仕事したって感じです。
臼井さん、早々とアップしてくれて本当にありがとう。
今朝起きたときには、安曇野と今の生活のギャップにイライラして困ったんだけど、臼井さんが「いいの、それぞれいろいろでいいのっ」って言ってくれそうな気がして、「そうだよね、今の生活の中で出来ることを見つけて行こう」って、スーっと思えました。
今回の体験の中で、本当に数え切れない程の発見や、変化がありました。
ペンキを持つとどこまででも塗りたくなることも楽しい発見だったけど、何よりも、「それでいいの」っていう臼井さんのことばが私の土台になって、自分自身が柔らかくとけたように思えます。
「私もあなたもおんなじ。境界はないの」
「なんでもうまく活かせば活かされる、敵はいないの」
「人間はどうにかうまくしようと思いすぎる、自然は絶妙〜なバランスで出来てるの」
「お金はたいして大事じゃない。問題は解決だ、そのことこそが楽しの」
「男と女は別れてもいいの、その過程が大切なの(笑)」
農業実習の中での臼井さんの一言一言が、
超直球で、今日も私の心にストライクしてきます。
おっきな笑顔とおっきな声と青いツナギと一緒に。
本当に楽しいことって何なのか、それを感じた週末でした。
そして、二泊三日を共に過ごした仲間との出会い。
それぞれの土地で、一生懸命真剣にがんばってるみんなの姿も、
私の中に入ってて、私を突き上げます。
いつかセルフビルドの家を建てる事になったとき、
手伝うというより、共に「遊びに」来てくれるだろうって心の底から思えます。
そして遠慮なく、それぞれの智恵を出してくれるんだろうなって。
その日が今からとっても楽しみです。
一緒に家を創れたから、一緒に朝の森で発見したから、
暗闇の森で片寄せて歩いたから、一緒に蝉の脱皮に興奮したから、
おいしーーごはんを一緒に食べられたから!
shalomでの、いっぱいの共有が、友達をいっぱいつくってくれました。
本当に素敵な関係をたくさん創れたり、
かっこよく生きる人にいっぱい触れられたのも、
このfield「場」を創ってくれた、臼井さんやbgcのstaffの皆さんのお陰です。
心からお礼を言いたいです。ありがとうございました。
すべての場を、本当に素敵にcreateしてくれた
センスのいいstaffの皆さんに心から感謝です!
ありがとうございました。
またお会いできるのを心から楽しみに。
渡辺 文
BeGood Cafe安曇野vol.13に参加したみなさん、臼井さん、山田さん、杉山さん、四
井さん、BeGood Cafeスタッフのみなさん、シャロムスタッフのみなさん
tuttyこと、ツチヤヒロミです。素敵な3日間を共に過ごすことができたことを感謝
します。ありがとう!
安曇野の心地よい気候から一転、東京では40度にせまる気温まで上昇し、もはや外
を歩くことですら危険な状態。これもすべて人間が出した「汚染」の結果なんだよ
ね。すべての人たちが、パーマカルチャーを実践したら、どのくらい気温は下がるの
だろうと、仕事中に考えてしまいました。
2泊3日のワークショップでは、素敵な出会いがたくさんあったね。みんな初対面な
のに、なぜか古くからの友人のような近さがあり、「つながり」を強く感じた3日間
だった。共通の思いを抱いている人たちが集まると、すごいパワーになるのだなと実
感したよ。
とにかくよく食べ、飲み、体を動かし、笑ったなあ。
そのおかげで治癒力が高まったのか、毎晩悩まされているクシャミがどこかに飛んで
いきました。
今の私に必要な要素がたくさんインプットされたからかしら?
臼井さんの「敵はいない」という言葉を聞いてから、私の最大の敵である「蚊」もお友達になろうと、つぶすことをやめました。
そしたら、朝庭に出たとたん、5箇所も刺されてしまったぁ。
これは笑い話として・・・ほんとにグサリと私の心に刺さりました。
またみんなと会えるのを楽しみにしているよ!
ツチヤ ヒロミ
臼井さん、スタッフの皆様、参加者の皆様、あっという間の2泊3日でしたが大変お世
話になりました。
何だか懐かしの林間学校みたいな楽しい体験が出来て、とっても楽しかったです。
オマケに色々な達人に出会え(ちょっと気後れしてしまいましたが)、家族の様に過
ごせてHappyでした。
臼井さんの肩の力を抜かせるトーク
シャロムの雰囲気と周りの空気
オープンマイクでの緊張感
山田さんのセルフビルド講義
手ぬぐいの巻き方講習会(同好会入りたいよー)
みんなでワイワイと造るストローベイルハウス
SUMAKOさんのヨガ&テトラさんの音楽(&いじめられキャラ)
美味しいマクロビご飯
葉っぱ一枚にでも感動を教えてくれるあやさんのナビゲート
もーーーっ、いーーーっぱい、いっぱいの感動と感激を有難うございました。
日付が変わってからの慌しさったら、昨日までの幸せ感が掻き消されてしまいそうでしたが、みんなそれぞれのステージで頑張っているんだ、と思いまた日々の生活に気合を入れて行きたいと思います。
9月のBGCにも参加出来る様に、旦那子供のしつけに励みたいと思います
原 香織(新潟)
BeGood Cafe
安曇野13 ありがとうございました。
少し、ぎすぎすしていたココロのなかが、ほかほかな気持ちになりました。
あれから、毎日せみの羽化をみているんですよ♪
うれしい偶然か、
より、小さないのちにも「気づき」のできる私になったのか??
なんだか日々のひとつひとつが、かけがえのない一日に思えてきます。
さて、いよいよ明日からネパールです。
土の壁の家も、また身近に感じながらみれることと思います。
たのしみです。
ありがとうございました。
添付の写真は、四葉の葉とパーマカルチャーガーデンです。
これ↓また日記です。こんなふうに思いました。
安曇野、朱夏。再びの此処。
メタンガスでなに焚きましょう?
中水道は天の恵み。
土のにおい。てのひらに沢山のいのち。
背の高い向日葵。太陽のほうを向く。
60%がいっぱいの潔さ、心地よさ。
キュウキュウのココロのなかが、ほっと安心をする。
夜の森。
耳を澄ませて、目を閉じて。
また開いて研ぎ澄ませ。
だんだんと近づいてゆく森。
7年の時を重ねて、飛び立つ、小さないのちの。
壮大さと、美しさと、なんだか言葉にできない想いと。
藁と土の家づくり。
知らなかったことを知ってゆくよろこびと、
私の手でもできたってことの事実と。
たくさんのてのひらがあるってことと。
...笑、笑ですな。ウフ♪
またひとつ。またふたつ。生きてくことのかんじん、ふえた。
繋がりの今日。夢みる明日。
NO RAIN NO RAINBOW
そう、雨が降るから、虹も出る
ではでは。またまた。
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☆ いいことひとつ流れ星。とんだ。
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by ゆきんこ
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