松川から大町へ 第2回ポタリング 2002.6.9
写真をクリックすると大きな画像になるのですが今回画像を保存できずにリンクしていません。ごめんなさい。
6月9日。二度目の安曇野ポタリングクラブの催しは雲ひとつない快晴となりました。
昨夜、雨が降って明日はどうなるかと思ったのが嘘のようです。
遠くの山々まではっきりと見渡せ、絶好のポタリング日和です。
今回は臼井さんが参加できないということで私ことスタッフの山田(ポタリングクラブ事務局長なんて言われてますがまだ何もやってません)がポタリングのレポートをさせていただきます。ホームページに載せる写真を撮ってこいということでデジカメを持っての参加となりました。レポートも出せということでただ走ればよかった前回とは違って緊張しています。
「何を撮ろうかな」「何すりゃいいんだ?」いろいろ考えてしまいます。
今回の出発点となる松川村のすずむし荘では温泉に入ることができ、帰りに入りたい人はどうぞというコース設定であります。近くにはちひろ美術館もあり、のんびりするには絶好の場所です。
さて、すずむし荘に着いてから一ヶ月前に入れてそのままにしてあったロードレーサーのタイヤの空気圧を見てみると少し足りない様子。
パンク防止と快適な走りのため少し足そうと空気入れを借りてシュコシュコ入れはじめました。
「もう少しで7気圧だな。よしよし。もうちょい。」そう思った次の瞬間、「パーン!」という大きな破裂音がすずむし荘の駐車場に響き渡りました。「な、なんだ!?」
一瞬、自分で何が起こったのか分かりませんでした。
周りにいた秋吉さんたちが駆け寄ってきました。
「チューブが破裂しとる・・・。」
どうやらチューブ自体が劣化していたようです。ペンションに吊るしてあって何年も使ってなかったようですから・・・。
しかもまずいことに予備のチュ−ブもありません。借り物の自転車だから、というのは言い訳でしょう。みなさん、走る時は予備のチューブは用意しときましょう。
とにかく、これでは走れません。
「やばい、今回の参加は見送りか?」
そう思っていたら、秋吉さんがお店まで代わりの自転車を取りに行ってくださいました。
さすがポタリングクラブ代表。頼りになります。
しかしこの一件で出発時間は遅れ、突然の事態にすっかり気が動転してしまいました。せっかく自転車につけた装備(メーターやら)も今回は使えません。
代わりに持ってきてもらったマウンテンバイクに乗って気をとり直し、出発です。
ブロックパターンは抵抗が多いからキライだ、とかフラットバーは疲れる、などと言ってる場合ではありません。とりあえず走ればいいんです。走れば。
ご迷惑をおかけいたしました。参加されたみなさん、ごめんなさい。
行きは緩やかな登りが続きます。
今回は一般道を走りますが、古い道のせいかほとんど車は通りません。この会では走る時はみんなで固まって走るのではなく2,3人くらいづつで走ろうということでしたが、今回の人数は8人。しかも緩やかな登りのため、のんびり走っているのでそれほど個人差が出ず、あえてバラバラになる必要はないのでしょう。
すれ違う地元の人たちと挨拶を交わしながら順調に走って行きます。
道祖神も道の途中で見かけました。道祖神を見てまわるポタリングもいいなと思います。あちこちで新しい道が造られていました。どんどん便利になるのは果たしていいことなのか、とちょっと考えてしまいました。
こうやっていろいろ考えることができるのも自転車のいいところです。風や雨などの天候の影響をもろに受けてしまうのも自転車ならではです。
前回のポタリングで1日走っただけでかなり日に焼けて腕は皮が剥けました。今回は長袖に帽子もかぶってきました。
今朝はあまり食べる気がせず、たいして食べなかったせいか、だんだん空腹を感じてきました。緩やかな登りのはずがだんだんきつくなってきました。
それとなく秋吉さんに言ってみます。「そろそろ休憩にしますか?」
少し走ったところで休憩です。「助かった・・・。」
私はこっそり早弁です。休憩したのは仏崎の観音寺というお寺で竜の伝説にちなんだ像がありました。
そこから木立の中を横切る道を走ってほどなくして目的地の大町温泉郷です。
温泉だけでなく、美術館や博物館もあります。
川のほとりでお昼ごはんです。
空腹のため、弁当を持ってきたにもかかわらず近くの店でパンを買い足しました。やっと食べ終わると、秋吉さんに「みんなで写真撮ろうか」
そうでした。写真を撮らなくてはいけないのでした。食べるのに夢中になって忘れていました。反省反省。
参加者全員でならんで写真を撮り、あとは解散。各自で帰るという流れです。
気持ちのいい一日でした。秋吉さん、参加されたみなさん、お疲れ様でした。
次回もよろしくお願いします。
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