6月23日(日)皆さんおはようございます。まずは、ともこさんによるプチヨガからスタート。リフレッシュして頑張りましょう。
最初にグループの畑に集合。
ゆもっちより作業メニューの紹介。
大豆、小豆の種まき、トマトの誘引、レタスの収穫、にんじんの間引き、大根の間引き、さつまいもの草取り、タカキビの確認。
まずは大豆、青大豆の2種、播種するときに水を少しいれることが大切。花が咲くときに、根にコンリュウ菌が付着する事を教えていただく。
まずは大豆、青大豆の2種の種まきから
大豆はたんぱく質が多く、発芽の時に水が多すぎると腐りやすくなってしまうので、水は
けのよい畑を選ぶと良い。
逆に花が咲くとき
に、水が少ないと実つきが悪くなるので、乾燥しすぎる畑も向かない。
豆科の植物は根に根粒菌が付着し、空気中の窒素を根粒菌が固定し、植物に与えてくれるので地力のない畑でも育ちやすい。
早生(わせ)、中生(なかて)、晩生(おくて)と品種を分けて蒔くと蒔き時期、
収穫時期がずれ、リスク分散になってよい。
条間を70〜80cmとり、今回はウネに2条ずつ蒔き,株間は40cmから50cm(早生は小さめ、晩生は大きめ)の間隔にするとよい。
注意することは鳥に見られないこ
と、せっかく蒔いた種を食べられてしまう可能性があるため。
種を2粒蒔く時は、深さは種の直径の約2倍ほどで少しはなし鎮圧する。同じように花嫁小豆、紅白小豆を蒔いて
みた。
少し移動しトマトの誘引をする。
支柱に枝が折れないように麻ヒモで8の時結びをする。
8の時で結ぶと空間が開き、苗にストレスを与えない結び方。(オイラの畑でも8の時で結んでみました。支柱と苗を「 ∞ 」このように結びます。)
わき芽は葉を1枚残してとり。加工用のトマトはわき芽を採らないで収穫する。
つずいてレタスの収穫、葉を下から必要なだけ採る。
切った断面から白い液体が出るためレタスのことを和名で乳草という。
にんじんの間引き、指2本程度の間隔で間引き、葉が大きくなったら指5本程度の間隔にす
るとよい。
大根の間引きは、となりの葉にふれあう程 度でよい。
また、残す方の根を傷つけてしまいそうな場合は葉を切るだけでもOK。
さつまいもの草取り
株間の草を交互に草刈をすることで、虫のいる場所を確保する。さつまいもの
葉を食害する甲虫類もいるが、
虫のバランスが取れると害も減ってくる。
注意することはかぼちゃ、ズッキーニは交雑しやすいので離して定植する。
タカキビの発芽の確認、間引くときは3cm間隔にし、25cmに2本支えあうようにすると良い。雨が降り土が濡れているときに間引くと良い。
たまねぎの収穫
晴れている日に収穫し、半日乾かす。
今回収穫したものの中から育ちのいいものを選んで乾燥・保存しておき、秋に植え付けをする と、
翌春に葱坊主がついて種が取れる。
インゲンの確認
支柱に蒔きつける。草を刈ってから間引くと良い。(草を刈っているときにインゲンを切って
しまうことがあるため)
次にみんなの畑へ移動、支柱にわらを結ぶ。
わらの先端を水でぬらし細い部分で結ぶと良い。つるで育つ(きゅうり、豆系)が、ひげを伸ばすネットの代わりとなる。
ニンニクの収穫、10期生からのプレゼント、6月から7月にニンニクの葉が黄色くなったら収穫。(乾いた日を選びましょう。)
農業実習はこれで終了、ゆもっちありがとうございました。
場所を移動し、うめちゃんによるスライドを使った、昨日の講義で話し合った(熊さんのレポートに詳しく載っています) 日本のシステムデザインのまとめ、結果を聞く。
日本の食料自給率、米、100lに対し畜産57l、(熊さんが生まれた頃の日本)は輸出、輸入はほぼ一緒なのに対し、2000年を迎え輸入は増え、輸出は減っている。
フィードマイレージは輸入相手国から(小麦、肉、大豆)が多く見られる。
エネルギーは自給できるのか?
産業がほとんどの割合を占めており、家庭では給油、暖房などに使われる。
発電所は60l利用されない排熱を生み出し、太陽光発電(消費量400kwh)は17畳ほどで300万円 (もっと安くなりませんか 五十嵐家案)または
「一般家庭の声」・・・・・?
電気消費量のうち、(エアコン、照明、テレビ)が3分の2をしめ、60wの白熱球に対し蛍光灯は13w、白熱球の8倍、LEDは60分の1の電気量、白熱球の80倍の消費量となる。
バイオマスエネルギーは、ペレット、薪ストーブが支流になり、 (五十嵐家では近いうちに導入予定?) CO2の排出は森林などが取り入れてくれる。
バイオガス、家畜、人の糞便を醗酵しメタンガスへと変え、ロスは2lほど。
ドッグイヤーからマウスイヤーへの変更、昔は手紙(ラブレターなど)
今は、携帯電話=パソコンメール=携帯メールへと変わりインターネットの力によりフェイスブックが回覧板の役目をしている。これからの経済は、物を交換する交挽経済、円で縁が切れる経済となり、安心で安全な暮らしはライフワークバランスが必要で、仕事と暮らしの時間的なバランスが必要となる。
答えはパーマカルチャー。
人間が生きるための法則、「衣、食、住、医」、この言葉は正しいより楽しくつながるパーマカルチャーの法則になる。
TPPなどは、私たちの暮らしを天と地にする政治力を持ち、住みやすい社会とはどのような物なのか、人間は人との(つながり、関わり、教え、分け、支え)の5つの「アイ」につつまれての生き方、暮らし方をパーマカルチャーは教えてくれる。
うめちゃんの分かりやすい講義 いつもありがとうございます。
今までの人生 (オイラは何をしていたのかなー) て、パーカル塾に来てから、利益ばかり望む社会と、使えなければ野菜の芽のように間引かれてしまう社会があります。
利益だけを望めば日本の政治、企業、そして農業も衰退し、海外からの圧力に負けてしまうでしょう。
これからの日本を守るためパーマカルチャー的な生き方はオイラは最高だと思います。(素直な気持ちになって*感謝*)
みんなおなかペコペコブランチタイムです。
天と地の恵みと作ってくれた人に感謝して 〜いっただきまーす〜
今回の献立は真っ白なご飯に良く合う、(揚げ物)「タイ風さつま揚げ」 ミソ、キビ、玉ねぎ、コブみかんの茎、にんじんの葉を練りこみ、油で揚げたもの (ふわふわの食感、味噌の香りと甘味、キビを使ったモチモチ食感が最高です。
スープはトマトスープベースにセロリとトマトを加えた(酸味、塩味、香りのバランスの良い味)ブランチにはぴったりです。
(タミさん、オイラのレシピとして使わせていただきます。)
サラダは春雨サラダ(あっさりとしてお口直しには最高です。)
メインの辛くないカレー(レモングラス風味の香りの強いカレー) 辛味が苦手な方、子供でも食べられる一皿です。
今まで食べた食事と、今後作っていただく食事を、オイラの必殺レシピとして使わせていただきます。(タミさんよろしくお願いします。)
いつもおいしいお料理ありがとうございます。大変勉強になります。
おなかもいっぱいになり、いよいよモバイルハウス建築です。
みんなはりきって頑張りましょう。
いつもダンディーな杉山さんの登場です。まずのみを使うのでのみのかつらあわせを学びます。
ノミのカツラあわせ】
1)ノミの上のリングをはずす
2)リングをはずした部分をヤスリで削る
3)再びリングをはめたら、かなづちで頭の部分を力強く叩く
4)叩かれた頭がつぶれて外側に押し付けられたら、完全にリングは取れなくなる
ノミのカツラは新品の状態では下がっていない場合もあります。内側に面を取った物もあれば、角が立った品物もあります
カツラが柄から出た状態で使い始めた場合、直接叩くと最初は気づかないのですが、
表面は、叩かれる事により反動で伸ばされ、内側と、外側に潰れて広がっていきます
内側に広がって、柄にかぶさると、そのうちに緩んで必ず抜け落ちます
使い始めは、最低でも柄から沈めてて、柄から少し出た状態で使い始めます。
できれば、新品の鑿は一度カツラを外し、下側内側に浅い角度でヤスリで面を取ります、
浅い角度でクサビ状に入り込むように面を取ります、少しで良いのです
柄を木殺しするよりも、しっかりはまり込みます
カツラに面が取っていないと、カツラの角で、硬い分柄を削り、結果適に緩む原因にもなります
面を取り、クサビ状にして入れると、面を取っているので、この部分が木殺しの役目をして絞り込まれ、硬く入ります
この状態で柄の頭よりややカツラが下がるとベストです
カツラから出た柄の頭は、玄能の角を使いなどで、柄の頭角が外に広がるように回しながら少しづつ叩きます
カツラに柄がかぶればOKです、これで絶対外れません
最低、柄の角を叩き、カツラにかぶせます。
前回学んだ、(い・ろ・は・に・ほ・へ・と)を目印にホゾを切る班と、ホゾ穴をノミで穴をあける班にわかれての作業。
悪戦苦闘しながら、作業が進みました。。
みんなで作業した柱、ケタ、ハリ、タルキを仮組してみる。
次回は建前です。勝手ながら、りょうちゃん神主お願いいたします。(楽しみですねー。みなさんも協力しましょうね。)
充実した2日間が終わりを告げようとしています。みんなの近況と感想を振り返り、ともこさん、けんじさん、うめちゃん、ゆもっちの感想を聞き、第11期生4回目の講義、ならびに実習を終わりにいたします。
皆さんお疲れ様でした。
ひとつ忘れていました、次回は宿題の代わりに11期生の卒業試作作業があります。
皆さん10期生のカルタに負けないようなアイデアを考えてきてください。
以上 いがちゃんでした。