安曇野パーマカルチャー塾:4月 2018/04/21(1日目)
■1日の時間割
13:30 - シャンティクティに集合、近況報告
14:00 - パーマカルチャーのシステムデザイン
14:30 - シャンティクティツアー
15:00 - シャンティクティのシステムデザイン観察(グループワーク)
16:00 - グループワーク発表
16:00 - お風呂(シャロムへ移動)
18:30 - 夕食(食べる瞑想)
20:00 - パーマカルチャーの原則
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// 13:30 - シャンティクティに集合、近況報告
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前回からの受講生の生活の様子の変化など、近況を報告。
前回の講義(パーマカルチャーの倫理)を受け、暮らし方を見つめ直した方々が多数。
・自分が出しているゴミの種類、量に疑問を持つ。
・通勤方法を車通勤から電車通勤に変えた。
・シャンプーを使わないようにした。
・シャワー水が温まるまでの水を、洗濯機などで利用。
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// 14:00 - パーマカルチャーのシステムデザイン
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パーマカルチャーは、倫理を土台とした関係性のデザイン手法である。
[システムとは]
要素が関係性を持ち、全体として機能するもの。
関係性が崩れると全体として機能しなくなる。
各要素が優秀でも、それらの関係性が良好でないと全体としての機能が劣ったものになる。
システムには入力(input)と出力()があり、入力したものをシステムで処理し、処理結果を出力する。
パーマカルチャーでは、"パーマカルチャーの倫理"を土台としてシステムを構築する。
<問い:現代の一般的な住居というシステムは持続可能か?>
・家のinput
空気、水道水、電気、木材、日光、食べ物、人
・家のoutput
排水、ゴミ ⇒ 処理施設へ
資源には限りがあり、outputがinputへ還る循環がないと持続可能ではない。
現代の一般的な住居は持続可能ではない。
パーマカルチャーのデザイン手法では、下記のようなシステムをデザインすることを目標とする。
@input(投下エネルギー)よりoutput(生産エネルギー)が大きいシステム
A多様なoutputを出力するシステム
Boutputがinputへと循環し再生産力のあるシステム
<デザインの前提:場の観察>
パーマカルチャーにおいては、土地や人など、デザインを行う場にある条件を観察し、最適なデザインをする。
[土地の観察の観点]
・どこにあるか
・何があるか
・気候データ(雨量、気温、湿度)
・土地の歴史
・地形、傾斜
・生物、植生
・FLOW(場のinputとoutput)
・資源
目に見える資源(水、太陽、土、風、木、生物、エネルギー、お金、コミュニティ)
目に見えない資源(価値観、文化、メディア、政治、経済、教育、宗教、地域性、つながり)
・外のシステムとのつながり
・セクター、ゾーン(2日目で説明)
・マップ
[人の観察の観点]
・家族、ペット
・消費生産活動
・経済活動
・嗜好
・行動パターン
・時間の使い方
・つながり
・願い、夢
※観察時の留意点
・五感を使う
・誰かと話し合う、振り返る
・評価(ジャッジ)しない
・実験と考察を行う
・忍耐強く、時間をかける
・木(細部)を観る、森(全体)を観る
・好奇心を大事にする
・間違えたり、驚いたりする覚悟
・my point of view(自分の視点を大事にする)
・step out your comfortable zone(見たくない世界に踏み込む)
・問題を生じさせる要素を排除しない(問題を生じさせる要素を調和させることでシステムが成立する)
・システムに関わる全てを考慮して観察する
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// 14:30 - シャンティクティツアー
// 15:00 - シャンティクティのシステムデザイン観察(グループワーク)
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観察の実習として、シャンティクティのシステムを観察。
水、有機物、エネルギーの流れをそれぞれ観察する3チームに別れて観察を行う。
けんじぃによる、シャンティクティのシステム解説ツアーの後、チームごとに観察を行う。
<シャンティクティのシステム構成要素:けんじぃ解説ツアーより>
・屋根の上の植物、わらの壁:断熱効果
・井戸水
・かまど付きアースオーブン
・可動モバイルハウス
雨水再利用、二重ポリカーボネート窓、オフグリッド発電、薪ストーブ熱の循環
・移動型屋外コンポストトイレ(野ぐそ型)
・沢の水
・池(マコモ、睡蓮が繁茂、あふれた水は農園へ)
・養蜂箱
・温室付き固定モバイルハウス
・エディブルガーデン
・土の家(幼稚園の園舎、屋根の上にスパイラルガーデン、屋根の上で稲作)
・雑排水のバイオジオフィルター(雑排水の排水経路に植物を配置した浄水装置)
・シャンティクティ内コンポストトイレ(籾殻を使用)
・太陽光温水器
・ソーラー発電
・風力発電
・薪ストーブ
・生ゴミコンポスト
・種バンク(種は種交換会などで補充)
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// 16:00 - グループワーク発表
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水、有機物、エネルギーのチーム毎に、シャンティクティの観察結果を図にまとめ、発表。
<水チーム>
<有機物チーム>
<エネルギーチーム>
発表後にけんじぃから一言
・小さいシステムにすれば運用が簡単。
・水は雨水を利用すると効率が良い。
・稲はものすごく使える資源(米、ぬか、籾殻、藁)。
・与え合う暮らしが豊かさを産む。
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// 16:00 - お風呂(シャロムへ移動)
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すずむし荘の温泉(黒酢ジュースがおいしい!)に入浴し、シャロムヒュッテて移動。
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// 18:30 - 夕食(食べる瞑想)
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夕食では、食べる瞑想を行う。
思考することをやめ、ただただ食べる。
過去や未来の出来事に思いを巡らすことをやめ、ただ、今、目の前に食物があることを見つめ、それを食べる。
食べている最中に体から湧き上がる感覚を感じる。
食物の色、形、香り、重さ。
食物を口へ運ぶ運動、咀嚼する運動。
口に入れた時の味わい。
飲み込む運動。
ただ、これら感じ、その時に湧き上がる感覚(味わう喜び、空腹が満たされる幸福感など)を受け止める。
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// 20:00 - パーマカルチャーの原則
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<アプローチ>
・森の自律的なシステムに学ぼう
自然界に見られるパターンや関係性をデザインに投影する。
自然の働きを真似て入れば、自然はサポートしてくれる。
・観察、それから相互作用
よいデザインには、自然と人間の間に自由で調和のとれた関係がある。
Be mindfull! 思慮のない行動よりも注意深い観察を。そして意識的な相互作用から多様性に富むデザインへ。
<10の原則>
--1. つながりの良い配置
有効な関係や時間を増やし、余分な労働や汚染を減らすように、システムに必要な要素をつながり良く配置する。
つながりの数がシステムの健康につながる。
ひとつの要素のアウトプットが、また別の要素のインプットになるように、適切ないちに配置する。
キーポイント! - 機能分析
システムの各要素のインプット(必要とするもの)、アウトプットの把握。
--2. 多様性
森のように多様な要素、多様な方法を取り入れ、より安定し、回復力のあるシステムを作る。
○単一栽培よりも多種類栽培
・早生、中手、晩生など多様な品種を栽培→天災に強い、収穫時期が長い
・蒔きどきをずらす、保存の知恵、植物の多様な利用→衣食住を多様な方法で賄う。
・収穫全体では多種栽培(一年草、多年草、低潅木、低木、高木)の方が量が多くなる。
キーポイント! - ギルド(仲間集団)
互いに協調的に働くような種の組み合わせと配置。
・自律したシステムとしてギルド自体がお互いを支え合う
根の競合を減らす、保護を与える、養分の供給、害虫の抑制など。
(一年草、多年草、低潅木、低木、高木を同じ場所で育てる)
・ギルドは、より大きな環境を支える
--3. 効率的なエネルギープランニング
植物、動物、建物などを適切な場所に配置し、労力や資源を効率よく活用する。
キーポイント!1 - ゾーニング:訪問頻度を把握し、つながりの良い配置をする。
キーポイント!2 - セクター:
キーポイント!3 - 微気象(micro climate):小さなエリアに特有の気象条件(日当たり、熱、風邪、湿気など)を
把握し、適切な配置をする。
--4. 多機能性
ひとつの植物、動物、建物、エリアが(少なくとも)3つ以上の機能を果たすように配置する。
○防風、日陰、燃料、食物、薬、繊維、飼料など3つ以上の機能を果たす種を選んで植える。
--5. 重要機能のバックアップ
水、エネルギー、食物などの重要な機能は、複数の方法で確保しよう。
○水:上下水道、雨水を貯める、植物に貯める、井戸を掘る、水源にアクセスするなど。
○エネルギー:電気、太陽光発電、太陽熱温水器、風車、発酵熱、薪、炭など。
○自分で作る:異常気象にも強い種を、採種、貯蔵する。また、分け合う。
--6. 生物資源の活用
畑仕事、家や道路の設置、管理、修理、娯楽、燃料、冷房、暖房、移動、水の浄化など
お金を介して遠いところからやってくるエネルギーよりも近くの植物、動物、人などの生物資源を頼る。
○チキントラクター、ミミズコンポスト、コンパニオンプランツ
--7. エネルギー循環
「catch, store, recycle」「持ち込まない、持ち出さない」
ローカルで再生可能なエネルギーを使おう。水、エネルギー、栄養素(有機物)を蓄え
循環させシステムからの流出を防ごう。
--8. 小規模集約システム
家の勝手口から、目の届くところから、小さく始めよう。トライ&エラーを繰り返し
より複雑なシステムを構築する。
土地の大部分が効率よく完全に利用され、しっかり管理されていることが鍵。
○重層性を取り入れる
・空間の重層:フォレストガーデン
・時間の重層:短期的長期的な収穫、自然農の田んぼ(稲→麦のサイクル)
--9. エッジ効果
エッジを増やし、エッジを生かすことで生産性を高める。
[エッジとは]
二つ、またそれ以上の環境条件の接触面、境界面、関係性の生まれるところ。
二つの生態環境が出会うところでは、生産性が増大する。
(両方の構成要素+第3の種が生存できる:サンゴ礁環境、マングローブ生息環境)
○エッジを増やす
・システムの中に変化に富んだ環境を作る
例)里山のデザイン
奥山、草山、雑木林、竹林、小川、ため池、田んぼ、畑、家畜、家
・接縁の形を工夫する。特選より曲線。平地よりでこぼこ。
例)スパイラルガーデン、キーホールガーデン
○エッジを活かす
・接縁作物
例1)エッジで食べる:田んぼの畔に大豆を植える。食べられる生垣。グリーンカーテン。
例2)エッジに蓄える:木を植えてシステムの栄養分の流出を防ぎ、蓄積する。
・情報出会いの場
例)縁側、看板、ファーマーズマケット。
○気候、地形、広さ、状況、ニーズによって管理しやすく効果的なエッジをデザインする。
--10. 自然遷移の加速
いつも豊かになる方向に動いている自然のお手伝いをしよう。
植生遷移:自然は時間と共に成長、変化していき、やがて極相(安定した状態)に至る。
「私が使ったあと、この土地はより豊かになるだろうか?」
○すでに生えているものを活用する。(持ち込まず、持ち出さず)
○育ちやすいものを植える。
○有機質を増やす:マルチ、緑肥(マメ科、イネ科)、堆肥。
○希望の植物に置き換える。
<心構え>
・get a yield:収穫せよ。
・work with nature not against:自然に対するのではなく、自然と共に働こう。
・problem is the solution:問題は解決である。
・least change for the greatest effort:最小の変化で最大の効果を。
・everything gardens:全ての生き物には適した生き方がある。
・yields are unlimited:システムの限界はデザイナーの情報と想像力による。
・optimize opportunities:より多くの可能性を産む選択を。
<シャンティクティのシステムを10の原則で分析>
水、有機物、エネルギーのチーム毎にまとめたシャンティクティシステム図に
各システム要素がどの原則に準じているかを記入して発表。
4/22(日) 二日目
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7:00 歩く瞑想・農業実習
10:00 ブランチ
11:30 パーマカルチャーのデザインサイクル
13:00 ガーデンハウスデザイン
14:30 振り返り
15:30 終了、解散
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⁑歩く瞑想・農業実習⁑
7時 外に集合!
ミカちゃんから‥パーマカルチャーで凝り固まった頭を時にはほぐしてあげることも必要
頭の中を空っぽにするように、雑念をながして、ただ、ただ、歩く。
途中で雑念が入ったら止まる。
(農業実習の場所である、けんじぃ達のところまで歩く瞑想)
《ミカちゃんからゆっくりと歩き出す。塾生もそれに続いて歩き出す。一歩一歩。人それぞれのペースでけんじぃ達が待つ畑へ。途中私は幾度も雑念だらけ。景色綺麗〜。あっ!水筒とか置いて来ちゃった。とか。笑
初めての体験で、新感覚でした。》
みんな到着したところで、けんじぃの農業実習開始!
まずは、4グループに分かれてグループ名決定。
それぞれのユニークなグループ名が決まって、受け持つ場所もじゃんけんで決定。
先月建てたティピが、強風で倒れてしまっていた(風が抜けていく場所である情報ゲット)
もう一度おさらいがてらにみんなでティピ作り!
竹は下に下に追加していく。
⚫︎そこにつる性野菜の種まき(パープルポット、シャンティキュウリ、ホタカインゲン)
種まきの仕方
@撒きたい場所の草を取り、周りに置く
→その草が後の堆肥となる
A表面の土を少し掘る
B鎌で土の中の根切りをする
C土を平らにした所に種をまく
D土をよく押さえる
E葉を適度にかける
☆土をよく押さえることによって、水分をよく吸ってくれる
☆葉をかけるのは、葉に付いた朝露によって湿り気も保たれ、水分の蒸発も防げる。芽が出て来た時に鳥にも食べられにくい。
⚫︎ジャガイモ
大きかったら半分にする
50p、30pずつ間隔を取り、2列植
えた
芋の3倍の深さで植え付ける
芽が沢山ある方を上にすると早く出る
⚫︎葉もの
すじ蒔き
⚫︎ネギ
9月下旬頃種まきして育ったものを植える
60p〜70p位の所に穴を掘り、5本
程置き、根の部分に土をかける
白い部分が成長してきたら土を盛る
☆種まき 1粒は大地に
1粒は鳥に
1粒は自分に
☆草は全て刈ろうとすると、そこから沢山芽を出してしまうので、風になびく上の部分だけ刈る
☆草を敵としない。問題児ほど世界を作るのだから、うまく生かしていく。
☆社会と畑を照らし合わせて考えてみよう
☆マークは、けんじぃの教え
⚫︎苗の移植
前回蒔いたナス、トマト等の種が温室の中で芽を出していたので、ポットに移植をした
☆トマトは強い、ナスはデリケート
⁑ブランチの時間⁑
今日の献立
・シャロム産茶インゲンのきのこカレー
・よもぎジェノベーゼパスタ
・玄米ビーフンサラダ
・フライド長芋
・シャロムねぎのスープ
この日は日差しが暑いくらいの天気で、外のテラスで気持ちよくブランチ♪
おかわりする人もいて、どれも本当に美味しくいただきました!
キッチンスタッフの方々に感謝です。
⁑パーマカルチャーのデザインサイクル⁑
その前に、エンターテイメントの時間!
今回の係りはひろみちゃん。
「長野県民集まって〜。」
ひろみちゃん、ミカちゃん、むらさん、しーちゃん、きよしくん、わたしが集合して、長野弁クイズの始まり〜♪
ずく(やる気)、びしゃる(捨てる)、まえど(前の方)、もぉらしい(かわいそう)等が出題。
愛知県民のあいちゃんが、隠れ長野県民だったことが発覚⁉︎
2問ほど一発正解!
そして、しーちゃんのお題の仕方が可愛かったー♡ちょいなまりで、
「おめさ、ちめたくなってもぉらしぃなぁ」
みんな、大笑い。全部方言だー!
しーちゃんはそれに気づいていない様子だった♪
頭と心と眠気がほぐれたところで、パーマカルチャーの午後の学びのスタート!
⚫︎パーマカルチャーの10の原則
・つながりのよい配置
・多様性
・効率的な活動エネルギープランニング
・多機能性
・重要機能のバッグアップ
・生物資源の活用
・エネルギー循環
・小規模集約システム
・エッジ効果
・自然遷移の加速
昨日のシャンティクティツアーで見て回って良いなと思った部分を、この10の原則と照らし合わせてどれに当てはまるのかを考えた。
例‥‥
失われた緑を復元するためにも植えられていた屋根の緑化
→⚪︎自然遷移の加速(いつも豊かになる方向に動いている自然のお手伝い)
⚪︎小規模集約システム(空間の重層であり、効率よく土地を利用している)
おひさまの建物内が涼しかった
→⚪︎生物資源の活用(藁と漆喰を利用して作られた)
⚪︎エネルギー循環(土に還る素材を使い、再生可能なエネルギー)
⚫︎ゾーンニング
庭のデザインをする時には、使用頻度が高いもの程家の側に配置して、無駄を作らないよう、効率の良い配置、導線をつくるようにする。
Zone00=自分
Zone 0=家
Zone 1‥・(1日1〜2回)水道、ポスト、洗濯干し場等
Zone2‥・(3日に1回)池、果樹畑、物置小屋等
Zone 3‥・(1週間に1度)資材置場、穀物畑、巣箱、放牧地等
Zone4‥・(1ヶ月に1回)薪林等
Zone5‥・自然林
※( )内は行動頻度
⚫︎セクター
家の外からやってくるもの
→雨、風、太陽、ライフライン、野生動物、公害、災害、眺望、人、物等
それらを事前に把握して(どっちの方向から、いつ来るのか等)、それに応じた対策をデザインしよう。
⁑ガーデンハウスデザイン⁑
私達16期生の課題として、シャロムの心臓部でもある畑のガーデンハウスづくりが与えられた!
⚫︎その設計をするにあたって、、、
まずは、むらさんからシャロムの現状とこれからのビジョンやスタッフの方達への思いなどが語られた。
テーマ→物語りが咲き誇る草原
「シャロムを訪れた方達、一人一人の人生がより豊かになっていく場であってほしい」とのとても素敵なむらさんの想い。
そして、Zone00である自分自身が幸せで心地良くいることがまずは大切との事で、働くスタッフが心地良く居られる場所を作りたいとの想いもあり、畑の休憩スペースも兼ねたガーデンハウスを依頼いただいた。
シャロムの心臓部分でもある畑に関わる大事なものを作らせてもらえるとのことなので、とっても重大!!
そしてやりがいも大!
16期生みんなで力を合わせてシャロムのこれからをサポートしていけるようなガーデンハウスを作りましょう♪
⚫︎クライアントビジョン
畑のスタッフのんちゃんに、どんな物を作って欲しいのかインタビュー
・冬野菜の保存場所が欲しい
・乾燥場(豆等の)、干し場(ダイコン、干し柿、ハーブ等の)が欲しい
・種バンクが欲しい
・雨水を溜める所が欲しい
・廃材を活かしたい
・ネズミ対策
・ゆっくりお茶ができて、昼寝ができたら尚うれしい
・皆んなで楽しく居られる場
etc...
⚫︎これらを踏まえて畑へ行き、グループごとに情報収集
ミカちゃんから渡された希釈された畑の図面に10分程で風向きや、ある物をざっと把握
→あまり時間もなかったので、次回じっくり入力
⁑振り返り⁑
またまたあっという間の2日間でした。
ガーデンハウスづくりも始まり、いよいよだなぁといった心境。
一人ずつ、第2回目の安曇野パーマカルチャー塾の振り返りをしていった。
「まずは観察をする」との学びの中で、早くやりたいからすぐ行動せずに、まずはゆっくり観察してみようと思った事や、自分自身の事にも目を向けていきたいなどの意見があった。
そして、生活する上でやっぱり人間関係も重要で、その部分もパーマカルチャー理論である「観察」をしながら、話をしたりコミュニケーションを取り、より良いコミュニティを作っていければいいよねとの話をミカちゃんがまとめてくれた。
私個人的には、
シャンティクティの庭を歩いた時に、人と自然との調和をとても感じてピンときました!こんな風な生活をデザインしていきたいと思った。
そして、1日目の食べる瞑想をした時に、一口一口を感謝して噛みしめて食べる中で、普段の食事では全く考えない思いが頭に入ってきた。
「生きていくことは、食べること=感謝」 すごくシンプルなこと。シンプルなことって、こういう事かー!と、瞑想中に衝撃が走りました。
むらさんからの一言で、16期生は初回から既にお互いを想い合っていて、素晴らしい、いいチームだ!とのお言葉をいただきました♪
ありがとうございます‼︎
あと8回!
みなさま、これからもどうぞ宜しくお願いします♪
さっこ
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