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パーマカルチャー安曇野塾 2期生の友達に誘われて、ジル・ジョーダンさんのお話を聞くイベントにいってきました!
パーマカルチャー紹介のビデオに出てきた、マレニーという街に住民の手による持続可能なコミュニティを作られた方です。
地域に投資するクレジット・ユニオンという地域銀行とか、地域通貨とかの紹介で出てた方。
お話はいかにしてマレニーの街を、自分たちの手で地に足の着いた「自分たちの街」にしていったか、ということでした。
大量生産・大量消費社会から逃れてマレニーの街にやってきた人々が、住みやすいようにCOOPを作り、地域にお金が戻るようにクレジットユニオンを作り、貧富の差が広がらずみんなが快適に暮らせるように地域通貨を取り入れ、
どんどんプロジェクトをおこして、その中にもちろん環境への配慮も加えて、住みやすい、持続可能な街にしていったというお話で、そういう運動をすすめる上での共通するゴールデン・ルールを教えてくれました。
@小さくはじめる(持っているものだけで)・・・そうすれば万が一失敗しても リカバー可能だし、小さな成功を楽しめる=自信につながる
A先に同じことを始めてる人から学ぶ(同じ志をもった仲間だから教えてくれるはず)
Bできるだけ多様な人から受け入れられるように→多くのひとたちに案内できる。
様々な機会を最大限とらえられる、新しいideaも入って来やすい、結果的に揺るぎないものになる
C組織の中でお互いサポートできるようにしておく
D不安な気持ちになるのはよくあること。口に出してメンバーの中で共有すること。
それによって解決できることもある。 いずれにしてもスタートしてみること! 小さなスタートならできる→少しずつ大きくなる、それにつれて自分たちの技術も経験も育つ
EHave fun! 喜びを感じなければ何かが違うということ、自分たちの手の中で小さくはじめることによって楽しむことも出来る
それから声の大きな人だけでなくてみんなの意見を時間をかけて聞くこと。
反対意見があってもそれも拒絶せずに聞く。
決断を下すときもyes-noの票決でなく、時間がかかってもみんなの意見に耳を傾ける、
そうすれば時間がかかっても結局みんな納得がいく、ということを強調されてました。
目の前の結果を急ぐのではなく、本質を見失わないこと、それをみんなで共有することが大切なんですね。
安曇野から帰ってきてから、わりと穏やかにyesな姿勢で、全体のことを考えている自分を発見。
先週でその効果も切れ気味ですが(笑)、こういう自分を今の生活とか会社に持ち帰るというのも結構意味あることかも、と思いました。
なんにしてもまだパーマカルチャーって何?ってことも自分の中に落とし込めていないのですが、自分の中に撒かれているはずの種を大事に、どう育っていくのか、あせらず見ていきたいです。 横浜のミズキTOPページに戻る |
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