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11月18日にインド出身の平和思想家 サティシュ・クマール氏の講演会が、
「NPO法人懐かしい未来」の主催で行われます。(私もボランティアで実行委員として関わらせていただいてます)
2年前の初来日同様、今回も平和・環境・教育に関心のある方々にとって
示唆に富んだお話しが伺えると思いますので、是非お誘い併せの上、ご参加くださいね。
《サティシュ・クマール》
9歳から18歳までインドのジャイナ教にて修行し還俗した後、2年半かけて、
核大国の首脳に核兵器の放棄を説く1万4000キロの平和巡礼を徒歩と無銭で行う。
1973年から英国に定住しE.F.シューマッハー(イギリスの経済学者、『スモール・イズ・ビューティフル』の著者)
とガンジーの思想を引き継ぎ、イギリス南西部にスモール・スクールとシューマッハー・カレッジを創設。
エコロジー&スピリチュアル雑誌「リサージェンス(再生)」編集長。
2年前にサティシュ氏が来日された際の感動的な講演会の映像の一部を
小泉義仁氏の協力でスピリチュアルTVにアップしていますので、併せてご覧ください。
http://spiritual-tv.com/
以下、懐かしい未来からのご案内を転送させていただきます。
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つながりを取りもどすために
「土」と「心」が創る「持続可能な社会」
Satish Kumar 2009 講演会
主催:NPO法人懐かしい未来
日時:2009年11月18日(水)
午後2時〜6時(予定)
場所:聖心女子大学宮代ホール(東京広尾)
参加費:2000円(前売り・事前予約)
2500円(当日)
参加申し込みは、
acf_uketsuke@yahoo.co.jp
まで。
詳しくは、http://afutures.net/
つながりを取りもどすために
2007年の春。サティシュ・クマールさんというインド生まれの平和思想家、エコロ
ジー思想家は、私たちに「土と心と社会」とのつながりを取りもどそうというメッセー
ジを届けてくれました。
「土(自然)」とのつながりが「心(魂)」を耕し、十分に水と栄養を与えられた「心」
が、「社会」(コミュニティから世界まで)を変えていくんだってことを、すごい説得
力で教えてくれたのでした。誰にでもわかる、わかりやすい言葉で。それは、サティ
シュさんの平和に捧げた人生に裏打ちされた言葉たちだったのです。
そして、2年後の2009年。サティシュさんがふたたび日本にやってきます。その間、
私たちの身の回りにもいろんな事が起こりました。中でもショッキングだったの
は100年に一度の不況とハケン切り。そこに現れたのは行き過ぎた市場原理主義の危う
さと暴力的な利益追求の弊害でした。草の根レベルでは、地域のつながりを取り戻し
ながら低炭素社会を目指すトランジション・タウンの運動が日本の各地で拡がりを見
せています。また、先日の総選挙では「民意」が、政権交代を実現させ、政治の世界
にも変化が訪れました。
一方、サティシュさんは、『精神のコンパス』という本を書き上げました。
この本の中で、サティシュさんは日々の生活から、コミュニケーション、食と農、
エコロジー活動、ビジネスに至るまで、あらゆるステージで応用できる「指針」を明
らかにした上で、分離・分断から統合へ、競合から共生へ、孤立から連帯への道筋を
明るく照らしてくれています。
持続可能な社会への鼓動が次第に大きく膨らみ始めたいま、私たちに必要なチカラ。
それは、さらにすそ野を広げ、人々を動かしていくコミュニケーションのチカラ。こ
れまでのリーダーシップの枠を突き破り、愛と非暴力の行動による社会変革を牽引す
るチカラ、さまざまな運動をネットワークしていく繋げるチカラ、そしてそれらを可
能にする、私たちの心の中奥深くに眠りながら目覚めを待っている精神のエナジー。
つまりは、サティシュさんの思想の最深部を語り尽くしてもらおう、という講演会で
す。
11月18日、水曜日。平日のお昼から夕方にかけて行われる、この集まりは決して、
「いい話だったよね」なんてレベルのものではありません。聞いた人の心の中に一生
残り、燃え続ける魂の贈り物です。何かおかしい、このままじゃいけない、という想
いを抱えている人。何か自分にもできることはないだろうか? と考えている人。すで
に、社会や環境に関する活動を始めている人。社会的起業に興味のある人。これは、
あなたの一生を見事に変えてしまうかもしれない、ひとつのターニング・ポイントな
のです。
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