初日は13:30にシャンティクティに集合し、概要説明から入った。
オリエンテーションで事務局長の梅崎氏挨拶し、グループでのシェア。
体ほぐし、気持ちほぐし
・どこから来たか?
・一歩前アンケート(パーにきたきっかけ@建築A自然農B人とのつながりCリフレッシュ、美味しい食事)
・ロープ輪くぐり
総勢22名が手をつなぎ、フラループを2本、間にはさみそれをいかに早く一周させるか競う。
そこから学んだこと
コミュニケーション、相手を思いやること、Just Try。モヤモヤ感からの達成は素晴らしい。
松下幸之助は20パーセント価格を安くするのは普段の発想で可能なのでそれほど変わらない、
ところが、50パーセント価格を抑えるというと、根本から見直しするので全く新しい発想が生まれるんです
なるほど、スゴイ話しだぁ、それを聞いたみんなはさらに大盛り上がり!したのでした
その後、
シャンティクティーの施設を見学。
森は生態系の豊かなところ 日本人の暮らしを世界中の人がすると何個の地球が必要でしょう
先ずこの問いかけからツアーが始まりました。
10個? 実際には2.5個が必要です。
私たちの豊かさは自然と第3国を犠牲にして今があるのです。
有限な地球の中で無限な経済成長を追い求めてきた人類
もっともっとというモアーモアー教から 知足 足を知る タルタル教に移行を促せられました。
ルーフトップガーデン 屋根の上には麦が生えておりミントも残っていました。少しでも穀類自給率を上げよう?という試み 断熱と失われた緑を復元しよう。
玄関はカタツムリストローベイル玄関 ストロベールでできています。3匹の子豚の中で1番評価の低かったワラも土と重なり漆喰が塗られることでより強固に防水性もある建物となります。弱いものでもつながることによって今までにはない特徴が生まれます。1番評価の高かった煉瓦はヨーロッパの森林破壊に支えられてありました。
生かそう庫 捨てられるものを生かして作る建築
断熱材は畳 屋根の鉄平石は製品にならないもの 軽トラックに詰めるだけ積んで500円 柱は敷地内のものウッドマイレージゼロ
非電化冷蔵庫の断熱は畳と籾殻 電気を使わない非電化冷蔵庫ができあがっていました。
原理は夜の放射冷却を水に蓄えて利用するもの 夏が楽しみですね。
現在はリンゴや野菜が入っていました。
籾殻のボイラーも見せて戴きました。産業廃棄物の籾殻で給湯 暖房ができる優れものです。
パーマカルチャーは持続可能な 農的暮らしのデザイン 開発が進んだ1970年代オーストラリアで体型づけられました。自然へ帰れという反対運動でなく心地よい暮らしを提言しようということで生まれました。
今ではたくさんの人がパーマカルチャーの考えを取り入れて暮らしています。
キーホールガーデンや多様性のモデルのロックスパイラルガーデンが紹介されました。
ロックスパイラルガーデンを作ることがパーマカルチャーでなく パーマカルチャーを通じて日本の文化を再認識することが必要です。
雨水タンクやバイオジオフィルターもあります。
パーマカルチャーガーデンとして整備された庭はゾーニングといって建物 キッチンガーデン 畑 果樹 林と利用頻度によってゾーニングされています。
1ゾーンから5ゾーン 持続可能 多様性 調和 そんな心に自分自身が変わることが1番大切かもしれません。
ぐぐぐるグリル森の縁側 薪のシステムキッチン アースオーブンです。
2コのかまどで御飯 汁物ができて その廃熱がアースオーブンを暖めます。煙から木酢液が採れ 薫製器も煙突上部に置くことができます。排煙部分には銅パイプがまかれお湯を作り出します。
水は雨水が利用できるようになっていてお湯のタンクにも入るようになっておりオーバーフローは雨水タンクに入って食器洗いなどに使われます。
屋根はルーフトップガーデンになっていて雨水がとよによって集められます。
バイオジオフィルターの役割をルーフトップガーデンが持っています。
まさにピークオイル後の 薪のシステムキッチンです
アースシップの考え方をコンセプトデザインに 現地にあるものや使われない物で建築する
曲線を使ったシードハウスづくり
アースバックの基礎と畳ベールの壁 らせん階段で屋根に登れるようにして内部もらせん階段 半地下の室
屋根はルーフトップガーデンとしてキーホールガーデンを作る とんがり帽子は板葺き ドーマによる換気と採光
http://www.ultraman.gr.jp/perma/seedhause.htm
種バンク
http://shalomusui.blog90.fc2.com/blog-category-63.html
・エコガーデンハウス
ペチカタイプのロケットストーブ、温室、ロフト、雨天時の作業場、農機具置き場など これまたお得意の『多機能デザイン賞』受賞作品ですね (^u^)
http://shalomusui.blog90.fc2.com/blog-entry-1461.html
庭で飼われている日本蜜蜂 自然の恵みです。
ゾーンニング デザインされた自然農による畑
草がいっぱいで土が見えない畑にビックリ仰天!
自然循環の中に人が食する作物を植え、共生する行為は、とってもワンダフル!です
自然農はのこぎり鎌とクワがあれば十分
持ち込まない、持ち出さない
足すのではなく引くことが大切
パーマカルチャーでは『プロブレム イズ ソリューション』
問題は解決だと言いい
大問題ほど大きく変われるチャンスとして捉える
うまく行かないことはなぜ、うまく行かないか、学習する機会として捉える
そして、うまく行くまで楽しくやり続ければ良いのだ
早く自然農のある暮らしを始めたい、、、
改めて実感した
ケンさんの熱い解説は続く、、、
川口由一氏の自然農のVTR http://www.youtube.com/watch?v=Lla3M7lH8XE&feature=related
一つひとつ、多くの人の思いと手仕事で作られた空間は
とても心地イイ
さあ、みんなで実現しよう、地球ひとつで暮らす豊かなライフスタイルを目指して!
そんな気持ちになった、素晴らしいツアーでした
帝国ホテルを設計したフランク・ロイド・ライトは自然がもっとも素晴らしい教師であるといい 自然に直線はないとも書いている。
直線は人工的な風景である。
どうしても建築が味気ないのは直線だからであろう。
同じ事をフンデルトヴァサーが言っている。
有機的な建築は曲線なのかもしれない。
ガウディーの様な シュタイナーのような建築 曲線には直線にない優しさと美しさがあります。
ガウディーは「美しい形は構造的に安定している。
構造は自然から学ばなければならない」と、ガウディは自然の中に最高の形があると信じていた。
今井兼次は碌山美術館を設計 日本にガウディーやシュタイナーを紹介している。
この今井さんが碌山美術館を訪れた折りににシャロムの建築過程を賞賛された経緯がある。
図らずもガウディーやシュタイナーと同じ目線で今回アースバックハウスを造れたことは嬉しい限りである
http://www.ultraman.gr.jp/perma/eathbachouse.htm
ティピ温室の作り方 ティピの建て方 大風が吹いて倒れてしまったティピを立て直しました。
まず3本の竹を縛ります。この縛る位置はビニールの幅に合わせます。ビニールの幅は3メーターなので3メーターの位置を縛ります。ロープは5メーター位のロープを使い一本足すごとに1周していきます。3本6本 12本で12周することになります。強く引くとまとまって安定します。余った端を竹に縛り付けます。竹は少し穴を掘って差し込みます。ビニールは3メーター×11メーター直径4メーター 5メーター50のところを縛り竹に縛って結び目に立てかけます ビニールを広げて入口を作り完成です。下は石を置いて風がはらまないようにします。
パーマカルチャーではアウトプットをインプットに 無駄なく利用するという考えがあります。
ゴミを処理して発熱 温室に使うというのは無駄のない方法です。堆肥もでき育苗にも役に立ちます。
春には肥料 育苗土もできますね。庭の落ち葉もきれいに片づきます。
段ボールコンポストの発展版の踏み込み温床ミミズコンポスト温室です。
冬加温しなくても発酵熱で暖まり信州の冬を乗り越えられればと思います。
今年畑が整備され マンダラガーデンやティピガーデン キッチンガーデン ロックスパイラルガーデン バイオジオフィルターなどとのつながりが生まれてきました。
ティピガーデン 竹を利用したティピ型の温室 春は温室に5月からは蔓性のものをはわせます。キュウリやヘチマゴーヤなど中の三脚で採ることができます。日陰では挿し木ができます。
コンポストトイレ 明るく清潔で循環のある快適なトイレを目指し作られました。
水洗トイレは私たちの目指した究極の快適なトイレかもしれません。ビルの30階でも快適に使えます。
でも便利さの陰には問題点もあります。
コンポストトイレは快適性は水洗トイレには落ちますが 水の無駄や処理施設等も必要なく循環が生まれます。
時間がたてば飼料として大地に帰すことができます。
今世界では水不足による飢餓が始まろうとしています。飲み水さえもない時代です。土地や畑があれば循環型のコンポストトイレも利用可能です。
便槽を空けてみました。便槽には木挽きぬかが50pほど敷かれています。
ここにうんちやおしっこが落ちます。攪拌してやればにおいもなくなり微生物による分解が進みます。
木挽きぬかのにおいがむしろ心地よい空間を生みます。
エネルギー自給の試み 非常電源 コンポストトイレはソーラーと風力発電でまかなっています。
けん爺からメッセージ
地下資源を使わないで、今ある周りのものを使うのが重要だと思う、足るを知る。
More and more → enough
自然と共に生きることが大切。
教えられるものではない、自分たちで探求し、発見していくことが大事。
パーマカルチャーでは『プロブレム
イズ ソリューション』問題は解決だと言いい
大問題ほど大きく変われるチャンスとして捉える
うまく行かないことはなぜ、うまく行かないか、学習する機会として捉える
そして、うまく行くまで楽しくやり続ければ良いのだ
パーマカルチャーの紹介ビデオ
オーストラリアで70年代に生まれたパー。
オーストラリアのクリスタルウォーターズ。
地域通貨で動いている街、マレニー
人生には色々なことがある、ダメな時はその時に考えればいい。
うまくいかないときは新しいものが出来上がる。
今を生きる、過去でもなく未来でもなく、今に意識を向けたらHappyだ!
競争から共存へ、通貨から協力へ。つながりのある、祈りのある生活。
きょうの料理メニュー
米、ナムル(明日葉、人参、ほうれん草)、チェプチェ、スープ(チベット風)、デザート(ダリア)
たみちゃんのきょうの言葉
「自分を捨てるとすべて入ってくる!」
う〜ん、日本版サドゥーかと思いました。