topぺーじにもどる

パーマカルチャーとは 

ロハスの先にあるものパーマカルチャー

朝のシャロムエコツアー 事例報告

募集概要

安曇野パーマカルチャーカルチャー塾

パーマカルチャー安曇野塾
毎年の
詳しいレポート


講座の内容がよくわかります

年間の様子を冊子PDFで
(2007年度版 )

ビルモリスンの想い 
小祝慶子

自然と調和した
ライフスタイルを考える   
デビッドホルグレン

心地よい暮らし 
臼井健二

百姓カルチャー
森谷博

楽園で暮らす
レインボーバレーファーム

小田詩世

共生社会への扉 
伊藤英紀

循環生活のすすめ 産経新聞
村松さとこ

これからの時代の暮らし方生き方

映像

リンクページ

事例紹介

シャロムの建物 1979

レストラン建設 2000

マルチ暖炉 燻製
1995

パン用薪の石窯
2000

 ストローベイルハウス
2003

コンポストトイレ 2003

ティピ  2003

チキンホットハウス 2004

垂直軸型の風力発電2004

アースオーブン(土窯) 2005

ダンボールコンポスト2005

天ぷら油で走るグリーンディーゼル2005

廃油ストーブ2007

パン用薪の石窯第2
2005

ツリーハウス 2006

自然に帰る森の家 2006

版築の基礎 2006

コンポストバイオトイレ 2007

コブハウス2007

ソーラーパネル2007

風力発電2007

自転車発電機

薪のシステムキッチン
ースオーブン2008

かまど2008

藁の鍋敷き 2008

竹の箸づくり 2008

踏み込み温床ミミズコンポスト温室2008

ペール缶で作るぬかくど2008
英語版

ペチカ資料

ロッケトストーブ資料

アウトドアーに最高なタープ2007

キーホールガーデン

ロックスパイラルガーデン


マンダラガーデン


ルーフトップガーデン


バイオジオフィルター


メタンガス発酵装置


ティピガーデン2009

ティピの建て方

ティピの建て方動画

ティピ曼荼羅ガーデン作り方2023


カタツムリストローベイル玄関2009

生かそう庫 非電化冷蔵庫2009

ルーフトップガーデン棚田 2009


ダンボールコンポスト畑版 2009

自作のティピ作り 2009

アーリーさんのティピ

竹テント資料


薪のシステムキッチン2009

ちり取りづくり 2009

燃料費ゼロ籾殻ボイラー 2009

ソーラーコンセント

マルチエネルギーBOX


日本蜜蜂

生ゴミ処理ミミズコンポスト 2010

エコなガーデンハウス2010

ペチカタイプのロケットストーブ2010


自然吸気型廃油ストーブ2010

DC12Vの家 2011

アースバックハウス2011

屋根ミスト(散水)2011


屋根にロックスパイラルガーデン2011

シードハウス 2012

踏み込み温床 2011

運搬できるコンポストトイレ2012

ペール缶 漬物樽で作るモバイル大小分離回転式コンポストトイレ2013

今まで作ったコンポストトイレ

モバイルハウス 2013

モバイルハウス オフグリッドの家


アースオーブンと
愛農かまどモデルかまど
2014

モバイルソーラー発電2014


ドームテントスタードーム2015

軽トラキャンパー2016
https://www.facebook.com/Tarutarugo/

ティピガーデン2017

 

ガーデンハウス2018

パーゴラレシプロカル 2019

薪切りチェーンソーガイド2019

版築のアースペチカ 2021

プライベートルームリホーム

メーソンリーヒーター

真空管温水器2021

フリービレッジわのもり

作業棟ソーラーシステム2021

3連登り窯かまど完成

メンテナンスフリー草屋根

温室サンルーム2022

大地の再生シャンティクティバージョン

循環型トイレ2022

自炊コーナー完成 2022

水回り改築完成 2022

ウッドチップで土間作り

煙突のコーヒー媒染機2022

バストイレベランダ作り2022

ティピ温室曼荼羅ガーデン作り方まとめ
2022

軽トラキャンパーワークキャンプ

作業棟屋根かけ

作業棟下屋作り

動くタイニーハウスタルタル号2

今まで作ってきたアースオーブン

水循環型バイオトイレ

資料 スペイン窯

自然農

炭素循環農法

なぜ耕さないのがいいか映像

総合的な農業へのアプローチ 

ポリカルチャー


版築ラダックスピカ


小学館WEBマガジンsook紹介された記事

水の循環

ピースフード

自然に返る家
森のコブハウス

バイオマス

アースシップ

ジオデシック・ドーム

冊子[パーマカルチャーしよう」
安曇野パーマカルチャー編
自然食通信社より発売中

冊子 くっきりと安曇野の光の中で
シャロムの持続可能なコンテンツを紹介          
peace出版から発売中

日本パーマカルチャーセンター

2003パーマカルチャーギャザリング

2005パーマカルチャーギャザリング

2007パーマカルチャーギャザリング

2009パーマカルチャーギャザリング

2010パーマカルチャーギャザリング


2011パーマカルチャーギャザリング

連絡先
安曇野パーマカルチャー塾事務局 
〒399-8602 
長野県北安曇郡池田町会染552-1
シャンティクティ
安曇野パーマカルチャー塾


未来への提言

動画で見る『100人の村』 
 

お金のいらない国

ベーシックインカム
(生活基本金)

 

2回 420日(土)晴れ:

青空に白い雪の北アルプスの山々が映え、麓は桜満開!畑の緑も濃さを増したような…ぽかぽか陽気でした。

2回の1日目は、さえちゃんが担当します。

 

// 1330 近況報告 //

外で輪になって座り、みかちゃんの「選挙カーから、“ありがとうございます” やってました〜」(ウグイス嬢ですね)で、始まりました。

お子さんの引っ越し・消炭作り・トイレ掃除・シャンプーリンスに注目・館山へ→それを迎えに・高速道路で自損事故(ご無事&軽くて良かった…)・よく寝てます・ソーラーパネル10個持ってきました・ローメンテナンスな庭づくりやっていきます・雪が降って楽しんだ・じゃがいも植えようかな・春休みは忙しく、GWは子どもたちも休み…・カンボジアで大感動→イタリアへ・花の種まき→「自然農法 わら一本の革命」を読み始めた・「自然農法 わら一本の革命」読み途中・こちら(シャンティクティ)とは時間の流れの差を感じる…

…と、ここで、「ソーラークッカーのお湯が沸いたよ!」というので中断してみんなで見学。

太陽に直角に設置するのがコツ。茹でたカラスノエンドウ&(なんでしたっけ?)が美味しかった!

そして、また席に戻って、近況報告の続きです。

 

きのこ菌の駒打ちしてました・誕生日を迎えました!バックパック背負ってベトナムへ・花粉症大変・ティピを作りました・木挽きやりました・仕事忙しかった・ガーデンの手入れ・「モノを大切に、場所をきれいに」を心がけてます・体調は回復しました・天ぷらあげてます。

などなど、みなさん多彩な1か月でした。

 

// 1400すぎ マインドフルネス //

マインドフルネス ― 仏教でいうところの八正道にあたる。止観のひとつ。

生活のすべてで、今のことにリラックスする2日間にしてみましょう。“ いまここ ” を意識しましょう。と、みかちゃん。

マインドフルネスの普及に努めたベトナムのティク・ナット・ハン氏のことが語られました:彼は、平和な道の上に平和がある。笑顔でやりましょうと話します。彼がいう、「自分が見たい未来を創っていこう」というのは、パーマカルチャーの思想と重なります…

Inter-be』:すべてのモノが相互依存している。一人ひとり別のようでいて、実は繋がっている。ありのままを見てみる。いつもと違う視点を持ちましょう。

 

― マインドフルネスの説明が終わった後、初めての方もいるので、誘導瞑想になりました。

輪になった状態から、楽な姿勢でみんな座ります。

今を感じ、何かが浮かんでも受け流します。呼吸に意識し、たどっていきました。シンキングボウルの音から深く入っていきました。

『息を吸いながら 吸っていることに気づく。 息を吐きながら 吐いていることに気づく。

 息を吸いながら 青空に気づく。 息を吐きながら 青空に微笑む。

 息を吸いながら 足元の草に気づく。 息を吐きながら 足元の草に微笑む。

 息を吸いながら 吸う息に気づく。 息を吐きながら 吐く息に気づく。

 入ってくる息が深くなり 出ていく息がゆっくりとなる。

 息を吸いながら 身体を沈める。 息を吐きながら くつろぐ。

 静かにくつろぎ 微笑む。 静かにくつろぎ 手放す。

 今この時にとどまる。 今それは素晴らしい時。』

…この後、感想を少しシェア。

話したいときに話す。話が出てこない時は話さなくてもいい。それで十分、なのだそうです。

 

// 1500すぎ シャンティクティのシステム観察 //

―「パーマカルチャーの倫理とは何ですか?」の質問に、忘れてる人多数…

【パーマカルチャーの倫理】

Earth Care:地球への配慮』『People Care:人への配慮』『Fair Shares:余剰物の公平な()分配(分かち合い)』

「つながり」を意識する。つながりが強くなる程、豊かになっていく。

シャンティクティにあるのは再生力のあるシステム ー どこからやってきてどこへ行くのか:実際に観察してみよう!

エネルギーチーム・有機物チーム・水チームに分かれて、けんじい・ともこさん・みかちゃんの案内のもと、観察してまとめました。

 

※もみ殻を使ったライスクッカーを実演。燃えカスは燻炭(中性)になり、土壌改良材として使用できるそうです。

 

<エネルギーチーム>

シャンティクティ内のタイニーハウスまわりを材料にまとめました。

ちょっと趣旨とはズレたかも…と思いながら、エネルギーを節約する工夫もあわせて。

 

<有機物チーム>

それぞれが観察したものを紙に書き、相関図を仕上げる方法

シャンティクティでは、有機物の循環もさることながら、お金の循環も一部として組み込まれていて、無駄がないことがわかりました。

 

<水チーム>

シャンティクティでは、湧き水・井戸水(電気ポンプでくみ上げ)・雨水を有効活用していることがわかりました。排水は浄化槽や炭を使用することにより、キレイにしてから畑や地下水へ。

 

34つのバックアップがあること、サブシステム持つことでの安心。支えがあることこそのつながり。人的つながりが大切。」

― ここで、宿題が出されました!!

【宿題】我が家のシステム観察 「水・エネルギー・有機物」 どこから来てどこへ行くのか?

    ひとまとめにしても良いし、それぞれでもよし。

 

// 1720すぎ すずむし荘の温泉へ //

// 1840すぎ 夕食 ― 食べる瞑想 //

よしだ きみこ さん(10期生)がつくってくれました。

<メニュー>

・栃尾揚げとキャベツのホイコーロー風

・人参のエスニックおから和え

・菜の花(野沢菜)とワカメのからしあえ

・赤大根の梅酢漬け

・タイ風春雨サラダ

・エリンギの佃煮(ともこさん作)

・ごはん(まことくん作)

・スープ(メモ忘れました…)

※取り分けた後(みんなで、いぇーい!)

 

 

…そして食事を見つめ、呼吸に意識を向けていきます。

 

食べる瞑想:五観の偈(ごかんのげ)より。心を今ここにおいて、食に集中します。

ひと口入れたら、箸を置いて味わい、飲み込んでからまたひと口味わいます。最初の5分間は沈黙のまま。

(この5分間がとても長く感じた方がいた一方、引き続きじっくり味わって食べていた方も。)

 

その後は、普通におしゃべりしながら。美味しかった〜

 

// 2015 NVC 非暴力コミュニケーション //

さいとう まり さん を講師に迎え、お話いただきました。

NVCとは ノン・バイオレント・コミュニケーションの略。

「観察(Observation)」「感情(Feeling)」「ニーズ(Need)」「リクエスト(Request)」の4要素に注目しながらコミュニケーションで起こっている問題・ズレを整理していくという方法なのだそうです。

 

ありのままの自分を受け入れるツール。つながりの質を深めていこう。

キーになるのは、「感情」と「ニーズ」。

 

3〜4人のグループになって、ニュースになった事故をもとに、すきなように話しました。

→ニュースを聞いた時に起きた気持ちを素直に話す。

→その感情を思い出しながら、立ち上がってカードを手に取っていく。

このカードは、本当はその人が何を大切にしているかがわかるもの。気持ちを通じて、ニーズを見つける。

感情の単語を知っておく。語彙力が広がり、コミュニケーションがしやすくなる。

 

今の世界は…上下関係で成り立ち、見た目で判断されている。

暴力を “ 生み出す原因 ”は4つ考えられます(これらそのものが暴力ではないことに注意): 

・道徳を持ち出す(善悪・世間体)

・比較

・責任の回避

・報酬と罰

これらは、基準が外にある。外部評価。…では、自分はどうなのか?

暴力とは何か:“外から”だったり、“自分自身で”だったり、自分の内面を侵食すること。

事実に思い込みが混ざっていないか観察してみよう。

自発的にやりたくてやったことは、対価や他人の評価を求めていないことに気づこう。

人を尊重し、自分を尊重しよう。

 

― ありがとうございました!

 

朝、7時に庭に集合



◆7時〜歩く瞑想
みかさんの鐘の音とともに、心を落ち着けて、意識をここに戻す瞑想の時間。
まずは2人1組になって、今日の気分や体の状態、昨日の印象に残ったことを話します。

そして、みかさんを先頭に歩く瞑想スタート。
それぞれ自分のペースで、大地にキスをするように、一歩一歩足の裏の感覚を感じながら歩きます。
歩きながら、足元の草花、地形、周りの木などを観察します。
呼吸を感じ、雑音を感じたら立ち止まる。



すると、太陽の位置はどこか?どう動いているか?
風の向きや水の流れ、その土地を観察すると、どこに畑を作るか、建物を建てるか、自ずと自分の作りたいものの位置が見えてくるとのこと。
土地の声を聞いてあげる「土地と自分のセッション」が大切。
自然を利用すると労力も減ります。

歩く瞑想をした場所は、シャンティクティに新たに仲間入りした土地。
けんじいから、ここに小さなコテージを2棟ほど建てて、みんなでご飯を作ったり食べたりする場所にしたいそうです。



◆8時〜部屋に戻ってパーマカルチャーの原則の話
植生遷移の方向のスライドを見て、今の私たちは森になろうとする自然の働きとは逆の、地面をコンクリートで埋めて自然に抗おうとしている。
すると、労力がかかり、石油を始め様々な資源を必要とする。自然の働きを真似ていると、自然がサポートしてくれます。

 

 

 



【パーマカルチャー10の原則】
原理原則をいつもと違う見方をする(パーマカルチャーメガネをかける)と、いつもと違う見方や考え方ができます。
・つながりのよい配置
・多様性
・効率的な活動エネルギープランニング
 自然の姿に沿った配置にすると労力が少なくてすむ。
・多機能性
・重要機能のバックアップ
 シャンティクティは水を貯めておく場所をいろんなところに配置している
 もし水がなくなっても、近所のお寺に汲みにいくことができる
・生物資源の活用
・エネルギー循環
・小規模集約システム
・エッジ効果
・自然遷移の加速



10の原則の話を聞いた後は、3、4人のグループになり、自宅で取り入れられそうなものはないか話し合いました。


 



都会では、シャンティクティのように繋がりがないので、どう利用したらいいのか?という質問が。
そういう場合は、一歩引いてみて自分の環境を観察してみるといいそうです。


◆10時〜ブランチの時間
今日は食べる瞑想はしないことに
(メニューはメモし忘れました…)


◆11時半〜ブランチの後は、農業実習
まずは、絹さやの支柱を藁を使って作ります。

次は、前回種まきしたトマトの鉢上げ
土(腐葉土、この辺の土、籾殻、燻炭、炭)を入れたビニールポットに、フォークで根を傷めないようすくった苗を入れていきます。
さといもの種芋も、ビニールポットに入れて発芽を待ちます。



次にじゃがいも(男爵とキタアカリ)を植えます。
鍬をひと振り、少し土をかきあげたところにじゃがいもを植えていきます。



そして、畝作りに。
 



通路幅は40cm程度にしておくと、歩きやすいそうです。
できた畝には
・にんじん
・春菊
・大根
・小松菜
を植えました。

 



畝作りの後は、前回、曼荼羅ガーデンに植えた自分の野菜を観察。自分のグループは、つくしも少し生えてましたが、ちゃんと発芽してました。
観察後は、真ん中のティピにキュウリとインゲンを植えました。

 

 

 



最後は陸苗代作り。
水に浸しておいた種をパラパラと蒔いて、上から5cm程度に切った稲藁を撒きます。
その上に、束ねた稲藁を被せて終了。

 

 



けんじいが「ほんとにこんなのでできるのかな〜?」と。2週間程で発芽して、2ヶ月後には田植えだそうです。
次回はどうなってるかな?楽しみです。


◆13時半〜パーゴラデザイン
みんなでシャンティクティとアースオーブン前に作るパーゴラのデザインを考えます。

・ともこさんの要望
雨の日にアースオーブンでご飯を作るときは、毎回タープを取り付ける必要がある→天気が悪い日も使うので、雨に濡れずに動けるようにしたいとのこと。

ともこさんの要望を聞いて、3、4人のグループになって案を出し紙にまとめます。
大きい木を植えて屋根代わりにしたり、波型の屋根や、いろんな案が出ました。
建築実習で私たちが作るパーゴラは、どんなパーゴラになるんでしょうか?
 

 


◆14時半〜ふりかえり
1日目のマインドフルネスから、食べる&歩く瞑想、NVCについての感想が多かったように思いました。
特に食べる瞑想を体験したことにより、普段からどれだけ食べることや歩くことに集中していないか気づきました。
みなさんのふりかえりを聞いた中で「瞑想は食べる、歩くだけでなく、自分流の瞑想も考えられそう」という意見が面白いと思いました。