とても濃い幻想的な霧の中..
みかちゃんナビゲートで1日がはじまりました!
︎︎7:00
︎︎◌エンターテイメント@(みかちゃん)
« 今を感じる»
みんなで輪になって立ちます。
まずは目を閉じて心を静めて自分の内側の感覚を感じます。。
そして、今度は外側の感覚を感じます。。
触覚、聴覚、嗅覚、視覚、味覚、、、
今の気持ち、体調、体温、肌に触れる風や霧、鳥や草木の声、土の匂い、瞼の光、舌の感覚、などなど
[みかちゃんの優しい声とわかりやすいナビゲートでしっかり今を感じられました!!]
︎︎◌農業実習(のんちゃん)
«畑の手入れ»
野菜の株周りの草刈り。
先月植えた葉物を収穫!
葉物は根を残しハサミで外側の葉を切って収穫すればまた生えてくる。
からし菜や春菊やルッコラ等
採れたてをそのままパクリ!
残りはブランチで頂きました!!
[植える場所での成長の違い、採れたて安曇野野菜の美味しさに毎回驚かされます。]
«ハウス内で種まき»
シャロムは冬の間、−20℃程になるので外では野菜が育たない為、冬に食べる用の野菜をハウス内で育てる。
・種をまく場所を鎌でガリガリして土を柔らかくする。
(土の表面には草をかける代わり、保温の為に籾殻燻炭をまいてある。)
・2〜3cm間隔でスジまき。
・土を被せたらしっかりと手のひらで押さえる。
(種に空気が触れないように。下から土が上がってくるように。基本的に水は撒かない。)
[ハウスの中はホッコリとする温かさでした。ぶら下げてあるトウモロコシの種をネズミが食べてしまうと聞いて驚きました。来月の野菜達の成長が楽しみです。]
«大豆の脱穀»
大豆は脱穀して食べる用と種用にする。
・茶色く乾燥するまで畑で放置しておいた大豆を枝ごと収穫。
木槌や一升瓶で叩いて種を出す。
(足で踏んでもいい。足踏み脱穀があればそれでもいい。乾燥していれば豆が潰れることは無い。)
・サヤから出きらなかった大豆を
ひとつづつ手で出す。
・大豆を出した後更にカラカラに乾燥するまで干して、虫食いのものを選別し瓶などで保存する。(1年以上保存可能。)
[ゴザの上でみんなでおしゃべりしながらサヤから種を出す様子は田舎の風景が思い浮かんで楽しかったです。麦ちゃんもサヤを足で踏んでお手伝い!]
︎︎◌茅葺き屋根のまったりスペースにて、村さんのコーヒースタンドオープン!!
[冷える朝に温かい差し入れと村さんの優しさにみんな癒されました。ありがとうございます!]
9:00
︎︎◌卒業制作
それぞれチームごとに進める。
急遽とってくれた時間なので特に発表はなし。
[チームごとに順調に進んでいる様子!私達、コンポストトイレチームは現場でサイズの確認と穴掘りをしました!!もやもや考えているより、とりあえずやってみるのも大切だね!]
10:00
︎︎◌ブランチ
・タコライス
・おかわりカレー
・かぼちゃの揚げ餃子
・蒸し野菜
・バジルとじゃがいものスープ
・大根葉炒め
・みんなで収穫した葉物野菜
[今回も全部美味しかったです!バジルとじゃがいものスープがすごく美味しかったです。ご馳走様でした!!]
11:30
︎︎◌エンターテイメントA(みかちゃん)
13期生で静岡のみかん農家さんサトちゃんと、スタッフ見学中のニイガキさんも一緒に!
«パートナーを探そう!»
2人づつに分かれる。
チーム名を2文節で決めて、それぞれの名前にする。(例えば、チーム名希望の光→1人が希望さん1人が光さん)
相方と別れを告げ、それぞれ好きな方向へ歩く。
目を閉じて自分の名前を言いながら相方を探す!
見事全員出会えました!!!
みんなチームワークがいいね!
[目を閉じて歩くことの不安..相方と出会えるかの不安..耳だけを頼りに相方を探し、見つかった時の安心感、喜びをすごく感じました!]
︎︎◌パーマカルチャームーブメント(みかちゃん)
健全な社会に向かって
・2017年で13回目
・さまざまな国で2年に1回、1週間開かれる
・70カ国から1000人以上が参加
・色んな人が参加できるような制度があり、国によって参加費が違ったり、参加費が払えない人はボランティアスタッフとしてもさんかできる
«IPC 2017 inINDIA»
・場所..インドテランガ州
遺伝子組み換えコットンのBTコットンの畑が広がる地→インドで生産する95%がBTコットン、BTコットンの畑が広がり伝統的な農業がなくなってきている。
・オーガナイザー..ナルサナさん
ビルモリソンのお弟子さんのお弟子さん。夫婦とても仲が良く、思想と行動が一致している、Theパーマカルチャーというような人。
「インターナショナルなイベントだが、ローカルをとても大切にしている。地元の農民も一緒に講義を受ける。」ナルサナさんのそんな姿にみかちゃんも心をうたれる。
・6つのテーマ..
*変化の担い手としての女性
*社会責任を果たすパーマカルチャー
*草の根パーマカルチャー活動
*持続可能な水資源の管理
*伝統的な農業の復興と保存
*パーマカルチャーと気候変動への適応
・内容..
*エッジイベント(パーマカルチャーデザイン入門コース、糸つむぎなどなど)
*プレコンファレンス(アドバンス、講師トレーニングなどなど先生7人生徒50人の規模!)
*国際会議(活動家などの話、誰でも参加できる!)
*ギャザリング(キャンプインパーマカルチャーフェス、世界各地からパーマカルチャーのコースをとった人が参加)
・具体的な内容など..
~コンファレンス~
*ファーマーズストーリー
BTコットン農家の人が伝統的な農業に戻した話
*ローカルなオーガニックマーケット
インドの伝統的な技法を体験出来る。
インド料理の夕食後は歌や踊りなどの伝統的なステージを見ることも出来る。
*キッズスペースやボランティアスタッフも充実
~コンバーレンス~
*IPCの為に物凄く広いファームを1からデザイン。
いくつかの小屋、モデルガーデン(ガーデンの気候や過程がわかりやすく看板に書いてある!)
これから、ローカルな農家が来て勉強出来る場にしていく。
地元の高校生も遊びに来る場になっている。
*参加者は全てキャンプイン
トイレにも誰が来ても快適に過ごせる配慮がある。(コンポストトイレの和式や洋式、水洗。ルールがわかりやすく書いてある。)
シャワーエリアや洗濯場、コンポストもあり、各国から人が集まり更に変化しているのも面白い。
~アーティザンエリア~
*手工芸(縄綯い、鍛冶屋、陶芸、籠網、糸つむぎ、種、粉引きなどなど)
農村の中で経済が回っている様子がわかる。
☆ローカルな農民とインターナショナルを繋げるデザインはローカルな人の自信にも繋がる!!
☆ローカルな農民とインターナショナルのディスカッションもある。
☆女性としての誇りを持っているリーダーの言葉
「いいことをすればマーケットが向こうからやってくる。」
☆エンパワーする熱か素晴らしい!本当の意味でのピープルケア、アースケア、フェアシェアが出来ている。
☆ボランティアスタッフも裏方もスタッフ全員をステージへ上げて紹介する。
☆パーマカルチャーを使って周りにどんな影響が与えられるか..足元から変えていく!!
~トピック~
*中国語で農場を持っている女性(中国ではパーマカルチャーに興味を持つ裕福層が多いのは、意識的にアプローチしているからだと言う。台湾、マレーシア、香港などの中国語圏の人々を集めて講義をしている。)
*コンポストおじさん(コンポストオタク。自分でファームをやりつつパーマカルチャーコースを行っている。)
*東ティモールの男性(ドキュメント映画カンタティモールを手がける、ミュージシャンでもある。スクールガーデンプロジェクトを開催。子供達に野菜を作って食べることを教え、貧困の解消などに繋げている。)
*パーマカルチャーマガジンの編集者の女性(女性の集い。女性ならではの悩みの話)
*難民キャンプでパーマカルチャーピースボランティアを行う人(難民キャンプをエコキャンプに!マイクロガーデンなど。パーマカルチャーで平和をもたらそう!!特に若者と考えるコース)
*ゴリラの生息域を保護する青年(ゾーン0をしっかりと作ればゴリラの生息域であるゾーン5を護れるのではないかとパーマカルチャーを勉強中)
☆デイビットホルグレンの話
(オーストラリアからスカイプで参加。飛行機には極力乗らない!)
シリアスな社会問題よりも家族、個人、自分達の内面を変えないと世界は変わらない。
身体にも心地よい、小さな事ならみんなが真似できる。小さな事は大きな事よりも適応しやすい。
自給自足で政府に頼らなくてもよい社会を作ろう。
リーダー、主体性がわからない方が政府から潰されにくい。隙間が強い!
自分自身を変える。長期的に持続することが大切。
家庭レベルで変われば地域レベルで変わっていく。どんどん良いものが広がっていく。
良いことをしていたら、役所は何も言えない。今出来ることをコツコツやろう!
直接誰かの為になることに自分の力を使おう!
私にいい事は相手にもよい。奪い合いの世界ではない繋がりのあることに安心感を感じる世界をつくろう。
エコテロリズム..誰かを否定するエネルギーの使い方はやめよう。
☆パーマカルチャーに参加して楽しもう!小さなことをコツコツと現実レベル、足元レベルで活動しよう!!
[とても濃い内容で、感動する部分も多かったです。]
みんなの感想
・日本独自の心のコミュニティ(精神的に豊かに)を作っていこう。
・自然発生的に集まったコミュニティは上手くいく。
・楽しく地域を巻き込もう。
・自分達の住みたい世界を作ろう!
・日本とは男女の文化の違いがあると感じた。
・認め合え、お互いを大切にする。
・ここで学んだ事を活かして地域にアウトプットしていきたい!
!!!沖縄のKトラキャンパーレジェンドのアリさんが登場!!!
パーマカルチャー学び始めて18年経つ。パーマカルチャーを広める為にKトラキャンパーを作った。ピープルケアの素晴らしい人。
FB「まいまい号」で検索!!
︎︎◌これからのビジョン(みかちゃん)
16期初めての講義の際に書いた自分の木を見返す。
木の中に書いた「得たいこと、こんな自分になっていたい。」を確認して今の自分と比べる。
[少しはなりたい自分に近づけたかなぁと感じました。大切にしたい事はほとんど変わっていなかったです。この気持ちを忘れずに生きたいと思いました。]
14:30
︎︎◌振り返り
・パーマカルチャーの木を見て初めの気持ちに戻ってきた感じ。
・あと2回で塾が終わってしまうので、この時間を大切にしたい。
・考えるより行動!
・建築実習の小屋が出来て来て感動する。
・毎回、塾に来てよかったと思える。
・自分も動く時かも!
・何をやろうか具体的に見えてきた。
☆みかちゃん
パーマカルチャー塾内は、男女の役割がいいバランス。
IPCのシェアが出来てよかった。
パーマカルチャーがよくわからなくなる事もあるけど、考え方のベースとして地味に取り入れていけたらいいと思う。
☆村さん
以前までは、「パーマカルチャーの建築、畑、デザインをやらなきゃ」と思っていたが、アリさんが「自分のパーマカルチャーをやればいい」と言ってくれて、楽しみながらやればいいんだ!と思い楽になった。
全部出来なくてもいい。
スペシャリストになる必要は無い。
15:30
︎︎◌終了
[今回は塾生8人ほどで少人数だったので少し寂しかったですが、とてもいい時間を過ごせました!!1度合っただけの塾生の事も気になるし、あと2回で終わるのは寂しいですが、残りのパーマカルチャー塾の時間を大切にしたいです。11月12月は、なるべくみんなに逢えるといいなぁと思っています。ありがとうございました!!次回もよろしくお願いします!]
10/28レポート係
さる